なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart17 のまとめ全 854 件

1 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-21 18:23
ここは、なぜエヴァを楽しむ成熟した大人が増えたのか?
または、なぜ幼稚な大人はエヴァを楽しめないのか?について意見の交流を行うスレです。
深夜アニメばかり見て精神退行した自分はエヴァを楽しめなくなったと嘆いて傷を舐め合うもよし、
エヴァが楽しめてる自分はまともな大人なんだな、という希望にすがるもよし
「いや深夜アニメ見てる奴にも人気あんじゃん」と叩かない範囲内でツッコミ入れるもよし

なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart16
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/eva/1505724610/

の次スレとなります
2 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-21 18:23
以前に、「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」スレが乱立し、
そこの旧スレ主が長文で必死に「エヴァが大人に楽しまれてない」という主張(と自称した妄想?)
を展開してました
しかし、議論が進むうちに、
・ネット限定の見識に依存した(旧スレ主の)狭隘な世界観、見識が露呈しただけの作文でしかない
・社会現象アニメであるエヴァと、ヲタ限定マーケットの深夜アニメの市場規模の違いという現実が見えてない
・幼稚な大人が深夜アニメに移っているので、深夜アニメが騒がれてるように見えるだけでは?
などの指摘により、旧スレ主の主張は次々に破綻、エヴァ板住人に完全論破された10スレ目を最後に、
新スレも立たなくなってしまいました
「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」という旧スレ主の認識そのものが誤認でしかなかったと判断され、
議論じたいに意義が無くなってしまったのです

そこで、事実上の後継スレとなる当スレでは、
「なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか」
という、より現実に即した視点からの議題を提示して、皆さんとの議論を深めたいと思います

それでは、どうぞ!
3 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-21 18:25
今となって読み返すと笑い話でしかありませんが・・・

「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」スレの発端となった
旧スレ主の主張(と自称した妄想?)がこちら

エヴァの人気が下落してる?現象についての初代1の愚痴つーか考察
「庵野さん気持ちの良いエヴァ作ってくださいよ」
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1400609307/2-5

前スレは>>4-7
4 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-21 18:25
【過去スレ】
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1395267076/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part2
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1398577388/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part3
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1399613247/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part4
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1400609307/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart5
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1401542909/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart6
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1402825092/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?(実質7)
http://kanae.2ch.sc/test/read.cgi/pachik/1404746073/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart7(実質8)
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1404807399/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart9
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1407993162/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart10
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1409049263/
5 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-21 18:26
【過去スレ】
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part1
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1411790980/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part2
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1415365819/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part3
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1416489854/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part4
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1418299859/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part5
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1419138380/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part6
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1421760448/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part7
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1424692636/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part8
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1426075454/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part9
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1427931762/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part10
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1430223140/
6 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-21 18:27
【過去スレ】
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part11
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1432095479/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart12
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1432508052/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart13
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1439093564/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart14
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1471082148/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart15
https://mao.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1486907442/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart16
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/eva/1505724610/
7 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-21 18:29
女になったヤッ太郎「プルルンさまー」
(ドカッ)
女になったヤッ太郎「いやーん、そんな〜」

<ナレーター>
ヤッ太郎は何とも情けない理由でまたしてもニャゴキングに乗れなかった。
8 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-21 18:45
カラ丸「この繭を破壊できるものならやってみろ」
ニャゴキング「ぐおー」
(ガンッ)
カラ丸「あらあら、出来ちゃった。ならば!」
スカシー「な、なんだこいつ」
女になったヤッ太郎『プルルンさまー』
スカシー・プルルン「(ズコーッ)」
プルルン「やっちゃって、ニャゴキング」
(バシッ)
女になったヤッ太郎「きゃあー」
(パリン)
ヤッ太郎「効いたぜ、ニャゴキング」
プルルン「ヤッ太郎、ニャゴキングで押さえつけてる間に」
ヤッ太郎「任せとけ!」
カラ丸「そうはいくか!くらえ!」
ヤッ太郎「ああ!鱗粉だ」
おタマ「ああ、もう何やってんのよ!えーと、あれとこれと、何で私が。全く、もう!」
おミツ「あら、おタマちゃん。今日お店やってるの?あれ。何よ」
おタマ「えい!」
おミツ「わーん!おミツ、こわーい!」
9 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-21 18:49
スカシー「くそう、動かねえ」
プルルン「もうダメ」
カラ丸「ん?あ、ああ、あれはミサイル娘だ」
おミツ「わーん」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「おみっちゃん!」
10 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-21 18:54
ヤッ太郎「てやんでえ!男を女に変え、女を男に変え、社会の混乱を企んだ罪、許せん!
いくぞ!必殺!ネコ目スラッシュ!」
カラ丸「…覚えてろ」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
町人たち「わー」
11 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-21 19:01
おタマ「ふふ、ヘイ吉さーん」
ヘイ吉「やあ、おタマちゃん」
おタマ「ふふ、ふふふ。良かった」
コーン守「キー!くやしー!くやしー!」
幻ナリ斎「いや、それは分かるけど、やめましょう、やめましょうって!」
(ドコーン!)
幻ナリ斎「あーあ」

<ナレーター>
今日もまた、ニャンキーたちの活躍でエドロポリスの平和は守られた。
ありがとう、ニャンキー。
良かったね、おタマちゃん。

ヤッ太郎「明日もおEDOは」
おタマ「日本晴れだぜ!」
12 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 14:08
次回予告

ヤッ太郎「にゃ、にゃんだって!将軍様が風邪を引いて倒れちまった!?
こりゃえらいこっちゃー。
え、オソロシ山にいるゼッコー鳥の鳴き声を聴かせれば病気が治る?
よーし、そのゼッコー鳥とやらはオイラが必ず捕まえてやるぜ!
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。大冒険!ゼッコー鳥をさがせ。てやんでえ!」

『大冒険!ゼッコー鳥をさがせ』
13 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 14:11
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
14 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 14:15
『大冒険!ゼッコー鳥をさがせ』
15 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 14:26
ヤッ太郎「ハークション!あ、ちくしょう。ああ…」
プルルン「やあねー。風邪引いたの?」
スカシー「アホは風邪引かないってことわざがあるぜ」
ヤッ太郎「てやんでえ。これ見ろい」
プルルン「うーん、将軍徳川イエッイエッ様風邪で倒れる」
スカシー「へえ、あの将軍様がね」
ヤッ太郎「どうだね、君たち。あの、ホニャホニャニャーの、将軍様だって風邪引くんだぜ」
スカシー「誰も将軍様がアホだなんて言ってないぜ」
プルルン「そうよ。そんな失礼なこと言っちゃいけないわよ」
スカシー・プルルン「ねー」
ヤッ太郎「きったねえな。こんな時ばっかり」
スカシー「汚いなんて鼻かんでから言いな」
ヤッ太郎「(ズズーッ)」
プルルン「あははははは」
おタマ「仕事してください」

<ナレーター>
説明しよう。
ここ、エドロポリスの城下町では、時ならぬ風邪が大流行。
流行に敏感なエドポリっ子の、二人に一人が風邪を引いていたのだ。
16 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 14:46
徳川イエッイエッ「ハークシュ」
ワーン守「うーん、弱った弱った。上様の風邪が一向に良くなられん」
祈祷師・先住民・マジシャン「わいわいがやがや」
徳川イエッイエッ「ハニャ…」
ウサ姫「うう…やかましいだけでちっとも良くならないではないか。こやつらみんな島流しにしてくれる」
徳川イエッイエッ「ハニャ」
ウサ姫「ち、父上!」
徳川イエッイエッ「ホニャ、ホ。師曰く犬も歩けば猫も歩く。ローンより借金。鼻から提灯。肉まんあんまん」
祈祷師・先住民・マジシャン「しゃ、しゃべった!」
ウサ姫「誰か来てたもれー!」
ワーン守「いかが」
祈祷師・先住民・マジシャン「(ドタドタドタドタ)」
ワーン守「(ドタッ)なされました、ウサ姫さま!」
ウサ姫「父上が、メカメカ論文を読んでおるのじゃ」
ワーン守「ワンと!じゃなくて何と!上様、お気を確かに」
徳川イエッイエッ「あおずけ」

<ナレーター>
説明しよう。
ワーン守には、おあずけと言われると動けなくなってしまうクセがあった。

ワーン守「(うーん、上様がこのようなことに。悪いことが起きねばよいが)」
17 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 14:57
<ナレーター>
ワーン守の不安は当たった。
町の人々にあっという間に噂が広がり。

町人A「聞いたか?ええ。将軍イエッイエッ様の話をよ」
町人B「おう、何でもよ。熱がひどくて、頭でみそ鍋作ってみんなで食ってるんだとか」
町人C「俺が聞いたのはくしゃみして空高く飛んでいっちまったらしいぜ」
町人A「どっちにしてもえれえことになったぜ」

<ナレーター>
世間話の好きな町人たちは、仕事もしないでこの話に明け暮れる始末であった。
18 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 15:13
ワーン守「このまま民衆の不安が大きくなると、国は乱れてしまう。何とか上様の風邪を治す方法はないものか」
祈祷師「方法がただひとつございます」
ワーン守「何!申してみよ」
マジシャン「ハンドパワーです」
(ドカッ)
祈祷師「上様のご病気を治すには、オソロシ山の奥に住むというゼッコー鳥の鳴き声を、朝晩聞かせるより手はございません。じゅげむじゅげむ」
19 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 15:24
<ナレーター>
説明しよう。
ゼッコー鳥の鳴き声は、聴いた者の体の底から元気を湧き出させる特別な効果があるのだ。

ゼッコー鳥「ゼ―、ゼ、ゼ、ゼ、ゼ、ゼ、ゼ、ゼ、ゼ、ゼッコーチョー!」

ワーン守「ゼッコー鳥か。よし、すぐオソロシ山にすぐ向かわせよう」
幻ナリ斎「へへへ、聞ーいちゃった。聞いちゃった」
女中「爺さん、邪魔」
幻ナリ斎「ああ、すいません」
コーン守「コーン!ゴホッ、ゲホッ、幻ちゃんそれって確かな情報?」
幻ナリ斎「ははあ、しかとこの耳で」
コーン守「どこに耳あんのヨ」
幻ナリ斎「え」
コーン守「でもそれが本当なら先回りしてアタシの元にゼッコー鳥を連れてくるのヨ。いいわネ!?」
幻ナリ斎「ご心配なく。すでにカラ丸と山のことなら何でもお任せの山登りメカ、チョモランマ1/2号を向かわせておりますゆえ」
コーン守「あーラー。手回しがいいじゃなイ」
幻ナリ斎「いえ」
コーン守「もう、幻ちゃんとアタシったらツーカーネ。オッホッホッホ、ゲッホッホッホ、ゲッヘッホッホ」
幻ナリ斎「風邪の割に元気あるな」
ヤッ太郎「ハーックッション!それじゃみんな出動でい!」
スカシー「鼻かめっての」
20 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 15:28
おタマ「風力。風向き。角度。ふふ、これでよしと」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日も(ズーッ)ピザ屋さんがお空に飛んでく(ズーッ)はぁ」
伊津茂乃母「そうね、ピザ屋さんも大変ね。ゲホゲホ」
21 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 15:44
チョモランマ1/2号「やーほやっほほー。やっほー、やっほほー。やーほやっほほー。やーほやほやっほっほ」
カラ丸「チョモランマ1/2号。もう少しゆっくり歩け。え?おい!俺がついていけねえんだよ!聞いてねえ」
(ドーン!)
ヤッ太郎「おタマのやつ、今回は照準はずさなかったな」
スカシー「上出来上出来」
プルルン「たまにはねえ」
カラ丸「早くどけ!」
ヤッ太郎・スカシー「カラ丸!」
プルルン「なんかお尻の下がもぞもぞすると思ったわ。もう」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「エッチ!」
カラ丸「てやんでえ!そっちから勝手に」
ヤッ太郎「あーずるい。オイラのセリフ無断で使った」
カラ丸「黙れ黙れ!今日こそ決着をつけてやる!やれ、チョモランマ1/2号!」
チョモランマ1/2号「やーほやっほほー」
カラ丸「あ…ちょっと、待ってろ」
22 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 15:58
カラ丸「おい、ニャンキーだぞ。戦え!」
チョモランマ1/2号「ニャンキー。何それ」
カラ丸「我々の敵だ」
チョモランマ1/2号「敵って?」
カラ丸「我々の行動を邪魔するやつらだ」
チョモランマ1/2号「我々の行動って?」
カラ丸「俺とお前が山登ってることだろうが!」
チョモランマ1/2号「山登りの邪魔?」
カラ丸「そうだ」
チョモランマ1/2号「許さない…」
カラ丸「突撃だー!」
23 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 16:17
プルルン「良い眺めねー」
ヤッ太郎「へっくしゅ!」
スカシー「お、来たみたいだぜ」
ヤッ太郎「ん?」
カラ丸「ニャンキー、勝負だー!」
プルルン「行くわよ!」
スカシー「おう!」
ヤッ太郎「へーくっしゅ!」
スカシー「鼻かめって」
カラ丸「やれ。チョモランマ1/2号!」
チョモランマ1/2号!「やっはっはー」
(ドカーン!)
カラ丸「む」
スカシー「ん?なんだ?」
チョモランマ1/2号!「やっはっはーやはー」
ヤッ太郎「にゃ、にゃにゃ」
プルルン「な、何!?」
スカシー「どうしたんだよ」
ヤッ太郎「スカシー、プルルン!このお尻…プルルンかな」
カラ丸「わー!何しやがる!」
ヤッ太郎「くそう、間違ったぜ」
カラ丸「そのマヌケ顔を叩き斬ってやる!」
ヤッ太郎「へ、すでに勝負はついてるぜ。下を見てみな」
カラ丸「下?わー!…」
ヤッ太郎「やーい、やーい、驚いてやんの。おしっこちびっただろ」
カラ丸「やかましい。しゃ、喋るな」
ヤッ太郎「はっくしゅん!」
カラ丸「うわあー!」
24 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 16:27
カラ丸「こ、ここは…」
ヤッ太郎「どうやら崖の下に火山灰が積もってて」
カラ丸「その上に落ちて助かったのか」
ヤッ太郎・カラ丸「!むむむ…」
ヤッ太郎「やめとこ。こんなところで争っても仕方がねえや」
カラ丸「フッ、そうだな。それより、いかにしてここから脱出するかだ」
ヤッ太郎「すごい暑さだ。火山が活動してるからだな」
カラ丸「この崖を登るしか、手はないか」
ヤッ太郎「うーん、あちー」
カラ丸「むう」

<ナレーター>
説明しよう。
カラ丸は自分が飛べるということをすっかり忘れていたんだね。
25 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 16:37
カラ丸「あ、そうだった!へっへっへー。俺飛べるんだった」

<ナレーター>
だが気がついたときは遅かった。

ヤッ太郎「あーあっちあっちあっちあっち」
カラ丸「うわー、俺の羽根をいつの間に!返せこのコンビニエンスストアバカ!」
ヤッ太郎「なんだそれ」
カラ丸「24時間営業のバカってこった」
ヤッ太郎「あんまり面白く、ないな」
カラ丸「やかましい、この!返せ!返せ!このやろ!」
ヤッ太郎「いいじゃん!いいじゃん!」
カラ丸「あー!俺の羽根が!」
ヤッ太郎「割ともろいんだな」
26 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 16:51
スカシー「プルルン」
プルルン「?」
スカシー「こっちこっち」
プルルン「スカシー、探したわよ。ヤッ太郎は?」
スカシー「どうも、迷子になっちゃったみたいだな」
プルルン「こんなところに迷子の場内放送なんかないしねえ」
スカシー・プルルン「?」
『迷子のお知らせをいたします。カラ丸君、カラ丸君、チョモランマ1/2号が、頂上で待ってますから、早く来てねー。チョモ』
プルルン「あの二人って兄弟みたいにそっくりね」
スカシー「プルルン」
プルルン「ん?」
スカシー「君に、話しておきたいことがあるんだ」
プルルン「な、何よ。改まって」
スカシー「言おう言おうと思っていたんだが…実は、ヤッ太郎とカラ丸は、兄弟なんだ」
プルルン「えー!う、嘘でしょ」
スカシー「嘘だ」
(ドカッ)
プルルン「こうなったら、ヤッ太郎抜きでゼッコー鳥見つけなくっちゃ」
27 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 17:04
ヤッ太郎「いい湯だにゃ〜♪と。こんなところに温泉が湧いてるとは思わなかったな。カラ丸も入れよ。タダだぜ」
カラ丸「お前いったい何を考えとるんだ」
ヤッ太郎「よっこら、ふう。温泉に浸かったおかげで、すっかり風邪が治ったぜ。へへ」
カラ丸「いい気なもんだ。うわ!ヤ、ヤッ太郎、お前敵であるこの俺を」
ヤッ太郎「あ、そっか。はい」
カラ丸「ふ、普通そういうことするかー!」
ヤッ太郎「カラ丸ー!先行ってるからなー!にゃんがにゃんにゃにゃん」
カラ丸「(おぼえてろよ…)」
ヤッ太郎「ん?こんなところに何でトンネルがあるんだろう?」

<ナレーター>
説明しよう。
この横穴は火山のガスが噴き出たときに出来たものだが、
理科の苦手なヤッ太郎に分かるはずもなかった。

ヤッ太郎「んー、でっかいモグラでもいるのかな」
カラ丸「ま、待ちやがれ」
28 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 17:17
ヤッ太郎「あーっちーな。こりゃ」
カラ丸「すごい所だな。落ちたらひとたまりもないぞ」
ヤッ太郎「カラ丸、ここを無事脱出するまで、休戦にしようじゃないか」
カラ丸「フッ、お前となれ合うつもりはないがな。離れない!」
ヤッ太郎「にひひひー」
カラ丸「あー、てめえ接着剤でくっつけやがったな!」
ヤッ太郎「にゃははー。これでオイラが落ちたらお前も道連れだからな」
カラ丸「なんちゅうセコイやっちゃ」
ヤッ太郎「ん?あれを見ろカラ丸!」
ゼッコー鳥「ゼッコーッチョー!」
カラ丸「ゼッコー鳥だ!」
ヤッ太郎「ついに見つけたぜ」
カラ丸「しかし、あんなところにいるのをどうやって捕まえろっていうんだ」
ヤッ太郎「にゃ、あ!」
カラ丸「ひとりで落っこちろ!やだよー。あー接着剤がー。プラモデル用だったのがまずかったのかな。てやんでえ!こうなったら」
29 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 17:22
ヤッ太郎「あーっちーな。こりゃ」
カラ丸「すごい所だな。落ちたらひとたまりもないぞ」
ヤッ太郎「カラ丸、ここを無事脱出するまで、休戦にしようじゃないか」
カラ丸「フッ、お前となれ合うつもりはないがな。離れない!」
ヤッ太郎「にひひひー」
カラ丸「あー、てめえ接着剤でくっつけやがったな!」
ヤッ太郎「にゃははー。これでオイラが落ちたらお前も道連れだからな」
カラ丸「なんちゅうセコイやっちゃ」
ヤッ太郎「ん?あれを見ろカラ丸!」
ゼッコー鳥「ゼッコーッチョー!」
カラ丸「ゼッコー鳥だ!」
ヤッ太郎「ついに見つけたぜ」
カラ丸「しかし、あんなところにいるのをどうやって捕まえろっていうんだ」
ヤッ太郎「にゃ、あ!」
カラ丸「ひとりで落っこちろ!」
ヤッ太郎「やだよー。あー接着剤がー。プラモデル用だったのがまずかったのかな。てやんでえ!こうなったら」
30 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 17:39
ニャゴフィンクス「ガオー」
カラ丸「手が…」
ヤッ太郎「うわー!おお、ふう、危機一髪だったぜ」
ゼッコー鳥「ゼッコーッチョー!ゼッコーッチョー!ゼッコーッチョー!」
カラ丸「あいつをどうやって捕まえるか」
ヤッ太郎「そうだ!良い手がある」
カラ丸「お前の良い手っていうのはそれか」
ヤッ太郎「あたしのお色気で、ゼッコー鳥を誘惑しちゃうから〜」
カラ丸「こいつのオツムには付き合いきれんな」
ヤッ太郎「あら、なーにー。カラ君」
カラ丸「ええい、寄るな」
ヤッ太郎「トリツックン、頼むわよ〜。行ってきまーす」
ゼッコー鳥「ゼッコーッチョー!」
ヤッ太郎「おーっほっほっほっほ。ゼッコー鳥さんいらっしゃーい」
ゼッコー鳥「ゼッコチヨ(なんだあれ?)」
プルルン「スカシー、見て」
ヤッ太郎「おーっほっほっほ」
プルルン「何かしら」
スカシー「ヤッ太郎みたいだな」
ヤッ太郎「おーっほっほっほっほ」
ゼッコー鳥「ゼッコーッチョー!ゼッコーッチョー!ゼッコーッチョー!」
カラ丸「今だ!うわあ!」
チョモランマ1/2号「あ、カラ丸君見っけ」
カラ丸「おお、チョモランマ1/2号!」
チョモランマ1/2号「今助けてあげるからね。やっほー!」
カラ丸「うわ、うわ、うわー!何で落ちてばっかなんだー!」
チョモランマ1/2号「やっほっほー!」
(ドカンッ)
カラ丸「羽根さえあれば…」
31 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 18:06
ヤッ太郎「おーっほっほっほっほ。おーっほっほっほっほっほっほっほ」
ゼッコー鳥「ゼッコーチョー(へんなやつ)」
ヤッ太郎「捕まえた!」
スカシー「やったぜ、ヤッ太郎」
ゼッコー鳥「ゼッコーチョー!」
ヤッ太郎「うわあ!いてててて」
スカシー「ヤッ太郎、死んでも離すなよ」
プルルン「面倒だからヤッ太郎ごと捕まえちゃいましょう。ね」
32 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 18:15
ゼッコー鳥「ゼッコーッチョー!ゼッコーッチョー!ゼッコーッチョー!」
(ドサッ)
カラ丸「おのれ、ニャンキーめ。チョモランマ1/2号、ゼッコー鳥を取り返せ!」
チョモランマ1/2号「やっほっほー」
チョモランマ1/10号「チョモランマ、チョモランマ、チョモランマ、チョモランマ、チョモランマ、
チョモランマ、チョモランマ、チョモランマ、チョモランマ、チョモランマ」
スカシー「な、なんだ?」
カラ丸「はっはっはっは。驚くのはまだ早い」
スカシー・プルルン「!」
チョモランマ1/100号「チョモランマ、チョモランマ、チョモランマ、チョモランマ、チョモランマ、チョモランマ」
カラ丸「わーっはっはっはっは。見たか、チョモランマ1/10号と1/100号!ニャンキーを叩きのめせ!」
プルルン「きゃあー」
スカシー「身動きが取れない」
カラ丸「はっはっは。いいぞ、チョモランマと仲間たち!」
スカシー「くそー、こうなったらあれを使うぞ」
プルルン「あ、あれってまさかスカシー」
スカシー「やむを得ん。ニャンキー忍法、スカシーッ屁」
(バタバタ)
プルルン「わ、私、もうダメ」
スカシー「出来れば使いたくなかったんだけど」
カラ丸「おのれ下品な技を!やれ、チョモランマ1/2号!」
チョモランマ1/2号「やっほいほいほいほいほい!」
ヤッ太郎「てやんでえ、オイラの出番でえ!ヤッ太郎、参上!」
プルルン「ああ、網切っちゃ!」
ヤッ太郎「あ?ああ!」
ゼッコー鳥「ゼッコーッチョー!」
スカシー「あーあ、せっかく捕まえたのに」
カラ丸「敵ながらあっぱれなドジ」
チョモランマ1/2号「ぎゃはははは」
33 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 18:23
ヤッ太郎「てやんでえ!オイラに対する数々の侮辱、許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の、自分の失敗を棚にあげた正義の怒りが限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。
勝手だけど。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
チョモランマ1/2号「やっほ、やっほっほー」
(ドカーン!)
カラ丸「これがほんとの、チョモランマ1/2。お粗末」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
スカシー「じゃないだろ!」
ヤッ太郎「え?」
プルルン「ゼッコー鳥はどうすんのよ!」
ヤッ太郎「え?」
カラ丸「そうだ!責任取れい!」
34 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 18:35
ワーン守「おお、これがゼッコー鳥か」
ニワトリ「コケコッコー」
ワーン守「でかしたぞ、早速イエッイエッ様にお渡ししよう」
スカシー「どう見てもニワトリだよ」
ヤッ太郎「黙ってりゃ大丈夫だって」
コーン「はア、コーン」
幻ナリ斎「これがゼッコー鳥か」
カラ丸「ははあ」
幻ナリ斎「おい、鳴いてみろ。ゼッコー鳥」
九官鳥「ゼッコーチョー」
徳川イエッイエッ「パフー」

<ナレーター>
説明しよう。
イエッイエッはタイミングよく風邪が治ったので、ゼッコー鳥がニワトリだとはばれなかった。
一方、コーン守は…
35 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-23 18:47
コーン守「コーン、ゴホゴホッ。何ヨ、何ヨ、風邪がちっとも治んないじゃないノ!」
九官鳥「ナオンナイジャナイノ」
幻ナリ斎「おかしいな」
九官鳥「オカシイナ」
コーン守「キー!くやしー!」
九官鳥「クヤシー」
(ドコーン!)
幻ナリ斎「ゲンナリサイ」
九官鳥「ゲンナリサイ」
コーン守「これ九官鳥じゃないノ?」
九官鳥「キューカンチョージャナイノ?」

<ナレーター>
今日もまた、ニャンキーたちの活躍でエドロポリスは救われた。
ありがとう、ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。

ヤッ太郎「今日もおEDOは日本晴れだぜ!」
おタマ「皆さーん!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「?」
おタマ「そんなところにいないで、早く仕事してください!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「はーい」
ゼッコー鳥「ゼッコーッチョー!」
36 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-24 10:49
次回予告

ヤッ太郎「メリークリスマス!えー!プルルンまだサンタクロースがいるって信じてんの?マヌケだね〜。
サンタっておとぎ話の人じゃんか。とっとと、そんなことで喧嘩してる場合じゃねえ。
町で大変なことが起こってるんだ!
よーし、クリスマス便ニャンキー出動!
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。ニャンキーサンタ空を行く。てやんでえ!」

『ニャンキーサンタ空を行く』
37 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-24 10:59
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
38 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-24 11:00
『ニャンキーサンタ空を行く』
39 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-25 15:05
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・おタマ「わーい」

<ナレーター>
説明しよう。
今日は12月25日。
そう、クリスマスであった。

ヤッ太郎「オイラのプレゼントはにゃんだろな。にゃにゃにゃっと!おお、これは…じゃーん!オイラのビデオ」
スカシー「僕のは、エドポリデートマップ。これでかわいこちゃんとのデートはバッチリだ」
プルルン「うふふ。私のはマニュキュアセット。これでニャンキー忍法かきむしりの術がますます冴えるわ」
おタマ「ははは、新しい電卓。これでお給料何割引きでも、計算はバッチリですー」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「…」
スカシー「でもさ、誰がくれたんだろうな。このプレゼント」
プルルン「あら、決まってるじゃない。サンタさんよ」
ヤッ太郎「にゃははははは。プルルン、まさかそれ本気で言ってんじゃないだろうな」
プルルン「私は本気よ」
ヤッ太郎「それじゃサンタクロースがいるってまだ信じてるわけ」
プルルン「ええ、もちのろんよ」
おタマ「プルルンさん、変」
ヤッ太郎「バッカだなー。くれたのはワーン守さまだよ。絶対に。ね」
スカシー・おタマ「うんうん」
40 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-25 15:20
プルルン「違/う/っ/た/ら//!/サ/ン/タ//さん/!/」/
ヤッ/太郎・/ス//カ/シ/ー/・/お/タ/マ/「/ワ/ー//ン/守/さ/ま/!//」/
/プ/ル/ル/ン/「//サ/ン/タ//さ/ん/!/」/
/ヤ/ッ/太/郎/・/ス/カ/シ/ー/・/お/タ/マ/「/ワ/ー//ン/守/さ/ま/!/」/
/プ/ル/ル/ン/「/サ/ン/タ/さ/ん/!/」/
/お/ミ/ツ/「/ね/え/ね/え/、/み/ん/な//。/お/ミ/ツ/プ/レ/ゼ/ン/ト/も/ら/っ/ち/ゃ/っ/た/」
ヤッ太郎・スカシー「お、おみっちゃん」
プルルン「サンタさんがプレゼントしてくれたのよねー」
おミツ「サンタさんって誰?」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・おタマ「…」

<ナレーター>
おミツは、プレゼントさえもらえれば、くれたのが誰かなど問題ではなかった。

おミツ「ふふふ」
ヤッ太郎「で、おみっちゃん。何貰ったんだい?」
スカシー「新型ミサイルだったりして。ははははは」
ヤッ太郎「そんでもって、おミツうれしーって発射しちゃったりして」
ヤッ太郎・スカシー「ははははは」
おミツ「なんで先に言っちゃうの?」
ヤッ太郎・スカシー「ええ」
おミツ「おミツ、くやしー!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・おタマ「ぎゃあー!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・おタマ「うう…」
おミツ「いやーん、貰ったばっかなのにー」
41 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-25 15:41
<ナレーター>
ニャンキーたちが楽しく遊んでいる頃、メカEDO城では…

コーン守「うふふフ、メリークリスマス。朝ヨ、朝。クリスマスの朝ヨ。
コーン、やったワ。やったワ。サンタさんからのプレゼントヨ。ああ、夢にまで見たギランのイブニングドレスがこの中に。
ギランランラン。ギラララララン。出てらっしゃい。イヴニングドレスちゃン。イヴニング、イヴニング」
幻ナリ斎「イラーグッドモーニング」
コーン守「げ、幻ちゃン。まさかあーたがアタシへのプレゼント?」
幻ナリ斎「そそ。私めが全て差し上げましょう。どうぞ。うう、冗談冗談。あったかそうな寝袋だったんで試しに入ってみましたら、
まあ、寝ちまったんだ。これがね」
コーン守「キー!あーたなんか、あーたなんか」
幻ナリ斎「ちょっと」
コーン「お呼びでないわ!」
幻ナリ斎「…メリークリスマス」
42 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-25 16:09
ウサ姫「わ/ー/い/、/わ//ー/い/。/プ//レ/ゼ//ント/じ/ゃ、/プ//レ/ゼ/ン/ト/じ/ゃ/。/姫/の/は/一/体な/ん/じ/ゃ/ろ/の/う//。ワ/ク//ワク/」
/徳川/イエ/ッ/イ/エッ/「/フ///ァ/ア/」
ウサ/姫/「/わあ//、/姫/は/こ/れ/が/欲/し/かっ//たの/じ//ゃ/。/2/4/時/間/島/流し//時/計/。/う/ん/う//ん/、/して//父上/の/プ//レ/ゼ/ン/ト/は何/か//や/?」/
/徳/川/イ/エ/ッ/イ//エ/ッ「//フ//ァ//」/
/徳/川/イ//エ/ッ/イ/エッ/の/ぬ//いぐ/る/み/「/フ/ァ/ア/」/
/徳/川/イ/エ/ッ/イ/エ/ッ/「/フ/ァ/ア/」/
/コー/ン守「くウ…ワガママ姫やアホ将軍だって、一般市民だってみーんなプレゼントをもらってるって言うの二、
もう、何で、何で、サンタさんはアタシにだけプレゼントをくれないノ?キー!くやしー!幻ちゃん」
幻ナリ斎「え」
コーン守「あーたはまさかもらってないわよネ?」
幻ナリ斎「げ。い、いやいや、め、滅相もござりません。コーン守さまを差し置いて私などそのような…あら」
コーン守「ン?何そレ」
幻ナリ斎「あ、いや、こ、これは、あのこれはですな。コーン守さまに差し上げようと用意したものでござりまして」
コーン守「まあ、幻ちゃんたラ、それならそうと言ってくれればいいのニ」
幻ナリ斎「ああ、まあどうぞ」
コーン守「うふふフ。何かしらねー。もう、いくーつ寝ると♪」
幻ナリ斎「サイズが合いますかどうですかね」
コーン守「ンー何なのヨ、このカラスの足跡スリッパは!誰が見てもあーたのじゃないの!」
幻ナリ斎「ひええ。やっぱ分かっちゃいます?」
コーン守「おだまりけだまり!」
幻ナリ斎「いたいいたい」
コーン守「思えば幼い頃から…」
43 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-25 16:30
コーン守の母「サンタさんはね、いつもお空からみんなを見てるのよ」
コーン守の父「良い子には素敵なプレゼントをくれるんだよ」
幼い頃のコーン守「じゃあおけしょうセットくだしゃイ。サンタさん、おねがいしまツ。
ワー、プレゼントだー。
何こレ!?」

コーン守「サンタクロースにはそうやっていつも裏切られてきたのヨ!もう、もう、サンタクロースのバカ!」
幻ナリ斎「(バカはあんただ。サンタはいない)」
コーン守「イイこト!?あなたがその気ならアタシだって考えがあるわヨ!幻ちゃん」
幻ナリ斎「はは」
コーン守「直ちに作戦開始ヨ。アタシをこけにしたサンタクロースに、アタシの怖さを思い知らせてやるワ!」
幻ナリ斎「(あんた歳いくつだい)」      
44 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-25 17:20
おタマ「はい、サンタセットお待たせいたしました」
客A「俺っちはクリスマスセットくれ」
おタマ「はい、ただいま」
(prrrr…prrrr…)
おタマ「少々お待ちくださーい。はい、こちらピザキャット。はい、はい、クリスマスパーティセットを30人前ですね。
毎度ありがとうございまーす。スカシーさん、オタマガ池のチバさまに特急便です」
スカシー「オタマガ池?おタマが行けよ」
おタマ「3割引き、かな」
プルルン「ヤッ太郎はまだ帰ってこないの?」
スカシー「ああ」
プルルン「もう、クリスマスは忙しいってあれほど言ったのに。全くもう」
45 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-25 17:43
店員A「クリスマスケーキでーす。バニラ、チョコレート、ストロベリー取り揃えております」
伊津茂乃子「おっかあ、ケーキ買って」
伊津茂乃母「バカだねえ。お前の誕生日はまだだろ」
伊津茂乃子「でへ」
店員A「さあ、クリスマスケーキはいかがですかー」
ヤッ太郎「にーんにーと。仕事をサボって飲むおみっちゃんとこのお茶はやっぱうめえや。
真っ赤なお鼻のヤッ太郎さんはー、いっつもおみっちゃんの人気者ーってか。てやんでえ!にゃ?」
町人たち「?」「なんだ!?」
ヤッ太郎「にゃんだ、あれは」
伊津茂乃子「おっかあ、あれは何だ」
伊津茂乃母「あれはお前。あれは、赤と白のエクスタシーと言って、バーゲンの合図なんだよ」
子供たち「わあ、サンタさんだー」
伊津茂乃子「サンタさんだって」
伊津茂乃母「違うんだよ。バーゲンだよ。バーゲン」
伊津茂乃子「サンタさんだって」
コーン守「ジングルコンちゃん、ジングルコーント。メリークリスマスよい子たち。夕べのプレゼントのおまけあげるわよン。そレー」
子供A「これ僕の」
ヤッ太郎「ねえねえ、オイラにもちょうだい」
(ドンッ)
ヤッ太郎「いてえ」
子供B「わーい、何が入ってるのかな」
ヤッ太郎「なんでえ、仲間に入れてくれたっていいじゃねえか」
子供たち「わー」
ヤッ太郎「みんなどうしたんでい!」
子供たち「うわーん」
ヤッ太郎「にゃー!わー!な、なんだ!」
子供たち「わーん、取れないよー」
ヤッ太郎「これは一体…」
46 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-25 17:56
プルルン「ヤッ太郎はまだ帰ってこないの!?」
スカシー「あいつまさかおみっちゃんのとこ行ってるんじゃないだろうな」
子供C「うわーん」
スカシー・プルルン「?」
子供C「取れないよ、取れないよー」
子供Cの母親「どうしたの?」
子供C「うわーん、サンタさんのプレゼント開けたらこれが」
プルルン「サンタさんのプレゼント?」
スカシー「行ってみよう。
な、なんだこりゃ。一体どうなってんだよ」
プルルン「なんとかしなくちゃ」
スカシー「いっちょきた」
子供D「取れないよー」
スカシー「ダメだ。剥がれない」
プルルン「こっちもダメ」
子供E「わーん、サンタさんのバカー」
47 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-25 18:13
/コ/ー/ン/守/「/オ/ホ/ホ/ホ/ホホ/、//い/い/気/味/。/い//い/気/味/。/ア/タ/シ//を差/し//置/い/て/プ/レ/ゼ/ン/ト/な/んか/貰/う/か/ら/ヨ/」/
カラ丸「これで子供たちもすっかりサンタクロースなんて信じなくなり、サンタの人気はがた落ち」
コーン守「アタシにプレゼントをくれなかったせいヨ。思い知ったかえ、サンタおじんメ。オーッホッホッホ」
ワーン守「やはりコーン守の仕業か。しかし一体何を企んでおるのだ」

<ナレーター>
その動機が、サンタクロースにプレゼントをもらえなかったからなどというアホらしいものだとは、
ワーン守は知る由もなかった。

ワーン守「とにかく、ニャンキー出動だ」
48 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-25 18:25
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、サンタさんが3人もお空を飛んでく」
伊津茂乃母「ったく、親の一大事によくそんなこと言ってられるね」
伊津茂乃子「おらが拾ったの横取りしたりするからだ」
伊津茂乃母「お黙り」
ヤッ太郎「プルルン、オイラたちなんでこんな格好で出動しなきゃなんねえんだ?」
プルルン「子供たちのサンタクロースへの信頼を取り戻すには、私たちがサンタさんになりすまして、
ニセモノをやっつけるしかないのよ」
スカシー「よーし、やったろうじゃねえか!」
ヤッ太郎「あーそれオイラのセリフ」
プルルン「てやんでえ!」
ヤッ太郎「あー、それもオイラの」
プルルン「あははは」
ヤッ太郎「最近こんなんばっか」
49 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-25 19:01
/コ/ー/ン//守/「/メリ//ー/ク/リ/ス/マ/ス/!/コ/ン/タ、/い/い//え、/サ/ン/タ/さ/ん/ヨ/。
//メ/リ/ー/ク//リ/スマ/ス/よい//子た/チ//。サ//ン/タ/さ/ん/か/ら/夕/べ/の/オマ/ケ/よ/ー/ン」
さ/あ/、/プ/レゼ/ン/ト/ど/ん/どん受/け/取っ//てち/ょ/う/だい」/
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「でえい!」
コーン守「あアー!」
カラ丸「わあー!」
町人たち「?」
ヤッ太郎「にゃーはっはっはっはっは。にゃっはっはっはっは」
カラ丸「ん?あの声は」
町人A「サンタクロースがひい、ふう、みい」
町人B「わあ、サンタさんがいっぱいいる」
子供F「わーまたプレゼントもらえるの?」
ヤッ太郎「どうだ、思い知ったか、ニセサンタめが」
町人A・B「えー!ほんと!」
町人たち「ニセサンタ!?」
スカシー「そうです。こいつらはサンタクロースの名を語った悪人どもです」
プルルン「そのプレゼントは危険です。捨てて下さい」
子供たち「わー」
コーン守「キャー。余計なことしてくれちゃっテ」
カラ丸「ふふふ。いかにも。我らはニセモノだ。だがそういうお前たちだって」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ひえー!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「わあー!」
ヤッ太郎「いてて」
子供G「なんだ、サンタさんじゃなくてニャンキーじゃないか」
子供H「やっぱりサンタクロースなんてほんとはいないんだ」
ヤッ太郎「くそー、子供たちの夢壊しやがって」
50 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-25 19:27
カラ丸「ふふふふふふ」
ヤッ太郎「カラ丸!なんてことしやがんでえ!」
コーン守「さ、早く逃げるのヨ。のびてる場合じゃないわヨ」
プルルン「コーン守が逃げるわ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!逃がしてたまるか!」
コーン守「ギャー!何すんのヨ!」
子供たち「ニセサンタをやっつけろー!」
コーン守「キャー!何すんのヨ!お離しってバ。やめて、ごめんなさーイ」
カラ丸「ったくしょうがねえなあ。まあ、放っておくわけにもいくまい。出でよ、オヤジ3号!」
オヤジ3号「あーら、よいよいよい。もういっちょ、よいよいよいと。わたすがオヤジ3号だものね」
ヤッ太郎「にゃーはっはっはっはっは。にゃんだ、こいつ!ただの酔っぱらいじゃねえか。よーし、一思いにやっつけてやる!とりゃあ!」
オヤジ3号「よいとっ」
ヤッ太郎「わ、わわわわ。どどどどうなってんだ」
カラ丸「はーっはっはっはっは。やれ、オヤジ3号、パーティ攻撃で徹底的にやってしまえ!」
オヤジ3号「へへ、やるもの」
プルルン「ヤッ太郎が!」
スカシー「よーし、行くぞ!」
ヤッ太郎「ちくしょう、カラ丸!紙テープがからまる!」
スカシー「しゃれてる場合か」
オヤジ3号「よいしょ」
スカシー「それ!」
プルルン「ハート手裏剣!」
オヤジ3号「よいよいっと。次はこれどうだ。ほら、よいよいよい」
ヤッ太郎「てやんでえ!あ!こんにゃろめ!
にゃんだ?」
スカシー・プルルン「あ」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎に倒されたオヤジ3号は世にも恐ろしいオヤジギャル3号にパワーアップしたのだ。
51 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-25 19:45
オヤジギャル3号「ふっふふふふ。ふふ」
ヤッ太郎「…何かすごそう」
オヤジギャル3号「おっほっほっほほ」
スカシー・プルルン「!?」
(ドカーン!)
スカシー「爆弾だ!」
プルルン「爆弾よ!」
オヤジギャル3号「おっほっほっほほ。おっほっほっほほ」
(ドカーン!)
スカシー・プルルン「わあー!」
オヤジギャル3号「ナイスショーット」
ヤッ太郎「あー、プルルン、スカシー!」
オヤジギャル3号「ふふ」
ヤッ太郎「ぎく」
オヤジギャル3号「今度はパーファイブ、焼き鳥の串攻撃よ」
ヤッ太郎「ひ、ひ、ひ、ひい」
オヤジギャル3号「それそれそれそれ!」
ヤッ太郎「わあ、にゃんと!うそ!…やっぱすごいや」
オヤジギャル3号「ふふ。坊や、次は何して遊ぼうか。カラオケ攻撃なんてどう?」
スカシー「よーし、今のうちだ」
オヤジギャル3号「あーら、あなたたちもまだ遊んでほしいの?」
スカシー・プルルン「…っ」
オヤジギャル3号「じゃあアフターファイブ。必殺枝豆飛ばし」
スカシー・プルルン「うわあー」
カラ丸「はっはっはっは。いいぞ、オヤジギャル3号。ニャンキーどもをバラバラにしてしまえ」
52 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-25 19:52
ヤッ太郎「て、てやんでえ!サンタクロースの名を語って、
子供たちを絶望のどん底へ突き落とし、あまつさえ、サンタクロースの人気を落とそうたあ、許せん!」

<ナレーター>
またまた説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
オヤジギャル3号「あーやだー。うっそー信じらんなーい!」
(ドカーン!)
カラ丸「うわ、な、何でいつもこうなるんだー!」
コーン守「アタシだっていつもこれヨ。もうこのパターン、うんざりコーン!」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
53 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-25 20:17
子供I「うわーん、ニャンキーさんお面が取れないよー」
子供J「お面取ってよー」
ヤッ太郎「よしよし」
子供K「痛いよー」
ヤッ太郎「ごめんごめん。でもびくともしねえや、これ」
子供K「わーん、僕一生こんな顔で生きるなんてやだよー」
子供たち「わーん」
プルルン「みんな諦めちゃダメ。お面が取れるようサンタさんにお願いするのよ」
子供L「嘘つけ!サンタさんなんてほんとはいないんだ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「いや。それは…!?」
54 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-25 20:19
ヤッ太郎「サンタクロース?」
スカシー「サンタクロースだ!」
プルルン「本物のサンタさんよ。やっぱりいたんだわ」
子供M「取れた!お面が取れた!」
子供たち「わーい!サンタさんありがとうー!」
ヤッ太郎「ほ、ほんとにサンタがいるなんて」
スカシー「僕たち夢見てる訳じゃないよな」
(ドカッ)
ヤッ太郎「いて!何すんだよ!」
スカシー「やっぱ夢じゃないよな」
ヤッ太郎「自分の頭でやれ!」
(ドカッ)
プルルン「ありがとう、サンタさん。また来年も必ず来てくださいね」
ワーン守「やれやれ、お面を剥がす薬が効いて良かったな」
おタマ「これでサンタクロースも名誉回復。また子供たちの人気者ですね」

<ナレーター>
ニャンキーとワンコー守の活躍で、子供たちの夢は砕かれずに済んだ。
だが、コーン守の陰謀は尽きることがない。
頑張れ、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。

サンタクロース「はははははは。ははははは。どうやら本物の出る幕はなかったな。まあ、いいか。
めでたし、めでたしじゃな」
55 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-28 16:16
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
56 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-28 16:18
「ヤダ!オイラたちが島流し?」
57 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-28 16:26
ワーン守「埃をしっかりはたいて、隅々までキレイにするのだぞ」

<ナレーター>
のっけから説明しよう。
ここはメカEDO城の御文庫。つまり図書室である。
今日はワーン守の指揮のもと、数年ぶりの大掃除が行われているのだ。
58 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-28 16:43
ワーン守「うーん、ほれ。ここも埃だらけではないか。こうやってね、きちんと。
あら、あららら。わー!」
幕府の者A「ワーン守さま」
幕府の者B「大丈夫でござりまするか」
ワーン守「あたたた…。だ、大丈夫だ。それよりお前たちは早く掃除を」
幕府の者たち「はあ」
ワーン守「ん?これはメカEDO城建設の際に書かれた覚書き。うーん、なるほど。
ん?かくて天下無双の城、メカEDO城は完成した。
しかし私はこのメカEDO城に重大な欠陥があることを今になって発見したのである。
重大な欠陥だと?左金語楼。どこがで聴いた名前だが」
カラ丸「…」
コーン守「何ですッテ!このメカEDO城に重大な欠陥ですッテ!?」
幻ナリ斎「ははあ。左金語楼といえばメカEDO城を設計した建築家。その覚書き。かなり信頼できるものかと」
コーン守「重大な欠陥。それってもしかして幕府転覆のキーポイントになっちゃうかモ」
幻ナリ斎、直ちにその金語楼とやらを探し出し、メカEDO城の重大な欠陥を聞き出すのヨ」
幻ナリ斎「ははあ。(ちと待てよ。左金語楼といえば)」
59 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-28 16:54
ワーン守「(うーん、金語楼。金語楼)ん?」
(ドタッ)
腰元「ああ」
ウサ姫「ええい、この無礼者!島流しじゃ!この松の廊下を島流しにせい!」
ワーン守「思い出した!」
60 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-28 16:58
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空に飛んでく」
伊津茂乃母「この暑いのに夏休みもないのかねえ」
伊津茂乃子「いいなあ。宿題もないんだね」
61 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-28 17:03
ヤッ太郎「えー!タコ八丈島に島流し!?」
ワーン守「うむ」
プルルン「タコ八丈島っていえば」

<ナレーター>
説明しよう。
タコ八丈島は、エドロポリスの南の果ての孤島である。
ここには、ウサ姫の怒りに触れた多くの人々が島流しになっていた。
62 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-28 17:17
スカシー「でも金語楼って人、どうしてまたそんなことに?」
ワーン守「うーん、あれは3年前のことだ。ウサ姫さまのゲームのお相手をしていて」

ウサ姫「ん?むう。こやつを島流しにせーい!」

プルルン「えー」
ヤッ太郎「ウサ姫さまに勝ってしまった」
ワーン守「いや、屁をこいてしまったのだ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「(ズコーッ)」
プルルン「たったそれだけで?」
ヤッ太郎「ウサ姫さまもワガママだなあ」
ワーン守「とにかく、メカEDO城の重大な欠陥を突き止めねば、上様の身にどんな危険が襲いかかるやも知れん。
ただちにタコ八丈島に向かい、金語楼から全てを聞き出すのだ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「は」
63 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2017-12-28 17:39
ヤッ太郎「参ったなー。よりによってタコ八丈島だなんて」
スカシー「島流しの島じゃ、カワイコちゃんもいそうにないし」
プルルン「ぐじぐじ文句言わないの。今度の任務にはメカEDO城の運命がかかってるんだからね。あ、あの船よ」
ヤッ太郎・スカシー「ああ!」
ヤッ太郎「カラ丸、なんでここに!」
カラ丸「はっはっは。貴様らの動きは全てお見通しよ。この船はもらっていくぞ」
プルルン「何よ!あんたたちなんか自分で飛んでけばいいじゃないの!」
カラ丸「うるさーい!約一名飛べんのがおるのだ」
ゲシュニン28号「シャバダバダ。シャバダバダー!」
カラ丸「悔しかったら泳いで追ってくるんだな!はっはっは」
ヤッ太郎「にゃろー。よくもオイラたちの船を」
スカシー「どうするヤッ太郎。このままじゃ奴らに先を越されちまうぜ」
ヤッ太郎「うーん…」
ゴットン「拙者たちにお任せくだされ」
ヤッ太郎「にゃ?」
プルルン「ゴットン!」
スカシー「ミエトル」
ヤッ太郎「どうしてここに」
ゴットン「今回の任務は遠方ゆえ、あらかじめ我々もお供するようワーン守さまから」
ミエトル「タコ八丈島じゃ呼ばれてもすぐには行かれないでゲスからね」
ヤッ太郎「にゃは!ラッキー。そんじゃ早速カラ丸たちの後を追うぞ!」
スカシー・プルルン「おう!」
64 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-02 16:49
ゴットン「掘れ掘れ掘れ掘れ掘れ掘れい」
ヤッ太郎「地下トンネルで先回りしてるとは、お釈迦様でも気がつくまい」
65 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-02 16:51
ゲシュニン28号「シェケナベイビー!シェケナベイビーナウ」
カラ丸「ははは。船の旅もなかなかいいもんだ」
ゲシュニン28号「シェケナベイビー!シェケナベイビーナウ」
ミエトル「快適な船旅もここまででゲスよ。ほれ」
(ドカーン!)
カラ丸「〜♪うわ」
(ドカーン!)
ミエトル「それ!それ!もういっちょ!」
(ドカーン!)(ドカーン!)
カラ丸「くそ、こしゃくな!全速前進で振り切れ!」
カラス忍者A「はいさ!」
カラ丸「バ、バカ者!全速前進だって言ってるだろうが!」
カラス忍者A「ダメです。エンジンをやられました」
カラ丸「なにー!早く直せ、早く」
ミエトル「へへ、お先に失礼するでゲスよ」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
66 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-02 16:54
ゴットン「掘れ掘れ掘れ掘れ掘れ掘れい」
ヤッ太郎「いいぞ、いいぞっと」
67 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-02 16:56
ヤッ太郎「結構遠いな」
68 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-02 17:02
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「はあ、はあ、はあ、はあ…」
ヤッ太郎「まだあ…?」
ゴットン「着きましたぞ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「!」
ヤッ太郎「なんでえ、もう夜かよ」
69 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-02 17:22
ヤッ太郎「オイラたち、とんでもないところに来ちまったみたいだぜ」
カラ丸「くそー、ニャンキーどもめ!」
ゲシュニン28号「シャバダー。シャバダバダー!」
プルルン「気味悪いとこねー。こんなとこにほんとに人が住んでるのかしら」
ヤッ太郎「ミエトルはどうしちまったんだろう。あいつがいれば空の上から楽々探せるのにな」
プルルン「あー!」
(バシッ)
ヤッ太郎「な、なんでえ、いきなり」
プルルン「今私のお尻触ったでしょ!エッチ!」
ヤッ太郎「えーオイラじゃねえよ!」
スカシー「!なんだよこのヤロー」
ゴットン「せ、拙者は何も」
スカシー・プルルン「それじゃあ誰だっていうの!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・ゴットン「うわああ!!」
ヘビ「シャーッ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・ゴットン「わ…」
ヘビ「シャーッ」
ヤッ太郎「てやんでえ!にゃっと!よっ!ほっ!べー」
プルルン「ヤッ太郎」
ヘビ「シャーッ」
ヤッ太郎「にゃん。ふっ!もらったー!え?にゃー!にゃん、にゃん、う、にゃにゃにゃにゃー!」
スカシー・プルルン「ヤッ太郎!」
ゴットン「ヤッ太郎殿!」
プルルン「ヤッ太郎ー!」
70 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-02 17:39
スカシー・プルルン「ヤッ太郎ー!」
ゴットン「ヤッ太郎殿ー!」
スカシー・プルルン「ヤッ太郎ー!」
ゴットン「ヤッ太郎殿ー!」
プルルン「はあ、これだけ探しても見つからないなんて」
ゴットン「ヤッ太郎殿のこと、きっと無事でござるよ」
スカシー「そうだよ。あいつは殺しても死ぬようなやつじゃないよ」
プルルン「うん、それもそうね。じゃあ先に金語楼さんを探しましょう」
ヤッ太郎「う、ぷるぷるぷるぷる、はー。ん?わー!おっとっとっと…くう…」
カラ丸・カラス忍者たち「よいしょ、よいしょ(パタパタパタパタ)」
カラ丸「はあ、はあ、はあ。やっと着いた。ん?ニャンキーどもめ。やはり先に着いておったか。
者ども!一気に追い上げ、追い越すのだ!ん?」
カラス忍者たち「はあ、はあ、はあ、はあ」
ゲシュニン28号「シャバダー。シャバダバダー!」
カラ丸「お前ら!俺だって疲れたわい」
ゲシュニン28号「シャバダー。ヘイ、シャバダー!」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
71 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-02 17:58
ヤッ太郎「よっこらしょっと。スカシーやプルルンたちは無事かなあ。うわああああ!!
…ったく、ひでえとこに来ちまったぜ。
ん?にゃー!ぎょえー!ひえー!待てよ、にゃはは、こりゃタクシー代わりになるぜ。
あ、運転手さん、このくらいで降ろしてください」
鳥「…」
ヤッ太郎「降ろせって言ってんだろ!プスッ」
鳥「ギャーッ」
ヤッ太郎「わ、ちょっと高すぎるよー!くそー!あのアホ鳥めー!にゃ?」
鯉「ブワオ」
ヤッ太郎「ぎょえー!オイラ餌じゃねえよー!わー!てやんでえ!食われてたまるかよ!にゃ!
もしかして、単なる鯉の滝登りってやつ?はぁ…にゃー!にゃははははー…」
72 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-02 18:10
ヤッ太郎「…オイラ、ついに天国に来ちゃったのか。よっ。
う、いってー。ん?痛い。オイラ生きてる。な、なんだ!?
ようこそタコ八丈島。タコ八丈島。んなバカな!」

<ナレーター>
よいこのみんなに説明せねばなるまい。
タコ八丈島とは、実はこんな島なのだ。
ヤッ太郎たちが上陸したほうはドクロの形をしていて不気味なんだけど、
反対側はなんと、タコの形をしていてリゾート地なんだ。
こんな島があったら、一度は行ってみたいね。
73 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-03 14:24
ヤッ太郎「ここは、ウサ姫さまに島流しにされた人たちが苦しい日々を送っている所のはずだぜ。
あ?ウサ姫さま、島流しにしてくれてどうもありがとう?あ?なんだこれ」
ウサ姫の石像『島流しじゃー!』
ヤッ太郎「(ズコーッ)」
74 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-03 14:40
ミエトル「さあ、皆さん。一緒に踊るでゲスよ」
ヤッ太郎「あの声はミエトル!」
ミエトル「これが今、エドロポリスで一番新しいステップでゲスよ。それ」
ヤッ太郎「ああ、あいつ、あんなところで。わーにゃにゃにゃ」
女の子たち「きゃー」
ヤッ太郎「いてて」
ミエトル「大将!大将、ずいぶん遅かったでゲスな」
ヤッ太郎「何がずいぶん遅かっただ。任務も忘れてこんなところで遊んでやがって!」
ミエトル「なんとおっしゃるヤッ太郎さん。任務を忘れてないからここに来てるんでゲス」
ヤッ太郎「?」
ミエトル「ここが、左金語楼さんの家でゲス」
ヤッ太郎「なにー!」
ミエトル「ああ、大将。あの人でゲスよ」
ヤッ太郎「え?あなたが左金語楼さん」
金語楼「そう、そうじゃよ」
ヤッ太郎「あ、あの、実はオイラたち」
金語楼「いやーあんたもエドロポリスから来たんかい。色々話を聞かせておくれな。ささ、こっちへこっちへ」
ヤッ太郎「あの、あの、でも」
75 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-03 14:48
プルルン「へーえ。まあ、なんなのこれ」
スカシー「こ、これは…まさにパラダイス。ねえねえ、君たち。僕と恋のアバンチュールしない?」
プルルン・ゴットン「はぁ〜あ」
76 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-03 15:02
ミエトル「よいしょっと」
ヤッ太郎「そういや、この素晴らしい浜辺は、みんな金語楼さんが?」
金語楼「ワシが島流しにされたころはここも恐ろしい場所じゃった。
だがワシは、建築家としての経験を活かし、この浜をパラダイスにしたんじゃよ。
島に流されたみんなと協力しあってな」
ヤッ太郎「へえ」
『お知らせしまーす。またまたエドロポリスからのお客さまが到着されました』
ヤッ太郎「プルルン」
ミエトル「ゴットン殿」
プルルン「ヤッ太郎」
ゴットン「ミエトル殿」
プルルン「うう、このー、すっとこどっこい!」
(ドカッ)
プルルン「ったく散々心配させといて、何よ!」
ヤッ太郎「ひでえな、プルルン。オイラやっとの思いでここまで来て…あれ。スカシーは?」
プルルン「向こうの浜辺で泣きぬれてカニとじゃない、ギャルとたわむれてるわよ。
で、ちゃんと聞いたの?メカEDO城の重大な欠陥を!」
金語楼「!」
ヤッ太郎「てやんでえ!今聞こうと思ってたところだよ。あの、実は…」
島の人たち「きゃああ」
スカシー「大変だ!大変だ!」
プルルン「?」
ヤッ太郎「スカシー」
77 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-03 15:14
島の人たち「ぎゃああ」
ゲシュニン28号「シャバダバダー!シャバー!シャバー!」
カラ丸「ええい、左金語楼、左金語楼を連れて来い!連れてこぬとこの浜辺をめちゃくちゃにしてくれるぞ」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっは!」
カラ丸「!?」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
ゴットン・ミエトル「プラス、お助けメンバー!」
カラ丸「ふん、何人いても同じこと。みんなまとめて叩き潰してくれるわ!行け!ゲシュニン28号!
78 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-03 15:27
ゲシュニン28号「シャバー!」
カラス忍者たち「カァー!」
ヤッ太郎「行くぜ!」
スカシー・プルルン・ゴットン・ミエトル「おう!」
スカシー「どりゃあ!」
プルルン「はっ!」
ゴットン「とりゃ!」
ヤッ太郎「にゃろー!ていていていていていてい!あー取れちゃった。知ーらないっ」
ゲシュニン28号「シャバー!」
ヤッ太郎「うわー、きもちわりー」
ゲシュニン28号「シャバー」
スカシー「今のうちだー。うぐ」
プルルン「ふっ」
スカシー「わあ。うわうわうわ」
プルルン「いやいやいやいや」
ヤッ太郎「あっち行けー」
ミエトル「ここはアッシたちの新必殺技で」
ゴットン「ゴットンだ」
ミエトル「合体忍法カミカゼローター!」
(ドカーン!)
カラ丸「ああ、ゲシュニン28号!」
ゲシュニン28号「シャバ、シャバダ、シャバダバダー!!」
79 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-03 15:33
ヤッ太郎「てやんでえ!平和に暮らすこの島の人々を、恐怖のどん底に突き落とし、
メカEDO城の秘密を掴もうとは、許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
ゲシュニン28号「シャバダバダー!」
(ドカーン!)
カラ丸・カラス忍者たち「うわああああ」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
80 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-03 15:50
ワーン守「なになに。メカEDO城の重大な欠陥とは」
コーン守「カラ丸はどうしたノ!?ねえ一体いつになったら帰ってくんのヨ。もウ!」
ワーン守「城の西側一角の床板、極めて壊れやすし」
コーン守「何ヨ!何ヨ!何ヨ!」
(バキッ)
コーン守「あア」
幻ナリ斎「あれ?」
コーン守「あーレー」
幻ナリ斎「コンちゃん?おーい」
(ドコーン!)
幻ナリ斎「ゲンナリ」
ワーン守「なんじゃこりゃ」
81 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-03 16:01
<ナレーター>
任務を終えたヤッ太郎たちは、平和なタコ八丈島のビーチで夏休みを過ごすことになった。
だが、コーン守の陰謀は尽きることはない。
頑張れ、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。

ヤッ太郎「ところで、カラ丸たちはどうなったんだろう」
カラ丸・カラス忍者たち「よいしょ、よいしょ、よいしょ、よいしょ」
カラ丸「俺たちに夏休みはないのか。うう…。早くエドロポリスに帰りたい」
82 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-11 14:40
次回予告

ヤッ太郎「にゃんてこったい。ミエトルたちがオイラたちをクビにしろって?
ワーン守さま、まさか。え、ドジが多いから本当にニャンキーをクビ?そりゃないよ。
そんな時、カラカラ一族が動き出しやがった。うーん、オイラたちはどうしたらいいんでい。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。ヘッ?ニャンキーが解散?!てやんでえ!」

『ヘッ?ニャンキーが解散?!』
83 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-11 14:43
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
84 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-11 14:47
『ヘッ?ニャンキーが解散?!』
85 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-11 14:56
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「(スタスタスタ。サッ、サッ、サッ)」
おタマ「あー待ってよ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「(ズコッ)」
おタマ「待ってったら。私は忍者じゃないんですからね。もっとゆっくり走ってよ」
ヤッ太郎「こらおタマ、でけえ声出すんじゃねえ!誰かに聞かれたらどうすんでい」
(ドカッ)
プルルン「あんたのがよっぽどでかいわよ!このすっとこどっこい!」
ヤッ太郎「すいましぇん」

<ナレーター>
草木も眠る丑三つ時。闇の四十万をひた走り、どこへ行くのか我らがニャンキー。
これじゃ正義の味方じゃなくてドロボーだよ。ったく。

ヤッ太郎「大きなお世話だ。バーロー」
86 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-11 15:13
<ナレーター>
今日は年に一度ニャンキーのメンバー全員が集まり、反省会を行う日なのだ。
ところが。

ヤッ太郎・スカシー・プルルン「えー!」
ヤッ太郎「お、お、オイラたちとお助けメンバーを入れ替えるだって!」
スカシー「冗談でもシャレになんないっすよ。ワンコー守さま」
おタマ「…」
ワーン守「冗談などではない。お前たちの度重なるドジや失敗。忍者として、ピザキャットの店員としてもはや許しがたい。
そうお助けメンバーの4人が言っておるのだ」
ヤッ太郎「にゃ、にゃんだって!おい、リキノシン、ミエトルお前らどういうつもりだよ」
プルルン「ネッキーもゴットンも何か勘違いしてるわ」
スカシー「そうだよ。僕たちがドジや失敗なんかする訳ないじゃないか」
リキノシン「果たして、そうでごわすかな」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「!」
ミエトル「大将たちは物覚えが悪いでゲスからな」
(ドカッ)
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ…」
ヤッ太郎「いってえな。な、何しやがんでえ!ミエトル!あ、そういえば…」
プルルン「身に覚えが…」
スカシー「結構あるような…」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ…」
リキノシン「そういう訳でごわす」
ヤッ太郎「し、知らなかった」
スカシー「僕たち、ドジだらけなのね」
おタマ「皆さん、今ごろ気が付いたんですか」
87 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-11 15:32
コーン守「ンー、ベロサイユ宮殿の大庭園って何度見てもス・テ・キ。アタシの乙女心にビンビン来るワ。
んフ。んふふふフ。あのメカさえ完成すれば、エドロポリスのど真ん中にアタシ専用のお庭が出来るのよネ。コーン」
幻ナリ斎「コーン守さま!コンちゃんてば!」
コーン守「どうしたの幻ちゃン。何慌ててんのヨ」
幻ナリ斎「今日は私らの出番少ないっすよ。そんなことやっとったら時間無くなりますがね」
コーン守「いけなイ、そうだったわネ。あの、だ、だから幻ナリ斎、アタシ専用のお庭をつくるためにハ、
このエドロポリスを一気に地ならししなきゃなんないのヨ。分かル?」
幻ナリ斎「ご心配なく。地ならしメカ、コブツキ4号はまもなく完成します。ご覧ください」
コーン守「幻ちゃン、もう次に行ってもいいんじゃないノ?」
幻ナリ斎「いやいや、もう少し」
コーン守「えーどうしテ」
幻ナリ斎「だって、メカデザインさんが苦労してつくったんだもん。よーく見てもらおうかなと」
コーン守「もう良いわヨ。良いわヨ。アタシが映んないじゃないのヨ。あー時間がなイ。時間がなイ。じゃあ、じゃあもうすぐ完成なノ?」
幻ナリ斎「もうすぐ完成」
コーン守「ほんとに、ほんとネ」
幻ナリ斎「ほんとに、ほんとよ」
コーン守「わーイ、わーイ、嬉しいな」
幻ナリ斎「わーい、わーい、嬉しいな」
コーン守「あラ、まだ時間あったみたイ。ねエ」
幻ナリ斎「ちょっちね」
88 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-11 15:53
ゴットン「ワーン守さま、我ら4人は、ヤッ太郎殿たちが優れた忍者だと思えばこそ、陰からお助けしていたのでござる」
ネッキー「でも、もうこれ以上はごめんです」
リキノシン「ワーン守さま、どうかご決断を」
ミエトル「ワーン守さま」
ゴットン「ワーン守さま」
ワーン守「あい、分かった。本日よりしばらくの間、ニャンキーの正式メンバーとお助けメンバーを入れ替える」
ミエトル・リキノシン・ゴットン・ネッキー「おおおお」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「えええ」
ヤッ太郎「そんなあ」
おタマ「ま、身から出た錆ね。お気の毒さま」
ワーン守「おタマ、お前も一緒じゃ」
おタマ「えー、そんなあ」
ワーン守「黙りなさい。お前だって正式メンバーの一員なんじゃぞ」
おタマ「うう…ひっく、ひっく、わーん。デカ頭のオッサンがいじめたあ」
ワーン守「誰がデカ頭じゃ!誰が!」
ヤッ太郎「くっそお」
ミエトル・リキノシン・ゴットン・ネッキー「むう…」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「むう…」
89 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-11 16:05
ネッキー「はい、ホルモンピザとウーロン茶ですっちょね。アイアイサー」
ゴットン「煮込みピザとポテトのLで、お会計987円でござる」
リキノシン「どすこい。モーニングセット2つ。お待たせいたしましたでごわす」
ミエトル「配達に行ってくるでゲスよ」
リキノシン「ご苦労さまでごわす」

<ナレーター>
こうして、めでたくピザキャット本店に転勤となった4人のお助けメンバーたちは、充実した朝を迎えたのであった。
90 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-11 16:15
<ナレーター>
その頃、両国支店では。

客A「おーい、15戦全勝ピザまだでごんすか」
客B「こっちはちゃんこピザ追加でごんす」
おタマ「はーい、ただいま!はあ、はあ、はあ、はあ、15戦全勝ピザお待たせいたしました」
客A「ごっつあんです」
おタマ「ああ、両国支店のお客さまってお相撲さんばっかりじゃない。私死んじゃう」
客C「がぶり寄りピザ一つ」
おタマ「がぶり寄りピザ?わーん、もういやー」
91 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-11 16:25
<ナレーター>
一方、深川支店では。

スカシー「まあ、エドロポリス一の二枚目のこの僕のことだから、モテるのは当たり前なんだけど、
僕にはもうおみっちゃんという心に決めた人がいるんだ。だから君たちの気持ちだけもらっておくよ。
いやー、モテる男は辛いな。はっはっはっは。あ、あんたたち全然話聞いてないのね」
客D「スカシーさま、あたしの気持ち受け取って」
客E「いえ、あたしの気持ちよん」
客F「いや、あたしのよ」
スカシー「うわー」
客たち「それじゃあ皆さんご一緒に」
客D「あら、逃げたわよ」
客たち「待ちなさいー」
スカシー「深川支店ってのは、オカマのたまり場だったのかよ。誰か助けてー」
92 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-11 16:43
<ナレーター>
はたまた、佃島支店では。

プルルン「キャー!な、何すんのよ。このドスケベ!」
客たち「へへへへへへへ」
客F「イキの良い姉ちゃんやのう」
客G「触ったかて減るもんやないやろ。触らしたれ。触らしたれ。ほれ」
客たち「はははははは、はははははは」
プルルン「何がおかしいのよ」
客G「どわあ!」
プルルン「隙があったらどっからでもかかってらっしゃい」
客F「なんやと!なめくさってこのアマ。みんないてまえ!」
客たち「どりゃあ」
プルルン「ふふーん」
客H「は!」
客I「ひ!」
客J「ふ!」
客K「へ!」
客F「ほ!」
プルルン「全く歯ごたえが無いんだから」

<ナレーター>
プルルンちゃん、もう少し女の子らしくしたほうがいいんじゃないの?

プルルン「うるさいわね!」
(ドカッ)

<ナレーター>
いや、すんません。
93 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-11 16:48
<ナレーター>
そして、品川支店では。

ヤッ太郎「なんで客が一人も来ねえんだろ。あ、いらっしゃいませー。う、う、オイラさみしいよー。
くそう、ミエトルたちが言いつけたりしなけりゃ。オイラ絶対許さねえからな」

<ナレーター>
そりゃ逆うらみってもんだよ。

ヤッ太郎「てやんでえ!」
94 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-11 16:52
町人たち「ぎゃああ」
カラ丸「潰せ、潰せ。コブツキ4号。エドロポリスをぺちゃんこにしてしまえい!」
コブツキ4号「ひとひとぺっちゃん。ひとぺっちゃん」
コブツキ4号「ちゃーん」
カラ丸「はっはっはっは、はっはっはっはっはっは」
95 2人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-12 22:37
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8P2AR
96 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-13 15:39
おミツ「えー、それじゃあヤッ太郎さんたちお店クビになっちゃったんですか」
ゴットン「まあ早く言えばそういうことでござるな」
おミツ「そう、寂しくなるわね。おミツ悲しい…」
ゴットン「おお」
客たち「わー」

<ナレーター>
おミツのミサイルも今日ばかりは元気が無かった。

おミツ「しとしとぴっちゃん」
ゴットン「拙者何か悪い事言ったでござるか?」
ネッキー「さあ」
リキノシン「ネッキ―、ゴットン。ワーン守さまから特急便の注文でごわす」
ゴットン「ついに」
97 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-13 15:44
コブツキ4号「ちゃーん」
カラ丸「ふふ、面白いぐらいに壊れていくな。はっはっはっはっはっは。はっはっは、はっはっは。あが」

<ナレーター>
バカ笑いは体に毒だよ。

カラ丸「うるへえ」
98 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-13 15:52
ミエトル「アッシらが正式メンバーになって初めての戦いでゲス。みんな頑張るでゲスよ」
リキノシン・ミエトル・ゴットン・ネッキ―「おう!」
『毎度お騒がせしておりやす。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されるでゲス。危ないでゲスから、どちらさまも白線まで下がるでゲスよ』
ミエトル「行くでゲス!」
伊津茂乃子「おっかあ、ピザ屋さんいつもと違うでゲスね」
伊津茂乃母「そういう下品な喋り方は真似するんじゃないでゲス」
伊津茂乃子「おっかあも言ってるでゲスよ」
伊津茂乃母「そうでゲスか」
99 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-13 15:56
ヤッ太郎「あー、ひとりでいると暗くなってしょうがねえなあ。テレビでも見っかな。ポチッとな。
こ、これはカラカラ一族!スカシー!プルルン!出動…オイラたちもう、くそー」
100 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-13 16:13
コブツキ4号「ひとひとぺっちゃん。ひとぺっちゃん」
コブツキ4号「ちゃーん」
カラ丸「いいぞいいぞコブツキ4号、その調子だー」
ミエトル「はっはっはっはっはっは!」
カラ丸「ん!ニャンキーか?」
ミエトル「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやるでゲス、正義の心で」
カラ丸「(ズコッ)な、なんだ!あ、治った」
リキノシン「この世にはびこる悪の影、撃つでごわすぞ。あ、この腹で」
ネッキー「例えいかなる闇だとて、流してくれよう。この水で」
ゴットン「我ら、正義と勝利の使徒。お助けメンバー改め秘密忍者隊」
リキノシン・ミエトル・ゴットン・ネッキー「ニャンキー2!」
カラ丸「なんだなんだお前らは。ヤッ太郎たちはどうした」
ミエトル「クビになったでゲスよ」
カラ丸「クビだと?そいつはいい。あはははははは。いけね、またアゴ外れる。なめるなよクズども」
101 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-13 16:24
カラ丸「貴様らに倒せるコブツキ4号ではないわ。かかれ!」
コブツキ4号「ひとぺっちゃん」
コブツキ4号「ちゃーん」
リキノシン・ミエトル・ゴットン・ネッキー「たあ!」
カラ丸「くそ。行け!カラス忍者ども」
カラス忍者たち「わあー」「ぎゃあー」
リキノシン「どすこい。どすこい」
ゴットン「お助け忍法砂嵐」
ミエトル「ははは。みんな張り切ってるでゲスな」
スカシー「くそう、腕がうずくぜ」
プルルン「見てるだけなんて悔しい」
102 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-13 16:31
リキノシン「む、なかなか頑丈でごわすな。ならば、おいどんたちの新兵器の出番でごわす」
ミエトル・ゴットン・ネッキー「おう」
リキノシン「ネッキーどん。行くでごわんど」
ネッキー「任すっちょね」
103 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-13 16:42
ミエトル「ゴットン殿、こっちもいくでゲス」
ゴットン「ゴットンだ。もとい、がってんだ!」
リキノシン「この日のために、おいどんらが編み出した必殺攻撃。受けてみるでごわす」
ネッキー「合体忍法、水マシンガン!」
カラ丸「あ…」
ミエトル「合体忍法、カミカゼローター!」
(ドカーン!)
ゴットン「やった!」
リキノシン「やったでごわす」
リキノシン・ミエトル・ゴットン・ネッキー「ああ!」
ヤッ太郎「ミエトル!ゴットン!ふんだ」
カラ丸「勝ったつもりだったろうが、残念だな。コブツキ4号の実体はこいつだ」
104 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-14 19:53
カラ丸「貴様らが破壊したのはただの飾りなのだ。はっはっはっはっは」
ミエトル「騙されたでゲス」
カラ丸「見抜けなかった貴様らが未熟なだけだ。さあやれ、本家コブツキ4号」
本家コブツキ4号「こぶこぶ」
ミエトル・ネッキー「ギャー!」
ミエトル「こんな時、ヤッ太郎の大将ならどうするでゲスかな。あ、そうだ。ストップでゲス。
もうこれ以上の無益な戦いは、このアッシが許さねえでゲス」
カラ丸「む…」
ミエトル「もし言うことを聞かなければ」
カラ丸「言うことを聞かなければ」
ミエトル「こいつの命はねえでゲスよ!」
ネッキー「あちゃー」
カラ丸「だあ(ズコーッ)」
ヤッ太郎「ミ、ミエトルのやつオイラのことあんな風に思ってたのかよ」
プルルン『ヤッ太郎!』
ヤッ太郎「?」
105 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-14 20:00
ミエトル「うわ」
ゴットン「ああ」
リキノシン「うう」
ネッキー「どわ」
スカシー『どうするヤッ太郎!このままじゃみんなやられちまうぞ』
プルルン『出撃しましょう』
ヤッ太郎「で、でもあいつらのせいでオイラたち」
プルルン『そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!仲間のピンチなのよ。つまらない意地と、仲間の命と、どっちが大切なの』
ヤッ太郎「む」
106 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-14 20:12
カラ丸「ふははははは」
ネッキー「こ、こうなったらお助けメンバーを呼ぶしかないっちょ」
ゴットン「それは出来んでござる。今さらヤッ太郎殿に助太刀を頼むなど」
カラ丸「クズ忍者どもめ。トドメだ!」
本家コブツキ4号「くずくず」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっはっはっはっは!」
カラ丸「?」
リキノシン・ミエトル・ゴットン・ネッキ―「ああ」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「元祖ニャンキー!」
ゴットン「ヤ、ヤッ太郎殿」
カラ丸「なんだ、なんだ。結局は出てくるんじゃねえか。ええい、コブツキ4号。イカ天ミサイル攻撃だ!」
(ドカーン)
ヤッ太郎「とりゃあ」
プルルン「ふっ」
スカシー「てやあ」
カラ丸「あ、いて。あかんわ、こりゃ。早めに逃げよう」
107 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-14 20:17
ヤッ太郎「てやんでえ!エドロポリスを踏みにじり、あまつさえ、オイラの仲間たちを傷つけるとは、許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!
みんな、とどめだ!」
リキノシン・ミエトル・ゴットン・ネッキ―「おう!
超合体忍法お助けボンバー発射!」
(ドカーン!)
プルルン「やったわ!」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
リキノシン・ミエトル・ゴットン・ネッキ―「大勝利!」
108 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-14 20:21
コーン守「くーやしっ」
(ドコーン!)
幻ナリ斎「コーンちゃん。今日はずいぶんあっさりと爆発しちゃって。どーしたーの?」
コーン守「だ、だって、時間がないっていうじゃなイ」
幻ナリ斎「あ、律儀なお方。ガックシ」
109 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-14 20:33
ゴットン「ヤッ太郎殿、申し訳ないでござった。やはりニャンキーの正規軍はご貴殿らの他ないでござる」
ミエトル「あんなひどいことを言ったアッシたちを助けてくれるなんて、やっぱり大将は最高でゲスよ」
ヤッ太郎「よ、よせやい。オイラたちゃ仲間じゃねえか」
プルルン「く、くっさー」
スカシー「似合わねえの」
ヤッ太郎「にゃはははは。やっぱそう?」
ヤッ太郎・スカシープルルン・リキノシン・ミエトル・ゴットン・ネッキ―「はははははははは」

<ナレーター>
こうして、ヤッ太郎たちは再びニャンキーの正式なメンバーに戻ることが出来た。
だが、コーン守の野望に終わりはない。
頑張れ、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。

おタマ「でも考えたら、これでヤッ太郎さんたちのドジが帳消しになった訳じゃないのよね」

<ナレーター>
まあ、そういえばそうだね。

おタマ「あは。私ワーン守さまに言いつけちゃおうっと」
ヤッ太郎「お願い、みんな黙っててね」
110 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-21 14:05
次回予告

ヤッ太郎「にゃっはっはっはっはー。今日はカラカラ一族のメカもかるーくやっつけたし、
あとはピザの配達を済ませておみっちゃんと楽しいひとときを。
っと、なんだ?さっきから視線を感じるな。誰でい!オイラの後をつけ回すのは。
お前たちは、ヤミの四人衆!
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。バレた!?ニャンキーの正体。てやんでえ!」

『バレた!?ニャンキーの正体』
111 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-21 14:07
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
112 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-21 14:09
『バレた!?ニャンキーの正体』
113 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-21 14:15
<ナレーター>
今日も、エドロポリスではニャンキーとカラカラ一族の激しい戦いが繰り広げられていた。

ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ぎゃああああ」
カラ丸「ふふふふ、はははは。見たか、ニャンキー。ステイシ4号の恐ろしさを!どわっ!」
ステイシ4号「えい、えい、えーい」
カラ丸「なに!?」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「わあー」
カラ丸「げっ、しまった」
ヤッ太郎「て、て、てやんでえ!痛めつけてもらったお返し、させてもらうぜ。にゃろー!」
114 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-21 14:47
コーン守「おオ、やられル。やられちゃうわヨー、もウ!」
幻ナリ斎「苦しい。苦しい。コンちゃん、苦しい、苦しい、苦しいよう」
コーン守「もう、どうしテ、どうしテ、どうしてなのヨ。
一度くらいスカッと勝ってみせらんないノ?一度でいいわよ。ねえ、幻ちゃン!」
幻ナリ斎「いやそう申されましても、何分予算を切り詰めておりますれば。メカのほうも多少のこの手抜きが」
コーン守「言い訳はいいわけヨ!もウ、幻ちゃんといいカラ丸といい、なんでこう役立たずばっかり揃ったのかしラ」
闇のザンカア「ふふふふふふふふふふ」
コーン守「?」
幻ナリ斎「?」
闇のザンカア「どのようなメカを使おうと、カラ丸などに勝てるはずもない」
幻ナリ斎「その声は」
闇のザンカア・風のレッカア・炎のボンカア・水のウォッカア「ヤミの四人衆!」
闇のザンカア「ふふふふ。ニャンキーの始末は是非、このヤミの四人衆にお任せを」
コーン守「あーラ、あーたたちまだいたノ」
闇のザンカア「あらー(ズコーッ)」
コーン守「とっくの昔に、カラカラの里に帰ったとばかり思ってたワ」
闇のザンカア「我らなれば必ずやニャンキーどもの正体を暴き、奴らを地獄に叩き込んでお目にかかります」
幻ナリ斎「さすがはヤミの四人衆。よくぞ申した」
コーン守「そうネ、出番も少ないシ、いまいちパッとしなイ、あーたたちがネ」
闇のザンカア・風のレッカア・炎のボンカア・水のウォッカア「…」
コーン守「そりゃやりたいって言うんなラ、別二、止めやしないけド」
闇のザンカア「は。ありがたき幸せ。必ずやニャンキーの首、討ち取ってごらんにいれます」
幻ナリ斎「あの四人衆なれば見事ニャンキーを倒してくれますかもね。ふふふふ、ねえ、コンちゃん」
コーン守「ま、あんまりアテにはしてないけどネ。
あー、ダメ。ピンチヨ!」
115 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-21 14:49
ヤッ太郎「許せん!必殺!ネコ目スラッシュ!」
ステイシ4号「すこーん」
(ドカーン!)
カラ丸「うわあー」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
116 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-21 15:00
チョイナー7号「チョイナ、チョイナ、チョイナー!チョイナー?」
ヤッ太郎「さあてと、早いとこ引きあげてひとっ風呂浴びるか」
プルルン「まだお天道様は真上。それにピザの配達残ってるでしょ」
ヤッ太郎「ちぇ。人をこき使う店だぜ。ったく」
117 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-21 15:16
闇のザンカア「ふふふふふふ。ニャンキーの正体を暴き、やつらを倒せば」
水のウォッカア「カラ丸を超え、我らがカラカラ一族一の忍者に」
風のレッカア「へ、つけられているとも知らずにこのままいけば」
炎のボンカア「ニャンキーの正体がばれるのも、もはや時間の問題」
闇のザンカア・風のレッカア・炎のボンカア・水のウォッカア「ははははははははは」

<ナレーター>
そんなピンチが迫っているとは、もちろん気付かないヤッ太郎であった。
118 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-21 15:34
ヤッ太郎「?にゃっはー。可愛い子ー。にゃにゃ!」
スカシー「うわあ!」
プルルン「ああ!」
(ドーン)
水のウォッカア「き、消えた!さては気づかれたか」
闇のザンカア「おのれ。さすがはニャンキー。まだ遠くへは行ってないはずだ。探せ!探すのだ!」
風のレッカア・炎のボンカア・水のウォッカア「は」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ…」
119 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-21 15:46
闇のザンカア「いたか」
水のウォッカア「どこにもいない」
闇のザンカア「おのれ、ニャンキーめ。一体どこへ」
ヤッ太郎「ほんじゃ出前」
スカシー「行ってくるぜー!」
闇のザンカア「!」
闇のザンカア「あ、あれは!ニャンキー」
水のウォッカア「いや、別人か」
風のレッカア「だがよく似ている」
闇のザンカア「うーん、確かやつらを見失ったのもちょうどこの辺り。よし、レッカア。ボンカア。
お前たちは今出ていった二人を追え。ニャンキーと言えども必ず尻尾を出すはず」
風のレッカア・炎のボンカア「おう」
炎のボンカア「忍者なれば、その身のこなしに、日ごろの修行の成果が」
120 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-21 15:53
スカシー「ん?お嬢さん」
女の子A「は、なにか」
スカシー「よろしかったら、僕とお茶を付き合っていただけませんか?」
女の子A「え、ええ…でも」
スカシー「あの、でもじゃなくてさ、あの、こんなところで、君みたいな人とめぐり会えるなんて、
僕はこの幸運を逃したくないんです。ぜひお茶を」
(ドンッ)
女の子A「きゃあ」
スカシー「いってえ」
炎のボンカア「修行の成果が出るはずなのだが」
121 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-21 16:05
ヤッ太郎「もぐもぐ、道草して食うたい焼きってえのは、もぐもぐ。ほんとたまんねえな。おいおやじー。お茶」
風のレッカア「へーい、ただいま」
店主「(ふがふが)」
風のレッカア「お茶に入れた眠り薬など、一流の忍者なればだちどころに気付き吐き出すはず。
はい、お茶お待ち」
ヤッ太郎「どうも、ありがと。ん」
風のレッカア「(気付いたか!)」
ヤッ太郎「にゃ。あー今日のお茶やけにうめえじゃねえかあ。があ。ZZZZZZ…」
風のレッカア「ひいい、引っかかった。こいつ、やはりニャンキーではないのか。いや、もしや我らに気付き、わざと?
そうか。騙されんぞ、ニャンキーめ」
ヤッ太郎「おみっちゃん…」
122 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-21 16:21
<ナレーター>
その頃、ザンカアとウォッカアは、客としてピザキャットに潜り込んでいた。

闇のザンカア「あいつらがニャンキーだとすると、ここがやつらの基地ということ」
プルルン「お待ちどうさまでした」
闇のザンカア「!」
プルルン「はーい」
闇のザンカア「な、な、なんだ。これは」
プルルン「は?お客さまがご注文なさったロッキーマウンテンですけど」
闇のザンカア「ひいい、ロ、ロッキーマウンテン。これが」

<ナレーター>
田舎者のザンカアたちは、メニューの中からいい加減に注文したのだった。

プルルン「あのう、なにか」
闇のザンカア「い、いや、別に」
プルルン「ごゆっくり、どうぞ」
水のウォッカア「と、都会は恐ろしいところよのう」
闇のザンカア「くそう。お、よっと。甘い、甘いー。(だがこのような巨大なものを軽々と持ち上がる馬鹿力の娘。やはり、このピザ屋どこか怪しい)」
123 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-23 16:33
ヤッ太郎「ふわあ〜。すっかり遅くなっちまったぜ。急いで帰らねえと。ん?にゃ。おみっちゃん。おみっちゃーん!」
おミツ「ヤッ太郎さん…」
ヤッ太郎「ど、どうしたんでい」
通行人A「いたい」
ヤッ太郎「一体どこのどいつがおみっちゃんを」
通行人B「あわわわわ」
おミツ「違う、違うの。私、映画を見てきたの」
124 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-23 16:41
ヤッ太郎「涙、涙の感動巨編。悲しみのネオ日本橋」
おミツ「おミツ、つい感動しちゃって。悲しい宿命を乗り越えた二人の美しい愛」
ヤッ太郎「う、嫌な予感が」
風のレッカア「…」
おミツ「二人が掴んだささやかな幸せ。それなのに、それなのにそれなのに」
ヤッ太郎「なあなあ、おみっちゃん落ち着いて」
おミツ「ヒロインが死んじゃうなんてあんまりよ。かわいそー!」
ヤッ太郎「か、勘弁してくれよー!」
おミツ「あら、今日はミサイル入れるの忘れたわ。えへ。おミツったら忘れんぼさん」
風のレッカア「(あの異常なほどの怖がり方。ふふ、やつがなニャンキーならばあの娘使える)」
125 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-23 16:50
プルルン「ありがとうございましたー」
闇のザンカア「うう」
水のウォッカア「うっぷ」
闇のザンカア「何。やつの弱点」
おミツ「〜♪あ!うっ」
炎のボンカア「ふふふふふふ」
126 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-23 17:02
幻ナリ斎「おお、なんと。ではニャンキーらしき者を見つけ、弱点まで突き止めたと?」
闇のザンカア「は。あとは奴らをおびき出し、出動する現場を押さえて正体を暴くだけ。その為に是非とも我らにメカを」
コーン守「急にメカを貸せって言われてもねエ。第一あーたたちには確かマックロウとかいうメカがあるじゃなイ」
闇のザンカア「そ、それが。久しく使わないうちにすっかり錆びてしまいまして」
カラ丸「ふふふ。情けないやつらだな」
闇のザンカア「カラ丸!」
カラ丸「お前たちにニャンキーの相手など務まるものか。恥をかかないうちに、さっさとカラカラの里に帰るんだな」
闇のザンカア「笑わせるな。そのようなありさまの男に何も言われる筋合いはないわ」
カラ丸「う、何」
闇のザンカア「何だ」
コーン守「あーン!もう、おちおち花も活けられないじゃなイ。しょうがないわネ。とりあえずテキトーなメカがないけど、
あり合わせのメカで良かったら貸してあげるかラ、早く行ってちょうだイ」
闇のザンカア「は。ありがとうございます」
127 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-23 17:15
町人たち「ぎゃああ」
アリアワセ1号「アリアワセだー」
風のレッカア「さあ、早く出動しろ。この俺さまがニャンキーの正体を見届けてくれるわ」
おタマ「風力。風向き。角度。これでよーしっと」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりくださーい』
風のレッカア「ふふふ」

<ナレーター>
危うしニャンキー。このままニャンキーの正体は暴かれてしまうのか。

おタマ「行っきまーす!」
風のレッカア「今だ!奴らの後を追えば。ふふふ、ニャンキーの正体も」
(ドカッ)
風のレッカア「あら」
伊津茂乃子「おっかあ、なんか轢いたみたいだよ」
伊津茂乃母「ん、そうかい?そんなことより今はバーゲンのほうが私たちには大事なんだよ。ほら、行くよ」

<ナレーター>
いつもの親子は、自分たちがニャンキーのピンチを救ったことなど全く知らなかった。

風のレッカア「…」
128 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-23 17:33
アリアワセ1号「ドーン。ドーン」
闇のザンカア「どうした、ニャンキー。早く来い」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっは!」
闇のザンカア「!?」
水のウォッカア・炎のボンカア「!?」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
闇のザンカア「出たな、ニャンキー。だがお前たちも今度が最期だ!」
ヤッ太郎「む、お前たちはヤミの四人衆!」
闇のザンカア「お、お前たちは覚えていてくれたのか」
水のウォッカア・炎のボンカア「うんうん」
闇のザンカア「だが容赦はせん!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「はっ!」
闇のザンカア「行け!」
水のウォッカア・炎のボンカア「おう!」
ヤッ太郎「とう!」
スカシー「てい!」
炎のボンカア「ぐっ」
プルルン「ふっ!」
水のウォッカア「ぬっ」
129 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-23 17:54
風のレッカア「頭」
闇のザンカア「来たか。これでお前たちも終わりだな」
ヤッ太郎「なに」
闇のザンカア「で、ニャンキーの正体は」
風のレッカア「それが、思わぬ邪魔が入り、確かめることが」
闇のザンカア「何」
ヤッ太郎「なーにをごちゃごちゃ言ってるんでい!そっちが来ないならこっちから行くぜ」
闇のザンカア「くそう。こうなったら奥の手だ。ボンカア、あれを出せ」
炎のボンカア「は」
ヤッ太郎「…っ!」
炎のボンカア「お前の大の苦手の小娘だ。さあ、どうするニャンキー1号」
ヤッ太郎「おみっちゃん!にゃ、どいて」
炎のボンカア「あ、いて」
ヤッ太郎「おみっちゃん」
おミツ「ニャンキーさま」
ヤッ太郎「にゃーっはっは。こんなところで会えるなんて、オイラたちやっぱり運命の赤いしめ縄で結ばれてたんだね」
おミツ「まあ」
風のレッカア「あの娘を怖がらない」
水のウォッカア「ということは!」
炎のボンカア「あのピザ屋とニャンキーは」
闇のザンカア「全くの別人だったのか。おのれ!こうなったらヤケクソだ!やれ、アリアワセ1号」
ヤッ太郎「でへ、でへへへへ」
プルルン「危ない!後ろ」
ヤッ太郎「!」
おミツ「きゃあ」
闇のザンカア「はははははははは」
ヤッ太郎「く、ぐるじい…」
130 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-23 18:08
闇のザンカア「見たか。もっと締め上げろ。アリアワセ1号」
プルルン「ど、どうしよう」
スカシー「見てろー!てやあ!」
闇のザンカア「ちょこざいな!」
(スパーン)
スカシー「ふっ」
アリアワセ1号「ああ」
プルルン「かっこいいー」
ヤッ太郎「オイラかっこ悪い」
闇のザンカア「おのれ。うお。何!?」
(ドンガラガッシャーン)
闇のザンカア「コ、コーン守を頼った俺たちがバカだった。こうなったらヤミの四人衆の真の底力を見せてくれる!」
闇のザンカア「闇のザンカア」
風のレッカア「風のレッカア」
水のウォッカア「水のウォッカア」
炎のボンカア「炎のボンカア」
闇のザンカア・風のレッカア・水のウォッカア・炎のボンカア「我ら、ヤミの四人衆。合体カラカラ忍法ヤミカラス!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「な、何!?」
131 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-23 18:21
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわああああ」
プルルン「うっ」
スカシー「あっ」
ヤッ太郎「にゃっ」
プルルン「きゃあ」
ヤミカラス「ふははははは」
おミツ「ニャンキーさま」
ヤッ太郎「くそう、てやんでえ!おみっちゃんの前でやられっぱなしって訳にはいかねえんだい。正義の怒り、受けてみよ」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤミカラス「ふはははははは」
ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
ヤミカラス「うわあああ」
(ドカーン!)
闇のザンカア「はあ、はあ、はあ、はあ」
ヤッ太郎「ネコ目スラッシュは確かに決まったのに、あいつ」
闇のザンカア「この借り、次は必ず返させてもらう。たあ!」
ヤッ太郎「くそう、手強いやつ。だ、け、ど。天下無敵の、あ、大勝利!」
132 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-23 18:26
コーン守「痛かった?お花ちゃン」
幻ナリ斎「何言ってんだ。お、えっと。それにしてもあの、ええ」
コーン守「どうしたノ?幻ちゃん」
幻ナリ斎「え」
コーン守「やけに落ち着かないじゃなイ。トイレなら早いとこ行ってらっしゃイ」
幻ナリ斎「はーい。いやいやそうじゃなくて、ヤミの四人衆のことがちょいと気にかかって」
コーン守「あーラ、そうだったわネ。すっかり忘れてたワ。ま、テキトーにやってんじゃないノ?」
幻ナリ斎「適当って」
133 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-23 18:32
ヤッ太郎「(でも、あいつら。あんなボロのメカで何をするつもりだったんだろう)ま、いっか!そんなこと」

<ナレーター>
ヤミの四人衆の汚名返上をかけて戦いは失敗に終わった。
だが、四人衆は打倒ニャンキーに執念を燃やし、また戦いを挑んでくるに違いない。
頑張れ、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。
134 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-25 14:27
次回予告

ヤッ太郎「たんたかたーん。オイラアイドル歌手にならないかって、スカウトされたんだ。
ついでに幻のアイドルミップルも復活でい。あ、こいつはめでてえや。
にゃ、にゃんだって!自分がアイドルになれない腹いせにコーン守が攻めてきた!?あ、あのねえ…。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。アイドル伝説?スカシー出動。てやんでえ!」

『アイドル伝説?スカシー出動』
135 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-25 14:30
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
136 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-25 14:33
『アイドル伝説?スカシー出動』
137 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-25 14:50
ゼッコー鳥「ゼッコーチョーッ!ゼッコーチョーッ!」
チョイナー7号「ミミミ、チョイナチョイナチョイナー!」
ゼッコー鳥「ゼッコーチョーッ!」
ウワツキ「ああ、なんかないですかねえ。こう、ワクワク、ドキドキ。この僕を燃えさせるようなものは」
町人A「喧嘩だぜ」
町人B「また始まりやがったぜ」
ウワツキ「ねえねえ、こりゃ一体なんの騒ぎ?」
町人B「え、あんた知らないのかい?最近のエドポリ名物ニャンキーの活躍を」
ウワツキ「ニャンキー?」
町人B「今日もそのニャンキーが悪党相手に大立ち回りをおっぱじめたって訳さ。おっと俺も急ごっと」
女の子たち「ニャンキーさまー」
ウワツキ「こりゃひょっとしたらいけますよ」
ヤッ太郎「行くぜ、カラ丸!ふっ」
カラ丸「てやあ!」
スカシー・プルルン「待て待てー」
女の子たち「ニャンキーさま!頑張ってー!ニャンキーさまー」
ヤッ太郎「にゃろー!」
カラ丸「とりゃあ」
ウワツキ「いける、いけますよ。これは」
ヤッ太郎・カラ丸「あらら」
(ドーンッ)
138 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-25 15:02
ウワツキ「うーん、もう最高。燃える。燃えるなあ。血と汗と涙の熱血戦士。くう、泣かせる」
ヤッ太郎・カラ丸「はあ?」
カラス忍者たち「ギャー」
スカシー・プルルン「?」
ウワツキ「いや、ほんと。これは絶対売れますよ」
ヤッ太郎「あんた誰?」
ウワツキ「あ、失礼。僕こういうものです」
ヤッ太郎「トノサマキングレコードディレクター、キツツキのウソツキ?」
ウワツキ「ウソツキじゃなくてウワツキです」
カラ丸「そのウソツキとやらが何の用だ」
ウワツキ「ウワツキですってば。おほん。要件ってえのはあなた、ニャンキー1号さんにアイドルになってもらって、
そのレコードを出したいに決まってるじゃないですか」
カラ丸「何!?」
ヤッ太郎「オイラのレコード!?」
スカシー・プルルン「うっそー」
ウワツキ「あなたなら絶対に大ヒット間違いなし。男の闘志を高らかに歌い上げるニャンキー1号。
歌謡界での雄姿をトノサマキングレコードが今あなたに」
ヤッ太郎「にー」
ウワツキ「うう、いけるいける。絶対にいけるぞー」
カラ丸「…」
スカシー・プルルン「ああ…」
ヤッ太郎「にゃはははは、にゃははは、にゃはははははははは」
139 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-25 15:22
ヤッ太郎「いやー、いよいよオイラも歌手デビュー。いやあ、見てる人は見てくれてるねー」
プルルン「レコードはヤッ太郎だけでいいなんて、失礼しちゃうわ」
スカシー「あのディレクター、目が腐ってんじゃないの」
ヤッ太郎「いやあ、そんなに妬かない妬かない。ま、これもオイラの人気がありすぎるってことかな。にゃはははは」
スカシー・プルルン「むう」
おミツ「ははっ、ヤッ太郎さん。ヤッ太郎さん。レコード出したらうちの店でキャンペーンやりましょうね。
そうすればきっと、ピザの売り上げ倍増よ、ほら」
ヤッ太郎「はあ…」
おミツ「また儲かっちゃうわ。いひひひひ」
スカシー・プルルン「ああ」
プルルン「いらっしゃ…あら」
おミツ「こんにちは」
ヤッ太郎「おみっちゃん。それにウワツキさん」
ウワツキ「え、どこかでお逢いしましたっけ」

<ナレーター>
説明しよう。
いつものことながら、このウワツキさんもヤッ太郎の正体に気付いていなかった。
140 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-25 15:38
ウワツキ「こちらにプルルンさんて方はいらっしゃいますか」
ヤッ太郎「え」
スカシー「!」
プルルン「私ですけど、何か」
ウワツキ「おお、あなたが。なんとプリティーでビューティフル。もひとつおまけにワンダフル」
プルルン「まあ、正直なお方。うふん」
ヤッ太郎「(やっぱウソツキだ)」
ウワツキ「実は僕、あの幻のアイドルといわれているミップルを復活させたくて来たんです」
スカシー「何!」
プルルン「ミップルを!?」

<ナレーター>
またまた説明しよう。
みんなコローッと忘れてるかも知れないが、プルルンとおミツは、かつてカラカラ一族の陰謀でアイドルになったことがあった。
それがミップルだ。
だが、事件が終わるとミップルは、一部のマニアを除いては忘れさられ、幻のアイドルとなっていたのだ。
141 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-25 15:51
ウワツキ「ミップルは絶対に売れる。あの可愛らしさ。コケティッシュであどけなくそれでいてまったり。
ねえ、君。もう一度アイドルやってみない?」
おミツ「私、プルルンさんがやるならやるって言ったんです」
プルルン「あは、やります。やります。もちろんやりますわ」
ウワツキ「おお、ブラボー」
プルルン「おみっちゃん。例のやついくわよ」
おミツ「ええ」
プルルン・おミツ「よろしくお願いしまーす!」
ウワツキ「おお、いける。いけるぞ。こりゃ」
ヤッ太郎「いやあ、ミップルも復活かー。こいつはめでてえや」
おタマ「ねえねえ、ミップルのキャンペーンもうちでやれば売り上げは3倍よ」
プルルン「はははは。そうね」
ヤッ太郎「にゃはははは。全くその通りだぜ」
スカシー「う…ぼ、僕だけレコードなし?そ、そんな」
142 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-25 16:06
<ナレーター>
そして、ここにも一人。レコードに関して不満を持っている男がいた。

コーン守「何デ!何でヨ!何でニャンキー1号にはレコードを出す話が来て、この私には来ないわケ!くウ」
(バキッ)
カラ丸「人気の差ですね」
コーン守「何か言っタ?カラ丸君」
カラ丸「い、いえ、別に」
幻ナリ斎「いや、まあまあまあ。コーン守さま。お気をお確かにね。この」
コーン守「それがちっともネ。静まんないのヨ。コンちゃんくやしー!」
幻ナリ斎「えー、もうそのパターン行く訳?早いよなあ、カラ丸」
カラ丸「ああ、そうだ。私はメカの整備がありますので、これで」
幻ナリ斎「ええ、そ、それはずるいよ」
コーン守「キー。くやしーっ!」
(ドコーン!)
幻ナリ斎「何がなんだかもう。最初からこれじゃ身が持ちましぇん」
コーン守「必ず私の歌を、世間と業界に認めさせてみせるワ。コン」
143 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-25 16:14
スカシー「あーあ、僕もレコード出したいな。
ああ、このスカシーさまが、ヤッ太郎たちより人気がないっていうのか?」

<ナレーター>
そういうこと。

スカシー「ああっ、こら、変なナレーション入れるな!えい!」
(カンッ、ドンッ)
スカシー「うわ」
(ドサッ)
スカシー「うわ…」
(ミシミシッ)
スカシー「わー!うわあー!うわ、きったねー」
(ドサッ)
スカシー「うわあああ」
(バシャーン)
スカシー「どうして僕だけこうもついてないんだよ」
(ガーン!)
スカシー「惨め」
144 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-28 14:36
コーン守「うふふふふフ。見てらっしゃイ。
このメカを完成させて世間の奴らにアタシの歌を認めさせてやるワ。
ついでにニャンキーのレコーディングも邪魔してやるんだかラ。
オッホッホッホッホッホ。オッホッホッホッホッホ」
145 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-28 14:43
ヤッ太郎「ほんじゃちょっくらレコーディングとやらに行ってくらあ」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空に飛んでく。おっかあ?」
伊津茂乃母「あたしだってアイドルになりたい〜♪」
伊津茂乃子「おっかあ…」
プルルン「それじゃあ私もいってくるわね」
おタマ「行ってらっしゃい」
スカシー「ふん、ぐれてやる」
146 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-28 15:06
アカシア3万号「でんがなまんがなでんがなまんがなでんがなまんがなでんがなまんがな」
町人たち「なんだなんだ」
闇のザンカア「ふふ、どうやらこの俺さまの音楽センスを披露する時が来たようだな。野郎ども行くぜ」
風のレッカア・水のウォッカア・炎のボンカア「おう!」
闇のザンカア「へい、乗ってるかい!」
カラス忍者たち「乗ってる乗ってる!」
闇のザンカア「乗ってるかい!」
カラス忍者たち「乗ってる乗ってる!」
闇のザンカア「乗ってるかい!」
幻ナリ斎「乗ってる乗ってる!ってストップ!今日お前たちを呼んだのはコーン守さまのバックバンドを務めさせるためじゃ」
闇のザンカア・風のレッカア・水のウォッカア・炎のボンカア「ははあ」
幻ナリ斎「まあ今日のところはコーン守さまの前座ということにしておこう。じゃあカラ丸、よろしくのう」
カラ丸「お任せください。歌は流れるあなたの胸に。今歌謡界に燦然と光輝く国民的歌手チャールズコーンさん。
それでは歌っていただきましょう。歌は、コーンな女の恨み節」
『♪コーンなキツネに誰がした』
町人たち「ぎゃあああ」
『♪好きよ 好きよ 好きよ 好きなのよ だけどね』
(ドカーン!)(ドカーン!)
カラ丸・幻ナリ斎「ぎゃあああ」
147 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-28 15:23
ワーン守『何をやっとるのだ。ニャンキー。大至急出動だ』
おタマ「それが…」

ウワツキ「うーん、もう最高。売れるよ。売れるよ。バッチシ。バッチシ」

おタマ「という訳で今はヤッ太郎さんもプルルンさんも」
ワーン守『だったらスカシー、とりあえずお前だけでも出動だ』
スカシー「お断りします」
ワーン守『な、なんと』
おタマ「ええ」
スカシー「僕はあいつらの引き立て役じゃないんですから!」
ワーン守「おいスカシー。正義の味方に引き立て役とかそんなものは』
スカシー「ともかく、嫌だったら嫌です!」
ワーン守『ちょっと待て、スカシー…』
おタマ「スカシーさん」
スカシー「…っ」
148 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-28 15:47
おタマ「スカシーさん、今お助けメンバー全員に出動をお願いしたわ。さ、みんなが食いとめてる間にスカシーさんも早く」
スカシー「ふん」
おタマ「あ」
149 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-28 16:02
コーン守『♪私バカよねコロリン ネンネンコロン アンコロ アンコロリン』
幻ナリ斎・カラ丸「あ、あれは」
幻ナリ斎「まさしくあれはニャンキー1号がレコーディングしているトノサマキングレコード」
コーン守「まあ、いいわいいワ。このままアカシア3万号で踏みつぶしておしまイ」
ミエトル「はっはっはっはっはっは!古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやるでゲス、正義の心で」
コーン守・幻ナリ斎「ゲス?」
リキノシン「この世にはびこる悪の影、撃つでごわすぞ。あ、この腹で」
ネッキー「例えいかなる闇だとて、流してくれよう。この水で」
ゴットン「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
リキノシン・ミエトル・ゴットン・ネッキー「ニャンキーお助けメンバー!」
おタマ「みんな、頑張って」
スカシー「…」
150 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-28 16:16
コーン守「今日は、いつものメンバーじゃないのネ」
闇のザンカア「コーン守さま。ここは我らにお任せを。行くぜ!」
風のレッカア・水のウォッカア・炎のボンカア「おう!」
リキノシン「ここは一気に勝負をつけるでごわす」
ミエトル・ゴットン・ネッキー「おう!」
151 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-28 16:36
リキノシン・ミエトル・ゴットン・ネッキー「超合体忍法お助けボンバー発射!」
コーン守「ああ、危ないじゃないノ!」
闇のザンカア「おのれ、受けてみろ」
闇のザンカア・風のレッカア・水のウォッカア・炎のボンカア「カラカラ忍法ヤミガラス!」
リキノシン・ミエトル・ゴットン・ネッキー「お助けボンバー!」
闇のザンカア・風のレッカア・水のウォッカア・炎のボンカア「うわああああ」
リキノシン・ミエトル・ゴットン・ネッキー「うわあああ」
おタマ「あ!」
スカシー「ああ!」
ミエトル『みんな頑張るでゲス。スカシーの旦那が来るまで』
リキノシン『スカシー殿』
ゴットン『スカシー殿』
ネッキー『スカシーさん』
スカシー「ああ、み、みんな!おタマ」
おタマ「え」
スカシー「緊急出動だ」
おタマ「スカシーさん!」
スカシー「正義の味方があんなことでウジウジしてるなんて様になんないよな。危うくもっとカッコ悪くなるとこだったよ」
おタマ「スカシーさん、頑張って」
スカシー「ああ」
152 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-28 17:05
ヤッ太郎「にゃんだ、にゃんだ?」
プルルン「地震?」
おミツ「怖い」
ヤッ太郎「わあ!」
プルルン「あ」
おミツ「おミツこわーい」
(ドカーン!)
コーン守「オッホッホッホッホッホ。ニャンキー1号もこれで終わりね」
ヤッ太郎「くっそー」
コーン守「どれ、最期に私の美声を聞かせてあげるわ。
♪ここで一緒に死ねたらいいと思う訳ないコンちゃんよ〜」
(ドカーン!)(ドカーン!)
コーン守「何?何なノ?」
幻ナリ斎「やっと壊れた」
カラ丸「誰だ」
スカシー「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ。悪を倒せと俺を呼ぶ」
カラ丸「あそこだ!」
スカシー「秘密忍者隊ニャンキー2号、推参!」
プルルン・おミツ「ああ」
ヤッ太郎「スカシー!」
コーン守「何ヨ、何ヨ、カッコつけちゃってからに、もウ!」
カラ丸「相手は一人だ!カラス忍者どもやってしまえ!」
スカシー「ニャンキー忍法、風車!」
カラス忍者たち「ギャア」
153 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-28 17:19
ヤッ太郎「助かったぜスカシー。あとはオイラが。にゃろー!うげ」
スカシー「ヤッ太郎」
コーン守「な、何ヨ」
スカシー「人々を音痴な歌声で苦しめ、あまつさえ町を破壊した罪、許せん」

<ナレーター>
説明しよう。
スカシーの正義の怒りが限界値を超えた時、
スカシーの光刀ピカピカはパワーを増し、恐るべき必殺技を生み出すのだ。

スカシー「必殺!一文字ファイアー!でやあ!」
(ドカーン!)
カラ丸「ぎゃー!」
コーン守「キー!くやしーっ!」
幻ナリ斎「いや、歌が終わったと思ったらこれだもん」
(ドコーン!)
スカシー「ふっ、つまらぬものを斬ってしまった」
プルルン「かっこいい」
おミツ「ニャンキー2号さん、素敵」
ヤッ太郎「オイラカッコ悪い」
154 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-28 17:23
ウワツキ「いやあ、やっぱりあんたが大将。グレート、コングラッチュレーション。
アイドルなら僕、最初からあなたしかいないと思ってました」
スカシー「そうかな、やっぱりな。あははははは」
ヤッ太郎・プルルン「やっぱりウソツキだ」
155 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-01-28 17:31
プルルン「スカシーのレコード売れてるんですって?」
ヤッ太郎「もうどこに行ってもないんだって。すげえな。おい、スカシー」
ヤッ太郎・プルルン「わあああ」
プルルン「何よこれ。全部スカシーのレコードやCDじゃないの」
ヤッ太郎「お前自分で買い占めた訳?」
スカシー「い、いや。その、あの。ちょっと心配だったもんで」
ヤッ太郎・プルルン「あへえ…」

<ナレーター>
かくして、ニャンキーたちのレコード騒動も一段落した。
だが、この世にはびこる悪の種が尽きることはない。
頑張れ、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。
156 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-05 17:42
次回予告

ヤッ太郎「にゃ、にゃんだって!あのカラ丸に恋人がいたって?
故郷を後にしてエドロポリスまでカラ丸を追って来たなんて、くう、泣かせるじゃねえか。
でも、ウサ姫さまもカラ丸のこと好きなんだよね?
なんかいやーな予感。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。つらいぜカラ丸!忍者の恋。てやんでえ!」

『つらいぜカラ丸!忍者の恋』
157 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-05 17:44
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
158 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-05 17:45
『つらいぜカラ丸!忍者の恋』
159 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-05 17:50
<ナレーター>
今日はのっけから説明しよう。
ワンコー守からニャンキーに出動の命令が下ったのだ。

おタマ「メカEDO城で今日の午後から恒例のイエッイエッ様を囲む園遊会があるんですって。
それでニャンキーに会場の警備を頼むって訳なのよ」
ヤッ太郎「てやんでえ!ニャンキー出動でい!」
スカシー・プルルン「おう!」
160 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-05 18:00
おタマ「よーし、今日の出番はこれっきゃないんだから。頑張んなくちゃ」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、ピザ屋さんが飽きもせず飛んでくよ」
チョイナー7号「ミミミ」
伊津茂乃母「そうね」
チョイナー7号「チョイナチョイナー!」
伊津茂乃母「あれね。最近私たちの出番を少なくしてるっていうチョイナー7号ってのは」
伊津茂乃子「強敵だね」
伊津茂乃母「おのれー。でも負けないわ。強敵が多いほど、私たちって燃えるのよ」
ゼッコー鳥「ゼッコーチョーッ!」
161 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-05 18:11
ワーン守「いいか。このどさくさに紛れて刺客が将軍イエッイエッ様のお命を狙うやも知れん。十分注意を怠んなよ」
ヤッ太郎「心配ないっすよ」
プルルン「任せてください」
ワーン守「む。何を隠しておるのじゃ、ヤッ太郎」
ヤッ太郎「え、あ、これ?」
ワーン守「色紙とサインペン」
ヤッ太郎「にゃはははは。だって有名人がいっぱい来るっていうからサインもらっとこうかなって思って」
スカシー「お前なあ、遊びじゃないんだぞ!」
プルルン「そういうスカシーが持ってるのは何よ」
スカシー「これ?ははは。有名人とツーショットの記念写真でも撮ろうかなーなんて」
プルルン「ヤッ太郎とどこが違うのよ、もう」

<ナレーター>
というプルルンも、実は同じ考えだったのだ。
162 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-05 18:37
コーン守「んふふふフ。今度こそ、今度こそ素晴らしい作戦を思いついたんだかラ」
幻ナリ斎「してその素晴らしい作戦とは」
コーン守「何もしゃかりきになってニャンキーたちに勝たなくてもいいってこト。
このアタシがウサ姫と結婚して、お婿さんになってしまえばいいのヨ。
そうすれば将軍の跡取り息子だもノ。天下はアタシのものになるって寸法ヨ。オッホッホッホッホ。どう?このメイク」
幻ナリ斎・カラ丸「うわあー」
幻ナリ斎「わーすごい。すごい。すごい」
コーン守「んふフ。あまりの美しさに声もないようネ。見てらっしゃイ。
このアタシの美貌にもの言わせて今日の園遊会でウサ姫を恋の虜にしてあげるかラ」
カラ丸「しかしコーン守さま、何事も念には念を入れませんと」
コーン守「と、いうト?」
幻ナリ斎「ははあ、こんなこともあろうかとこの作戦にぴったんこのメカを用意してござりまする」
コーン守「ほウ、どんなカメ?いや、メカなの?」
幻ナリ斎「はは。カラ丸。ピッド9号をくれ」
カラ丸「は。あ!」
コーン守「幻ちゃん、何なのよこれハ」
幻ナリ斎「はは。いや失礼をば。では、ワンスモアプリーズ」
カラ丸「一目会ったその日から、恋の花咲くこともある」
ピッド9号「愛の魔法使い、ピッド9号でーす」
コーン守「あーラ、ヤットカメとかオバカ3号なんかに比べたらまともな名前じゃないこト?」
幻ナリ斎「ははあ。3日徹夜して考えた愛と涙の苦心作」

<ナレーター>
実は、キューピッドを逆さにしただけの単純な発想だった。
163 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-05 18:45
カラ丸「このピッド9号の天使の矢に、コーン守さまの写真をつけてウサ姫さまのハーをぶっすりやれば、
たちまちやコーン守さまの恋の虜になるという寸法でございます」
コーン守「うン、そんなことしなくたっテ、ウサ姫はアタシの美貌にイチコロだと思うけド。
ま、せっかく出てきたんだかラ、使ってあげようかしらネ」
幻ナリ斎「思い上がっちゃって。よいか、カラ丸。まもなく園遊会が始まる。ピッド9号をその中に紛れ込ませてウサ姫のハートをぶすりと」
カラ丸「はは」
164 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-05 18:51
ウサ姫「おお、いるいる。今年もたくさんの者たちがこの姫の美貌を一目拝まんとやってきておるわ」
徳川イエッイエッ「パフパフパフパフッ」
ワーン守「どうだ。怪しい者は潜入しておらぬか」
プルルン「こちらプルルン。今のところ異常はありません」
スカシー「こっちも大丈夫」
ヤッ太郎「いやいや。有名人ばっかで目移りしちゃって」
165 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-05 19:04
カラ丸「いいか、ピッド9号。ここからウサ姫を狙い撃ちにするんだ。しっかり頼むぞ」
ピッド9号「任せてちょーらい」
コーン守「まあ、ウサ姫さまには近頃ますますお美しくなられて、すっかりお年頃ですわネ」
ウサ姫「ほほ。見え透いたお世辞をこくでない」
コーン守「お世辞なんかじゃありませんことヨ。きっと好きな人でも出来たんじゃないかしラ。
何しろお城にはいい男がいっぱいですもノ」
ウサ姫「いい男?そういえば前にあったあの者は今どこぞにおるのやら」
コーン守「コーン!」

カラ丸「はい。何にしやしょう」
ウサ姫「んーと、これと、これと、これちょうだい。ん?ん?」
カラ丸「!離せ!離せ!」
ワーン守「ウサ姫さま、その者は?」
ウサ姫「わらわの婿はこの者じゃ」
166 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-05 19:14
ウサ姫「うっとり」
コーン守「ところでウサ姫さま。このマットは我が家の家宝でして、このマットの上に立つと、憧れのお人に会えますのよ」
ウサ姫「これでいいのかや」
コーン守「結構でス。オッホッホッホ」
ピッド9号「ぴっとな」
ワーン守「!!!」
カラ丸「(ズコーッ)」
ピッド9号「あら外れちゃった。ごめん」
カラ丸「お前なあ」

<ナレーター>
説明しよう。
ピッド9号は、弓矢がとんでもなく下手だった。
167 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-05 19:36
ワーン守「うわーん、何だろう。この胸の切ないときめきは。ああ」
コーン守「ギク。な、何!そのアタシを見つめる熱い眼差しは。ま、まさカ」
(ベロン)
ワーン守「ワオーン。好きー好きー」
コーン守「キャー。ダメヨ。みんな見てるワ」
(ベロンベロン)
コーン守「こんなはずじゃないの二。誰か助けテー」
ワーン守「好きー。好きー。好きー」
コーン守「あレー、およしになっテー。ダメだったラ」
ワーン守「待ってー。待ってよー」
ヤッ太郎「知らなかったぜ。あの二人が愛し合っていただなんて」
プルルン「愛するが故の争いだったのね」
スカシー「ほんと、愛ってやつは複雑だな」
カラ丸「とんでもねえことになっちまったな。ん、この熱い視線は…」
ウサ姫「コーン守の申す通りじゃ。このマットすごい効き目じゃのう。みーっけった。わらわの婿にならんと島ながーしにするぞよ」
カラ丸「げげっ」
168 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-05 19:45
プルルン「あ、あれはカラ丸じゃない?」
ヤッ太郎「やっぱり何か企んでやがるんだ」
カラ丸「やばい。ニャンキーどもに見つかってしまった」
ウサ姫「さあさあ、そんなとこにいないで早く降りてくるのじゃ」
カラ丸「とんでもねえ!」
ピッド9号「置いてかないでちょーらい」
ウサ姫「おお、ここで逃がしてなるものか。待ってたもれー。待たぬと島流しじゃぞよー」
プルルン「大変!ウサ姫さまがお城の外に!」
スカシー「何かあったら一大事だ」
ヤッ太郎「てやんでえ!ぐずぐずしてねえで後を追うんだ」
ウサ姫「どこへ隠れようと逃がしはせぬぞ。ん?」
一座の者A「へい、いらっしゃいいらっしゃい。サーカスだ」
ウサ姫「この中かや?」
169 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-07 16:54
一座の者B「はい」
観客たち「わー」
ウサ姫「おお、これはすごい。すんごい。すんごい」

<ナレーター>
説明しよう。
気分屋のウサ姫は何か面白いものが見つかると、今まで何をしていたかなどすぐに忘れてしまう性格であった。
170 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-07 16:59
プルルン「いいの?こんなとこから入って」
ヤッ太郎「オバカ3号だな。オイラたちは忍者なんだぜ。マトモに入ったりしたらファンががっかりするじゃねえか」
スカシー「本当は入場料節約しただけだろ」
ヤッ太郎「にひ、にひひひ。まあいいじゃないの。それよりウサ姫さまを探さなきゃ」
171 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-07 17:03
カラ丸「すまねえ、追われてるんだ。かくまってくれ」
一座の者C「カ、カラ丸さんでねえか」
カラ丸「あ、お、お前は」
172 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-07 17:09
プルルン「どう?いた?」
ヤッ太郎「いや」
スカシー「どこへ消えちまったんだ」
プルルン「あっちのほうを探してみましょう」
一座の者C「カラ丸さん」
ヤッ太郎「にゃ」
プルルン「今のは」
一座の者C「カラ丸さん、会いたかったんだから」
カラ丸「お、おカラ」

<ナレーター>
なんと、この女の子はカラ丸の幼馴染のおカラであった。
173 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-07 17:19
カラ丸「おカラ、なしてからお前こんなとこさ」

<ナレーター>
カラ丸は、なつかしさのあまりついつい故郷の訛りが出てしまった。

おカラ「おら、カラ丸さんにあと追ってカラカラの里出てきたんだからすって」
174 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-07 17:26
おカラ「そんでエドロポリスさくればカラ丸さんに会えると思って、この一座でアルバイトしてたんだから」
カラ丸「バ、バカ!俺はもう故郷を捨てた身だからして」
おカラ「そんなあ、神様がこうして二人会わせてくださったんだから」
ヤッ太郎「うう、乙女の純情だからすって」
プルルン「感激してしまったから」
スカシー「いいんだから。都会の片隅に咲くずんあい物語として」

<ナレーター>
説明するんだけれ。
なぜかニャンキーたちも訛りが移ってしまったんだから。

ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あんたもだよ!」
175 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-07 17:38
プルルン「何とか二人の愛を実らせてあげたいわね」
スカシー「このことがウサ姫さまに知れたら、あの子は島流し間違いないもんな」
ヤッ太郎「うーん、なんかいい方法はないかな」
カラ丸「方法はただひとつ。このピッド9号を使ってウサ姫が別の男を好きになるようにすりゃいいのよ」
ピット9号「ピット9号です」
ヤッ太郎「何だカラ丸!盗み聞きなんかしやがって」
カラ丸「盗み聞きしてたのはおめえらだろうが!」
ヤッ太郎「あ、そう、そうだった?あははははは」
176 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-07 17:46
ヤッ太郎・スカシー「じゃんけんぽん!」
スカシー「やりー。ヤッ太郎の負けー」
ヤッ太郎「ちぇ、オイラ犠牲かよー」
プルルン「仕方ないでしょ。諦めなさい」
スカシー「ヤッ太郎ちゃん。はい、チーズ」
ヤッ太郎「チーズ」
カラ丸「この写真をピッド9号の天使の矢の先にセットして、ウサ姫のハートに命中させればいいんだ。
作戦とはちょっと違うが、おカラを島流しから救うには止むを得まい」
プルルン「そうよ。これでコーン守のお婿さん作戦も失敗って訳。ヤッ太郎一人犠牲なんて安いものよ」
ヤッ太郎「どぼじてこうなるの」
177 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-07 17:59
コーン守「やめテー。来ないデー」
ワーン守「おお、愛しの君よ」
徳川イエッイエッ「パ、パフ、パッ、パフヨー」
コーン守「モテるって辛いわネー」
幻ナリ斎「ふふふふふ。こうなったらこのドサクサに紛れて、イエッイエッをやっつけてやるのじゃ。
行け、シュワルツェ2号よ」
徳川イエッイエッ「パフパフパフパフ。ホニャー」
シュワルツェ2号「がうー」
徳川イエッイエッ「パフー」
園遊会に来てる者たち「わあああ」
(バシャーン)
コーン守「コーン」
徳川イエッイエッ「ホニャホニャホニャホニャニャー」
178 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-07 18:10
ウサ姫「わー、姫もやりたいぞよ」
ヤッ太郎「あ、いた。ウサ姫さまだ!」
カラ丸「よーし、今度こそうまくやれよ」
ピッド9号「任せてちょーらい」
ウサ姫「姫もやるぞよー」
ヤッ太郎・カラ丸「ああ!」
ピッド9号「あっちゃ」
伊津茂乃母「ああ、なんだか変だわ。忘れていたこの胸のときめき」
ピッド9号「えーい、数打ちゃ当たるかも」
ヤッ太郎「何枚あったらいいんでい」
ウサ姫「わーい、わーい。わーい、わーい」
カラ丸「全部外しやがって」
ヤッ太郎「この下手くそ!」
観客たち「ドドドドドド」
ヤッ太郎「何だよその目は」
スカシー「やばいぜ」
ピッド9号「えーん、再起不能だよーん」
ヤッ太郎「冗談じゃねえや。なんでこうなんだよ」

<ナレーター>
かくして、サーカスは大混乱のめちゃくちゃになった。
179 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-08 16:30
おカラ「カラ丸さーん」
カラ丸「お、お、おカラ」
おカラ「カラ丸さーん」
カラ丸「待っててけろ」
おカラ「カラ丸さ…」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「げほげほ」
ヤッ太郎「参った参った」
スカシー「ん?なんだ」
プルルン「お城のほうでも、何かあったのかしら」
ウサ姫「面白そうじゃのう。行ってみよう」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あーウサ姫さまー!」
ウサ姫「行っきまーす!」
180 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-08 16:34
ワーン守「がーん!せ、拙者今まで何をやっていたのじゃ」

<ナレーター>
説明しよう。
ピッド9号が踏みつぶされたので、天使の矢の効き目が切れたのだ。
181 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-08 16:43
ワーン守「いかん。イエッイエッ様が」
シュワルツェ2号「がうー」
徳川イエッイエッ「パフー」
ワーン守「待てー。イエッイエッ様はこのワーン守が命に代えてもお守りいたす!」
幻ナリ斎「バカめ、手遅れじゃ」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっは!」
幻ナリ斎「なにやつ」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
幻ナリ斎「おのれ、ニャンキーめ。ついでにシュワルツェ2号の鉄アレイスペシャルの餌食にしてくれる」
182 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-08 16:49
シュワルツェ2号「うがー」
ヤッ太郎「うわあ、強そう」
ニャゴフィンクス「ガオー」
シュワルツェ2号「うがー。うがー」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわあああ」
ヤッ太郎「あーれー。鉄アレー」
スカシー「しゃれてる場合か」
プルルン「ニャゴフィンクスが来たわ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「メガアップニャンキー!」
183 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-08 16:54
ヤッ太郎「今度こそ一番乗りはオイラだ!行くぜ!」
徳川イエッイエッ「パフパフ」
ヤッ太郎「わあ」
(ドン!)
コーン守「キャー、なにな二。何なノ!?キャッ」
(ザバーン)

<ナレーター>
ヤッ太郎はいつものように乗り遅れた。
184 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-08 17:04
シュワルツェ2号「がうー」
プルルン「…っ」
幻ナリ斎「むう」
ウサ姫「負けたほうは島流しぞよー」
ヤッ太郎「よーし、チャンスだ。とにかく怒ったぜ!」
幻ナリ斎「いやややや」
シュワルツェ2号「うわあ」
ヤッ太郎「必殺ネコ目スラッシュ!」
幻ナリ斎「あれー」
コーン守「ギャギャギャギャー!もう、せっかくのお化粧がめちゃくちゃヨ。くやしー!」
(ドコーン!)
徳川イエッイエッ「パフパフパフパフ」
ウサ姫「やったね。やったね。やったね」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」

<ナレーター>
ニャンキーの活躍で、コーン守のお婿さん作戦はおじゃんになった。
だが、気になるカラ丸とおカラの恋の行方は。
185 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-08 17:09
おカラ「カラ丸さん、おら置いてどこさ行ったから」
カラ丸「すまねえ、おカラ。やっぱり忍者に恋は無用なのだ。おカラ、あばよ」
おカラ「う…」

<ナレーター>
人の世の情けを捨てて、非情な掟に生きるカラ丸。
それは闇の世界を走る忍者の、悲しい宿命であった。
186 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-12 18:03
次回予告

ヤッ太郎「オイラ大変なことしちゃったよー。
プルルンが大切にしてた笛無くしちまったんだ。プルルン本気で怒って口も聞いてくれないんだもん。
こうなったら命に代えても笛を探さなきゃ。
え、なんで、なんでコーン守がプルルンの笛を持ってるの?
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。プルルンの笛はおとぎ話!?てやんでえ!」

『プルルンの笛はおとぎ話!?』
187 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-12 18:05
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
188 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-12 18:06
『プルルンの笛はおとぎ話!?』
189 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-12 18:10
<ナレーター>
ここは象々寺。
コーン守と幻ナリ斎は、ニャンキーに壊された数多くのメカの供養にやって来ていた。

コーン守「(はぁ、やられていったメカちゃんたチ。どうか成仏してちょうだイ。
はぁ、それにしても長いお経)はぁ、やっと終わっタ。さてト」
190 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-12 18:13
コーン守「(ズコッ)」

<ナレーター>
コーン守の足は、思いっきりしびれていた。
191 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-12 18:21
コーン守「ねえ、ちょいと。幻ナリ斎」
幻ナリ斎「ふふふふふ。コーン守さま。おみ足をどうなされました。(ツンツン)ここ、ここが」
コーン守「うぎゃー!おやめー!コーン!」
(ドーン!)
コーン守「あら?何?この観音様。笛なんか吹いちゃっテ」
お坊さん「坊さんアターック!」
(ドーン!)
コーン守「何よ、何ヨ!アタシを誰だと思ってるのヨ!」
お坊さん「いや、これは失礼を致しました。しかしこの観音様は象々寺の森で起こった奇跡を伝える大切なものでして」
コーン守「奇跡?」
192 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-12 18:30
<解説員>
突然じゃが、住職に代わって説明しよう。
むかーし、昔、心の優しい若者が、いじめられているカメを助けてやった。
若者はそのカメを飼ってやろうと家に連れて帰った。
ところが、ところが、意地悪な継母が、カメをいじめまくったのだ。
あまりのいじめのひどさにいたたまれなくなったカメは、一本の笛を残していずこへともなく去って行ってしまった。
若者は大変悲しみ、思い出の象々寺でその笛を吹いた。
するとなーんと、森に棲むアニマロイドのミニマロイドが出てきて、宝のいっぱい詰まったつづらをくれたのじゃ。
カメのくれた笛は宝を呼ぶ笛だったのじゃ。
(バシッ)
うぎゃー。

コーン守「で、宝は?宝はどうなったノ?」
お坊さん「さあ、そこまでは私どもも。しかし宝を呼ぶ笛は今もエドロポリスのどこかにあるとか」
193 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-12 18:35
コーン守「うーン、宝を呼ぶ笛。ン、ン?今のはもしかして。うふふふふフ」
194 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-12 18:46
ヤッ太郎「はあ、ふぇえ…忙しかった」
スカシー「はあ、やっと一段落したな」
おタマ「これで夕方までは少し暇になりますね」
ヤッ太郎「にいー。どーれ。昼寝でもするかな。にゃ」
(ドタッ)
ヤッ太郎「スカシー、てめえ」
スカシー「お前ってやっぱり鈍いんだな」
ヤッ太郎「そういう問題じゃねえだろうが、この!」
(〜♪)
ヤッ太郎・スカシー「?」
スカシー「あれ、プルルンってあんなに笛が上手だったっけ」
おタマ「ねえ」
ヤッ太郎「そういえば、ニャンキー登場の時、いつも笛を吹いてたな」

<ナレーター>
今頃気がつく間抜けなヤッ太郎だった。

ヤッ太郎「こりゃあ、訳ありか?」
195 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-12 18:47
ヤッ太郎「はあ、ふぇえ…忙しかった」
スカシー「はあ、やっと一段落したな」
おタマ「これで夕方までは少し暇になりますね」
ヤッ太郎「にいー。どーれ。少し昼寝でもするかな。にゃ」
(ドタッ)
ヤッ太郎「スカシー、てめえ」
スカシー「お前ってやっぱり鈍いんだな」
ヤッ太郎「そういう問題じゃねえだろうが、この!」
(〜♪)
ヤッ太郎・スカシー「?」
スカシー「あれ、プルルンってあんなに笛が上手だったっけ」
おタマ「ねえ」
ヤッ太郎「そういえば、ニャンキー登場の時、いつも笛を吹いてたな」

<ナレーター>
今頃気づく間抜けなヤッ太郎であった。

ヤッ太郎・スカシー「こりゃあ、訳ありか?」
196 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-12 18:54
おタマ「ふふ、プルルンさん。その笛ずいぶん大切そうですね」
プルルン「いっ。あら大切だなんて、こんな安物」
おタマ「そうですか?」
プルルン「そうよ。だからこんなことだって、こーんなことだってしちゃうんだから」
ヤッ太郎・スカシー「何だよ。めいっぱい期待させやがって」
(prrrrr…prrrrr…)
おタマ「あ、注文だわ。さ、お二人さん」
ヤッ太郎・スカシー「はーい」
197 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-12 18:55
おタマ「ふふ、プルルンさん。その笛ずいぶん大切そうですね」
プルルン「いっ。あら大切だなんて、こんな安物」
おタマ「そうですか?」
プルルン「そうよ。だからこんなことだって、こーんなことだってしちゃうんだから」
ヤッ太郎・スカシー「何だよ。めいっぱい期待させやがって」
(prrrrr…prrrrr…)
おタマ「あ、注文だわ。さ、お二人さん」
ヤッ太郎・スカシー「はーい」
プルルン「はあ…」
198 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-12 19:09
カラ丸『ご町内の皆さま。お騒がせしております。初登場の笛交換、笛交換でございます。
ご家庭でご不要になりました笛がございましたら、ピッカピカの新しい笛と交換いたします』
町人A「笛交換?」
町人B「ちり紙交換じゃないの?」
カラ丸「(ったく、コーン守さまの物好きにも困ったもんだ。言い伝えを信じて宝を呼ぶ笛を探せなどと)」
カラ丸『ご町内の皆さま。笛交換、笛交換でございます』
町人C「交換屋さん。こんな笛でも取り替えてくれるかね」
カラ丸「はいはい。古いの大歓迎」
町人C「…」
カラ丸『ご町内の皆さま。お騒がせしております。初登場の笛交換でございます』
町人D「交換屋さん」
町人E「お願いします」
カラ丸「はいはい、どうもどうも。ありがとうございます。はあ、疲れた。はい、次いこう」
カラ丸『ご町内の皆さん。笛交換だよー』
ヤッ太郎「古い笛を新しいのと交換?そうだ!」
199 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 16:07
プルルン「おかかピザに抹茶シェイク。お待ちどうさまでした」
客A「あれ?おかかじゃなくて佃煮ピザだったんだけど」
プルルン「え?あらごめんなさい。おタマちゃん」
おタマ「イカタコピザのLサイズですか?」
プルルン「ああ…」
ヤッ太郎「にー。プルルン!プルルン。変だな、いるはずなんだけど。ん?よっと。
いくら安もんだからってこんなところに放りっぱなしはねえよな。よし、待ってろよ」
プルルン「すみません、お客さま。今すぐお持ちしますので」
ヤッ太郎「おーい、待ってくれ交換屋。これ新しいのととっかえてくんな。一番ピッカピッカのやつとな」
カラス忍者A「はい、ただいま」
200 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 16:22
コーン守「むっほっほっホ。たった一日でよくまあコーンだけ集めたわネ。偉いわカラ丸。褒めたげル」
カラ丸「ありがたき幸せ」
幻ナリ斎「いえしかし、この中に宝を呼ぶ笛がありますかどうか。第一言い伝えそのものが真実かどうか…」
コーン守「おだまりけだまり!あーたにはロマンってもんがないノ!?」
幻ナリ斎「とんでもござりません。ロマンならほれ、このように」
(パカッ)
コーン守「それはマロンでしょ!」
幻ナリ斎「ひどい、ひどいわ、コンちゃんたら。殴るなんて」
コーン守「そうよ幻ちゃん。それがロマンヨ」
コーン守・幻ナリ斎「んーロマンチック」
コーン守「アホなことさせんじゃなイ。宝さえ手に入れば幕府転覆。全国制覇の資金はバッチリなのヨ。
さ、この中から宝を呼ぶ笛を探し出すわヨ。どれどれ」
コーン守「(♪〜)キーッ」(ポイッ)
コーン守「(♪〜)ペケ」(ポイッ)
コーン守「(♪〜)」
幻ナリ斎「いや、ちょっとね。ちょっとね。コーン守さま、わざわざコーン守さまのお手を煩わすのもなんでござりまするゆえ、
この上はカラス忍者どもを集め、象々寺で一斉に吹かせれば、一石二鳥かと思われまするが」
コーン守「それもそうネ。じゃ早速象々寺に集合ヨ」
幻ナリ斎・カラ丸「ははあ」
201 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 16:24
カラス忍者たち「(♪〜)」
お坊さん「!?」
202 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 16:32
プルルン「いやー!交換しちゃうなんて…あの笛はとっても大切な…」
ヤッ太郎「だってどうでもいい安もんだって言ったろ。
どうせならピッカピカの新品でかっこよく登場させてあげたいと思ったからさ」
プルルン「じゃあヤッ太郎は、私に!(♪〜)例えいかなる闇だとて…って登場しろって言うの!?」
ヤッ太郎「あははは」
プルルン「ヤッ太郎のオタンコナスの(ドスッ)すっとこどっこいの(ドスッ)オタンチン!(ドスッ)一生許さないからー!」
ヤッ太郎「プ、プルルン!」
おタマ「プルルンさん可哀そうに。お給料3割引きだわ」
ヤッ太郎「そんな大切なものだったなんて」
203 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 16:35
プルルン「ありがとうございましたー」
ヤッ太郎「ねえねえ、プルルン」
プルルン「むう…」
ヤッ太郎「!」
プルルン「いらっしゃいませー」
ヤッ太郎「はぁ…」

<ナレーター>
あれから3日。プルルンのヤッ太郎に対する態度はずーっとこうだった。
204 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 16:43
スカシー「お前、相当恨まれてるぜ」
ヤッ太郎「笛交換屋はあれっきり消えちまったし、あの笛がそんなに大切なものだと知ってたらな。
きっとお爺ちゃんか誰かの形見だったんだ」
スカシー「甘いな。あの笛はきっと…」

男A「プルルン、今日は君の誕生日だったね。これ、僕からのプレゼントだ」
プルルン「まあ、うれしー」
男A「ああ、ああ!」
(バキッ)
プルルン「きゃあああああ!!」

スカシー「こうして帰らぬ人となってしまった恋人の、思い出の品に違いない」
ヤッ太郎「ち、ちょっと違うと思うけどな。でも何にしたってあの笛を取り返さなくちゃ。
でねえと、オイラ一生許してもらえねえや」
205 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 16:47
(prrrrr…)
おタマ「はい、ピザキャット。はい、はい、わかりました。大至急お届けします。
象々寺に特急便よ」
ヤッ太郎・スカシー「!?」
おタマ「裏の森で、夜な夜な怪しい笛の音が聞こえてくるんですって。
直ちに調査するようにってワーン守さまからの命令よ」
ヤッ太郎「笛の音!?それってもしかすっと!」
206 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 16:52
ヤッ太郎「プルルンの笛となんか関係があるかもしらねえぜ!という訳で、」
スカシー「行くぞ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「おう!」
おタマ「風力、風向き、角度。ふふ、これでよーしっと」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空に飛んでく」
伊津茂乃母「それがどしたの!」
伊津茂乃子「おっかあ、もしかして第7反抗期?」
207 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 16:57
カラス忍者たち「(♪〜)」
カラ丸「頑張れ!休むな!」

<ナレーター>
あれから3日間。カラス忍者たちは夜ごとに笛を吹き続けていた。
208 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 17:06
コーン守「キーッ!ミニマロイドは一体いつになったら出てくるのヨ!」
カラス忍者B「こ、こんなん出ましたけど」
コーン守「どんなん出たノ?」
カラス忍者B「コブラが」
コーン守「ギャー!この役立たズ!」
幻ナリ斎「やはり、この中には宝を呼ぶ笛はないのかも」
コーン守「ギャー!もう縁起でもないこと言わないでちょうだイ」
幻ナリ斎「しかし3日3晩吹きっぱなしではカラス忍者どもの体が持ちませぬ」
コーン守「聞いてるアタシだってどうにかなりそウ。あーもうじっとしてらんなイ。ねえねえ見てこの脚線美」
幻ナリ斎「わ、わ」
コーン守「踊りましょ。踊りましョ」
プルルン「えーん、私の笛があの中に」
ヤッ太郎「慌てんな。絶対オイラが取り返す」
209 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 17:11
コーン守「はぁ、ちかれタ。ン?」
プルルン「あー!あれは私の!」
(バシッ)
コーン守「ギョエッ」
プルルン「あんたなんかに吹かれてたまるもんですか。ババっちい。ああ、でもよかった。戻ってきて」
ヤッ太郎「いやあ、よかったね。プルルン」
プルルン「ん!」
ヤッ太郎「そ、そりゃあオイラ何もしなかったけどよ。でもよ」
プルルン「許してあげるわよ」
ヤッ太郎「あははははは。いやあ、よかった」
210 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 17:19
カラ丸「んん…カラス忍者たちの体力も限界です。かくなるうえは」
幻ナリ斎「うむ」
カラ丸「オサワガセ9号」
オサワガセ9号「まいどー。まいどー」
カラ丸『森のミニマロイドたちよ。無駄な抵抗はやめて出てきなさーい』
211 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 17:28
カラ丸『オサワガセ9号、やつらが現れるまで、切って切って切りまくるのだ!』
オサワガセ9号「まいどー」
スカシー「ああ、森の木が!」
プルルン「ひどい、ひどすぎるわ!」
ヤッ太郎「許せん!行くぜ!」
ミニマロイドA「えーい、やめんかやめんか」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「!」
カラ丸『ほんとにいたの?やっと出てきたな、ミニマロイドめ。さあ、お前たちの宝を出してもらおうか』
ミニマロイドA「なーにぬかすか。このカラス」
ミニマロイドB「そんなもんありゃせんミニよ」
カラ丸『う、嘘をつけ!象々寺に残る宝を呼ぶ笛の言い伝えが何よりの証拠だ』
ミニマロイドC「あんにまあ、こちらさん方。あの言い伝えを本気にしてるミニ」
ミニマロイドB「あれは単なるおとぎ話ミニ」
カラ丸「く、くそー!なめやがって!オサワガセ9号、こやつらをとらえ、何が何でも宝を出させるのだ!」
オサワガセ9号「まいどー。まいどー」
ミニマロイドたち「ぎゃああ」
212 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 17:37
カラ丸「ふははは、俺をバカにするからだ」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっは!」
カラ丸「ま、まさか」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「(♪〜)やだ。間違えちゃった。例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
カラ丸「今日はいつもとちょっとだけ出方を変えやがったな」
コーン守「ヤダヤダ、ヤダってバ」
幻ナリ斎「はいはいはいはいはい」
カラ丸「えーい、オサワガセ9号。やつらをこてんぱんにやっつけろ!」
オサワガセ9号「まいどー。まいどー」
213 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 17:43
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ふっ」
カラ丸「よくぞよけた。しかし次からの攻撃はちと厳しいぞ」
ヤッ太郎「あらよっと」
プルルン「これが?」
ヤッ太郎「よっささのほいっと」
プルルン「もう、許さないわ。よくも私の大切な笛をチャルメラなんかと交換してくれたわね」
カラ丸「いやいや」
プルルン「恨みの手裏剣、受けてみよ!たあ!」
カラ丸「俺のせいじゃねえったら、ちょっと。あらー」
(ドーン!)
214 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 17:50
ヤッ太郎「てやんでえ!」
プルルン「ちょっとどいてよ」
ヤッ太郎「なにー」
プルルン「静かな森を破壊して、ミニマロイドたちを驚かし、あまつさえ、宝を奪い取ろうとは、許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
プルルンの正義の怒りが限界値を超えたとき、
魅刀キラキラの威力は、最大となり、恐るべき力が解放されるのだ。

プルルン「必殺!ハートブレイカー!」
(ドカーン!)
カラ丸「覚えてろー!」
プルルン「天下無敵の、あ、大勝利!」
ヤッ太郎「今日のオイラってなんか影薄い」
215 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 18:00
ミニマロイドA「あなた方のおかげで、森に平和が戻りましたミニ」
ミニマロイドB「娘さん。特にあんたは、笛も手裏剣も素晴らしい腕前じゃったミニ」
ミニマロイドA「代表で、どっちか好きな方を選んでくだされミニ」
プルルン「え、私が?うーん、そうねぇ」
コーン守「ちょっと待っタ」
ヤッ太郎「ええ、お前逃げたんじゃなかったの?」
コーン守「逃げル?失礼ナ。今回アタシは何にも悪いことしてないシ、第一、
アタシが言い伝えを信じたからこソ、こういうことになったんでしョ。
アタシだってつづらをもらう権利あるんじゃなイ?」
ヤッ太郎・スカシー「?????」
スカシー「何だそりゃあ」
プルルン「どういうことよ」
コーン守「あーラ、深く考えなくっていいノ。えっとアタシは、遠慮して小さい方をもらうワ。じゃあネ。
ではみなさーン、お達者デ。お幸せにネ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「…」
216 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 18:08
コーン守「んふふふフ。昔話じゃ、宝物は小さい方。大きい方には変なものが入ってるって決まってるんだかラ。
今頃ニャンキーたち。んふふふフ。ではアタシは宝物ヲ」
(ドカーン!)
コーン守「何コレ」
幻ナリ斎「おややや」
コーン守「…ギャー!アタシお爺さんになっちゃったワ。ン?幻ちゃん。あーたなんで平気なのヨ」
幻ナリ斎「いや私はこれ以上、歳の取りようがござりませぬゆえこのように」
コーン守「キーッ!アタシだけアタシだけくやし、くやしー!」
(プシュー!)
コーン守「歳には勝てないワ…」
217 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-13 18:17
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「もぐもぐ」
ヤッ太郎「にゃはははは。宝物もいいけどよ、こっちもいいな」
プルルン「うん、大事な笛も帰ってきたし」
スカシー「宝を呼ぶ笛はただのおとぎ話だったけど、プルルンのその笛には何かすっごい秘密があるんだろ?」
プルルン「まっさかー。これはね、恥ずかしいけど教えちゃうわ。
私のだーい好きなコケるGENJIのサイン入りの笛なの。ほら」
ヤッ太郎・スカシー・おタマ「えー!」
ヤッ太郎・スカシー「ああ…」

<ナレーター>
なーんて言ってるけど、本当にプルルンの笛の秘密はそれだけなのかな。

プルルン「それはね、内緒。ふふ」
218 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-14 16:15
次回予告

ヤッ太郎「にゃー!にゃんだ?にゃんだ?突然空から茶釜が落ちてきやがった。
へ?茶釜の中からブタが出た?
よーし、これぞ名付けてぶんブタ茶釜でい。
ぶんブタ茶釜はすっかりオイラに懐いちまって可愛いもんだぜ。だけどこいつ飯を食った途端…
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。ふしぎ!?星から来たお友達。てやんでえ!」

『ふしぎ!?星から来たお友達』
219 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-14 16:16
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
220 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-14 16:17
『ふしぎ!?星から来たお友だち!』
221 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-14 16:28
スカシー「おお、夜空に輝く星たちよ」
ヤッ太郎「星なんかよく見えねえな」
スカシー「星のきらめきは、僕のハートに安らぎを与えてくれる」
ヤッ太郎「なーんもきらめいてなんかいないって」
スカシー「この美しい星が…」
ヤッ太郎「どーこに美しい星が」
スカシー「いちいちうるさいんだよ!ヤッ太郎」
ヤッ太郎「へーん、キザなヤローだぜ。うわ!」
スカシー「ぐわ!」
プルルン「二人とも、また店の掃除をサボってる!」
ヤッ太郎「どうする詩人」
スカシー「詩人じゃなくて、死人になりそう」
ヤッ太郎・スカシー「うわー」
おタマ「きゃああ。うーん?」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ああ!」
おタマ「ヤッ太郎さん!スカシーさん!天井の修理代としてお給料2割引き」
プルルン「一体何かしらこれ」
スカシー「もしかするとUFO?」
おタマ「いわゆる未確認飛行物体ですね」

<ナレーター>
さーて、その正体は。
222 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-14 16:39
スカシー「ちゃ、茶釜だ」
ヤッ太郎「ちゃまが?」
プルルン「ちゃまが?じゃなくて、ちゃがま!お茶の時に使う道具じゃない。まったくボケナスなんだから」
ヤッ太郎「てやんでえ!なんだこりゃ。ビリッとな」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・おタマ「うわああああ!!」
おタマ「あ、足が」
ぶんブタ茶釜「ぶーぶーぶー」
プルルン「フタの中からブタが出た」
ヤッ太郎「こりゃぶっ飛んだ」
ぶんブタ茶釜「ぶーぶー」
ヤッ太郎「動いた」
ぶんブタ茶釜「ぶーぶーぶーぶーぶー」
ヤッ太郎「なんでえなんでえ」
ぶんブタ茶釜「ぶーぶーぶー」
ヤッ太郎「にゃー」
223 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-14 16:41
コーン守「うーン、趣味のオシャレもこの頃ワンパターンだし、ねえ、幻ちゃん。何か面白いことなーイ?」
幻ナリ斎「ははあ。聞くところによりますと夕べ、このエドロポリスに流れ星が落ちたとか」
224 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-14 16:51
ワンコー守「ぶんブタ茶釜とな」
プルルン「はい。ブタの顔をした茶釜だからってヤッ太郎がそう名前を付けたんです」
ワンコー守「うーん、突如空から落ちてきた謎のアニマロイド。そして、この見たこともない文字。
よし、ひとつ調べてみるとしよう。して、そのぶん豚茶釜とやらは」

<ナレーター>
説明しよう。
ぶん豚茶釜はとりあえずピザキャットで働いていた。
225 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-14 16:57
客A「アフリカピザセットね」
ぶんブタ茶釜「ぶいぶいぶい」
客B「ブー」
ぶんブタ茶釜「ぶいー」
ヤッ太郎「おい、おめえの親戚じゃねえか」
客B「ぶいぶい。ちょいと私はブタよ。こんな茶釜と一緒にしないでよねえ」
ぶんブタ茶釜「ぶいーぶいーぶいーぶーぶいー」
ヤッ太郎「まあまあ抑えて抑えて。ねえ」
客B「不愉快だわ。帰るぶい」
ぶんブタ茶釜「ぶいーぶいーぶいーぶーぶいー」
ヤッ太郎「おお、ブタと一緒にされてそんなに悔しいのか」
226 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-14 17:13
ヤッ太郎「おお、なんか悪いな。こんなことまでしてもらってよ」
ぶんブタ茶釜「ぶーぶーぶー」
ヤッ太郎「いやあ、何だかいい心持ちだぜ。来る日も来る日も、戦いに明け暮れて、オイラこんな生活忘れてたなー。?」
ぶんブタ茶釜「ぶー」
ヤッ太郎「な、何でもねえよ」
ぶんブタ茶釜「ぶいーぶいーぶいーぶーぶーぶいー」
ヤッ太郎「なんでえ、なんでえ、わかった、わかったよ」

<ナレーター>
説明しよう。
ぶんブタ茶釜はなぜかヤッ太郎にとっても懐いてしまった。
227 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-15 20:00
闇のザンカア「コーン守さま。ついに我らヤミの四人衆、必殺の忍法を会得してまいりました。
今度こそあのにっくきニャンキーどもを地獄に送り込んでみせましょう」
コーン守「あっそウ。でも予算がないから、メカは貸してあげられないわヨ」
闇のザンカア「ふん、それには及びません。つきましては、今回の作戦の指揮はこのザンカアめにお任せを」
カラ丸「ちょっと待った」
闇のザンカア「?」
カラ丸「カラス忍者たちの指揮は、このカラ丸に任されているのだ。例えヤミの四人衆だとて勝手な真似は…」
闇のザンカア「黙れ!」
カラ丸「…っ」
幻ナリ斎「(ほう、この恐ろしいまでの自信。そして特訓のすさまじさを物語る全身の傷。今回は期待できそうじゃのう)」
228 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-15 20:09
ヤッ太郎「おお、意外とやるな。にゃはははは」
ぶんブタ茶釜「ぶーぶー」
スカシー「あの二人、まるで兄弟みたいだな」
プルルン「ほんとね」
(prrrrr…)
プルルン「ん?はい、ピザキャット…あ、ワンコー守さま」
ワンコー守「おお、プルルンか。よいか?よーく聞けよ。あのぶんブタ茶釜に食べ物を与えてはならんぞ」
プルルン「え」

<ナレーター>
説明しよう。
ぶんブタ茶釜は、一度食べ物を食べたしたら止まらないという恐るべき性質を秘めていたのである。
229 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-15 20:21
ワンコー守「我々の星は、このブタ型アニマロイドによって、滅亡寸前に追い込まれた。
決してこのアニマロイドに食べ物を与えてはならない。
このお札に記されていたのは、宇宙人からの警告のメッセージだったのだ。
食べ物を絶対に与えていかん!さもないと、全世界が破滅する。よいな!」
プルルン「は、はい」
ヤッ太郎「いったらきやーす」
プルルン「え」
ヤッ太郎「さあ、お前も食え」
ぶんブタ茶釜「ぶーぶーぶー」
プルルン「あー。ダメー!」
ヤッ太郎「(パクッ)ん?」
プルルン「ダメー!食べちゃー!」
ぶんブタ茶釜「(ズルズルズル)」
プルルン「あー食べちゃった。ああ!」
ヤッ太郎「なんでえ、これからだよ」
プルルン「も、もうお終いだわ」
ぶんブタ茶釜「ぶー、ぶー」
ヤッ太郎「おい、ぶんのじ。どうした?」
ぶんブタ茶釜「ぶー、ぶー、ぶー」
ヤッ太郎「ぶんのじ!」
ぶんブタ茶釜「ぶー、ぶー、ぶー」
230 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-15 20:36
ぶんブタ茶釜「ぶー」
伊津茂乃母・伊津茂乃子「いただきまーす」
(ドンッ)
伊津茂乃母・伊津茂乃子「ああ!」
ぶんブタ茶釜「ぶっぶっぶー」
伊津茂乃子「おっかあ」
伊津茂乃母「坊や」
ぶんブタ茶釜「ぶっぶっぶー」
伊津茂乃母・伊津茂乃子「ああ…」
伊津茂乃子「おっかあ、今の何だ?」
伊津茂乃母「UFO!」

<ナレーター>
説明しよう。
ぶんブタ茶釜は、ナゴヤシティできしめんを食べた。
そしてそして、ぶんブタ茶釜はカミガタタウンでたこ焼きを食べた。
さらにぶんブタ茶釜は、サクラジマシティで桜島大根を食べた。
もひとつおまけにぶんブタ茶釜は、南の果てオキナワアイランドで、げっぷをしながら。
231 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-15 20:48
おタマ「風力、風向き、角度。ふふ、これでよーしっと」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、ピザ屋さんがお空に飛んでく」
伊津茂乃母「そうね」
(グゥ〜)
伊津茂乃母「うちでもピザ頼んでみようかね」
伊津茂乃子「無理しなくていいよ。おっかあ」
ヤッ太郎「てやんでえ!ぶんのじをやっつけるなんてできる訳ねえだろ」
プルルン「だけどこのままじゃ世界中の食べ物が食べつくされてしまうわ。どうするの?」
スカシー「ひとつだけ方法がある」
ヤッ太郎「ほんとか?スカシー」
スカシー「うん、愛の力さ」
ヤッ太郎「愛の力?」
スカシー「そう、愛は何物にも勝る力なのさ」
ヤッ太郎「けっ、マジに聞いたオイラがバカだったぜ」
プルルン「見て。ぶんブタ茶釜よ」
ヤッ太郎「え!おーい、ぶんのじ!ええ!」
232 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-18 19:13
ヤッ太郎「にゃ、にゃんだ!?おい、ぶんのじ!もう食べるのやめるんだ!」
ぶんブタ茶釜「ぶひ、ぶひ」
スカシー「で、でっかくなって、まあ」
プルルン「どうするの?ヤッ太郎」
ぶんブタ茶釜「ぶひー」
ヤッ太郎「一体どうすりゃいいんでい」
闇のザンカア・風のレッカア・水のウォッカア・炎のボンカア「はははははは」
ヤッ太郎「む。その声は」
闇のザンカア「ヤミの四人衆、見参」
風のレッカア・水のウォッカア・炎のボンカア「ははははははは」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「…っ!」
闇のザンカア「ははははは。ニャンキーども、今日こそ…」
ぶんブタ茶釜「ぶひー」
闇のザンカア「今日こそ貴様らを地獄に送ってやるぞ」
ヤッ太郎「てやんでえ!こちとらてめえらの相手をしている暇はねえんだ!」
闇のザンカア「ふっ、貴様らが俺たちの相手になるかな。行くぞ」
風のレッカア・水のウォッカア・炎のボンカア「おう!」
闇のザンカア「カラカラ忍法。マックロウDXの術!」
ヤッ太郎「にゃ、にゃんだ!?」
闇のザンカア「ふはははは。見たか、このメカを。以前に壊れたマックロウのパワーアップメカ。
その名も、マックロウDX!」
スカシー「す、すげえ」
ヤッ太郎「けど、前のマックロウとどこが違うんだ?」
闇のザンカア「や、やかましい。覚悟しろ!マックロウビーム!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわああああ」
ヤッ太郎「よーし、こちとらトリツックンだい」
233 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-18 19:26
ニャゴフィンクス「ガオー」
ヤッ太郎「ひー、やべえ。やばいぞこりゃ」
プルルン「あ、見て見て。トリツックンよ!」
カラ丸「今だ!飛べー!」
カラス忍者たち「カァー!」
ヤッ太郎「あ、あいつら!」
カラ丸「包めー!」
カラス忍者たち「カァー!」
カラ丸「運べー!」
カラス忍者たち「カァー!」
プルルン「ああ、大変。このままじゃトリツックンと合体できないわ」
ヤッ太郎「おーい、こら待てー。てめえら何しやがるんでい!」
(バシッ)
ヤッ太郎「うわあー!」
闇のザンカア「口ほどにもないやつ」
スカシー・プルルン「ヤッ太郎!」
234 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-18 19:38
ヤッ太郎「にゃん」
ぶんブタ茶釜「ぶひ?」
ヤッ太郎「ああ!」
ぶんブタ茶釜「ぶー。ぶー、ぶー、ぶー、ぶー」
ヤッ太郎「ぶんのじ!危ねえ!」
闇のザンカア「まずは貴様からだ!地獄に落ちろ!」
ヤッ太郎「ぶんのじ、逃げろ!」
闇のザンカア「バカめ」
ヤッ太郎「てりゃあー!」
(バシッ)
ヤッ太郎「にゃー!いってえ。わりいわりい」
ぶんブタ茶釜「ぶひ?」
ヤッ太郎「おい、ぶんのじ。早くこっから逃げるんだ。ブタだけに、とんとんとトンズラだ」
ぶんブタ茶釜「ぶひー」
235 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-18 19:52
ぶんブタ茶釜「ぶ、ぶ、ぶ、ぶー」
闇のザンカア「ブタと一緒にドロドロにしてやる」
ヤッ太郎「て、てやんでえ!」
ぶんブタ茶釜「ぶひ。ぶー!」
闇のザンカア「な、なに!お、うわー!」
プルルン「ぶんブタ茶釜が、ヤッ太郎を助けた」
スカシー「まさしく愛の力だ」
ヤッ太郎「おい、ぶんのじおめえ」
ぶんブタ茶釜「ぶ、ぶー、ぶー」
ヤッ太郎「はははー。やったぜ。ぶんのじは元に戻った。スカシー、プルルン。今のうちにトリツックンを頼む」
スカシー・プルルン「オッケー」
236 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-18 20:01
カラス忍者たち「カァー。カァー」
カラ丸「はあ、ヤミの四人衆のヤロー。こんなハードな仕事をさせやがって。くそ、くそ」
カラス忍者たち「カァー…」
カラ丸「みんなー。耐えろー」
カラス忍者たち「カァー」
カラ丸「ん?なんだ?」
スカシー「トリツックンはもらっていくぜ」
プルルン「ばいばーい」
カラ丸「くそー。こんなくたびれる作戦はもうごめんだ」
カラス忍者たち「同じカァー」
237 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-18 20:10
闇のザンカア「何度も同じ手は食わぬわ」
(ドカッ)
ぶんブタ茶釜「ぶひー」
闇のザンカア「覚悟ー!」
スカシー「おりゃー!」
闇のザンカア「うわああああ」
スカシー「へっ、DXのくせにざまあないな」
プルルン「今度は私よ」
ヤッ太郎「ま、待て!オイラの出番がなくなる」
プルルン「いやーん、私にもかっこいいとこやらせてー」
ヤッ太郎「やだー。オイラがやるんだい。トリツックン!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「メガアップニャンキー!」
ヤッ太郎「邪悪な忍法で、オイラたちとぶんのじの命を奪おうとした罪、許せん!必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)
闇のザンカア・風のレッカア・水のウォッカア・炎のボンカア「うわああー!」
闇のザンカア「覚えてやがれ、ニャンキー!」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
238 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-18 20:18
ヤッ太郎「おーい、ぶんのじ!待たしたな!」
ぶんブタ茶釜「ぶー、ぶー、ぶー」

<ナレーター>
説明しよう。
ぶんブタ茶釜は、優しい心を取り戻したが、その旺盛な食欲はそのままだったのだ。
239 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-18 20:35
ワンコー守「ヤッ太郎よ」
ヤッ太郎「ワ、ワンコー守さま」
ワンコー守「ヤッ太郎よ。ぶんブタ茶釜を宇宙に帰すんだ」
ヤッ太郎「そ、そんな!」
ワンコー守「このお札を貼れば、ぶんブタ茶釜は封印されて、宇宙へ帰っていくことが分かったのだ。
辛いだろうが、わかるな、ヤッ太郎」
ヤッ太郎「てやんでえ!そんなバカな話があってたまるもんか!ぶんのじはオイラを助けてくれた命の恩人じゃねえか!
オイラ、絶対にいやだからな!」
プルルン「悲しいけど、ぶんブタ茶釜とは一緒に暮らすことはできないのよ」
ヤッ太郎「プルルンまでそんなこと言うのかよ。スカシー、何とか言ってくれよ。ぶんのじはオイラの弟みてえなもんなんだよ」
ぶんブタ茶釜「…」
ヤッ太郎「なあ、ぶんのじの餌代くらいオイラが稼ぐからさ。なんでえなんでえ、そんな紙切れ、オイラがびりびりにしてやる!」
ワンコー守「こら、やめんか。ヤッ太郎!」
ヤッ太郎「やだ!やめるもんか!」
(ブシュー)
ワンコー守「おお!」
ヤッ太郎「やめろー!ぶんのじ!ぶんのじ!」
ぶんブタ茶釜「ヤ・ッ・タ・ロ・ウ」
スカシー・プルルン「…!」
ヤッ太郎「ぶんのじ!」
ぶんブタ茶釜「サ・ヨ・ウ・ナ・ラ」
ヤッ太郎「ぶんのじ…」
ワンコー守「ぶんブタ茶釜は、自分の食欲が人々を不幸にすることを知っていたのだ」
ヤッ太郎「ぶんのじー!」
240 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-18 20:39
ヤッ太郎「ぶんのじ。たった一日だったけど、とっても楽しかったぜ」

<ナレーター>
夜空をよぎるは流れ星。
頬を伝うは涙星。
ぶんブタ茶釜よ、今いずこ。
これにて、ぶんブタ茶釜、全巻の終わりでございます。
241 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 17:04
次回予告

ヤッ太郎「さーてここで問題でい。エドロポリスで一番強い人ってだーれだ。
答えは…え?カラカラ一族?んにゃ訳ねえだろ。
ニャンキーさまに決まってんじゃんねえか!
え?オイラたちより強いやつがいるって!?何ー!そ、それってもしかして。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。必勝作戦!強いぞカラカラ一族。てやんでえ!」

『必勝作戦!強いぞカラカラ一族』
242 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 17:06
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
243 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 17:07
『必勝作戦!強いぞカラカラ一族』
244 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 17:14
おミツ「ふぁあ〜。あら?あー!咲いた!ついに咲いたわ!」

<ナレーター>
説明しよう。
このチューリップは、おミツが毎日毎日世話をして、ようやく咲かせたのだ。

おミツ「ふふ。あとでピザキャットに行って、ヤッ太郎さんたちに見せてあげようっと」
245 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 17:20
伊津茂乃子「おっかあ」
伊津茂乃母「坊や」
伊津茂乃子「今日も徹夜しちゃったね」
伊津茂乃母・伊津茂乃子「ふぁ〜あ…」

<ナレーター>
説明しよう。
相変わらず暇なこの親子。
最近は趣味が高じて、夜通しピザキャットを見ていたのだった。
246 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 17:22
<解説員>
これまた説明せねばなるまい。
ピザキャットの地下ではニャンキーの秘密基地が広がっておる。
そしてヤッ太郎たちはここで暮らしておるのじゃ。
247 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 17:37
ヤッ太郎「ZZZZzzzzz…」
スカシー「ZZ…おみっちゃん…おキヌちゃん…おサトちゃん…おコトちゃん…」
おタマ「起きてください、二人とも!起きないと、お給料あげませんよ!」
プルルン「おタマちゃん、ここはやっぱり私が。起きんかい!このボケー!」
(ガーン!)(ガーン!)
伊津茂乃子「おっかあ、あの音毎朝聞こえるね」
伊津茂乃母「朝のチャイムかね」
おタマ「んーもう、また寝るー」
ヤッ太郎・スカシー「い…っ」
プルルン「おっほほほ。ほんとにもうー、どこででも寝ちゃうんだから。困っちゃう」

<ナレーター>
こんな風に、それぞれが、それぞれの朝を迎えているとき、
メカEDO城の老中エリアでは、巨大な陰謀が進行していた。
248 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 17:58
幻ナリ斎「ではこれより、にっくきニャンキーをやっつけるためのスペシャル会議を始める。あら?」
カラ丸・カラス忍者たち「Zzzzzzz…」
幻ナリ斎「こらー!おめえらよお!カラ丸、たるんぞるぞ。そんなことだから毎回、ニャンキーに勝てんのだ」
カラ丸「は。すみません。ったく、年寄りは朝が早えんだからよ」
幻ナリ斎「何が早いって?」
カラ丸「ああ、いえいえ。それより幻ナリ斎さま。まだコーン守さまがいらしておりませんが」
幻ナリ斎「ほう、そういえば」
コーン守「みんな、おっはっヨー」
幻ナリ斎・カラ丸・カラス忍者たち「!?」
コーン守「もーう、こんな朝早くから何なノ。アタシの卵お肌が荒れちゃうじゃないノ」
幻ナリ斎・カラ丸・カラス忍者たち「(ズコーッ)」
コーン守「うーん、悩ましお股ポーズ」
≪たいへんお見苦しいものをお見せして失礼しました≫
249 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 18:02
あなたのカラカラ一族「どうもすいません」
コーン守「なんでアタシが大変お見苦しいものなのヨ!
ねえねえ、幻ちゃん。どういうコト?どういうコト!?」
幻ナリ斎「いや、まあまあ。深く追及なさらずに」
コーン守「それで何なノ?今日ハ」
幻ナリ斎「ニャンキーを今度こそやっつけるための作戦会議にござりまする。
コーン守さまの全国制覇のためには、どうしてもニャンキーは邪魔者」
コーン守「そうなのよネ」
幻ナリ斎「そこで、これまでの幾多の戦いの記録の中から、ニャンキーを苦しめた最強のものを探し出し、
それを反省を踏まえて、今一度ニャンキーにぶつければ」
コーン守「そうよネ。今まで惜しいとこまでいったメカだってあったシ、
思わぬところでニャンキーより強いものを見落としているかも知れないしネ」
幻ナリ斎「そうそうそう」
コーン守「いいワ。最強探し、やろうじゃないノ」
幻ナリ斎「ははあ、さあ、カラ丸。ビデオスタートじゃ。カラ…あれ。カラ丸。カラ丸!」
カラ丸「うわあー!」
幻ナリ斎「全くたるんでおる。もういい。わしがやるもん」
250 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 18:11
おっとどっこい過去
おっとどっこい未来
エドロポリスはヒステリー

コーン守「ああ、これ毎回見てるから早回しにしてちょうだイ」
幻ナリ斎「へへえ。ポチっとな」
251 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 18:12
<ナレーター>
金も屁もあるエドロポリスは八百八町。
光の中の正義を舐める、くらーい悪の貧乏神。
ご存じ。
カラス忍者たち「あ、カラカラ一族とは、俺たちだぁ!」
カラス忍者たち「やってらんねえ!」
252 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 18:13
『くたばれニャンキー!最強はだれだ!?』
253 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 18:15
コーン守「なかなか凝ってるわネ。でも誰が誰だかわからないじゃなイ」
カラス忍者たち「がやがや」
254 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 18:18
コーン守「あら、これ花嫁学校を開いたときのじゃなイ?」
カラ丸「そうです。忍者不足を解消するために、くノ一を集めようとしたあの作戦です」
幻ナリ斎「考えてみるとせっこい手」
コーン守「ほっといてちょうだイ!」
255 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 18:21
幻ナリ斎「これがニャンキーの秘密兵器。ニャゴフィンクスとトリツックン」
コーン守「何がトリツックンヨ。ダチョウのかば焼きみたいな恰好しテ」
256 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 18:24
カラ丸「そしてこれが、強敵ニャゴキングです」
幻ナリ斎「いやー、正義はかっこいい!」
コーン守「おだまりけだまり!敵を褒めてどうすんのヨ!」
257 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 18:35
コーン守「ほらほら、ニイヅマ2号。頑張んなさいヨ!頑張っテー。期待してるわヨ」
幻ナリ斎「いや、コンちゃん。コンちゃんって。ねえ、そう興奮しないで。これはビデオで、結果はすでに分ってるんですから」
カラ丸「(ニャンキーたちはこんなにパワーアップしているというのに。それに比べて俺たちは…)」
コーン守「キャー!危なイ!」
幻ナリ斎「だからこれコンちゃん、ビデオなんだってば。あれ」
コーン守「キャー負けた!くっやっしー!」
幻ナリ斎「だからこれは…ああ!」
(ドコーン!)
幻ナリ斎・カラ丸・カラス忍者たち「ああ…」
幻ナリ斎「ビデオだって言ってんのにさ」
コーン守「おだまりけだまり」
カラ丸「…」
ゼッコー鳥「ゼッコーチョーッ!」
258 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-22 18:50
幻ナリ斎「もう爆発しないでくださいよ」
コーン守「分かってるわヨ。それより幻ちゃん。さっきと座るところが違うのはどういう訳?」
幻ナリ斎「ギク。あ、いやさして深い意味などございませんが(入口に近いほうが)」
コーン守「あ、そウ?ん、あら、どうしたノ?カラ丸」
幻ナリ斎「いや、カラ丸のやつ今日は様子が変でしてな」
コーン守「あら、お化粧がうまくいかなかったのかしらネ」
幻ナリ斎「そりゃお前だろうが。おい、カラ丸」
カラ丸「あ、ああ、では、次は最強は意外なところにいるかもしれないというレポートをはじめます」
ウサ姫『島流しにせーい!』
コーン守「キャッ!」
幻ナリ斎「ほら、来たな。あれ」
(ドコーン!)
幻ナリ斎・カラ丸・カラス忍者たち「ああ…」
幻ナリ斎「もうちょっとのところで逃げられたのに」
コーン守「逃がさないわヨ」
カラ丸「こんな生活でいいのだろうか…」
259 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-25 19:06
おミツ「こんにちは」
ヤマト火薬店主「おや。おみっちゃん。ほう、可愛いチューリップだね」
おミツ「えへへ。ねえ、これに負けないくらい可愛いミサイルないかしら」
ヤマト火薬店主「おう、ちょうどよかった。
おみっちゃんの大好きなシャムネコブランドの新作が入ったばかりだよ。
世界的ミサイルデザイナー、イッセイ・ミヤケの最新作だよ。
デザインもいいけど、破壊力はさらにパワーアップしていて、今までの100万倍」
おミツ「可愛い」

<ナレーター>
おミツは、ミサイルの破壊力よりも、チューリップのワンポイントにしか関心がなかった。

おミツ「おじさん、このミサイル100ダースちょうだい」
ヤマト火薬店主「毎度あり。残りあとで届けるから」
おミツ「えへ。早速つけてみよっと」
260 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-25 19:08
幻ナリ斎「コーン守さま。何度も申したようにこれはあの、ビデオですからね」
コーン守「分ってるわヨ。さ、続きを始めましょ。カラ丸」
カラ丸「は」
261 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-25 19:15
ウサ姫『島ながーし!しまがなし…』
コーン守「確かにこの子が最強といえば最強だけド、ちょっと意味が違うんじゃなイ?」
幻ナリ斎「ははあ、じゃあやっぱりメカの方を見ますか」
カラ丸「では、我らがメカの方を」
ヤッ太郎『ネコ目スラッシュ!』
コーン守「キャッ!」
(ドコーン!)
幻ナリ斎「あー!もう、好きになされば…ガク」
カラス忍者たち「ああ…」
コーン守「アタシだってこう度々じゃ身が持たないわヨ…」
カラ丸「…とにかく、続きを」
262 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-25 19:34
コーン守「こうして見るとどれもこれも弱いわネ」
幻ナリ斎「面目次第もござりませぬ」
闇のザンカア「ふふふふ。最強は誰だなどとは笑止」
カラ丸「何!」
闇のザンカア「我らのことを忘れてもらっちゃ困る」
コーン守「誰なノ!?」
闇のザンカア・風のレッカア・水のウォッカア・炎のボンカア「ふふふふふふふふふふ」
コーン守「えーと、誰だっケ?」
カラス忍者たち「誰だっけ?」
闇のザンカア「ヤミの四人衆だ!ヤミの四人衆」
コーン守「ああ、そうそウ。ヤミの四人衆。ヤミの四人衆ネ」
ヤミの四人衆「くそー、いくら出番が少ないからと言ってその態度許せん!行くぞ、ヤミの四人衆決め台詞!」
風のレッカア「目にも止まらぬ早業で、どんな相手も逃がさない!ヤミの四人衆一の忍者、風のレッカア!」
炎のボンカア「パワー自慢の大筒で、どんな相手も粉微塵!ヤミの四人衆二の忍者、炎のボンカア!」
水のウォッカア「水の中ならお手の物。深く静かに敵を撃つ。ヤミの四人衆三の忍者、水のウォッカア!」
闇のザンカア「情け無用の忍びの世。闇に包んで影を撃つ。ヤミの四人衆頭領、闇のザンカア!」
闇のザンカア・風のレッカア・水のウォッカア・炎のボンカア「我らカラカラ一族、ヤミの四人衆!」
闇のザンカア「あれー!」
コーン守「だから、今までのメカじゃ全然勝てないってことじゃなイ?」
幻ナリ斎「あはん」
闇のザンカア「お前らな」
幻ナリ斎「そうですな。ですからここは何か新しいアイデアを」
コーン守「アイデアね」
闇のザンカア「おい、あのな」
カラ丸「(んん、こんなことじゃダメだ。ニャンキーたちに勝つには…)」
闇のザンカア「おめえらいい加減に」
コーン守「そうだワ」
闇のザンカア・風のレッカア・水のウォッカア・炎のボンカア「おお…!」
コーン守「トイレ」
闇のザンカア・風のレッカア・水のウォッカア・炎のボンカア「(ズコーッ!)」
闇のザンカア「帰る!」
263 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-25 19:36
おミツ「えへ。ヤッ太郎さんたちに見せてあげよっと」
264 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-25 19:52
コーン守「あーもウ、結局最強が誰かなんてわかんないじゃないノ!」
幻ナリ斎「はあ、しかし。このままでは今日会議を開いた意味が…」
コーン守「もーウ!あんなメカなんて一緒くたにして、ポイッヨ!ん?一緒くた?
そうヨ。今までのメカのいいとこばっかり集めた合体メカを作ればいいじゃないノ」
幻ナリ斎「なるほど、それは名案。そのようなメカをつくればニャンキーをやっつけるなど簡単でござりまするな」
コーン守「そうヨ、そうヨ、その通リ」
幻ナリ斎「さすがコーン守さま」
コーン守「コーン!」
カラス忍者A「よっ、日本一!」
カラス忍者B「この小麦色のキツネお股!」
カラ丸「(そんな寄せ集めメカなどつくったところで、とてもニャンキーに勝てるとは思えん)」
コーン守「さ、すぐにメカをつくるのヨ!
あ!っという間にできたわネ」
幻ナリ斎「これぞ最強のメカ。
タツアシ・エドマエ・ハイセンス・ジアゲヤ・ササニシキ…以下省略…1億号でござりまする」
コーン守「いいわヨ、いいわヨ。さあニャンキーをやっつけに出動ヨ!」
幻ナリ斎・カラス忍者たち「おう!」
カラ丸「…」
265 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-25 20:06
町人たち「ぎゃああ」
コーン守「ニャンキーちゃん。ニャンキーちゃん。出てこいコーン」
幻ナリ斎「今日こそニャンキーの最期」
カラ丸「(確かにこのメカはすさまじいパワーを持っているが、果たしてこんな風にメカに頼っていていいものか)」
おミツ「〜♪ん?きゃあああああ。ああ…」
カラ丸「な。なんだ?あいつは!」
コーン守「知ってる子なの?カラ丸」
おミツ「私のチューリップ。ひどい、おミツ泣いちゃう!」
カラ丸「うわああ、ミサイル娘だ!」
(ドカーン!)
コーン守・幻ナリ斎「プハー」
コーン守「くう、最強はあのミサイル娘じゃないノ。くっやっしー!」
幻ナリ斎「あらー、もう今日は許してちょうだい」
コーン守「ちょっと幻ちゃん。なんで逃げる訳!?」
幻ナリ斎「いや、逃げてる訳ではござりませんが」
コーン守「言い訳は良い訳ヨ」
(ドコーン!)
おミツ「あーすっきりした。えっと、私何してたんだっけ。まあいっか。帰ろ。〜♪」

<ナレーター>
カラカラ一族の総力をあげてつくり出された最強メカは、おミツの活躍によって破壊された。
だが、この世にはびこる悪の種が尽きることはない。
頑張れ、ミサイル娘。
僕らのアイドルおみっちゃん。
よっ、世界一!
さて、そのころヤッ太郎たちはどうしていたかというと…。
266 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-25 20:10
おタマ「いらっしゃいませ。何にいたしましょうか?はい、少々お待ちくださいませ」
ヤッ太郎・スカシー「ああ…」
プルルン「あはははは。今日はちょーっとやり過ぎちゃったみたいね」

<ナレーター>
一日中気絶していたのであった。
267 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-02-25 20:14
カラ丸「やはりニャンキー相手にメカなど使っていてはダメだ。
この己の肉体を鍛えなおし、新しい必殺技を身に着けるのだ。
俺は旅に出る!見ておれ、俺が旅から帰ってきた時が貴様らの最期だ!」
268 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 18:51
次回予告

ヤッ太郎「にゃ、にゃんだって?ネッキーがオオタマ湖に配達に行ったまま帰ってこないって?
オオタマ湖といえば山あり湖ありのリゾート地。
どうせ優雅に遊んでるに決まってらあ。と、思ったら、わー!湖の中から化け物がー!
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。さがせ!湖に消えたネッキー。てやんでえ!」

『さがせ!湖に消えたネッキー』
269 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 18:54
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
270 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 18:55
『さがせ!湖に消えたネッキー』
271 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 19:04
ネッキー「えーと、オオタマ湖の3‐5っていうとここらだっちょに」

<ナレーター>
さて、のっけから説明しよう。
ご苦労なことに、ネッキーはエドロポリス郊外のオオタマ湖まで、はるばるピザの配達に来ていた。
272 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 19:15
カラス忍者A「おい、ピザ屋」
ネッキー「?」
カラス忍者A「こっちだこっち。おい、ここだ」
ネッキー「へい、そちらさんで。毎度。ピザキャットですっちょ」
カラス忍者A・B「うん」
カラス忍者B「わー、ピザだピザだ!」
カラス忍者A「ここんとこ芋と大根ばっかりでコキ使われてたもんな」
カラス忍者A・B「もぐもぐ」
ネッキー「何だか知りませんが、大変なお仕事なんですっちょねえ」

<ナレーター>
この時、このオオタマ湖で、カラカラ一族の陰謀が密かに進んでいるなどとは、ネッキーは知る由もなかった。
273 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 19:22
ネッキー「ここいらはリゾート地としてにぎやかなところだったちょに、しばらく来ないうちにずいぶんと寂れたっちょ。ん?霧?」
恐竜「ガオー」
ネッキー「ん?あれは!ネッシー!いや、オオタマ湖だからオッシーだったりしたらめっけもんだっちょ。
よし、捕まえて一儲けしちゃったりして。ん?あちゃー!」
274 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 19:36
ワーン守『という訳で、ネッキーがオオタマ湖に配達に行ったまま、3日も連絡がないのだ』
プルルン「何か、あったのかしら」
ワーン守「うん、しかも最近オオタマ湖に化け物が出るという妙な噂も流れておる。
もしやネッキーの身の上に何か。ん?』
ヤッ太郎「おにぎり、お茶にせんべい。おっとっとっと。酢こんぶもなきゃねー」
スカシー「日焼け止めクリームも入れてっと」
ワーン守『何してるんだ、お前たち』
ヤッ太郎「ん?やだなあ、ワーン守さま。だってオオタマ湖へ行けっていうんでしょ」
スカシー「オオタマ湖って言えば、山あり湖ありのリゾート地」
ヤッ太郎「しかも今頃は紅葉が見ごろで」
ヤッ太郎・スカシー「ピクニックにはもってこい!」
ワーン守『真面目に聞かんかー!』
ヤッ太郎・スカシー「あー、はいはいはいはいはい」
おタマ「まったく、ネッキーさんのことが心配じゃないんですかね。ねえ、プルルンさん」
プルルン「ほんとよね。いつだって遊び気分なんだから」

<ナレーター>
実は、プルルンもしっかり遊び気分だった。
275 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 19:39
ワーン守『とにかく、ニャンキー出動だ。すぐオオタマ湖に飛ぶんだ!』
プルルン「はい」
ヤッ太郎・スカシー「はーい」
276 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 19:44
おタマ「風力、風向き、角度。ふふ、これでよーしっと」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、ピザ屋さんが今日もお空に飛んでく」
伊津茂乃母「背中に何か背負ってるみたいだけど」
(ポタッ)
伊津茂乃母・伊津茂乃子「ん?」
伊津茂乃子「江戸こんぶ。ああ、ピクニックね」
277 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 19:52
ヤッ太郎「ちぇ、どうせネッキーのやつ優雅に遊んでるに決まってらあ」
スカシー「でも、変な化け物が出るとかいってたの気になるな」
プルルン「何もなければいいんだけど」
ヤッ太郎「心配すんなって。そんなやたらと事件なんかある訳ないない」

<ナレーター>
ところが、あるんだよねー、これが。
278 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 20:01
恐竜「ガオー」
村人A・B「ぎゃああ」
恐竜「ガオー」
村人A「うわー!助けてくれー!」
村人B「怪獣だー!」
村人A「しぇー!」
村人B「うわあ、来るな来るな!あ」
一つ目妖怪「キモチイイ手」
(バタン)
コーン守「オーッホッホッホッホ」
279 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 20:11
コーン守「今回はなかなか渋く決まったみたいじゃなイ?幻ちゃん」
幻ナリ斎「ははあ」
コーン守「んふふふフ。
一つ目妖怪に」
恐竜「ガオー」
コーン守「恐竜もいいけド、やっぱりアタシは」
幽霊「うう…うふふ」
コーン守「やっぱりこれが一番好みネ。オッホッホッホッ」
幻ナリ斎「はは、そうでしょうね」
コーン守「でも、我ながらグッドアイデアよネ。アタシたちの秘密を知られないため二、化け物で村人を追い払イ、」
幻ナリ斎「逃げ遅れた者は捕らえてコキ使う。ふふ。これぞ、一石二鳥」
コーン守「オッホッホッホッホッホ。じゃあ幻ちゃん。早いとこその転がってる者たちを金山に運び込んじゃってネ」
幻ナリ斎「え、わたくしがですか?」
コーン守「カラ丸がいないんだから、他に誰がやるノ?」
幻ナリ斎「あ、そっかー」
280 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 20:27
幻ナリ斎「けっ、なぜわしがこんなことせなならんのじゃ。カラ丸のやつどこ行きよった。
ったく帰ってきたら覚えておれ。めいっぱいコキ使ってやる。ティッシュかボロ雑巾になるまで、アゴでコキ使ってやるから」
(グキッ)
幻ナリ斎「ひっ!」
カラス忍者C「どうしました?」
幻ナリ斎「腰抜けた」
281 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 20:39
ヤッ太郎「ちぇ、オオタマ湖に着いたのはいいが、ネッキーのネの字も転がっていやがらねえや」
スカシー「キの字ならそこに落っこってるぜ」
ヤッ太郎「あ、ほんとだ」
プルルン「変ねえ。村の人たちの姿が見当たらないのはどうしてかしら」
スカシー「これじゃあ、ネッキーの行方を掴むどころじゃないぜ」
ウサ姫「島流しじゃー!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「!」
プルルン「あの声は!」
スカシー「ウサ姫さま」
ヤッ太郎「まさか」
ウサ姫「なぜ姫をオオタマ湖に案内する者がひとりもおらんのじゃー」
村人C「そ、それだけはご勘弁を。あの湖さ着かせた者はみんな化けもんにとって食われちまうだー」
ヤッ太郎「やっぱウサ姫さま」
スカシー「なんでこんなところに」

<ナレーター>
説明しよう。
オオタマ湖に化け物が出ると聞いたウサ姫は、暇つぶしに化け物退治にやってきたのだった。
282 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 20:55
ウサ姫「ええい、もうよい!ならばその化け物とやらがどんな格好をしていたか申してみよ」
村人C「それはもうおっかねえ顔した一つ目のやつだった」
村人D「いやー、おらが見たのはどでけえトカゲみたいなもんだ」
村人E「違う違う。何だかこう、なよ〜っとした色っぽい化けもんだったべなー」
ウサ姫「一つ目でトカゲみたいで色っぽくて?ん〜こんなんか?」
村人たち「うえー」
ウサ姫「なんじゃ違うのか。ん〜それならばこうか?」
村人たち「ぎゃははははははは」
ウサ姫「ん〜こうか?」
村人たち「あれまー」
ウサ姫「これでどうじゃ!こうか!こうか!?こうか!こうか!?こうか!?」
村人たち「あははは、うえー、あははははは、んん」
ウサ姫「ああ!島流しにせーい!」
村人たち「お、お、お許しをー」
ウサ姫「ええい、面倒じゃ!こうなったら前進あるのみじゃ!」
腰元A「下に〜。下に〜。下に〜。下に〜」
ヤッ太郎「どうやら化けもんが出るって噂は本当らしいな」
スカシー「もしかして、ネッキーもその化け物に」
プルルン「そんな」
ヤッ太郎「とにかく、すべての謎を解くカギは湖だ。オイラたちも行ってみるしかねえぜ」
283 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 20:57
カラス忍者C「腕を休めずにさっさと掘るんだ!」

<ナレーター>
説明しよう。
湖の底には、カラカラ一族の隠し金山があり、捕らわれた人々は金を掘り出すためにコキ使われていたのだ。
284 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-01 21:04
ネッキー「(くっそー、何とかこのことをエドロポリスのニャンキーに知らせなければっちょ)」
カラス忍者C「こらー!さぼるな!」
(ドカッ)
ネッキー「ぐ…(でも、どうやって…)」
285 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-03 16:06
コーン守「オッホッホッホッホッホ。金の掘り出しのほウ、順調みたいじゃなイ?」
幻ナリ斎「ははあ。今のところ予定通りに。しかしまさかこんな湖の底に隠し金山があるとは誰も気付きますまいて」
コーン守「こうやって各地の大名に純金の塊を賄賂に送っておけば、いざ幕府転覆って時にハ、大名はみーんなアタシの味方!」
幻ナリ斎「さすがはコーン守さま。読みが浅はかでいらっしゃる」
コーン守「オッホッホッホッホッホ」
幻ナリ斎「はっはっはっはっはっは」
コーン守「何ですっテ!?」
幻ナリ斎「冗談だ」
コーン守「ところデ、みんなに送る金の像だけド、一体どれがいいかしらネ。
ん〜金の輝きがアタシの品性にぴったりマッチしテ。うふふふふフ。これもいいけド、あれも捨てがたいシ」
幻ナリ斎「どれだって大して変わんねえんじゃねえの?」
コーン守「え、なあ二?」
幻ナリ斎「あ、ああ!これなんかもう最高」
コーン守「あらそウ?じゃあ幻ちゃん早速だけド、これ宅配便で出しといてちょうだいネ」
幻ナリ斎「いや、あ、わたくしがですか」
コーン守「オッホッホッホッホッホ。他に誰がいるってえノ」
幻ナリ斎「そうだっけ。カラ丸め」
286 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-03 16:14
カラス忍者D「ZZZzzzz…」
ネッキー「!」
カラス忍者E「…ん?」
ネッキー「ポーン、ポーン、ポーン」
カラス忍者E「3時か」
ネッキー「はぁ…。(くそー、どこもかしこも見張りだらけだっちょ。逃げだせないとなれば、頼みの綱はこれだけっちょ。
ここから外へ出せば…誰かが拾ってニャンキーに連絡してくれるかも。頼むっちょ)」
287 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-03 16:17
コーン守「またまたオオタマ湖に近づくバカな奴がいるみたいネ」
幻ナリ斎「そのようで」
コーン守「今度はアタシ一人で追い払ってやるワ。幻ちゃん、キリフキ9号の用意ヲ」
幻ナリ斎「は。それ」
コーン守「キャー!」
288 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-03 16:25
スカシー「別に、化け物が出る様子もないけどな」
ヤッ太郎「うーん、にゃ?なんだこりゃ。ん!うーん…」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎は難しい漢字が読めなかった。
289 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-03 16:28
スカシー「一回出直したほうがよさそうだな」
プルルン「そうね」
ヤッ太郎「〜♪」

<ナレーター>
漢字の読めないヤッ太郎に手紙を拾われては、ネッキーの努力も全くの無駄であった。
290 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-03 16:33
スカシー「霧?」
「ガオー」
スカシー「出たな!化け物」
プルルン「行くわよ!」
スカシー「おう!」
ヤッ太郎「古来より…」
プルルン「ああ」
ヤッ太郎「悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
291 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-03 16:44
(ドシン ドシン ドシン ドシン ドシン)
ヤッ太郎「な、何だかずいぶん」
スカシー「大きいみたいだけど」
ヤッ太郎「そのまんま、かな?」
恐竜「ガオー」
ヤッ太郎・スカシー「ぎゃー!」
ヤッ太郎「恐竜!ど、どうしたんだよ、スカシー!逃げだすなんて男らしくないぜ!」
スカシー「そういうお前はなんで逃げてんだよ!」
ヤッ太郎「えー!オイラああいうヌメーッとしたやつダメなんだよ!」
コーン守「ニャンキー!?なんであいつらがこんなところ二。まあいいワ。いいチャンスだから思いっきりいじめたげル」
292 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-03 16:51
プルルン「何よこんな恐竜。たあ!」
(スーッ)
プルルン「う?あああああー!う、うう。プルルン、泣かない。ああ!」
幽霊「うう…こんばんはー」
プルルン「ぎゃあー!私こういうの弱いのよー!」
コーン守「オッホッホッホッホッホ。ざまあみちゃいなさイ。そういえばこの先にハ」
プルルン「ああー!」
ヤッ太郎「なんでえ、プルルンじゃねえかい」
スカシー「みんなで逃げてどうすんだよ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「!」
293 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-03 16:55
ヤッ太郎「誰でい!こんなところに沼なんか作ったのは!」
プルルン「大変。これ底なし沼よ」
スカシー「えー」
ヤッ太郎「なんだー?底なし沼って」
スカシー「底のない沼ってことだ」
ヤッ太郎「そりゃ大変だー!」
294 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-03 17:04
カラス忍者F「上の騒ぎが収まるまでここでおとなしくしてろ!」
ネッキー「(ニャンキーが来ていたとは気づかなかったっちょ。何とかここを抜け出して、ヤッ太郎さんたちと…あ!
この便所なら、外へ通じてるかも知れないっちょ)よーし、それ!」
村人G・F「ああ!」
295 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-03 17:08
プルルン「ヤッ太郎何とかならないの!?」
ヤッ太郎「なるんならとっくにやってらあ!」
スカシー「くそー」
ネッキー「なんて長い下水道だっちょ…。
あ!出口だっちょ!こ、これは」

<ナレーター>
説明しよう。
ネッキーが、地下水路を出たところは、都合のよいことに、なんとピザキャット佃島支店の前だった。

ネッキー「ラッキー。すぐに出動だっちょ」
296 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-03 17:21
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ぎゃあー!」
ヤッ太郎『助けてくれー』
コーン守「オホホホホホ。いい眺めだこト」
ネッキー「ん?あれは。こういう仕掛けだったっちょか。いつまでも好きにはさせないっちょ。それー」
(バシャーン)
(ドカッ)
コーン守「な二!?どうしたってえノ!何が起こったのヨ!一体どうしたノ!」
ヤッ太郎「なあなあ、みんなあの世で会おうぜ!」
スカシー「アホ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ん?ネッキー!」
ネッキー「早く捕まるっちょ。それー!えーい!よー!せいだっちょ!ふう、危機一髪だったっちょ」
プルルン「はあ、助かったわ。ネッキー」
ヤッ太郎「あれは!?カラカラ一族のメカ!」
ネッキー「この事件はみんなあいつの仕業だっちょ」
ヤッ太郎「そうだったのか」
297 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-03 17:32
ヤッ太郎「てやんでえ!化け物を使って村人を脅かし、オイラたちをこんな目に合わせた罪」
ネッキー「それに、村人を誘拐して隠し金山でコキ使った罪もあるっちょ」
ヤッ太郎「許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)
コーン守「キーッ!悔しいったらありゃしなイー!」
(ドコーン!)
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
ネッキー「あ、だっちょにー!」
298 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-03 17:43
ウサ姫「化け物などちっとも出ないではないか」
腰元たち「zzzzzz…」
ウサ姫「ん?」
コーン守「あーレー」
(ドーン!)
ウサ姫・腰元たち「!」
ウサ姫「なんじゃ!?」
コーン守「ぷハー。ひイッ」
ウサ姫「出たな、化け物。さてはお主。はるか宇宙からエドロポリスを侵略しにきたドロリゲスリボカクサン星人であろう」
コーン守「お、お待ちください。ウサ姫さま。アタシは」
ウサ姫「黙りゃ!ドロリゲスリボカクサン星人にウサ姫さまと呼ばれる筋合いはないぞよ!覚悟ー!」
コーン守「ちょっと!アタシはコーン守ですワ!」
ウサ姫「えーい、この醜いやつ!醜いやつ!醜いやつ!」
コーン守「キャーッ!」
299 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-03 17:52
カラス忍者たち「行ってきまーす」
幻ナリ斎「うむ、頼むぞ」
カラス忍者たち「カラスの水兵さん♪ならんだ水兵さん♪黒い帽子♪黒いシャツ♪黒い服…」
(ブクブクブクブクブクブク…)
幻ナリ斎「あらー。お池に沈んでさあ大変♪幻ちゃんとぼけて帰りましょうか♪」
300 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-03 18:00
<ナレーター>
ニャンキーとネッキーの活躍で、コーン守の賄賂作戦は失敗に終わり、捕らえられていた村の人々は無事救出された。
ありがとう、ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。
その頃、打倒ニャンキーに燃え、修行の旅に出たカラ丸は。

カラ丸「でやあ!てやあ!ふっ。
待ってろ、ニャンキー。この身を鍛え抜き、お前たちの命必ず…」
(ドガッ)
カラ丸「う!こ、このカラ丸さまがだな。けっちょんけっちょんのぐっちょんぐっちょんにだな。うわあ!」
(バターン!)
カラ丸「してやるから、覚えとけよー!」
301 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 15:43
次回予告

ヤッ太郎「みんな、青春してるかい?オイラ青春まっさかりだぜ。
にゃーんて言ってる場合じゃない。
大先生はヘンテコな薬をつくるし、おまけにカラカラ一族がとんでもないメカを出してきやがった。
あーあ、青春って辛いなあ。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。もやせ青春!また出た大先生。てやんでえ!」

『もやせ青春!また出た大先生』
302 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 15:43
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
303 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 15:48
『もやせ青春!また出た大先生』
304 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 16:06
(ドカーン!)
霊界之介「ふふふふ。できた。ついにできた。わしの一生をかけた夢の薬が出来たぞい。ふふふふ。ほにゃはははははは。あが」

<ナレーター>
忘れている人のために説明しよう。
この見るからにおかしな爺さんは、自称ネコ忍一族の天才科学者、実は、ただのスケベな発明家、猫股霊界之介である。

霊界之介「ただのスケベは余計じゃ。あ、なおった。とにかく。
これさえ飲めば元気モリモリ100万倍。
ネコハラジュクのピチピチギャルたちと張り合ってもぜーんぜん平気だもんねー。がにゃははははは」
305 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 16:17
霊界之介「えへへ、数えの350歳。これでますますまっさかりの青春に乾杯じゃー!
あ、待てよ。毒味もせずにいきなり飲んでええんじゃろうか。なんせつくったのはこのわし」
306 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 16:19
霊界之介「じゃが、じゃが実験台になろうというバカなどおるまいて。いや、おった。ふほほほほほ」
307 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 16:41
プルルン「大先生から贈り物?」
おタマ「元気爆発ドリンクどうにもとまらないZですって」
ヤッ太郎・スカシー「どうにもとまらないZ!?」
プルルン「なんだかねぇ…」
ヤッ太郎「どうせロクなもんじゃねえだろ」
スカシー「うさんくさい名前」
おタマ「えーとこれを飲めば、滋養強壮、肉体疲労時の栄養補給はもちろん、可愛い女の子にもモテまくり、
そのうえダイエットにも効果的!?こんなに痩せていいかしら。こんなに美人でいいかしら」
プルルン「あ、もーらった」
(ガンッ)
おタマ「みなさん、お給料には響き…」
ヤッ太郎「やいプルルン、そういうことはまずリーダーのオイラが先だろうが!」
プルルン「いつからリーダーになった訳?」
スカシー「プルルン、君にはダイエットの必要なんかないじゃないか。そうだろ?」
プルルン「お、お世辞なんか言ったって」
スカシー「例えダイエットしたとしても、誰も寄り付かないよ、君には」
(バシッバシッバシッ)
プルルン「余計なお世話よ!これでダイエットして美人になって、素敵な人と結ばれてやるんだから。さ」
ヤッ太郎・スカシー・おタマ「あー!」
プルルン「ごくごくごくごく」
ヤッ太郎・スカシー・おタマ「あー!」
プルルン「ごくごくごくごく」
ヤッ太郎・スカシー・おタマ「うわあ…!」
ゼッコー鳥「ゼッコーチョーッ!」
霊界之介「ほにゃははははは。やっぱエドロポリスからくるおなごはプリプリーっと可愛いのう。
はて、そういえば実験は上手くいってるじゃろうか。茶柱が…やな予感がー!」
308 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 16:51
プルルン「ぷはあ」
ヤッ太郎・スカシー・おタマ「ひえぇ…」
プルルン「…!」
ヤッ太郎・スカシー・おタマ「!」
プルルン「(ポーッ!)」
ヤッ太郎・スカシー・おタマ「ぎゃあ!」
ヤッ太郎「プ、プルルン」
おタマ「だ、大丈夫ですか?」
プルルン「…なんだか(ポーッ!)、私…(ポーッ!)燃えてきたー!(ポーッ!)」
おタマ「すごい効き目」
ヤッ太郎「元気爆発しすぎでねえの」
スカシー「あ、ああ」
プルルン「な、なんなのよー!この薬体が勝手に、止まんない!」
ヤッ太郎「お、おい、プルルン、おい」
プルルン「なんで押すのよバカ!」
ヤッ太郎「え、止めようとしたのに」
おタマ「出ていっちゃった」
プルルン「うえーん!どうにもとまらない♪」
309 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 17:00
コーン守「幻ちゃん」
幻ナリ斎「なあに、コンちゃん」
コーン守「カラ丸がいないこんな時だからこソ」
幻ナリ斎「うん、ニャンキーどもに対する手を緩める時ではないとおっしゃる」
コーン守「違うのヨ。違うのヨ」
幻ナリ斎「ええ、はい?」
コーン守「アタシたちもお休みしテ、お出かけしましョ」
幻ナリ斎「あのねー」
310 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 17:28
コーン守・幻ナリ斎「若く明るい 歌声に 雪崩も消える 花も咲く♪」
幻ナリ斎「あー、もうコンちゃんたら!」
バクハツ5号「青春か!」
コーン守・幻ナリ斎「?」
バクハツ5号「なんと良い言葉だ!青春とは何だ!血と、そして汗と涙。そうさ、涙は心の友達なのさ!」
コーン守「な、なんなのこいツ」
幻ナリ斎「はあ。こやつこそ、このわたくしめがニャンキー打倒のために開発いたしましたバクハツ5号にございます」
バクハツ5号「バクハツ5号は、バクハツ5号は、いかしているんだぜー!」
コーン守「ナ、ナイスガイ」
バクハツ4号「4号もいましてよ」
バクハツ3号「3号」
バクハツ2号「2号」
バクハツ1号「1号」
コーン守「あら、まあ可愛イ」
幻ナリ斎「あら、コーン守さまちょっとそれ」
コーン守「おー、よしよしよシ」
(ドカーン!)
幻ナリ斎「いや、こやつはニャンキー暗殺用の爆発メカ」
コーン守「は、早く言ってちょうだイ」
幻ナリ斎「よーし、バクハツ5号よ。おびき出し用のバクハツ30号たちを使って早速作戦にかかれ」
バクハツ5号「レッツビギン!今、青春はバクハツだ!」
バクハツ5・4・3・2・1号「おー!」
311 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 17:29
バクハツメカたち「ランランランランランラン…♪」
312 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 17:49
おミツ「ああ…きゃあ!」
バクハツ30号「ダメだ、ダメだ。ボールを怖がっていてはいかん。行くぞ!」
おミツ「は、はい!」
バクハツ30号「まだまだ!それ!」
おミツ「苦しくたって、悲しくったって」
町人たち「…」
バクハツ30号「エースだ、エースを狙うんだ」
おミツ「ホームの中では平気なの」
バクハツ30号「やった、ついにやったな」
おミツ「コーチ」
バクハツ30号「もうこれで、お前に教えることは何もない。おミツ、エースをねらえ!」
(ドカーン!)
おミツ「ありがとう、コーチ。これが青春なのね。おミツ感激ー!」
町人たち「わあああ!」
(ドカーン!)
313 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 18:08
バクハツメカたち「ファイト、ファイト、ファイト、ファイト、ファイト…」
バクハツ○号「みんな、決勝戦はもうすぐだ。我々の勝利を、あの夕日に向かって誓おう!」
バクハツメカたち「おー!」
町人たち「?」
バクハツメカたち「俺たち青春ど真ん中だー!」
(ドカーン!)
町人たち「わあああ!」
314 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 18:11
バクハツ○号「みんな、涙は心の汗だ。みんなで青春の歌を歌おう。さあ、皆さんもご一緒に。青春時代は〜♪爆発」
(ドカーン!)
町人たち「わあああ!」
315 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 18:17
町人A「あーすっきりした」
バクハツ4号「どうして?」
町人A「え?」
バクハツ4号「どうしてトイレに行ったのに、手を洗わないの?どうしてなの?」
町人A「いや、どうしてってあの」
バクハツ4号「大人なんて、大人なんてみんな不潔よー!」
(ドカーン!)

<ナレーター>
かくして、エドロポリスに悪の青春が爆発しまくった。

ワーン守「うむ。ニャンキー出動だ」
316 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 18:30
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ…」
バクハツ23号「そんなことでいいのか?」
伊津茂乃子「あ…」
バクハツ23号「いつもいつもワンパターンで、それいいのか?」
伊津茂乃母「何か文句ある!ん!?」
バクハツ23号「いや、あの、奥さん。青春て、爆発だー」
(ドカーン!)
伊津茂乃母「むう」
伊津茂乃子「おっかあ」

<ナレーター>
母よ、あなたは強かった。

スカシー「どこ行っちまったんだ、プルルンは」
ヤッ太郎「地球一周したら帰ってくるだろ」
プルルン「止めてー!」
ゼッコー鳥「ゼ、ゼッコーチョー?」
チョイナー7号「チョイナチョイナチョイナー!チョイナチョイナチョイナチョイナチョイナ」
プルルン「ははーん、もうどうにもとまらない♪とまらなーい!」
317 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 18:51
霊界之介「いやはやすまんのう。なにせ歩き疲れてしまったもんじゃからして。うふふふふふふ」
女の子A「い、いいえ」
霊界之介「年寄りのワガママをお許しくだされ」
女の子A「ところでつかぬことを申しますが、上下が逆さまではございませんか?」
霊界之介「ああ、そうか。年のせいでうっかりうっかりしたわい」
女の子A「うう」
霊界之介「これなら文句なかろう?ほんにすまんのう。ほにゃほにゃほにゃほにゃ」
女の子A「あ、うう。ええ加減にせい!」
(ドカッ)
318 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 19:01
おタマ「ヤッ太郎さんとスカシーさん、二人だけで大丈夫かしら?プルルンさん、早く帰ってきて」
(ドーン!)
おタマ「何なの!何なの!何が起こったの!?どうしたらいいのよ!」
霊界之介「こうしたらいいのよ」
おタマ「うわあー!キャー!キャー!キャー!」
(ドーン!)
霊界之介「ぎゃあー!おタマちゃーん!」
(ドーン!)
おタマ「チラ。あ、大先生!」
霊界之介「ろ、老人は国の宝といつも言っておろうが。ところでどうじゃ。あの元気爆発ドリンクは」
おタマ「どうじゃもこうじゃも!ありませんよ。大先生のおかげでプルルンさん大変なんですからね」
霊界之介「げ。そうなのか?」
319 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 19:16
バクハツ5号「青春は、逃げちゃダメだ」
町人たち「わあ…!」
バクハツ5号「さあ、みんな。手を取り合って青春の歌を歌おうではないかー!」
バクハツメカたち「君の行く道は〜果てしなく♪」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっはっはっはっは!古来より悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
幻ナリ斎「あれ?この愛でってのは?」
ヤッ太郎「今日は野暮用で一人足りねえが、おめえらなんかにゃオイラたち二人で十分だぜい!」
バクハツ5号「君たち、青春を甘く見てるね。だが、やぶれた涙。それもまた、美しい青春じゃないか!」
スカシー「僕のこの顔と、おみっちゃん以外に美しいものなんて、この世にはない!」
幻ナリ斎「やれい!やっちまえい!」
バクハツメカたち「おー!」
320 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 19:37
ヤッ太郎「にゃんだ?」
バクハツ5号「今、青春はドッジボールだ。ボクの球がよけられるかな」
ヤッ太郎「てやんでえ!自慢じゃねえが、オイラはさすらいのドッジャーと呼ばれたこともあるんだぜ」
スカシー「ほんまかいな」
ヤッ太郎「上等でい!受けてたってやろうじゃねえか!」
バクハツ5号「行くぞ!一球入魂!」
ヤッ太郎・スカシー「うわあ!」
バクハツ○号「ボールワン、とう!」
ヤッ太郎・スカシー「!」
バクハツ5号「ふん」
スカシー「な、なんてスピード」
ヤッ太郎「けっ、見せかけだけさ。今度こそ取ってやる」
バクハツ5号「そうは、させるかー!」
ヤッ太郎「取ってぱらんこにゃんぽろり」
バクハツ5号「俺の球を」
スカシー「ヤッ太郎」
ヤッ太郎「へへー。今度はこっちの番だぜ。それー!」
(ドカーン!)
スカシー「!」
ヤッ太郎「ば、爆弾だったのか」
バクハツ5号「青春は爆発だ。そこにあるのは、血と汗と涙の筋書きのないドラマなのだ。
ボール一つじゃまどろっこしい。まとめていくぞ!」
バクハツメカたち「てやあ!」
(ドカーン!)(ドカーン!)(ドカーン!)(ドカーン!)(ドカーン!)
ヤッ太郎・スカシー「わあ!ぎゃあー!」
バクハツ5号「どうした?青春はなしか!?」
ボール「青春は爆発だー!」
ヤッ太郎「ひえー!」
(ドカーン!)
スカシー「ヤッ太郎ー!」
321 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 19:49
霊界之介「アホたれが。何をやっとるんじゃ」
おタマ「なんかいい方法ないんですか?」
霊界之介「おお、そうじゃタッチ」
(ドガッ)
霊界之介「あがががが…」
おタマ「あるんですか?」
霊界之介「まっかせなさい」
おタマ「ああ!」
(ドクドクドクドクドク)
おタマ「ん〜んん〜。やーだー!これって…(ポーッ!)うわあ、もう何考えてるんですか、大先生!」
霊界之介「毎度お騒がせの臨時特急便行っきまーす!」
おタマ「わー!私のセリフ取ったー!」
おミツ「あれ?おタマちゃんも青春してるのね。ああ!」
霊界之介「あんたもどうじゃ?ん?」
(ドクドクドクドクドク)
(ドカーン!)
322 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 19:56
霊界之介「ひゃー!こりゃあ予想以上の効き目じゃわい」
おミツ「わーん、どうにもとまらなーい!」
ヤッ太郎「う」
スカシー「大丈夫か?ヤッ太郎」
ヤッ太郎「へ、屁でもねえぜ。あ!」
バクハツ5号「青春に挫折はつきもの。そこから這い上がってこそ、真の青春だ!行くぞー!」
おタマ「あー!誰か止めてー!」
バクハツメカたち「うわああああー」
(ドカーン!)
ヤッ太郎・スカシー「お、おタマ」
おタマ「止めてよー!」
幻ナリ斎「おのれ、何てことを。バクハツ5号」
バクハツ5号「おー、よーし。みんな集まってくれ」
ヤッ太郎「な、何をする気だ?」
323 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 20:15
バクハツメカたち「ファイトオー!」
バクハツ5号「我ら青春巨大バクハツ5号」
バクハツメカたち「おー!」
ヤッ太郎「でっかくなりやがった」
スカシー「卑怯だぞ」
幻ナリ斎「ふふふふ。青春に卑怯という言葉がなければ、ドラマにならん。なんちゃって。やれい!」
スカシー「どうする?ヤッ太郎」
ヤッ太郎「足が…っ」
霊界之介「にゃはははははは」
ヤッ太郎「にゃ?」
霊界之介「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう。あ、正義の心で。
例えいかなる闇だとて、払ってみせましょう。この愛で。わしは正義と勝利のピンチヒッター、猫股霊界之介じゃ」
ヤッ太郎・スカシー「だ、大先生!」
幻ナリ斎「へっ、ジジイの愛なんかいるもんかい」
霊界之介「ジジイにジジイと言われる筋違いはなーい!」
(ドーン!)
一同「…」
霊界之介「で、でへへへへへ」
ヤッ太郎・スカシー「(ズコッ)」
ヤッ太郎「あ、あんた何しに来たの」
幻ナリ斎「よーし、バクハツ5号。ジジイのほうから先にやっちまえ」
バクハツ5号「おう」
ヤッ太郎「危ねえ、大先生!う」
スカシー「けが人は引っ込んでな」
324 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 20:21
バクハツ5号「えーい!」
スカシー「ぎゃあー!」
(ドーン!)
ヤッ太郎「スカシー!」
霊界之介「何をやっとる。ん?」
おミツ「止めてー!止めて止めてー!」
霊界之介「おお、あれはさっきのミサイルの可愛い子ちゃん」
バクハツ5号「?」
幻ナリ斎「!」
ヤッ太郎「なに」
おミツ「誰か止めて、止めて」
霊界之介「えへ、ほにょほにょほにょ」
おミツ「ぎゃあああああああ!」
バクハツ5号「おお」
(ドカーン!)
バクハツ5号「これも…青春か」
325 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 20:23
ヤッ太郎「てやんでえ!本当の青春てえのはな、悪いことしちゃいけねえんでい」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の青春の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
326 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 20:29
幻ナリ斎「あーもう!悔しい悔しい悔しい、コーン!」
コーン守「アタシのセリフとっちゃイヤイヤイヤ」
バクハツ○号「青春を燃やしているな。よーし、一緒に青春の炎となろう」
コーン守「幻ちゃん、こいつと一緒に青春すれバ?」
幻ナリ斎「いや、あのコンちゃんこそ、ねえ」
コーン守・幻ナリ斎「!」
(ドコーン!)
コーン守「ぷハッ。これが青春な訳?」
幻ナリ斎「青春が爆発した」
(ズコッ)
327 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 20:42
ヤッ太郎「いやあ、さすがは霊界之介大先生。おみっちゃんを作戦に利用することも計算通りだったんすね」
スカシー「ニャンキー暗殺の計画をお見通しになって、
あの薬で僕たちを一時安全な所へ脱出させようとなさったのに、僕たち飲まなくてすいません」
霊界之介「い、いや(こいつらやはりアホじゃ)」
スカシー「ところでプルルンたちは?」
霊界之介「まあそのうち効き目が切れて止まるじゃろうて。そのときは三人ともちっとはスマートになっとるわい」
ヤッ太郎「にゃるほど。そこまで計算しておられるとは」
プルルン「ほんとかしら」
おタマ「いい加減」
おミツ「おミツスマートになれればいいわ」
ヤッ太郎「てな訳で、今日もおEDOは」
霊界之介「お、日本晴れだぜ」

<ナレーター>
今日もまた、ニャンキーたちの活躍で、エドロポリスの平和は守られた。
だが、姿を消したカラ丸は、ニャンキー打倒を誓って、いつ戻ってくるかも分からない。
油断するな、ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。
328 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-04 20:44
カラ丸「見切った。俺はついに見切ったぞ。心技体、ついにお前たちを超えたぞ、ニャンキー!
てやあ!ふふははは、ははははは、はははははは」
329 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-06 19:01
次回予告

ヤッ太郎「にゃ、にゃんだって!?プルルンとスカシーが謎の虚無僧にコテンパンにやられたって?
しかも今度はその虚無僧がおみっちゃんを人質にして、オイラに勝負を挑んて来た!?
よーし、その勝負、受けてやろうじゃねえか!
だけど一体、こいつは何者なんだ。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。まさか?!ヤッ太郎夕日に死す。てやんでえ!」

『まさか?!ヤッ太郎夕日に死す』
330 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-06 19:02
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
331 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-06 19:07
『まさか?!ヤッ太郎夕日に死す』
332 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-06 19:22
屋台店主A「(〜♪)はい、レッドスネークカモン。(〜♪)今日は暇アルなー」
虚無僧「(〜♪)オヤジ、ラーメンを一杯くれ」
屋台店主A「いらっしゃい。何ラーメンにするアルか?」
虚無僧「味噌バターラーメンのコーン抜きをくれ」
屋台店主A「アイヤー。コーンは嫌いアルか」
虚無僧「あんなやつ煮ても焼いても食えんわ!」
コーン守「ヘックシュン!え、なになになー二。オホホホホホ。きっと夢ネ。ガーゴー」
333 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-06 19:34
屋台店主A「出来たアルよ」
虚無僧「あー!コーンがこんなに!やいオヤジ!コーンは入れるなと言ったはずだ!」
屋台店主A「アイヤー、いつもの習慣でつい。ごめんアル。ん?アイヤー。どこ行くアル?」
虚無僧「いつもの習慣で、済むかー!」
屋台店主A「アイヤー!」
(ドカーン!)
虚無僧「ふっ、愚かな」
スカシー「待て、そこの虚無僧」
虚無僧「!」
プルルン「最近エドロポリスを騒がせてるのはあんたね」
スカシー「罪もない人々に迷惑を掛けるとは、たとえお天道様が許しても、このニャンキーが許さないぜ」
虚無僧「ふっ、やはり現れたかニャンキーめ。いつものマヌケ面が一人見えんようだが」
スカシー「ヤッ太郎なら」
プルルン「もう寝たわよ」
虚無僧「何!?」
スカシー「あいつ自分から夜のパトロールを厳重にしようって言ってたのになあ」
プルルン「8時には寝ちゃうんだから呆れちゃうわよね」
虚無僧「ならば仕方あるまい。今日のところは貴様たち二人で我慢するか」
プルルン「何よ。サインでも欲しいの?

おかしいわね。いつもと番組のムードが違うわ」
スカシー「そういえば今日はまだあの、説明しようのナレーションも一回も出てないぜ」

<ナレーター>
説明しよう。
なぜ説明しないかと言えば、ストーリーの都合上、この男の正体を説明したくても説明出来ないのだ。
334 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-06 19:47
スカシー「説明出来ないなら黙ってろ!ややっこしい!」
虚無僧「いちいちナレーションにまで文句をつけるとは、修行が足りんな。行くぞ!でやあ!」
プルルン「たあっ!ニャンキー忍法かきむしり!」
虚無僧「なんの!」
プルルン「あ!」
虚無僧「てやあ!」
プルルン「ああ!わあーん、私の爪がー」
スカシー「おのれ、お久しぶり。ニャンキー忍法ネコだまし!くるくるくるくる」
(バババババババッ)
スカシー「や、破れた…」
虚無僧「ふふふふふふ。この尺八はマシンガンモードに変えることが出来る。そしてこれが究極の」
スカシー・プルルン「えー!」
虚無僧「バズーカモードだ!」
スカシー・プルルン「うわあー!逃げろー!」
(ドカーン!)
虚無僧「ふっ、バカめ。(〜♪)」
335 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-06 20:00
幻ナリ斎「タイヘンだー!タイヘンだ、タイヘンだ、タイヘンだ!コンちゃん、タイヘンだよ!コンちゃん。お…」
コーン守「何よ幻ちゃん。朝っぱらから騒がしいわネ」
幻ナリ斎「わータイヘンだ、ヘンタイだー!」
コーン守「キーッ!何ヨ!」
(ドゴーッ)
幻ナリ斎「げえ」
(ドゴーッ)
コーン守「どこガー!」
(ドゴーッ)
コーン守「ヘンタイなのヨー!」
(ドゴーッ)
幻ナリ斎「ありゃー!おのれ、幻の左…」
コーン守「なにヨ、やる気!?」
(ドガッ)
コーン守「あががガ…」
幻ナリ斎「ふふふふふふ」

<ナレーター>
説明しよう。
幻ナリ斎の左クロスカウンターが決まった。

コーン守「燃え尽きたワ」
幻ナリ斎「へへへへ」
336 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-06 20:04
コーン守「んン、それより何の用ヨ」
幻ナリ斎「あ、そうでした。これをご覧くださいな。ボチっとな」
コーン守「まあ、何の騒ぎなノ?」
337 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-06 20:24
町人たち『ぎゃああ』
(ドカーン!)
TVリポーター『大変です。ただいま怪しい虚無僧が町を荒らし回っています。エドロポリスのみなさん…』
虚無僧『どけい!』
TVリポーター『あらー』
(バババババババッ)
コーン守「何なのかしらコイツ」
幻ナリ斎「これは、もしや虚無僧テクターでは」
コーン守「何そレ」
幻ナリ斎「カラカラ一族に伝わる伝説的なパワーアップスーツ。
心技体を忍者として完璧に兼ね備えた者だけが装着できるという最強のスーツ、それが虚無僧テクターです」
コーン守「ふうン」
幻ナリ斎「しかし、もはやカラカラの里にあれを装着できる者などいないはず。それになぜエドロポリスを荒らしているのか。うーむ」
コーン守「まあ、今日の幻ちゃんとってもシリアスネ。色男」
幻ナリ斎「うええ。うわあ。おえ」
338 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-06 20:42
(ドカーン!)(ドカーン!)
町人たち『ぎゃああ』
(ドカーン!)(ドカーン!)
虚無僧『ふふふふ。ニャンキー1号に告ぐ。エドロポリスの庶民に迷惑をかけたくなければ、
俺の挑戦を受けろ!いつでも相手になってやる。ふはははは』
ヤッ太郎「にゃろー!やったろうじゃねえか!」
プルルン「あいつの挑発に乗っちゃダメよ」
ヤッ太郎「だってよ!」
スカシー「気を付けたほうがいいぞ、ヤッ太郎。とにかく只者じゃないんだ、あいつは」
ヤッ太郎「…っ」
虚無僧『腰抜けめ!』
ヤッ太郎「!」
虚無僧『俺さまの力に恐れをなして出てこれんのか。ん?』
おミツ「〜♪あ!」
虚無僧『これはこれはミサイル娘』
おミツ『きゃー!』
339 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-06 20:48
ヤッ太郎「あー!おみっちゃん!」
虚無僧『この娘の命が惜しければ出てこい!ニャンキー1号』
おミツ『助けてー!』
ヤッ太郎「くそー。こうなったら」
プルルン「おみっちゃんのために行くのね」
おタマ「おミツさんを助けてあげて」
スカシー「おみっちゃんのために命をかけるのか、ヤッ太郎」
ヤッ太郎「こうなったら、オイラ今日限り主役の座を降りて引退しよう」
スカシー・プルルン・おタマ「ああ(ズコーッ)」
スカシー「期待持たせやがって!」
スカシー・プルルン・おタマ「早く行きなさい!」
ヤッ太郎「えーん、だってさっき挑発に乗るなって」
おタマ「ぐずぐず言わないでください」
340 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-06 20:57
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、ピザ屋さんが飛んでく」
伊津茂乃母「それ追うのよ!」
チョイナー7号「チョイナー!」

<ナレーター>
なんと、いつもの親子は、ライバルのチョイナー7号とすっかり仲良くなっていた。

チョイナー7号「チョイナチョイナチョイナー!」
伊津茂乃母「あれー、そっちじゃないわよ」
チョイナー7号「チョイナー」
341 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-06 21:21
おミツ「きゃー!来ないでー!」
(ドカーン!)
おミツ「だから来ないでって言ったのに。!?」
虚無僧「ふふふふ。そんなものは効かんな、ミサイル娘」
おミツ「ああ…!」
虚無僧「ふふふふ。勝った。俺はミサイル娘にとうとう勝った。もはや敵なし。ふはははは」
おミツ「いやー!」
虚無僧「誰だ!」
ヤッ太郎「にゃはははははは。古来より悪の栄えたためしなし。教えてやろう。あ、正義の心で」
虚無僧「!」
ヤッ太郎「一人だけだが、秘密忍者隊ニャンキー参上!」
おミツ「ニャンキーさま」
虚無僧「待っていたぞ、ニャンキー1号」
ヤッ太郎「エドロポリスを騒がす怪しい虚無僧め。おみっちゃんに手を出すな!」
虚無僧「ふふふふふ。俺の声を忘れたか、ニャンキー1号」
ヤッ太郎「え、お前の声?えーと、隣のクマさんでも八つぁんでもないし、えーと、なんだ。ああ、わかった。お前コムソーヤだろう」
虚無僧「だ、誰だそりゃ!ならば見せてやろう、俺の正体を。とう!」
ヤッ太郎「!」
虚無僧「カラ丸、推参!」
ヤッ太郎「何!カラ丸!」
おミツ「…っ」
カラ丸「てやあ!はっはっはっは。驚いたか。貴様を倒すために、厳しい修行の末この虚無僧テクターを手に入れたのだ」
ヤッ太郎「何を…!」

<ナレーター>
もう、説明してもいいから説明しよう。
なんと、謎の虚無僧の正体はカラ丸だったのだ。
342 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-08 19:02
コーン守「キャー!カラ丸ヨ、カラ丸」
幻ナリ斎「ええ、確かに。あやつここしばらく姿を見せぬと思ったら、伝説の虚無僧テクターを。
身に着ければ伝説の必殺技がすべて使えるという虚無僧テクターをどうしてあのあんちゃんが」
コーン守「そんなことどうだっていいじゃなイ。カラ丸がニャンキーを倒すなんてもう夢でも見てるみたイ。つねっちゃお」
幻ナリ斎「痛い痛い痛い。それはわたくしのほっぺでございます。わたしくの、わたくしの」
コーン守「あら幻ちゃん、どこにほっぺがあるっていうノ?」
幻ナリ斎「いやこの辺に確かに、あのー」
343 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-08 19:15
カラ丸「ふっふっふっふ。冥土の土産に、このカラ丸がどれだけ苦しい修行をし、
伝説の虚無僧テクターを手に入れたか教えてやろう」
ヤッ太郎「よ、よーし。聞いてやろうじゃねえか。はは、その前におみっちゃん。こぶ茶一杯くんねえか?」
おミツ「はーい」
カラ丸「俺は抹茶アイスをな」
おミツ「毎度ありがとうございます」
ヤッ太郎・カラ丸「どういたしまして」
344 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-08 19:21
おミツ「ごゆっくりどうぞ」
ヤッ太郎「(ズズ―ッ)」
カラ丸「(パクッ)」
ヤッ太郎「おい、早くなんか言えよ」
カラ丸「では」
ヤッ太郎「けっ、ノリの悪い野郎になったなー」
カラ丸「あれは…」
345 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-08 19:25
カラ丸「やはりニャンキー相手にメカなど使っていてはダメだ。
この己の肉体を鍛えなおし、新しい必殺技を身に着けるのだ。
俺は旅に出る!見ておれニャンキー、俺が旅から帰ってきた時が貴様らの最期だ!とりゃあ!」
346 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-08 19:40
カラ丸「そうして俺は旅に出た」
ヤッ太郎「ふーん」
おミツ「いいなあ。どこへ行ったの?」
ヤッ太郎「ねえねえ、お土産は?」
カラ丸「(ギロッ)」
ヤッ太郎「ぎゃあ!オイラ馴染めないな、このかたいムード。どうもやりにくいや」
おミツ「それから?ねえ、それからどうしたの?」
カラ丸「それからか…。ふっ。
まさに心技体を極限まで鍛え上げるハードな修行だった。
そして俺は、パワーアップした証拠に、カラカラの里に伝わる伝説の虚無僧テクターを身に着けようと決心したのだ。
それはひとつ間違えば死を意味する」
おミツ「それでそれでどうしちゃったの?死んじゃったの?
えへ、やっだー。言ってみただけよ。私こう見えても目と顔は良いの」

<ナレーター>
でも頭は悪いのと心の中でつぶやくおミツであった。

おミツ「えへへ」
カラ丸「おほん」
おミツ「あ」
カラ丸「お話の続き、聞いてもらえますか?」
おミツ「も、もちろん」
カラ丸「まあそれで、この虚無僧テクターがしまってあるという天狗のほこらに行った訳ですが」
347 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-08 19:52
カラ丸「(果たして俺は虚無僧テクターを手に入れられるほどパワーアップしたのだろうか)
あ、こ、これは…!カラカラ一族四天王像!ということは、これが伝説の虚無僧テクター!」
(バチッ)
カラ丸「あ!なぜだ!なぜなんだ!この俺にまだ何が足りぬというのだ!
技も肉体も、できる限りの執念を積んだこの俺に、さらにまだ何を求めようというのだー!うわー!
待てぬぞ、この俺は。そして、そして、必ずお前を手に入れてみせる!」
348 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-08 19:58
おミツ「まあ、大変だったのね。で、死んじゃったの?」
カラ丸「さて、抹茶アイスも食べ終わったことだし、勝負といこうかニャンキー1号」
ヤッ太郎「カラ丸、どうしてもやろうっていうのか」
カラ丸「もちろんだ。俺は非情な忍者として、ニャンキー、お前を倒すために戻ってきたのだ」
おミツ「ま、待って!二人とも」
ヤッ太郎「止めてくれるな、おみっちゃん。こいつはカラ丸とオイラの宿命の戦いなんでい!」
おミツ「違うの。違うの違うのよ。お願い、戦うならほかの場所でやって」

<ナレーター>
おミツは、自分の店が壊されるのではないかと心配なだけだった。
349 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-08 20:07
伊津茂乃子「さあ、大変なことになってしまいました。時間無制限一本勝負。
負けたほうがお茶代を払うという両者ならではの決戦が繰り広げられようとしています」
おミツ「えー、おでんにビールはいかがですか?」
伊津茂乃子「実況は、ご存じいつもの親子がお送りいたします」
伊津茂乃母「よろしく」
伊津茂乃子「あ!太陽が水面に差し掛かろうとしています。制限時間いっぱいです。いよいよです。
決戦の火ぶたが切られようとしています」
伊津茂乃母「さあ、ニャンキーが勝つか、はたまたカラ丸が勝つか!」
350 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-08 20:25
ヤッ太郎「(ついにこのときが来たか、カラ丸)」
カラ丸「(容赦はせぬぞ。ヤッ太郎)いざ、行くぞ!」
ヤッ太郎「でやあ!たあ!」
カラ丸「こしゃくな!」
ヤッ太郎「うわあ!」
カラ丸「てやあ!」
ヤッ太郎「それ!」
カラ丸「うお」
ヤッ太郎「にゃにゃにゃんにゃんにゃん。どうよ!」
カラ丸「なんの!尺八マシンガンモード!」
(バババババババッ)
ヤッ太郎「うわあ、ああ!」
伊津茂乃子「おっと、いきなりすごい技が出た!」
カラ丸「ふっ」
ヤッ太郎「ぐおっ」
伊津茂乃子「あれは伝説の珍空飛び膝蹴りだー!そしてそして今度は、人間魚雷だー!
そんでもってカラカラ空手チョップだー!そして連続技、幻の左だー!」
ヤッ太郎「ぎょえー!」
伊津茂乃子「ダウン、ニャンキーダウン。さあ、立てるかニャンキー」
おミツ「お茶にアイスクリームはいかがですかー?」
伊津茂乃子「おっかあ、アイス買って」
伊津茂乃母「このアルバイトでお金が入ってからだよ」
伊津茂乃子「はーい」
カラ丸「ふははははは、どうした。手も足も出んじゃないか」
351 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-08 20:32
おタマ「ああ、どうしましょう。お助けメンバーを頼もうかしら」
スカシー「そんなことしたら、ニャンキーは卑怯者だって笑い者になっちまうぜ」
プルルン「テレビ中継を入れたのは、そうさせないためのカラ丸の作戦なのよ」
おタマ「ああ…でも」
スカシー「そうだ!ネコ目スラッシュだ!」
プルルン「そうよ、ネコ目スラッシュよ。ヤッ太郎!」
352 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-08 20:43
ヤッ太郎「てやんでえ!主役のオイラがやられっぱなしって訳にはいかねえんでい。もう怒ったぞ!許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
カラ丸「こざかしい!」
ヤッ太郎「な、なんだ!?」
カラ丸「ふふふふふ、ははははは。ネコ目スラッシュ破れたり!」
ヤッ太郎「な、何!」
カラ丸「今度は俺の番だ。必殺!伝説のカラカラ忍法火の鳥!」
ヤッ太郎「うわあ、うわああああ!!」
プルルン「ヤッ太郎!」
スカシー「立て、ヤッ太郎!」
コーン守「もしかして、ニャンキー1号をやっつけたノ?」
幻ナリ斎「おお、そのようですな。さあとどめをさすのじゃ。カラ丸」
353 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-08 20:47
カラ丸「尺八ダイナミックバズーカモード、チャージ!さらばだ、ヤッ太郎。発射!」

<ナレーター>
万事休す。
ヤッ太郎の最期か。

伊津茂乃子「おっかあ、ニャンキーが負けちゃったよ」
伊津茂乃母「来週から主役は私たちかね」
伊津茂乃子「てやんでえ」
おミツ「ニャンキーさま…」
354 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-08 20:55
カラ丸「ヤッ太郎、ついにやったぞ」
おタマ「ヤッ太郎さんが」
スカシー・プルルン「ヤッ太郎!」
コーン守「やっター。やっター。やっター」
幻ナリ斎「やったー、やったー、やりました」
コーン守「うれしっ」
(ドコーン!)
幻ナリ斎「ぶへ、ぶへへ」
コーン守「うれしいなったらうれしいナー」
カラ丸「悪く思うなよ。これが忍者の世界なのだ(〜♪)」
おタマ「ヤッ太郎さんが。ヤッ太郎さんが」
プルルン「ヤッ太郎」
スカシー「ま、まさか、そんな」

<ナレーター>
虚無僧テクターで、パワーアップしたカラ丸の前に、なす術もなく敗れてしまったニャンキー。
果たして、ヤッ太郎は本当に死んだのか。
秘密忍者隊ニャンキーに明日はあるのか。
355 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-08 21:02
次回予告

プルルン「ヤッ太郎、あんたほんとに死んじゃったの?
昔からよく言うじゃないの。ドジでマヌケでおっちょこちょいのアホは殺しても死なないって。
ヤッ太郎、お願い。生きていて。
でないと私、明日から誰をフライパンで叩いたらいいのよ。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。たおせカラ丸!涙、涙の大復活。てやんでえ!」

『たおせカラ丸!涙、涙の大復活』
356 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-10 17:54
<ナレーター>
苦しい修行の末、伝説の虚無僧テクターを手に入れてパワーアップしたカラ丸は、ニャンキーに戦いを挑んだ。
その強大なパワーの前に、スカシー、プルルンはなす術もなく敗れ、傷を負った。
おミツを助けるべく出動したヤッ太郎も、ネコ目スラッシュを破られ、カラ丸のバズーカの前に散った。
果たして、ヤッ太郎は。
357 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-10 17:55
『たおせカラ丸!涙、涙の大復活』
358 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-10 17:59
スカシー・プルルン・おタマ「うう…」
プルルン「わーん、ヤッ太郎。なんで死んだのよ」
スカシー「お前みたいなアホなリーダーでもいないと寂しいよ」
おタマ「ヤッ太郎さん、うう…給料10割引き」

<ナレーター>
ヤッ太郎の死を悲しむ三人。
ところがどっこいヤッ太郎は。
359 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-10 18:07
カラ丸「発射!」

<ナレーター>
と、この時。

(ドカーン!)
カラ丸「悪く思うなよ。これが忍者の掟なのだ。(〜♪)」
ヤッ太郎「負けた。完敗だぜ」

<ナレーター>
てな訳で、ヤッ太郎はちゃんと生きていたのだ。
傷ついた体を引きずりながら、どこへ行くのかヤッ太郎。
360 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-10 18:26
ヤッ太郎「大先生、お願いします!お願いします!」
霊界之介「…」
ヤッ太郎「カラ丸の虚無僧テクターに対抗できる新しいメカをつくってください」
霊界之介「(むむむ、まずい。実にまずいぞ)バッカもーん!」
ヤッ太郎「にゃー!だ、大先生!」
霊界之介「己を鍛える努力もせず、メカに頼ろうとは、それでも秘密忍者隊か!
お前のような情けないやつに与えるメカなどない。即刻立ち去れ」
ヤッ太郎「だ、大先生!」
(バタン)
ヤッ太郎「大先生の言う通りだ。メカに頼らないで自分の力で何とかしなくちゃ。
よーし!やったろうじゃねえか!」
霊界之介「げへへへへへ。えーこれで帰るじゃろうて。うっしっしっし。ん?」」
ヤッ太郎「てえい!ふっ!とりゃあ!カラ丸、このー!
オイラ新しい技を編み出すまで帰らねえ。絶対に帰らねえ!」
霊界之介「あちゃー、なんでそうなんの?」
ヤッ太郎「どりゃあー!にゃろー!新しい技!新しい技!
新しい技!新しい技!」

<ナレーター>
こうして、ヤッ太郎の血の滲むような特訓が始まった。

ヤッ太郎「新しい技…にゃ!にゃ!にーと」
霊界之介「はぁ…」
361 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-10 18:30
ヤッ太郎「ぐがあ。ぐがあ。新しい技…Zzzzzz…」
霊界之介「(ああ、このままじゃわしのマヌケな私生活がバレてしまう。
何としてもこやつめ追い出さねば)うーむ、そうじゃ。
ヤッ太郎よ。ネコ富士山頂へ行け。さすれば必ずやお前の求めているものが見つかるであろう」
(パーン)
ヤッ太郎「にゃ!ん?今のは。もしかして神様のお告げ?」
362 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-10 18:40
ヤッ太郎「大先生!行ってきまーす!」
霊界之介「ああ、気を付けていくのだぞ。バイビー。上手く行ったわい。でへへへへ」

<ナレーター>
こうして大先生の計略にまんまと乗せられたヤッ太郎は、ネコ富士山の頂上へと向かった。
その頃、エドロポリスでは。
363 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-10 18:54
幻ナリ斎「ちゃんちゃか♪」
コーン守「ふふふふフ、やったワ、やったワ。ニャンキーどもをついにやっつけたワ」
幻ナリ斎「コンちゃん、コンちゃん。これで全国制覇も目の前ですな。がははははは」
コーン守「オーッホッホッホ。それもこれもカラ丸のお・か・ゲ。ご褒美にチューしちゃオ。カラ丸、あら、カラ丸はどコ?」
カラス忍者たち「やんややんや」
カラ丸「ヤッ太郎、思えばお前は良いライバルだった。二度と会えないと思うと妙に寂しいぜ」
コーン守「カラ丸ちゃんみーッケ。はい、ご褒美」
カラ丸「ぎゃー!コーン守さま。浮かれてる場合ではありません!ニャンキーを倒した今こそ、ネコ忍一族を根こそぎにするチャンスです!」
コーン守「オッホッホッホッホ。そんな固いこと言わないデ。ブチュ」
カラ丸「ギャー!」
コーン守「オッホッホッホッホ。やったワ、やったワ」
幻ナリ斎「うーん、確かにお前の言う通りじゃ、カラ丸。直ちに出動しネコ忍一族を一気に叩き潰すのじゃ」
カラ丸「はは」
364 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-10 19:02
(ドカーン!)
町人たち「ぎゃああ」
カラ丸「ええい、ぶち壊せ!」
コーン守「いいわヨ。その調子」
幻ナリ斎「やれやれい」
コーン守『オッホッホッホッホ。ネコ忍一族に告ぐ。さっさと出てきちゃって我々と戦いなさイ。
でないと、エドロポリス中をぐっちょんぐっちょんの、げっちょんげっちょんにしちゃうわヨ』
ワーン守「むう」
365 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-10 19:11
スカシー「離せ。行かせてくれ」
プルルン「離して。お願い、離して」
おタマ「ダメですよ、そんな体で」
プルルン「黙って見てる訳にはいかないわ」
スカシー「離せよ!ヤッ太郎の弔い合戦だ!」
おタマ「ダメったらダメー!」
(prrrrr…)
スカシー・プルルン・おタマ「?」
おタマ「はい、ピザキャット」
ワーン守「お助けメンバー、全員出動だ!」
おタマ「はい、わかりました!」
366 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-10 19:20
伊津茂乃子「空を見ろ」
町人A「鳥だね」
町人B「ロケットよ」
伊津茂乃母「なんだかピザ屋さんみたいだけど」
伊津茂乃子「違うわい。ニャンキーのお助けメンバーだい」
リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー「お助けメンバー、参上!」
カラ丸「出てきたな、補欠メンバー」
ゴットン「拙者どもが来たからには」
ミエトル「あんたらの好きにはさせんでゲスよ」
ネッキー「ヤッ太郎さんの仇を取るっちょ」
カラ丸「ふふふふふ。身の程知らずめが。全部まとめて返り討ちにしてくれるわ。てやあ!」
リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー「!」
コーン守・幻ナリ斎「チャチャチャ♪チャチャチャ♪」
カラ丸「でえい!」
ゴットン「!」
ミエトル「!」
ネッキー「!」
リキノシン「!」
367 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-10 19:29
ヤッ太郎「にゃ、にゃん。あ、ネコ明神様だ!やったー!ついに頂上に着いたぞー!
にゃんにゃかにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃん。
神様のお告げでは、オイラの求めてるものがここで見つかるっていうことだけど。一体どこにあんのかにゃ。
にゃん。うわあー!ん?誰だてめえは!」
黒い武将「ふっ」
ヤッ太郎「なに!」
黒い武将「でやあ!」
ヤッ太郎「なに、しやんがでえ!」
黒い武将「でやあ!」
ヤッ太郎「うわあ!こ、こいつ。むちゃくちゃ強いぜ。あ…」
黒い武将「くわあー!」
ヤッ太郎「ひいい。おっと、ぎゃあああああ!」
368 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-17 14:59
ヤッ太郎「わー!にゃー、にゃん!」
黒い武将「ふっ、まだまだだな」
ヤッ太郎「やい、おじさん!」
黒い武将「ん?」
ヤッ太郎「まだ勝負はついてねえぜ!」
黒い武将「何!」
ヤッ太郎「てえい!」
黒い武将「ぐ、ぐあああ!!」
ヤッ太郎「!」
369 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-17 15:19
黒い武将「よくぞここまで成長したな。ヤッ太郎」
ヤッ太郎「?」
黒い武将「お前は数々の戦いを経て、素晴らしい勇者となった。
だが、どのように強くとも所詮一本の矢は折れやすいもの。
しかし、それが三本集まればどうなる。
この意味が分かった時こそ、お前はネコ忍一族の真の勇者となるだろう。さらばだ、ヤッ太郎」
ヤッ太郎「あ!三本の矢って一体…」
霊界之介「なんじゃろかいな。あの侍は」
ヤッ太郎「にゃ!あー、大先生!」
霊界之介「お、おお、ヤッ太郎!」
ヤッ太郎「大先生、あの黒い侍は何者なんです?」
霊界之介「え、あ、あれか?ああ、そうじゃ。よく聞け、ヤッ太郎」
ヤッ太郎「うん」
霊界之介「あれはじゃ。ネコ忍一族の守護神であるネコ明神様の化身、黒い武将じゃ」

<ナレーター>
またまたデタラメを言ってしまった大先生。
だが、意外と本当かも知れないよ。
370 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-17 15:34
ヤッ太郎「黒い武将。た、確かにそうだけど。だ、大先生!もう一つ教えてください」
霊界之介「む…」
ヤッ太郎「三本の矢とは一体!?」
霊界之介「がが…」

<ナレーター>
大先生にも、分からなかった。
371 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-17 15:44
霊界之介「うう、そ、それは知りたくば教えてやらんでもないが、
しかしヤッ太郎、真の勇者になりたくば、自分の力で悟らねばならん。それが忍者の掟。じゃからして」
ヤッ太郎「分かりました、大先生。必ずや自分の力で!」
霊界之介「ぐふふ、単純なやつで助かったわい」
ヤッ太郎「大先生の家で修行の続きだーい!」
霊界之介「え!まあ、いいか。冬の準備の薪運びが終わるまでコキ使ってやるわ」

<ナレーター>
こうして、ヤッ太郎の厳しい修行は再開された。
ついでに、薪運びもね。
372 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-17 15:48
霊界之介「三本の矢。や〜だ〜。実にまずい。
このわしですら分からんものがあいつに分かるとはとても思えんし」
(ミシミシ)
霊界之介「このままじゃわしの家が…」
373 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-17 16:02
ヤッ太郎「プルルンやスカシー、それにおタマ今頃どうしてっかなー。また三人で戦いてえな」
(バキッ)
ヤッ太郎「あ。一本だと折れやすいけど、三本だと」
(バキッ)
ヤッ太郎「あれ?ダメだよ、これじゃ。お話になんないよー」
(ドンガラガッシャーン)
ヤッ太郎「にゃ、にゃんだ!?」
霊界之介「わ、わしの家が…」
374 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-17 16:13
霊界之介「ヤッ太郎、やっと悟ったようじゃのう。もちろんわしは最初から分かっておったのじゃが、
こういうことは自分で悟らなければ価値がないのじゃわい」
ヤッ太郎「そのためにオイラにあんな厳しいこと言ったり、薪運びをさせたりしたんですね」
霊界之介「…その通りじゃ」
ヤッ太郎「大先生!」
霊界之介「さあ、行って戦うのじゃ」
ヤッ太郎「分りました、大先生、待ってろよ。カラ丸!」
霊界之介「何だか分からんが、やっと追い出すことが出来たわい。えーしかしあの黒い武将はなんじゃったんじゃろうか。
それにしても、わしの家が、わしの家がー!わー」
375 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-17 16:17
カラ丸「てやあ!」
(バババババババッ)
リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー「うわあー!」
カラ丸「ふっ、お前たちなど相手ではないわ。ふははははは」
376 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-17 16:24
スカシー「もう我慢できない!行くぜプルルン」
プルルン「分かったわ!行きましょ。スカシー」
おタマ「ダメです!絶対にダメですよ」
スカシー「おタマ、エドロポリスの正義と平和を守るのがニャンキーの務めなんだ」
プルルン「そうよ。ヤッ太郎の分まで私達が頑張らなくっちゃ」
スカシー・プルルン・おタマ「?」
おタマ「もう、こんな時に!すいませんが、本日は休…きゃー!」
スカシー「どうした、おタマ!」
プルルン「どうしたの、おタマちゃん」
スカシー・プルルン「あ!」
ヤッ太郎「にゃは、にゃははははは」
377 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-17 16:31
スカシー・プルルン「ヤッ太郎ー!」
おタマ「ヤッ太郎さーん」
(ドカッ)
ヤッ太郎「ぶええ!ぐっ」
スカシー「どうやら本物のようだな」
ヤッ太郎「そりゃないだしょ」
プルルン「散々心配させといて、どこ行ってたのよ、この!」
ヤッ太郎「わ、悪かったよ。と、とにかく話は後でい。プルルン、スカシー、出動でい!」
スカシー・プルルン「ふっ。おー!」
378 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-17 16:46
『毎度お騒がせしております。ただいまより、美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」

<ナレーター>
説明しよう。
あら、いつもの親子はどうしたんだろうと思ってる君たちに、ほら、ここにいたんだよ。

伊津茂乃母「さあ、ご覧ください!ここエドロポリスでは虚無僧テクターをつけたカラ丸が、町を破壊しまくっております!
ニャンキーのお助けメンバーは苦戦、苦戦、大苦戦!」
伊津茂乃子「おっかあ、張り切ってるね」
伊津茂乃母「当たり前だろ。今日はレポーターだよ。レポーターはお金になるんだよ、お前」
伊津茂乃子「じゃああとでアイス買ってね」
伊津茂乃母「お前は他に言うことないのかね」
伊津茂乃子「てやんでえ!」
伊津茂乃母「うまい」

リキノシン「こうなったら、合体技でごわす」
ゴットン・ミエトル・ネッキー「おう!」
カラ丸「?」
リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー「超合体忍法!お助けボンバー、発射!」
(ドカーン!)
379 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-17 16:57
ゴットン「やった」
リキノシン「やったでごわす。あ!」
カラ丸「ふふふ、そんなもの今の俺にはまるで効かんわ!」
リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー「ショック!」
伊津茂乃子「おーっと、まさかニャンキーに続いてお助けメンバーもやられてしまうのか」
伊津茂乃母「いよいよ次回から、主役は私か!?」
コーン守「主役はアタシに決まってるでしョ!」
伊津茂乃子「てやんでえ!」
伊津茂乃母「ずいぶん練習したのに」
伊津茂乃子「てやんでえ!てやんでえ!」
380 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-17 17:36
リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー「うわあ!」
カラ丸「ふふふふ。ははははは。いよいよ最後だな、クズ忍者ども」
スカシー「ははははははは」
カラ丸「?」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
カラ丸「ふっ、わざわざ殺されに来たか。ニャンキーども」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっはっはっは!」
カラ丸「!」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
カラ丸「な、なに!その声はまさか」
ヤッ太郎「秘密忍者隊ニャンキー参上!」
カラ丸「き、貴様、生きていたのか!」
リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー「!」
ゴットン「ヤッ太郎殿!」
ミエトル「よっ、大将。ご無事だったんゲスね」
コーン守「キャー!何なノ何なノ。ニャンキーは生きてるじゃないノ!」
幻ナリ斎「は、はい。そのようで。しかし今のカラ丸なれば負けるはずなどござりませぬ」
コーン守「ホントネ」
幻ナリ斎「ほんとよ」
コーン守・幻ナリ斎「指切りゲンナリ嘘ついたら針千本のーます」
コーン守「指切っ」
幻ナリ斎「あた」
381 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-17 18:01
ヤッ太郎「カラ丸、お前に借りを返そうと地獄から戻ってきたぜ」
カラ丸「ふっ、妙だな。お前が生きていると分かった途端、ますます闘志が燃えあがってきたぜ。行くぞ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!一本の矢は簡単に折れても、三本の矢はそう簡単には折れねえぜ!」
カラ丸「何を訳の分からんことを言ってやがる。今度こそ三人まとめて粉々にしてくれるわ!」
ヤッ太郎「プルルン、スカシー、行くぜ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「我らニャンキー三人の必殺技を受けてみろ!」
カラ丸「こしゃくな!」
プルルン「必殺、ハートブレイカー!」
スカシー「必殺、一文字ファイアー!」
ヤッ太郎「必殺、ネコ目スラッシュ!」
カラ丸「お、何!?ぎゃあああ!!おのれ、俺は諦めんぞー!」
コーン守「幻ちゃん、今のカラ丸みたいだったけド」
幻ナリ斎「ははは、そのようで」
コーン守「アタシたち二人の仲だけど約束は約束ヨ」
幻ナリ斎「!」
コーン守「約束は約束ヨー!」
(ドコーン!)
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー「あ、大勝利!」
382 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-17 18:05
徳川イエッイエッ「パフパフー」
(グサッ)

死亡

383 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-18 16:58
コーン守「オッホッホッホッホッホ。これで天下はアタシのもの」
385 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-18 17:22
ヤッ太郎「てな訳で、これもすべて大先生のおかげさ」
スカシー「なるほど。僕たち三人で三本の矢か」
プルルン「さすが大先生」
ヤッ太郎「また三人で戦うことが出来て、オイラ嬉しいぜ」
プルルン「私もよ」
スカシー「僕もさ」
おタマ「ヤッ太郎さん」
ヤッ太郎「何だい、おタマ」
おタマ「ピザの注文がたっくさん溜まってるんですからね。明日から頑張って働いてくださいね」
ヤッ太郎「あちゃー。相変わらず人使いが荒れえや」
スカシー・プルルン・おタマ「はははははははは」

<ナレーター>
ヤッ太郎のたゆまぬ努力と三人の友情で、危機を乗り越えたニャンキーたち。
しかし、コーン守やカラ丸も、このまま黙ってはいまい。
頑張れ、秘密忍者隊。
戦え、僕らのヤッ太郎。
386 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-20 17:29
次回予告

ヤッ太郎「カラカラ一族との戦いも激化する一方…ってな訳で、
オイラたちニューヨークシティへ戦闘の研修に行かされることになったんだけど、
やだやだー!ニューヨークシティなんか絶対行きたくない!
え、何故って?そ、それは…。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。ハロー!ヤッ太郎海外へ飛ぶ。てやんでえ!」

『ハロー!ヤッ太郎海外へ飛ぶ』
387 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-20 17:32
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
388 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-20 17:34
『ハロー!ヤッ太郎海外へ飛ぶ』
389 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-20 17:39
ゼッコー鳥「ゼッコーチョーッ!ったら、ゼッコーチョーッ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「えー!」
ヤッ太郎「オイラたちが?」
プルルン「ニューヨークシティへ?」
スカシー「研修に?」
ワーン守「うむ」

<ナレーター>
のっけから説明しよう。
カラカラ一族との戦いも、ますます激化した今、
ワンコー守は、ニャンキーをニューヨークシティへ戦闘の研修へ行かせることにしたのだ。
390 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-20 18:01
おタマ「いいなあ、海外旅行なんて」
プルルン「素敵。憧れのニューヨークシティ。もしかしたら、すっごく素敵な人と出会えちゃうかも」
スカシー「キレイな女の子もいっぱいだぜ。参ったな。また僕の魅力で何人もの女の子が泣いてしまうのか」
ヤッ太郎「てやんでえ!ニューヨークシティなんか行かなくたって十分やっていけらあ!」
おタマ「あら、ヤッ太郎さんはニューヨークシティへ行きたくないんですか?」
ヤッ太郎「へん!ニューヨークへ戦闘の研修へ行くくらいなら、銭湯で入浴してたほうがマシだい!あれ?」
ワーン守・スカシー・プルルン・おタマ「(じー)」
ヤッ太郎「だ、だからニューヨークと入浴。銭湯と戦闘をひっかけたダジャレ。にゃはははははは」
ワーン守「ヤッ太郎、これは命令だ!」
ヤッ太郎「(ガクッ)」
プルルン「なんでそんなにニューヨークシティへ行きたくないのよ」
スカシー「いつものヤッ太郎らしくないぜ」
ヤッ太郎「実は訳があるんでえ」
プルルン「訳って何なの?」
スカシー「おみっちゃんとデート、なんて言うんじゃないだろうな」
ヤッ太郎「そんなんじゃねえや!もっと重大なことだ」
ワーン守「とにかく、その行きたくない訳とやらを、話してみるがいい」
ヤッ太郎「それは出来ません、ワーン守さま。こればっかりはご勘弁を」
ワーン守「ならん!話すのだ!」
ヤッ太郎「やだ」
ワーン守「これ!ヤッ太郎!その訳を話せと申しておるのだ」
スカシー・プルルン・おタマ「…」
ヤッ太郎「仕方がねえ。行きたくねえ訳とは」
ワーン守「その訳とは」
ヤッ太郎「外人はみんなオイラより、みんな背が高いんだもん!」
ワーン守・スカシー・プルルン・おタマ「ええ…」
ワーン守「バカもーん!とっとと行ってこーい!」
ヤッ太郎「ひえー!」
391 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-20 18:19
おタマ「これならニューヨークシティまで飛べるわね」
『毎度お騒がせしております。ただいまより、美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便がうらやましいことに、ニューヨークシティまで飛んでいきます。
危ないですから、どちらさまも白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」

<ナレーター>
あれれ、今日はいつもの親子がいないぞ。
どこに行ったのかな。

ヤッ太郎「ネオハワイ島だ」

<ナレーター>
あら、こんなとこにいた。

伊津茂乃子「おっかあ、ピザ屋さんが飛んでく」
伊津茂乃母「ピザ屋さん偉い」
伊津茂乃母・伊津茂乃子「ピザ屋さん偉い。ピザ屋さん偉い」
伊津茂乃母「さ、早く焼肉食べて」
伊津茂乃子「はーい」

スカシー「自由の女神だ!」
プルルン「とうとうニューヨークシティへ来たのね」
ヤッ太郎「ふん!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ん?うわあああ!!」
(ドガッ)
ヤッ太郎「いつもこんなんばっかし…」
392 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-20 18:50
コーン守「オッホッホッホッホ。全国のコンちゃんファンの皆さマ。こんちお股。んフ」
幻ナリ斎「誰に話してんの?誰か聞いてる?ねえ」
コーン守「いいじゃない、誰だっテ。それよりついにニューヨークシティへ来たわヨ。憧れタウン二」
幻ナリ斎「まったく急に出かけるわよなんて言うからどこ行くかと思えばこんな異国にまで来ちまうんだもんな。
ところで何しにきたんですか、一体」
コーン守「オッホッホッホッホッホ。アタシ気づいたのヨ。幕府転覆のためにハ、もっとグローバルな視点からの戦略が必要だっテ」
幻ナリ斎「グローブかミットか知らないけど何それ」
コーン守「つまりー世界的規模の陰謀ヲー、推し進めれバー、幕府なんて簡単にひっくり返るって訳ー。
そこでここニューヨークシティで開かれる全世界悪の黒幕会議に出席する為、わざわざやってきたのヨ」
幻ナリ斎「なーんちゃって、結局は観光に来たんでしょ」
コーン守「ギクッ」
幻ナリ斎「コーン守さま!コーン守さまがそのようなお気持ちでは、いつまで経っても野望は達成されませぬぞ。
我々カラカラ一族は下っ端にいたるまで、常に幕府転覆のことを考えておりまする。
今の今も、観光気分でおる者など一人もおりま…」
カラ丸・カラス忍者たち「はい、チーズ」
幻ナリ斎「あぁ…」
コーン守「みんな観光に来たみたいネ」
幻ナリ斎「アイドンノウ」
393 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-20 19:11
プルルン「ここで、ピザキャットニューヨークシティ支店の人たちと会う約束なんだけど」
マドンナ「あなたたちが、エドロポリスのニャンキーさんね」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「え?」
プルルン「あ…」
プリンス「人は日々、新しい恋に出会うという。けれど、僕にはもはや無縁のこととなってしまった。
なぜなら、君を知ってしまったから」
プルルン「ドッキン」
プリンス「ああ、もう僕は君なしではいられない。その澄んだ瞳、その愛らしい唇。君の全てが僕の心をとらえて離さない。
君の魅力の前では、僕は哀れなただの子羊」
プルルン「素敵」
ヤッ太郎「スカシーよりもキザ」
スカシー「僕よりも色男」
プリンス「お嬢さん、ようこそニューヨークシティへ。ピザキャットニューヨークシティ支店のプリンスです」
プルルン「は、はい」
ヤッ太郎・スカシー「けっ」
394 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-20 19:23
ヤッ太郎・スカシー「?」
マドンナ「うっふん。ようこそニューヨークシティへ」
ヤッ太郎・スカシー「うー!美人!」
マドンナ「私はピザキャットニューヨークシティ支店のマドンナよ。よろしく」
ヤッ太郎「へっへへ。色っぺー」
スカシー「プルルンとはえれえ違いだ」
プルルン「な、何よ!私だって。うっふん、ヤッ太郎、スカシー。うふん、おほん、えへん」
ヤッ太郎・スカシー「おえええええ」
プルルン「あんたたち!」
ヤッ太郎・スカシー「ひえー!」
395 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-20 19:41
マイケル「タラッタッタッター。ヘイ、俺がニューヨークシティ支店最後の一人マイケルだぜ。分かってるかい?
ヘイ、俺がマイケルだぜ。おい、俺がマイケルだってば。俺がマイケルだって言ってんだろー!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「……」
マイケル「これだからエドロポリスのやつらは嫌なんだぜ。このニューヨークシティのボーイズアンドガールズに比べて、はるかに野蛮だ」
ヤッ太郎「にゃんだとー!そいつは聞き捨てならねえ。もういっぺん言ってみやがれ!」
マイケル「オーライ、オーライ。エドロポリスはニューヨークシティに比べて遥かに劣ってるね」
ヤッ太郎「てやんでえ!どこが劣ってるっていうんでい」
マイケル「ジャストウェイ!133センチ。135センチ。ヘイ、俺の方が2センチ高いぜ」
ヤッ太郎「ガーン」
マイケル「やーい、チビっ子」
ヤッ太郎「ズドーン」
マイケル「トゥルットゥトゥトゥ〜♪ホウ!トゥルットゥトゥトゥ〜♪ホウ!ホウ!」
ヤッ太郎「男は背の高さじゃねえや!てやんでえ!」
396 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-20 19:46
<ナレーター>
さて、一方。
ここマジコーンスクエアガーデンでは、全世界悪の黒幕会議が開かれていた。
397 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-20 20:11
コーン守「お、もうみんな来てるワ」
カラ丸・幻ナリ斎「げーっ!」
?「ナマステ」
?「ニイハオ」
カラ丸「あ、あのー、世界の黒幕たちっていうのはひょっとして…」
コーン守「そう、みんなアタシの親戚」
幻ナリ斎「わあ、コーンファミリー?」
コーン守「あらやダ。ポリシティのコーンミッチェル伯爵じゃなイ。
それに、ネオアラビアのシンドバッドコーンに、ベルリンシティのアマデスコーン」
?「アラ、エドロポリスシルブプレ」
?「ゲンキシテタ?アブラカタブラ」
?「アチョー!ナツヤシヤー」

<ナレーター>
これじゃあ会議というより、ほとんど同窓会だよ。

カラ丸・幻ナリ斎「オー、ノー!」
398 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-21 16:41
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「わあ…」
ヤッ太郎「けっ、高いビルがいっぱいあればいいってもんじゃねえぞ。ったく」
プルルン「そういう言い方やめなさいよ。みっともないわよ」
マイケル「自分がチビだからノッポのビルにケチをつけるんだろ?」
ヤッ太郎「く…こんにゃろー!とう!」
マイケル「やーい、チビ」
ヤッ太郎「にゃろー!そこにいろよ!」
ハニー「ハーイ、マイケル」
ヤッ太郎「ん?あの声は」
ハニー「マイケル!」
スカシー「おみっちゃん!」
マイケル「紹介するぜ。俺のガールフレンドのハニーちゃん」
ハニー「ふふ、よろしくね」
プルルン「おみっちゃんそっくり」
ヤッ太郎・スカシー「可愛い」
ハニー「オー、マイゴッド!可愛いだなんて」
マイケル「伏せろ!」
ヤッ太郎・スカシー「?」
ハニー「ハニー嬉しい」
(バババババババッ)
ヤッ太郎・スカシー「うわあ!」
ヤッ太郎「や、やっぱりこっちのおみっちゃんも怖い」
399 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-21 16:48
マイケル「ここがこの国で一番偉い大統領の住むレッドハウス」
ヤッ太郎「けっ、メカEDO城の方がでかいぜ」
プルルン「もう、また」

<ナレーター>
ちなみに、この人がこの国の大統領だった。

???「ホニャハハハパフー」
400 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-21 17:00
コーン守「それじゃあ、このニューヨークシティにも秘密忍者隊がいるノ?」
?「オー、ソウナノ。イツモジャマサレテコマッテルノヨ」
コーン守「あーン、それならアタシの部下たちに任せてヨ。
エドロポリスでも似たようなやつらをポポポイッてやっつけてきたんだかラ」
?「オー、グレイト!ジャアマカセチャオウカナ」
コーン守「任せて任せテ。オッホッホッホッホ」
幻ナリ斎「おい、安請け合いしてっぞ」
カラ丸「見栄っ張りなんだから、もう」
401 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-21 17:09
マイケル「そして最後に、ここがピザキャットニューヨークシティ支店だぜ」
ヤッ太郎「ふん!」
マイケル「ふん」
ボウ「ワオ、マイケル。ナイスタイミング!シティでヘンテコなメカが暴れてるのよ。早く出動して」
マイケル「オーライ、ボウ。そういう訳で俺たちは出動するぜ。せいぜい俺たちの戦いぶりを見て、勉強するんだぜ」
ヤッ太郎「て、てやんでえ!」
402 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-21 17:36
『ヘイ、エビリバディ!騒がしちゃってソーリー。今からピザキャットのスーパーエクセレント発射しちゃうわよ。ワオ!』
ボウ「アユレディ?ゴー!」

ヤッ太郎「よし、オイラたちも行くぜ!」
プルルン「そうこなくっちゃ」
スカシー「あんだけ言われちゃ黙ってる訳にはいかないもんな」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あらほらさっさ」

フジヤマゲイシャ4号「えーびばでぃ SAMURAI SUSHI GEISHA! びゆーてぃふる FUJIYAMA HA!(ドーン!)HA!(ドーン!)HA!」
403 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-21 17:50
カラ丸「いいぞ、いいぞ、フジヤマゲイシャ4号!もっともっと破壊しろー!
って俺こんな異国まで来て何やってんだろう…。あー、行け行けー!フジヤマゲイシャ4号!」
コーン守「いいわヨ、いいわヨ、カラ丸!」
コーンファミリー「ワイワイガヤガヤ」
幻ナリ斎「あーあ…」
マイケル「はっはっはっはっはっは」
幻ナリ斎「?」
カラ丸「なんだこの声は。まさか」
マイケル「ヘイ、ユー!」
カラ丸「!?」
マイケル「バッド。バッド。ユーアーバッド。お前の悪事もここまでだ」
プリンス「ああ、僕の胸は痛む。僕の美貌の前にあえなく敗退する、君のことを思うと」
マドンナ「ベイビー。お姉さんがほんとの正義。教えてあ・げ・る」
マイケル「悪を許さない俺たち、秘密忍者隊」
マイケル・プリンス・マドンナ「ヤンキー!」
カラ丸「ヤ、ヤンキーだと?えーい、紛らわしい名前をつけおって!やってしまえ!」
カラス忍者たち「カァー!」
404 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-21 18:04
マイケル・プリンス・マドンナ「ふっ」
プリンス「諸君、覚悟したまえ」
(ズバッ)
カラス忍者たち「カァー(ドタッ)」
マドンナ「ふっ」
(バシッ)
カラス忍者A「わあ」
マドンナ「は!」
(バシッ)
カラス忍者B「ぎゃあ」
(バシッ)
カラス忍者C「わー」
(バシッ)
カラス忍者D「ああー」
マドンナ「あはははは。女王様とお呼び」
カラス忍者たち「女王様ー」
カラ丸「あ、くー」
マイケル「ヘイ、俺はニューヨークシティ一の早撃ちガンマンだぜ。分かってんのかい?はっ」
(バンッ バンッ バンッ バンッ バンッ バンッ)
プリンス「たあ!ふっ。とう!」
カラス忍者たち「ぎゃあー!」
カラ丸「こうなったらフジヤマゲイシャ4号、例の攻撃だ!」
405 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-21 18:24
フジヤマゲイシャ4号「…」
マイケル・プリンス・マドンナ「…!」
フジヤマゲイシャ4号「どうかどうか一つよろしくお願いします」
マイケル・プリンス・マドンナ「?。は、どうも」
フジヤマゲイシャ4号「これはどうもご丁寧に」
(ザクッ)
マイケル・プリンス・マドンナ「お?」
(ドカーン!)(ドカーン!)(ドカーン!)
カラ丸「はははは。どうだ。これぞフジヤマゲイシャ4号のいきなり土下座しちゃうよ攻撃だ」
マイケル「くそー」
カラ丸「とどめを刺せい!」
フジヤマゲイシャ4号「あら?やだ。まあ」
406 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-21 18:41
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっはっはっは」
カラ丸「ん?今度こそ。その声は」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
カラ丸「な、なんでお前たちがこんなところにいるんだ!」
ヤッ太郎「おめえこそ何でこんなとこいるんだよ」
カラ丸「そ、それは…(アホらしくて言えるか)」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「てやあ!」
ヤッ太郎「みんな、大丈夫か」
マイケル「へっ、何しにきたんだ。ヤッ太郎」
ヤッ太郎「何しにって、助けてやったのにその言い方はないだろう!」
マイケル「あのくらいお前なんかに助けてもらわなくたって平気だったぜ」
ヤッ太郎「何だとー!」
プルルン「ちょっとこんな時に喧嘩なんてやめなさいよ」
カラ丸「チャンスだ!フジヤマゲイシャ4号!三本締めの攻撃だ!」
フジヤマゲイシャ4号「あーいー」
407 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-21 18:53
スカシー・プルルン「あ…」
ヤッ太郎「プルルン!スカシー!」
マイケル「マドンナ!プリンス!」
フジヤマゲイシャ4号「はい」
スカシー・プルルン「あ…」
カラ丸「ふん。では、お手を拝借。よーう」
フジヤマゲイシャ4号「チャンチャンチャン、チャンチャンチャン、チャンチャンチャンチャン、チャン!」
スカシー・プルルン「う…」
ヤッ太郎「オイラたちが喧嘩なんかしてたから」
マイケル「ヤッ太郎、喧嘩は一時休戦だ」
ヤッ太郎「おう」
カラ丸「やつらには一本締め攻撃だ」
ヤッ太郎「にゃ!ここでこれ以上暴れられるのはまずいぜ」
マイケル「よーし、セントラルパークにおびき出そう」
408 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-21 19:08
カラ丸「逃げ出したぞ!」
フジヤマゲイシャ4号「あーいー」
カラ丸「追え!見失うな!」
マイケル「ヤッ太郎、お前は右手を頼む。俺は左手をやるぜ」
ヤッ太郎「へっ、任せろい」
カラ丸「ん?何だこのやたら広い場所は」
マイケル「ここがセントラルパークだぜ」
カラ丸「いたぞ!」
ヤッ太郎「にゃん。とりゃあ!」
カラ丸「!」
マイケル「ふっ」
(バンッ)
カラ丸「何!?」
(バンッ バンッ)
ヤッ太郎「にゃろー!」
(ズバッ)
フジヤマゲイシャ4号「やだ。なに」
409 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-21 19:19
ヤッ太郎「てやんでえ!オイラたちの仲間を痛めつけ」
マイケル「街を破壊した罪」
ヤッ太郎・マイケル「許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。
さらに説明しよう。
マイケルの正義の怒りが、限界値を超えた時、
ニャンニャンマグナムの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
マイケル「必殺!キャッツアイシューティング!」
フジヤマゲイシャ4号「あーれー」
(ドカーン!)
カラ丸「うわあー!」
ヤッ太郎・マイケル「天下無敵の、あ、大勝利!」

コーン守「くやしー」
幻ナリ斎「はいはい、くやしいね。はい、一人でやってな」
?「オー、クヤシイネ」
幻ナリ斎「へ?」
?「クヤシー」「クヤシー」
幻ナリ斎「ちょっと待って。み、みんなでやる訳!?」
コーンファミリー「くやしー!」
幻ナリ斎「あーあ」
(ドコーン!)
410 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-21 19:25
マイケル「お前、なかなかやるじゃねえか」
ヤッ太郎「おめえもな」

<ナレーター>
ニューヨークシティの平和は、ニャンキーとヤンキーの活躍によって守られた。
だが、コーン守は懲りるということを知らない。
頑張れ、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。
411 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 15:02
次回予告

ヤッ太郎「ひょえー!宇宙人の侵略だー!
突然おEDOの上空に、UFOがやってきやがった。
へん、でかくてキンキラしてりゃあいいってもんじゃねえぞ。
な、なんだって!UFOにウサ姫さまがさらわれた!?よーし、オイラが相手になってやる!
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。UFO!?ニャンキー対宇宙人。てやんでえ!」

『UFO!?ニャンキー対宇宙人』
412 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 15:06
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
413 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 15:07
『UFO!?ニャンキー対宇宙人』
414 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 15:20
<ナレーター>
今日もお日様ポッカポカ。
天下泰平のエドロポリス。
だが今まさに、その泰平の眠りが破られようとしていた。

伊津茂乃子「おっかぁ、待ってよ」
伊津茂乃母「グズグズしてるとバーゲンに遅れちゃうのよ。早く」
チョイナー7号「チョイナー!チョイナ」
伊津茂乃母「出たなチョイナー!はあ!」
チョイナー7号「チョイナー!チョイナー!チョイナー!」
伊津茂乃母「残念。逃がしたか」
伊津茂乃子「おっかあ、バーゲンに遅れる」
伊津茂乃母「うるさいわね。?…あぁ…」
伊津茂乃子「おっかあ…」
415 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 15:25
おミツ「〜♪あ。まあ、キレイなアッホー」

<ナレーター>
それはあんたでしょ。
これはUFO。

おミツ「むう…」

(ドカーン!)
<ナレーター>
あ、うわあー!
416 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 15:31
町人たち「がやがや」
ヤッ太郎「う、宇宙人の侵略だー!」
スカシー「メカEDO城のほうに行くぞ」
プルルン「ピザキャットに戻って出動よ」
スカシー「よし、来た!おい、どうしたんだ。ヤッ太郎」
ヤッ太郎「オ、オイラ宇宙人と人参苦手なんでえ。う、うわあ、何すんだよー!
て、てやんでえ!行くぜ!」
スカシー・プルルン「おう!」
417 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 15:34
『毎度お騒がせしております。ただいまより、美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」

伊津茂乃子「おっかあ、ピザ屋さんが」
伊津茂乃母「バーゲンが先よ。バーゲンが」
418 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 15:55
ゼッコー鳥「Zzzzzz…クワァー!」
徳川イエッイエッ「ホニャーハニョホニャ」
ウサ姫「さすがに近くで見ると迫力があるのう」
ワンコー守「しかし一体何の目的でUFOがこのエドロポリスに」
コーン守「そんなの決まってるわヨ。このエドロポリスを乗っ取るつもりなノ。キャ、大変ヨ。宇宙戦争ヨー!」
ワンコー守「もし本当にそれが目的なら、大変なことになる」
ワーン守・ウサ姫・重臣たち「!」
宇宙人らしき者『$♪×△¥○&?#$!』
徳川イエッイエッ「△$♪×¥○&%?」
ワンコー守「おお、イエッイエッ様がUFOと交信しておられる」
宇宙人らしき者『○!※□◇#△!』
徳川イエッイエッ「△☆△※◎☆○!」
ウサ姫「一体なんと言っておるのじゃ?」

<ナレーター>
説明しよう。
イエッイエッの言葉には何の意味もなかった。

ワーン守・ウサ姫・重臣たち「(ズコーッ)」
419 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 16:21
ウサ姫「うわー、何をするのじゃ!」
ワンコー守「ウサ姫さま!」
腰元「ウサ姫さま!」
ウサ姫「離せー!離さぬと島流しにするぞよ!あーれー」
ワンコー守「ウサ姫さまー!(ドーン)…」
宇宙人らしき者『おぼんです。やーウサ姫さま返して欲しかったら、メカEDO城ば明け渡して将軍の座を降りるでごわす。
じゃとう期限は明日の朝までよ。あんじゅう相談してくりゃれ』
ワンコー守「な、なんちゅう日本語じゃ」
腰元「ワンコー守さま、大変だぎゃ。ウサ姫さまさえひとずつにとっで、イエッイエッ様に将軍ばやめれって要求してるでごんす。
断ったらウサ姫さーのお命はねえべさ」
ワンコー守「お、お前は一体どこの生まれだなもし」
徳川イエッイエッ「ホーニョ」
宇宙人らしき者『重なってもムダなことやけん。その証拠ば見せてやるけん。レーザー光線発射!どうですのん』
ワンコー守「これは大変なことになったぞ」
420 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 16:34
スカシー「大した威力だ」
プルルン「さすがに宇宙から来ただけのことはあるわね」
ヤッ太郎「宇宙人っつったらこんなんなんだろうな」
スカシー「古いな」
ヤッ太郎「いいじゃん。きっとウサ姫さま…こんなことされてるに違いないぜ。待てよ、こうかな…」
スカシー「な、なんていいことを。いやいやもっとこう」
ヤッ太郎「いいぞ、いいぞ」
(バシーン!)
プルルン「ざけんじゃないの!この忙しい時に」
ヤッ太郎「いやいや、プルルンだって。いや考えだけでも嬉しい、いやいや恐ろしいぜ」
プルルン「とにかく、ウサ姫さまを救い出さなくちゃ」
ヤッ太郎「ん?でもどうやって」
プルルン「ふふーん、こうするの。死ね!ヤッ太郎」
ヤッ太郎「え、ええ!じょ、冗談だしょ」
ニャゴフィンクス「ガオー」

<ナレーター>
またまた説明しよう。
トリツックンは、ヤッ太郎がピンチになると勝手に現れるんだよね、これが。

ヤッ太郎・スカシー・プルルン「メガアップニャンキー!」
421 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 16:42
ヤッ太郎「ったく、トリツックン呼ぶためにわざわざピンチつくるか、普通」
プルルン「文句言わないの。行くわよ!」

<ナレーター>
その頃、ピザキャットでは。

おタマ「なんで私の出番がないのよ」
422 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 16:48
(prrrrrr…prrrrrr…)
宇宙人らしき者「ああ、もしもし?コーンちゃん」
コーン守『はいはい、こちらコンちゃん。幻ちゃんどうゾ』
幻ナリ斎「はいはい。すべて計画通りに行ってます。オーバー?」
423 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 16:54
コーン守「オーッホッホッホ。地上ではみんなそのUFOちゃんにビビってるわヨ」
幻ナリ斎『いえ、UFOでなくてUKU UKU FUWA FUWA 0号。頭文字だけとってUF0号と呼んでおります。オーバー?』
コーン守「そんなことどうでもいいのヨ!ついに待ちに待った将軍の座がアタシのものになるんですもノ。
いい?ウサ姫を逃がさないようによーく見張ってるのヨ。プン!もウ!」
424 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 16:59
幻ナリ斎「分かったわよもう。ウサ姫のことはカラ丸に任せてあるし、さあてわしは昼寝でもしようかな」
425 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 17:06
スカシー「潜入しようにも隙間がないな」
ヤッ太郎「見たところこりゃ母船のようだぜ。きっと小型UFOの発進口があるはずだ。
おー、あったあった!これでい」
プルルン「開くかしら?」
ヤッ太郎「やってみなきゃ分かんねえ。(トントントン)UFOさん、宅配便届けにあがりやしたー」
プルルン「呆れた。そんなことで開く訳が…」
スカシー・プルルン「開いた!」
宇宙人らしき者(カラス忍者)「はーい、何かな」
(バシッ)
宇宙人らしき者(カラス忍者)「うえっ」
ヤッ太郎「今だぜ」
426 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 17:19
スカシー「宇宙人って言っても、マヌケの具合はあんまり変わらないな」
プルルン「ほんと。ヤッ太郎みたいなのもいるのねー」
ヤッ太郎「なにー!」
プルルン「シーッ」
ヤッ太郎「?」
見張りメカ「誰やねん。そげなとこさおるのんは」
スカシー「まずい!」
(ベチャッ)
見張りメカ「わあ!なんばしよっとか。暗くなっちゃったじゃおまへんか」
プルルン「眠れ〜眠れ〜母の胸に〜♪」
見張りメカ「Zzzzz…」
プルルン「どんなもんよ。アイドルでデビューしただけあるでしょ」
ヤッ太郎「うーん、なんてたってロック歌って子守唄に聞こえるって言われるぐらいだもんな」
プルルン「なんですって」
ウサ姫「きゃー!」
スカシー「あの声は!」
ヤッ太郎「ウサ姫さまだ!」
427 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 17:46
ウサ姫「きゃーはははは。あははは。勝った勝った。また勝った。お主弱いのう」
宇宙人らしき者(カラ丸)「くそー、もうスッカラカンだ」
ウサ姫「あはは。その宇宙服をよこせ」
宇宙人らしき者(カラ丸)「くー」
ウサ姫「続きじゃ、続きじゃ。今に身ぐるみはいでやるからの。あはははは。はははは」
プルルン「ウサ姫さまが拷問にあってるんだわ。早く助け出さなくちゃ」
スカシー「待った」
プルルン「え?」
スカシー「ん?赤外線センサーだ」
プルルン「どうやって抜ければいいの?」
スカシー「任しとけって。ニャンキー忍法リンボーダンス!リンボーリンボービンボーやだよ。慎重に、慎重に」
プルルン「よいしょ、よいしょ」
スカシー「やったー。おい、ヤッ太郎。早くしろよ」
ヤッ太郎「分ってらあ!」
ウサ姫「あはははは、はははは」
ヤッ太郎「!」
(ビーッ ビーッ ビーッ ビーッ ビーッ…)
スカシー「ヤッ太郎!」
ヤッ太郎「しまった!しっぽがしっぽいしたい」
スカシー・プルルン「(ズコーッ)」
宇宙人らしき者(カラ丸)「ん?何事だ!」
ウサ姫「こりゃ。そんなことより姫の相手をせぬか」
宇宙人らしき者(カラ丸)「続きはあとだ」
ウサ姫「むう。もう、もうちょっとでマスクまでぶん取れたのに」
幻ナリ斎「もうちょっと寝たかったのに」
カラ丸「幻ナリ斎さま」
幻ナリ斎「おう、カラ丸か。誰かお客さまがいらしたようじゃのう。眠いったらありゃしない」
カラ丸「ニャンキーだ」
幻ナリ斎「ふん、ウサ姫を助けに来たんじゃな。よーし、チューチュータコカイ7号、出勤じゃ。ほれ!いた、いたたた…」
428 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 18:01
ヤッ太郎「ウサ姫さまー!」
プルルン「どこですかー!助けにきましたよー!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「!?」
プルルン「ああ!何するの!」
チューチュータコカイ7号「タコタコタッコー」
ヤッ太郎「出たな、宇宙人!」
チューチュータコカイ7号「タコタコタッコー」
(ドン!)
ヤッ太郎・スカシー「うわあ!」
チューチュータコカイ7号「タコタコ」
ヤッ太郎「離しやがれ!な、何を始めるんだ?」
(ドバーッ!)
ヤッ太郎「うわあ!」
プルルン「あー!」
スカシー「うわー!」
チューチュータコカイ7号「隅々まで墨ー!」
ヤッ太郎・プルルン・スカシー「うわああー!」

<ナレーター>
説明しよう。
タコカイ7号の吐く墨は、固まって何でもかんでも中に閉じ込めてしまうのだ。
429 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 18:11
カラ丸「いいぞ、タコカイ7号」
コーン守「いいわよ、いいわヨ。うーんといたぶっちゃいなさイ」

<ナレーター>
このまま、打つ手はないのか。
危うしニャンキー。

ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっはっはっは。古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
(スパッ スパッ)
ヤッ太郎「どりゃあ!プルルン、スカシー、頭を低くしろ!」
(スパッ スパッ)
ヤッ太郎「にゃっと」
スカシー「助かったぜ、ヤッ太郎」
カラ丸「く…タコカイ7号、ひねり潰してしまえ!」
チューチュータコカイ7号「タコタコタッコー」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「とう!」
プルルン「ほう!」
スカシー「てやあ!」
チューチュータコカイ7号「チューチュータコカイナ。タコータコータコ」
ヤッ太郎「そいつを待ってたんだ。やい、宇宙人」
430 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 18:15
ヤッ太郎「ウサ姫さまを誘拐し、あまつさえ、エドロポリスを我がものにしようとは許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
431 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 18:27
(ミシミシ…ドンガラガッシャーン)
ウサ姫「ん?」
プルルン「ウサ姫さま」
スカシー「なんて都合がいいんだ」
ヤッ太郎「ま、オイラたち日ごろの行いがいいからにゃ」
プルルン「ウサ姫さま、お助けに参りました。さ、帰りましょう」
ウサ姫「いやじゃ。帰らん」
ヤッ太郎「え」
スカシー「あれ?こ、これは、カラカラマークだ!」
ウサ姫「これは宇宙人からトランプでぶん取ったのじゃから姫のものじゃ」
ヤッ太郎「すると宇宙人ってえのは真っ赤なサルのケツ、じゃなくて真っ赤なウソ!」
プルルン「カラカラ一族の仕業だったのよ」
ヤッ太郎「そうと分かればウサ姫さまを助け出してから徹底的にやっつけてやる!」
ウサ姫「姫はマスクをぶん取るまでどこへも行かんぞ」
プルルン「んー」
スカシー「ウサ姫さま、空の散歩はいかがですか?スリルがあっていいもんですよー」
ウサ姫「うん、それは面白そうじゃ。行こ」
プルルン「ほんとにワガママなんだから」
432 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 18:48
幻ナリ斎「逃がすでないぞ、カラ丸」
カラ丸『お任せを』
ウサ姫「うほほーい」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「トリツックーン!」
カラ丸「ニャンキーめ、撃ち落としてやる。おい、もっとスピードをあげろ!」
カラス忍者たち「(パタパタパタパタ)」
スカシー「来たぞ!」
ヤッ太郎「ウサ姫さまを頼む!」
ウサ姫「がんばるぞよー」
433 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 18:51
カラ丸「くらえー!」
ヤッ太郎「おっと危ねえ!」
カラ丸「へへ、次はこれだ!」
ヤッ太郎「にゃんと!」
スカシー「大丈夫か!?」
ヤッ太郎「てやんでえ!行くぜ、スカシー」
スカシー「おう!」
ヤッ太郎「とう!」
コーン守「まあ、なあになあ二。男同士で手なんかにぎにぎしテ」
ヤッ太郎・スカシー「ニャンキー忍法、なかよしこよし!」
カラ丸「うわあー!」
ウサ姫「いいぞー、やれやれー。やってたもれー!」
カラ丸「む、無念…」
434 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 18:59
幻ナリ斎「でえい!こうなったら冷凍光線をお見舞いしてやるわい」
『毎度お騒がせしております。ただいまよりUF0号名物、冷凍光線砲が発射されます』
ヤッ太郎「な、なに!?」
スカシー「やばいぞ、ヤッ太郎」
幻ナリ斎「行っきまーす!え?」
ニャゴフィンクス「ガオ」
ヤッ太郎「ニャゴフィンクスだ!」
幻ナリ斎「おのれおのれ。ええい、大きい方が当たりやすいんだぞ。
今度こそ行っきまーす!
行きましたー!あれー!?
き、き、きました。おい、ちょちょ、おい、やめてくれ。おい。あーあ」
(ドカーン!)
徳川イエッイエッ・重臣たち「やんややんや」
ワーン守「よくやってくれた」
コーン守「キー!くやしー」
(ドコーン!)
おタマ「むう!出番がなーい!」
435 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-25 19:09
<ナレーター>
ニャンキーの活躍で、宇宙人に化けて天下を取ろうとしたコーン守の陰謀は失敗に終わった。
だが、宇宙は広い。
どこかで本当の宇宙人が、みんなを見張っているかも知れない。

ヤッ太郎「今日もおEDOは日本晴れだぜ!」

宇宙人「◎$♪×△¥○&?#$!」
436 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 18:10
次回予告

ヤッ太郎「にゃ、にゃんだって!?あのワガママウサ姫さまの母上が帰ってくるって?
その名もウサ局さま。
うーん、とっても心優しくて美しいお方なんだろうなー。
早速お出迎えでい!ウサ局さま。おかえりななぁ〜。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。とんでる!帰ってきた母上。てやんでえ!」

『とんでる!帰ってきた母上』
437 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 18:13
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
438 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 18:14
『とんでる!帰ってきた母上』
439 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 18:24
ゼッコー鳥「ゼッコー…」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・おタマ「ええ!ウサ局さまが!?」
おタマ「まもなく港へ到着されるんですか?」
ワンコー守「うむ」
ヤッ太郎「それでワンコー守さま」
ワンコー守「うむ」
ヤッ太郎「ウサ局って誰ですか?」
ワンコー守「たあ!バカもーん!呼び捨てにするとは何事だ!ウサ局さまはウサ姫さまの母君だ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・おタマ「ウサ姫さまの!?」
440 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 18:28
ウサ姫「ルンルン。母上が帰ってくる。これがいいかのう。母上はこの色も好きだし。
ふふ、母上。いっぱい甘えちゃうぞよ」

<ナレーター>
説明しよう。
ウサ姫の母、ウサ局は世界の色々なことを勉強するために、長い旅に出ていた。
それが今日、久しぶりに帰ってくるのである。
441 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 18:30
ワンコー守「お前たちは、ウサ局さまを安全無事にお迎えするよう、警護にあたるのだ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「は」
442 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 18:38
『毎度お騒がせしております。ただいまより、美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」

伊津茂乃子「おっかあ、今日はいつもより一人多いね」
伊津茂乃母「そんなことより今日の出番はこれっきりなんだよ。何か利用してとにかく目立たなくっちゃね」
伊津茂乃子「ええ?」
伊津茂乃母「おみっちゃんの真似やりまーす」
伊津茂乃子「ええ!」
伊津茂乃母「いやーん、おみつこわーい」
伊津茂乃子「…お、おっかあ」

<ナレーター>
おっかあの捨て身のギャグに、息子は絶句するしかなかった。
443 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 18:46
プルルン「ワンコー守さま。ウサ局ってどんな方なんですか?」
ワンコー守「ギクッ。それはもちろん、気高く優雅で凛とした素晴らしいお方だ」
ヤッ太郎「気高く優雅で」
スカシー「凛とした美しいお方」
ヤッ太郎「きっと素晴らしく、気品のあるお方なんだろうな。プルルンと違って」
プルルン「む」
スカシー「落ち着きがあって、誰にでも優しい方だよ。プルルンと違って」
プルルン「む」
ワンコー守「何よりも美しいお方だ。プルルンと違…」
プルルン「何よ、あんたたち!このー!」
ヤッ太郎・スカシー・ワンコー守「わあー!」
プルルン「ふん。ざまあ味噌漬け」
444 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 19:00
ヤッ太郎「ウサ局さまか。ちょいとドキドキしちまうぜ」
スカシー「気高く優雅で」
プルルン「凛とした美しい方」
ウサ姫「母上!」
徳川イエッイエッ「ア″アー」
町人たち「ざわざわ」
ウサ局「ハーイ、皆さん」
ヤッ太郎「あ、あれが」
ウサ局「どなたもどなたもお久ー。私のために集まってくれてどうもありがと。ぞよ」
スカシー「ああ」
プルルン「あれが、ウサ局さま」
ウサ姫「母上ー」
ウサ局「まあ、マイプリティベイビーマイプリンセスウサ。元気してたー?」
ウサ姫「元気元気。超元気ぞよ」
ウサ局「どのくらい元気かな?フランスボディアタック。局スぺシャール」
ウサ姫「あ…ああ…」
ヤッ太郎「にゃ、にゃんだ!?」
(ドガッ)
ウサ姫「ああーああー!なんのー!ウサ姫ローリング島ながーし!」
(ドガッ)
ウサ局「あーらー」
町人たち「ざわざわ」
445 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 19:10
ウサ局「なかなかやるわね。でもこれは避けられるかな。はー!」
ウサ姫「なんのー!」
町人たち「わあああー!」
(ドカーン!)
ウサ局「あらまあ。じゃ、あーはー。乱れ撃ち。あはは。あははー」
ウサ姫「それ!それ!なんの!」
町人たち「ぎゃああ」
(ドカーン!)(ドカーン!)
ヤッ太郎「にゃ、にゃ、にゃんだにゃんだ!?どどどうなっちまんだい、おいおい!」
ウサ局「これが最後よ。ほい!」
ウサ姫「あ、ああ、ああー!」
ヤッ太郎「ぎゃあー!こっちにくるなー!」
(ドカーン!)
446 3人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 19:15
エヴァはシンギュラリティ、ロシア宇宙主義アニメだからだろ
知的レベル、知性レベルが上がってくると理解出来るようになる
447 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 19:21
ウサ局「よし」
ウサ姫「母上ー!」
ウサ局「元気で安心したぞよ」
ウサ姫「相変わらず母上の挨拶は過激じゃのう」
ヤッ太郎「あ、あれが…挨拶?」
スカシー「どこが優雅なんだよ…」
ワンコー守「そうでも言わにゃあやる気にならんだろうが」
徳川イエッイエッ「アーラー、ッパ」
ウサ局「まあ、あなたー。ただいま。ただいまー。私がいない間寂しくなかった?」
徳川イエッイエッ「ハニャニャ」
ウサ局「みんなにいじめられなかった?」
徳川イエッイエッ「パーパパパーパッパッパ」
ウサ局「やだー。あなたってば。恥ずかしー!」
ヤッ太郎「おい、将軍様何て言ってるんだい?」
プルルン「さあ?」
スカシー「夫婦の会話ってやつですか」
ヤッ太郎「しっかし将軍様のどこが良かったんだろう」
スカシー・プルルン「うーん…」

<ナレーター>
説明しよう。
あにゃにゃ、はて。
全く一体どこが良かったんですか?
448 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 19:24
ウサ局「全部」
徳川イエッイエッ「パ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「(ズコーッ)」
ヤッ太郎「負けた」
ワンコー守「…。む、コーン守がいない」

<ナレーター>
そう。
実はこの歓迎式に紛れて、悪の計画が進められようとしていたのだ。
449 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 19:37
コーン守「オーッホッホッホ。そうよ、今度こそアタシの計画は完璧ヨ。おいでなさい。カンペキ88号」
カンペキ88号「久しぶーりに。はーはは来ました。ちよっちよっ。母よ、あなたは強かった」
コーン守「そう、母親になった女は強いワ。あれは、忘れもしない6日前…
アタシが、アゲヤッコとして夜のアルバイトに出た時のこト。チヨッチヨッ」
450 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 19:53
アゲヤッコ「座れなーイ。座りたイ」
母A「あーら空いてんじゃないのよ!」
アゲヤッコ「ギャッ」

コーン守「あのパワー。あの大胆さ、そしてあのしたたかさをもってすれバ、怖いものなんてないワ」

<ナレーター>
コーン守に代わって説明しよう。
カンペキ88号は、恐るべきメカだ。
エドロポリス中の母親を、いっせいに操り、バーゲンの時のような想像を絶するパワーで何もかも破壊してしまうのだ。
この時、相手が元々善良な町人であるため、ニャンキーたちも手を出すことが出来ないのだ。
コーン守は、カンペキ88号がパワーアップするのに必要な古代文明の妖力を持つという、肝っ玉を、この船で密輸させていた。
451 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 20:00
コーン守「幻ちゃん早く、肝っ玉はどうしたのヨ」
幻ナリ斎「ない」
コーン守「コーン!なななななな何ですっテ!?そんな、バカな!」
幻ナリ斎「ねえ」
コーン守「ねえじゃないわヨ!」
カラ丸「おそらく、船が大波で揺れた弾みか何かで。どこかへ紛れ込んだものかと」
コーン守「もう、バカバカ!探して探して探しまくるのヨ!」
452 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 20:09
ウサ局「サ、サ、ササ、笹、サ、サ、サ。はい、あなたお土産」
徳川イエッイエッ「パフ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ええ!」
ウサ局「すごーい。さすがあなた」
ウサ姫「母上。姫のは?姫のは?」
ウサ局「えーとね、これでもない。これでも、これでもないし。あ、これはワーン守に。好きであったろう?」
ワーン守「そ、それは…ん、んんん…ワオーン。ワオーン(おしっこでマーキング)」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「…」
スカシー「おい」
453 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-27 20:16
カラ丸「一体肝っ玉はどこへ」
ウサ姫「あったー!」
カラ丸「む!」
ウサ姫「姫へのお土産はこれじゃろう?」
カラ丸「あ、あれは!」
ウサ局「変ね。こんなのあったかしら」
ウサ姫「きれー。嬉しいぞよ。嬉しいぞよ。母上どうもありがとう」
ウサ局「まあいいか」
ヤッ太郎「にゃはははは。ワガママウサ姫さまも、今日ばかりはお母さんが好きなただの女の子って訳か」
ウサ姫「おい、マヌケ忍者」
ヤッ太郎「マ、マヌケ忍者?」
ウサ姫「マヌケ忍者はお前じゃ」
ヤッ太郎「にゃにー!今の取り消しな…」
ウサ姫「この水晶をペンダントにする。姫をお店に連れていくぞよー。マヌケ忍者」
カラ丸「肝っ玉がウサ姫の手に…」
454 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-29 16:21
ウサ姫「ルンルン〜♪うふふ。これ、マヌケ忍者。ペンダントの店はまだか?」
ヤッ太郎「まだですよ」
プルルン「怒んない、おこんない」
スカシー「そうそう。ほんとの事なんだから」
ヤッ太郎「何だとー!」
スカシー・プルルン「あははははははは」
カラ丸「まずい。非常にまずい。肝っ玉は取り戻さねばならんが、下手にウサ姫に近づけば…」

ウサ姫「会えてうれしいぞよ。母上、これが姫のお婿さんじゃ」
カラ丸「あー…違う。俺は」
ウサ局「まあ、ウサちゃんたら、隅に置けないじゃん。ラブイズフォーエバー。愛は永遠よ」
カラ丸「うぅ…」
ウサ姫「そなたはもう姫の言いなりじゃ」

カラ丸「あー!やだやだやだ!絶対にいやだ!空から奇襲するしかない!」
455 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-29 16:30
ヤッ太郎「最近寒くなってきたなー」
プルルン「そう?あんただけよ」
スカシー「サンマが旨いぜ」
ウサ姫「あー、姫はノドが乾いた。味噌一文字屋のピーチシャーベットが食べたいぞよ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「えー!」
ヤッ太郎「我慢してくださいよ。ウサ姫さま」
ウサ姫「いやじゃ!いやじゃ!シャーベットが欲しい!すぐ欲しい!すぐにくれなきゃお前は島流しぞよ」
ヤッ太郎「こ、この辺じゃ店がねえんだから仕方ねえだろ!」
ウサ姫「姫に逆らうのか!?」
ヤッ太郎「なー!もう、逆らうもくそも!」
ウサ局「どの辺にあんの?そのお店」
プルルン「ここから東へ、3キロニャゴメーターくらいかしら」
456 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-29 16:45
カラ丸・カラス忍者たち「(ササササササッ)」
カラス忍者たち「カァー!」
ウサ局「東へ3キロね。よし」
ヤッ太郎「え?え?」
ウサ局「ヤッちゃん。ウサ姫はピーチで」
ヤッ太郎「?」
ウサ局「私ははちみつレモンシャーベットね」
カラ丸・カラス忍者たち「あー!」
ウサ局「とーーりゃーー!」
ヤッ太郎「うわあー!」
カラ丸・カラス忍者たち「ああー!」
(ドカッ)
ヤッ太郎「あーれー」
プルルン「行っちゃった」
スカシー「ああ」
カラ丸「くそー。見透かされていたのか」
ヤッ太郎「いってー。今頭に当たったのは何だったんだ。よっこらしょっと。ええ!うわあー!」
(ドーン!)
ヤッ太郎「ピーチシャーベットと…はちみつレモンシャーベット一つずつ…」
店員「は、はい毎度」
ウサ局「そろそろいいかな?」
ヤッ太郎「うわあー!」
(ドーン!)
ウサ局「サンキュー」
ウサ姫「ご苦労だったぞよ」
ヤッ太郎「う、トホホ」
カラ丸「むう…どうしたものか」
幻ナリ斎「何を悩んでおるのだ?カラ丸」
カラ丸「幻ナリ斎さま」
幻ナリ斎「ふふ、わしに良い考えがある」
457 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-29 17:02
幻ナリ斎「お待ちください、ウサ姫さま」
ウサ局・ウサ姫「?」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「?」
幻ナリ斎「いや、どうもどうも。へへへへへ」
ヤッ太郎「幻ナリ斎!」
幻ナリ斎「ウサ姫さま、その肝っ玉を返していただけませぬか」
ヤッ太郎「肝っ玉?」
ウサ姫「これのことか?」
幻ナリ斎「おー、それです!元々私どものものだったのが、どういう訳かウサ局さまのカバンに紛れ込んでしまったようでして」
ウサ局「なーんだ。そうだったの」
ウサ姫「でも一度姫がもらったからには、これは母上のプレゼントじゃ!お前たちなぞに渡すものか!」
プルルン「そうよ!どうせまた悪いことに使うんでしょ」
幻ナリ斎「黙らっしゃい!えへん。いやー、こちらとしましてもタダで返せとは申しません」
カラ丸「わー!やだー!やめろ」
ヤッ太郎「カラ丸?」
ウサ姫「おお、お前は」
カラ丸「は、離せ。離さんと後でひどい…」
ウサ姫「母上。あれが姫のお婿さんじゃ」
カラ丸「違うー!」
ウサ局「まあウサちゃんたら隅に置けないじゃん」
カラ丸「予想通りやるんでねえ!」
幻ナリ斎「ウサ姫さま、その肝っ玉と引き換えにこのカラ丸を差し上げましょう」
プルルン「ダメよ!ウサ姫さま。あ…」
458 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-29 17:05
ウサ姫「久しぶりじゃのう。会いたかったぞよ」
カラ丸「やめろ、離せー!」
プルルン「あー!」
幻ナリ斎「さあ、これでカラ丸は姫の言いなりですぞ。では早速肝っ玉をば。ねえ」
ウサ姫「何を申す。両方とも姫のものじゃ」
幻ナリ斎「あぁ…」
ウサ局「ナーイス!それでこそわらわの娘」
カラ丸「わー!だからこんなんじゃダメだって言ったんだよ!あ、空飛ぶ人参!」
ウサ姫「え!?」
カラ丸「今だ!さいならー」
ウサ姫「あー!待たぬと島流しにするぞよー!」
カラ丸「島流しのほうがマシだー!」
ウサ局「よーし、捕まえてやるか」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「えー!」
459 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-29 17:09
ウサ局「行くよ。ウサ姫」
ウサ姫「はいぞよ。母上」
ヤッ太郎「ちょ、ちょっと待てよ」
プルルン「ああ、もう」
幻ナリ斎「あ、あの、わしらの…わしら、何なの?」
460 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-29 17:19
カラ丸「フッ、カラカラの里で修行した俺に、ついて来られるはずがない」
ウサ局・ウサ姫「待てー!」
カラ丸「どうだ!ここまでは登ってこれまい!さらばだ!」
ウサ姫「どうしよう、母上」
ウサ局「ふふふ。任せなさいって」
(ピカッ)
カラ丸「む、いかん。俺たちカラスは光るものを見ると…光るものを見ると…体が勝手に…引き寄せられてしまうんだよー!」
ウサ姫「こっちじゃ、こっちじゃ。んー、もう離さないぞよ」
カラ丸「俺はお前なんか嫌いなんだ!」
ウサ局「嫌い嫌いも好きのうちってね」
カラ丸「違うってば!」
ヤッ太郎「可哀そうなやつ…」
461 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-29 17:32
ウサ姫「海の側におっきな白い家を建てて、庭にはプールがあってブランコもあって、子供は3人ぐらいがいいぞよ」
カラ丸「だからなんでこうなるの!」
(サッ)
ウサ姫「30人くらいがいいのか?ん?んん…姫の水晶がー!」
ヤッ太郎「にゃ、にゃんだ!?」
幻ナリ斎「これで天下は我々のもの」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「幻ナリ斎!」
ウサ姫「姫の水晶を返せ!」
幻ナリ斎「やだよーだ」
コーン守「いいわよ、幻ちゃん。カンペキ88号、やっておしまいなさーイ!」
462 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-29 17:44
カンペキ88号「ちよっ、ちよっ。肝っ玉さえあればこっちのものっちよっ」
ヤッ太郎「行くぞ!」
スカシー・プルルン「おう!」
幻ナリ斎「な、なんだ?」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっは!」
幻ナリ斎「!?」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
幻ナリ斎「いらんわい!格好つけおってからに!」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
幻ナリ斎「ええい、カンペキ88号。肝っ玉でパワーアップして、攻撃だ!」

<ナレーター>
ついに、カンペキ88号の手に肝っ玉が渡ってしまった。
これで、エドロポリスも最後なのだろうか。
463 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-29 17:55
ヤッ太郎「にゃ、にゃんか凄そうだな…」
カンペキ88号「パッとな」
(ヒューッ、ピタッ)
ウサ局「ん?ハッ、ハッ、ハーッ…」
ウサ姫「あ、あー!母上がくしゃみしちゃうぞよ。マヌケ忍者何とかせい!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「え?」
カンペキ88号「ちよっ」
ウサ局「ハーックショーン!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわあー!」
幻ナリ斎・カラ丸「ああー!」
ヤッ太郎「ええい!何だか知らねえが、こんなことになったのもてめえらが悪いこと考えてたせいだ!」
464 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-29 18:01
ヤッ太郎「ましてやウサ姫さまをたぶらかしてまで、悪を押し通そうとは、許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)

<ナレーター>
哀れカンペキ88号は、完璧のまま散ってしまった。

ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
465 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-29 18:08
ウサ姫「あっぱれ。褒めてやるぞ、マヌケ忍者」
ヤッ太郎「あらら」
スカシー・プルルン「(ズコーッ)」
ウサ姫「あーあ、姫のお婿さんも吹っ飛んでしまったのう」
カラ丸「あぁ、何とかあやつから逃れることは出来たが、くそー、幻ナリ斎さまの気持ちは分かった。
もういや、こんな生活!」
コーン守「キー!今日は完璧な作戦を立てたのに、作戦に入る前にやられちゃうなんて、くやしくやし、くやしー!」
(ドコーン!)
466 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-03-29 18:14
ウサ局「あー、面白かったね。ウサ姫」
ウサ姫「うん、母上はやっぱりさすがぞよ」
ウサ局「ふふふ。あー、また旅に出ようかな」
ウサ姫「もう?」
ウサ局「あ!そういえば結局ウサ姫のお土産、分かんなくなっちゃったね。ごめん」
ウサ姫「ううん。母上と一緒にいられた時間が一番のお土産じゃ」
ウサ局「こいつ」
ウサ姫「母上だーいすき」

<ナレーター>
ニャンキーとウサ姫親子の活躍で、コーン守の悪巧みは未然に防がれた。
ありがとう、ウサ局さま。
頑張れ、僕らのヤッ太郎。

ヤッ太郎「今日もおEDOは日本晴れだぜ!」
467 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 15:55
次回予告

ヤッ太郎「わーい、温泉だーい!オイラたち、温泉に遊びに行くことになったんでい。
な、なんだって?ホントは仕事も兼ねてる?
やだやだー。絶対オイラ遊んでやるんだもんね。
と思っていたのに、何でここにカラカラ一族がいるんだよ。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。大乱戦でいい湯だな!?てやんでえ!」

『大乱戦でいい湯だな!?』
468 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 15:57
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
469 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 15:59
『大乱戦でいい湯だな!?』
470 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 16:08
ヤッ太郎「えー!温泉!?」
おタマ「ピザキャットを臨時休業して!?」
スカシー・プルルン「秘密忍者隊の慰安旅行ですか!」
ワーン守「お前たちも本当によく頑張ってくれておる。そのご褒美と行っては何だが、
ニャンキー、お助けメンバー、そしておタマをケッコー温泉に招待することにした」
ヤッ太郎「わーい、だからワーン守さまって好きさ」
ワンコー守「そうか、そうか。そんなに喜んでくれるか。わしのプランだぞ、わしの。ところで、偶然だが同じ日に」
ヤッ太郎「?」
ワンコー守「将軍様とウサ姫さまが、お忍びでケッコー東照宮に参拝されることになっておるのだ」
プルルン「ケッコー東照宮?」

<ナレーター>
説明しよう。
ケッコー東照宮とは、将軍家のご先祖様が祀られている大切なお宮なのだ。
471 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 16:15
プルルン「私たちの温泉行きと何の関係があるんですか?」
ワンコー守「ケッコー東照宮はケッコー温泉の側にあるのだ。
んでもって、ついでと言っちゃ何だが、お前たちは密かに将軍様の警護に当たって欲しいのだが」
スカシー「どこが慰安旅行なんですか!」
ヤッ太郎「これ仕事じゃないの?」
ワンコー守「おっほん。お前たち温泉は嫌いか?」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・おタマ「好きでーす!」
ワンコー守「じゃあいいじゃないか。ところで、カラカラ一族がすでにこのことを嗅ぎつけておるやも知れん。
心して待たれよ」
ヤッ太郎「にゃー!やっぱこれ完全に仕事だ!」
ワンコー守「とにかく、頑張って来てくれ」
ヤッ太郎「ああ、ワーン守さま」
プルルン「とにかく、温泉行きましょう」
おタマ「はーい。わーい、温泉温泉温泉だったら、温泉だ」

<ナレーター>
という訳で、ニャンキーたちはケッコー温泉に旅立つことになった。
472 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 16:22
伊津茂乃子『毎度お騒がせしております。ただいまより、美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりくださーい』
伊津茂乃母「行っきまーす!」

伊津茂乃母「んん、あたしゃこれ一度やってみたかったんだよ」
伊津茂乃子「おいらも。毎度お騒がせ…よりそっちがやりたかったなー」

徳川イエッイエッ「パフフ」
ウサ姫「〜♪」

スカシー「ケッコーの滝だ」
プルルン「もうすぐね」
ヤッ太郎「ケッコー温泉だぜ」
473 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 16:25
ヤッ太郎「ルンルン。温泉だ、温泉だ」
おタマ「温泉、温泉」

<ナレーター>
すっかり浮かれるニャンキーたち。
このまま、何も起きなきゃいいけどね。
474 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 16:31
プルルン「へえ、結構いい部屋じゃない」
スカシー「ワンコー守さまも、奮発してくれたよなー」
おタマ「わあ、眺めもいいですね!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ほんとほんと」
ヤッ太郎「わー!温泉まんじゅうみっけ!いったらっきまーす。パクパク。もぐもぐ」
プルルン「ったく食い意地張ってんだから」
おタマ「プルルンさん、今のうちに露天風呂に行きませんか?」
プルルン「わあ、それいいわねー」
ヤッ太郎「温泉に来たらこれ食べなきゃね」
スカシー「おい、露天風呂だってよ」
ヤッ太郎「え!それってもしかして…」
スカシー「ピチピチギャルがいっぱいだ」
ヤッ太郎「わー待ってー!」
スカシー「僕たちも行くよ!」
475 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 16:40
お婆さんA「はあ、極楽極楽」
プルルン「露天風呂は女の子専用に限るわ」
おタマ「ギャルは混浴なんか行きませんよね」
お婆さんB「お若いのはいいのう。肌がピチピチして」
ヤッ太郎「うう…」
お婆さんC「わしにも触らせておくれ」
お婆さんD「どれどれわしにも」
ヤッ太郎「わー!」
お婆さんB・C「おー、若いの、早く出ておいで」
お婆さんD「お茶でも飲むっぺ。温泉まんじゅうもあるでよ」
ヤッ太郎「ぶはあ」
スカシー「おうおう、モテる男はつらいね」
ヤッ太郎「うるへえ!うう、地獄じゃ」
スカシー「おい、ヤッ太郎あれ見ろよ」
ヤッ太郎「ん?」
スカシー「あのヘアースタイル。ギャルだぜ」
ヤッ太郎「ははー、ぶくぶくぶくぶく」
スカシー「シーッ」
コーン守「んふ、だーレ?」
ヤッ太郎・スカシー「ぶくぶくぶくぶくぶくぶく」
コーン守「僕たち、出てらっしゃイ。いいのよ、アタシの美しいお肌見てモ」
ヤッ太郎・スカシー「わー!うわあー!」
476 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 16:52
ヤッ太郎「はあはあ、コ、コーン守だ。はあはあ」
スカシー「な、何でやつがここにいるんだ」
ヤッ太郎「やっぱり将軍様追いかけてきたんだ」
スカシー「それにしても…」
ヤッ太郎・スカシー「おえええええええ」
カラ丸「はて。湯あたりでもされたか?」
ヤッ太郎「はあ。そのようなもので。どこのお方か知りやせんが、ありがとうござい…あああああ!」
カラ丸「ん?」
ヤッ太郎「お前はカラ丸!」
カラ丸「ヤ、ヤッ太郎!何故ここに!」
ヤッ太郎「てめえら!この山の中まで来て悪さしようってのか!そんなことはオイラたちが許さねえ!」
カラ丸「じゃかしい。慰安旅行に来てまで貴様らの顔を見なくちゃならんとはな。あー!俺は呪われてる!」
ヤッ太郎「慰安旅行?」
スカシー「カラ丸たちも?」
カラ丸「え?じゃあお前らもか?」
ヤッ太郎・スカシー・カラ丸「はあ…」
ヤッ太郎「やだなー、せっかく温泉まで来てまで戦うなんて」
カラ丸「こっちだってウンザリだよ」
477 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 17:01
(ドロン!)
ヤッ太郎「わー、水戸のご老公みたい」
幻ナリ斎「これ、スケさん、カラさん」
スカシー・カラ丸「へい」
幻ナリ斎「コーッ、コーッ、コーッ、コーッ」
スカシー「何やらすんだよ!」
幻ナリ斎「いや、そんな怒んなくたって。一度やってみたかっただけなんだもん」
ヤッ太郎「…で、なんの用な訳?」
幻ナリ斎「おお、そうそう。どうじゃ、せっかくの温泉じゃ。この間だけ休戦条約を結ばんか」
ヤッ太郎・スカシー・カラ丸「休戦条約!?」
ヤッ太郎「(うーん、カラ丸たちは将軍様が来てること知らねえんだ)」
カラ丸「休戦条約ね」
478 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 17:03
ウサ姫「〜♪父上、島流しの気分はいかがじゃ?」
徳川イエッイエッ「パー」
479 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 17:11
ヤッ太郎「(休戦条約を結んでおけば、後でそれが分かっても将軍様には手を出せねえ。
そうすりゃオイラたちも思いっきり遊べるって訳だ)
よし、あんたの顔を立てて、条約結んでやるぜ!」
幻ナリ斎「おお、そうか」
ヤッ太郎「うっしっしー」
幻ナリ斎「き、気色悪いやっちゃなー」

<ナレーター>
こうして、ヤッ太郎たちニャンキーは、お助けメンバーが到着するのを待って、休戦条約誓約書…。
温泉にいる間はケンカをしないことを誓います。
カラカラ忍者隊。
秘密忍者隊。

幻ナリ斎「うむ、これで良かろう」

<ナレーター>
かくして、カラカラ一族との休戦条約を結んだのだった。
480 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 17:16
コーン守「それじゃあアタシたちは、何もかも忘れてパーッと楽しく宴会よ、宴会」
カラス忍者たち「わー、宴会だ!宴会だ!」
ヤッ太郎「いえーい、オイラたちも宴会でい!」
481 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 17:25
カラス忍者たち「やんややんや」
幻ナリ斎「あ、よいよい」
コーン守「あーん、いやいやそんな芸見飽きたワ。もっとお品のいい芸にしテ」
幻ナリ斎「はぁ。えーと。(ったく、お前も文句言ってねえで何かやればいいのによ)
あ、それではとっておきの…おーい、エンカイ5号!」
エンカイ5号「だー!ふーっ!」
コーン守「エンカイ5号。どんと強烈なやつを見せてくんなくちゃやーヨ」
ウサ姫になったエンカイ5号「島流しじゃー!」
コーン守・カラ丸「!」
エンカイ5号「どーん!」
コーン守「もう、バカバカ。楽しい宴会になんてことすんのヨ」
カラ丸「強烈だったな、こりゃ」
ヤッ太郎「ちぇ、向こうは盛り上がってんな」
スカシー「それに引き換えこっちは」
プルルン「ワーン守さま、肝心なとこでケチるんだから」
ヤッ太郎「よーし、こうなったら!」
482 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 17:35
ヤッ太郎「よーし、こうなったら!歌を歌いまーす!
ネコ踏んじゃった♪イヌ踏んじゃった♪ブタ踏んじゃ…♪」
(カーン!)
ヤッ太郎「何すんだよ!せっかく盛り上げようとしたのに!オイラの歌だってないよりはマシだろ!」
プルルン「ない方がマシよ」
ヤッ太郎「あらら(ドテッ)ん?」
エンカイ5号「ぶっとび〜」
カラス忍者たち「やんややんや」
ヤッ太郎「よく続くなー、隣は。オイラもうやーめた。ゲームコーナーにでも行ってこようっと」
483 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 17:55
ヤッ太郎「行くぜパワー全開♪にゃはは、最高得点出してやるぜ!」
カラス忍者たち「ゲーム!ゲーム!ゲーム!」
ヤッ太郎「スラッシュ♪スラッシュ♪ひっさ…」
カラス忍者A「俺にもやらせてー!」
ヤッ太郎「あー、まだ途中だったのに。あー!ピンポンだ!プルルンたち呼んできてやろっと」
カラス忍者B「おーい、ピンポンやろうぜ」
ヤッ太郎「あー、そ、それオイラたちが使おうと思ったんだぞ!」
カラス忍者B「でも俺たちが先に取ったんだもん」
カラス忍者C「俺たちのもんだよなー」
カラス忍者B「なー」
ヤッ太郎「む…じゃあ交代で使おうぜ」
カラス忍者B「やーだべんじょ。べー」
カラス忍者C「ニャンキーなんか仲間に入れてやるもんかー」
ヤッ太郎「何をー!」
(バシッ)
ヤッ太郎「うお!てめえら!こっちが下手に出てりゃいい気になりやがって。こんにゃろー!」
カラス忍者B・C「わわ…」
カラ丸「待てい!」
ヤッ太郎「?」
カラ丸「ええい、これが目に入らぬか!」
ヤッ太郎「お前だけ水戸黄門の真似すんなよ!」
カラ丸「やってみたかったんだよ。うるせえ!休戦条約を結んだからには、ケッコー温泉にいる限り戦ってはならんのだ!」
ヤッ太郎「うう」
プルルン「ヤッ太郎、どうしたの?」
ヤッ太郎「カラカラ一族がオイラいじめるんだよー!」
プルルン「なんですって!」
カラ丸「たじ…」
ヤッ太郎「あ、じゃあさ。戦いがダメならピンポンで勝負だ!」
スカシー・プルルン「(ズコーッ)」
カラ丸「お前どういう性格しとんじゃ」
スカシー「単なるアホです」
ヤッ太郎「ピンポーン」
484 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 17:57
ウサ姫「イエイイエーイ、島流しじゃー!」
徳川イエッイエッ「パー」
485 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 18:13
ヤッ太郎「来なさい」
カラ丸「行くわよ」
ヤッ太郎「にゃっと!」
カラ丸「ほい!」
ヤッ太郎「にゃっ…」
スカシー・プルルン・リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー・おタマ「ああ…」
カラス忍者たち「いいぞいいぞー!」
ヤッ太郎「よっ」
カラ丸「むっ」
ヤッ太郎「にゃろー!えい!」
カラス忍者たち「…」
スカシー・プルルン・リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー・おタマ「…」
ヤッ太郎「ネコ目スマッシュ!」
カラ丸「あら。く…」
ヤッ太郎「にんにん…よ」
カラ丸「あーら!にゃ、あ、あ、あ…」
カラス忍者たち「ああ…」
スカシー「いいぞ」
プルルン・おタマ「すごーい」
ヤッ太郎「にゃはははーは。勝っちゃったー」
カラ丸「俺が負けるなんて…負けるなんてー!」
おタマ「ヤッ太郎さんってピンポンお上手なんですね」
ヤッ太郎「にゃははーはーはーは」
カラ丸「このー!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー・おタマ「うわあ!」
カラ丸「とうりゃあ!」
ヤッ太郎「な、何すんだよ!戦っちゃいけないって言ったのは誰だよ!」
カラ丸「えーい、こんなもの、こうしてくれるわ!」
(ビリッ)
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー・おタマ「ああー!」
486 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 18:21
カラ丸「やれ!ニャンキーたちを叩きのめしてしまえ!」
カラス忍者たち「カァー!」
ヤッ太郎「てやんでえ!やったろうじゃねえか!」
スカシー・プルルン・リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー・おタマ「おう!」
(ボカスカボカスカ)
487 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 18:33
コーン守「幻ちゃん、アタシたちこうしていると、まるで新婚旅行に来てるみたいネ」
幻ナリ斎「げ。だ、誰があんたなんかと」
コーン守「まあ幻ちゃん照れちゃって。このじっちゃんお茶目」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
コーン守「ン?な、何なの一体」
幻ナリ斎「さ、さあ」
(ガラガラ、ドーン!)
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー・おタマ・カラ丸・カラス忍者たち「うわあー!」
コーン守「キャー!キャー!せっかくの新婚旅行、じゃなくて、慰安旅行ガ!この騒ぎを何とかしてよ幻ちゃん!」
幻ナリ斎「いやいや、はいはいはい。いやしかししかし、ど、ど、どうしよ、え、エンカイ5号!」

<ナレーター>
説明しよう。
エンカイ5号は、体内に空気を入れることで、巨大化できるのだ。
ようするに、風船と同じだね。
488 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 18:41
コーン守・幻ナリ斎「…」
ヤッ太郎「てや…にゃ、にゃんだありゃ」
カラ丸「ん?エンカイ5号」
エンカイ5号「だー!コーン守さまの新婚旅行を…あー、もとい、慰安旅行を邪魔するやつら、ボクが相手になってやる!」
幻ナリ斎「なーんだ、あの甘ったれたしゃべり方は。何がボクだ。頼んない。まったく近頃の若いメカは」
489 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 18:47
エンカイ5号「あれ?みんな乱闘やめちゃったの?ボク何のために大きくなったのかなー。
弱っちゃったなー。立場無くなっちゃったー」
カラ丸「エンカイ5号、ニャンキーどもをやっつけろ!」
ヤッ太郎「え、ええ!お、おい、そんなんありかよ」
エンカイ5号「だーだだだだ!」
ヤッ太郎「わー!卑怯だぞ、キャラ丸〜」
(ドンッ)
ヤッ太郎「あ、いってー」
エンカイ5号「わっはっはっは。カモンボーイ」
ヤッ太郎「て、てやんでえ!やったろうじゃねえか!どりゃあ!」
(ボンッ)
ヤッ太郎「うわあー!い…」
490 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 18:56
ニャゴフィンクス「ガオー」
エンカイ5号「あーっはっはっはっは」
リキノシン「ヤッ太郎殿が危ないでごわす」
ネッキー「合体忍法、水マシンガン!」
ミエトル「こっちもいくでゲス。合体忍法、カミカゼローター!」
エンカイ5号「えへへへ。ボク全然大丈夫だもんね」
ネッキー「ああ、これはダメだっちょ」
リキノシン「見かけより手ごわいでごわす」
スカシー「大丈夫か、ヤッ太郎!」
ヤッ太郎「ちょっと油断しちまった」
プルルン「あ、ニャゴフィンクスよ!」
ニャゴフィンクス「ガオー」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「メガアップニャンキー!」
491 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 19:01
ミエトル「大将、エンカイ5号を頼むでゲスよ!」
ヤッ太郎「おう、任しとけって。今日こそは乗り遅れないぞっと。
う、うわあー!ちょ、ちょ、ちょっと待って待って!」

<ナレーター>
だが、今日もヤッ太郎は乗り遅れた。
492 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 19:08
ニャゴキング「…」
(ドスッ)
エンカイ5号「えへへへへ」
ニャゴキング「…」
(ドスッ)
エンカイ5号「ぎゃはははは。そんなパンチボクには全然効き目ないよ」
スカシー「ダメだ、両手を抑えられた。動けない」
プルルン「むう、この空気デブ。きゃー!」
スカシー「あー、ま、まだ膨らんでる!」
プルルン「ああー!」
スカシー「も、もうダメだ」
カラ丸「ええい!」
ヤッ太郎「ニャゴキングがピンチだ!ええい!」
カラ丸「うわあ!」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
493 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 19:16
ヤッ太郎「やいやい、エンカイ5号とカラカラ一族め。休戦条約を破り、慰安旅行をぶっ潰し、
あまつさえ、旅籠をぶっ壊すとは、許せん!必殺!ネコ目スラッシュ!」
エンカイ5号「あ、ほい」
ヤッ太郎「か、かわされた!」
エンカイ5号「へーっへっへっへっへ」
ヤッ太郎「うりゃ!」
(パチン、プシュー!)
エンカイ5号「あ、あれー」
幻ナリ斎「ったく近頃の若いメカはー」
カラ丸「そんなのありかよー!」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
494 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 19:22
コーン守「キャ、キャー!縛ってそれからどうするつもリ!?」
館主「えーっと壊れた建物の代金が千両。株が千両。エドロポリスから弁償のお金が届くまで、そうしててもらいます」
コーン守「そ、そんナ。何でアタシだけこうなるのヨ!むむ、くやしー!」
(ドコーン!)
館主「庭の修理代、千両!」
495 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-01 19:27
スカシー「これでやっと落ち着いて露天風呂に入れるな」
ヤッ太郎「それにしても将軍様とウサ姫さまどこにいるんだろう。ま、いっか」

<ナレーター>
カラカラ一族によって邪魔された慰安旅行は、ようやく再開された。
とりあえず今日は休め、ニャンキー。
のんびりしろよ、ヤッ太郎。

ウサ姫「ん?ん?この覗いてるやつを島流しにせーい!」
496 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 17:28
次回予告

ヤッ太郎「にゃ、にゃんだって!メカEDO城で御前試合が行われるって?
しかも優勝者にはウサ姫さまが何でもひとつだけ望みを叶えてくれる…!
よしよしよし!そういうことならオイラ絶対に優勝してやる!
え、オイラの望みは何かって?それはもちろん。でへへへへへ。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。全員集合!天下一の大試合。てやんでえ!」

『全員集合!天下一の大試合』
497 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 17:30
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
498 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 17:31
『全員集合!天下一の大試合』
499 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 17:39
ウサ姫「あ〜あ…退屈じゃのう。何か刺激が欲しいのう。これ、誰ぞ面白いアイディアはないか?」
重臣たち「がやがや」
腰元「ウサ姫さま。全国から武芸自慢の者を集めて、御前試合でも開いたらいかがなものでございましょう」
ウサ姫「!」
腰元「それはもう、刺激の超激辛でございますよ」
ウサ姫「おお、それはいい考えじゃ。優勝した者には何でもひとつだけ望みを叶えてやるぞよ。
早速、全国にお触れを出すのじゃ!」
徳川イエッイエッ「パー」

<ナレーター>
こうして、ウサ姫の退屈しのぎに御前試合が開催されることになったのだ。
500 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 17:52
チョイナー7号「チョイナチョイナー!チョイナチョイナー!チョチョチョイナー!」
伊津茂乃母・伊津茂乃子「あ…」
伊津茂乃母「こ、これは」
伊津茂乃子「おっかあ何て書いてあるの?」
伊津茂乃母「んー、漢字ばかりで読めない」
伊津茂乃子「(ズコッ)」

<ナレーター>
余計なことだが、説明しよう。
これには、明日午後二時から、メカEDO城にて、御前試合出場者募集と書いてあるのだ。

伊津茂乃母「不思議だわ」
伊津茂乃子「何が?」
伊津茂乃母「どうして午後二時からなのに午前試合なのかしら」
伊津茂乃子「ほんとだね」

<ナレーター>
同じ疑問を持っているよいこのために説明しよう。
御前試合とは、午前午後の午前ではなく、殿様の見ている前でする試合のことを言うのだ。

伊津茂乃子「分かった?おっかあ」
伊津茂乃母「いやー、ためになる番組だねえ」
501 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 18:07
コーン守「オーッホッホッホッホッホッホッホ。チャンス到来よ、幻ちゃん。
最強のメカを出場させて、優勝するのヨ。そうすれば、望みが叶えてもらえちゃウ。んふふふふフ」
幻ナリ斎「ふふ、望みとは幕府を乗っ取り、天下を取ること」
コーン守「そうよそうヨ。これだけ大っぴらに言っちゃったんだもノ。
今更望みが叶えられないなんて、言えやしないわヨー。早速、最強のメカを呼びなさイ」
幻ナリ斎「ははあ、お任せください。とっておきの最強メカ、野牛10号を用意してござりまする。
これが、野牛10号にござりまする」
コーン守「キャー!いかにも強そうじゃなーイ。何で今まで隠しといたのヨ」
幻ナリ斎「いやー、その、とっておきだからとっておいたの」
コーン守「コーン回は期待が持てそう。コーン!嬉しイ!」
幻ナリ斎「おわ、わわわ」
(ドコーン!)
幻ナリ斎「いてて、もう最近は嬉しくっても爆発するっていうのはどういう訳?」
コーン守「はは…体質が変わったのかしらね。ホッ」
カラ丸「ふん、野牛10号だと?このカラ丸さまを差し置いていい格好されてたまるか。見てろよ、優勝は絶対俺のものだ」
502 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 18:14
<ナレーター>
一方、ニャンキーたちは。

ヤッ太郎・スカシー・プルルン「えー!」
ヤッ太郎「オイラたちも御前試合に出るんですか?」
おタマ「ダメダメ、ピザの配達で忙しいだもん」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「…」
ワーン守『近頃はそればかりで、武芸の鍛錬が不足しておる!この機会に腕を磨いてくるのだ!こら命令じゃ!』
プルルン「しょうがないわね、命令じゃ」
スカシー「まあな」
おタマ「じゃあお三人さん。なるべく早く負けて帰ってきてくださいね」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「…」

<ナレーター>
てな訳で、ニャンキーたち三人も御前試合に出場することになったのだ。
503 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 18:15
<ナレーター>
一方、ニャンキーたちは。

ヤッ太郎・スカシー・プルルン「えー!」
ヤッ太郎「オイラたちも御前試合に出るんですか?」
おタマ「ダメダメ、ピザの配達で忙しいだもん」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「…」
ワーン守『近頃はそればかりで、武芸の鍛錬が不足しておる!この機会に腕を磨いてくるのだ!こら命令じゃ!』
プルルン「しょうがないわね、命令じゃ」
スカシー「まあな」
おタマ「じゃあお三人さん。なるべく早く負けて帰ってきてくださいね」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「…」

<ナレーター>
てな訳で、ニャンキーたち三人も御前試合に出場することになったのだ。
そして。
504 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 18:20
プルルン「あら」
おミツ「あら!ニャンキーさまも出るんですの?」
ヤッ太郎「にゃ、にゃんでおみっちゃんが」
おミツ「私、見物に来たんですけどー、ボーッとしてたらいつの間にか出場者の列に入っちゃったの」
ヤッ太郎「へえ」
カラ丸「(んん、ニャンキーがいやがる。おまけに天敵のミサイル娘まで。こらちとまずいな)ん?」
505 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 18:23
城の者A「予選開始だよー!」
ヤッ太郎「どりゃあ!」
プルルン「やー!」
カラ丸「ふっ!」
野牛10号「どっこい!」
506 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 18:36
ワーン守「以上12名が予選通過者にございます。
左からニャンキー1号、鎖鎌の達人鎖ガマ太郎、ニャンキー2号、指圧の魔術師モミコシ穂次郎、ミサイル娘のおミツ、槍の丸千一昼夜、謎の虚無僧、
けん玉名人ケン玉作、ニャンキー3号、ウサギ飛佐助、剣の道を極めた千葉埼玉の介、そして野牛10号」
ウサ姫「うんうん、ワクワクするのう。で、組み合わせはどうなるのじゃ」
ワーン守「は。くじ引きでこのように決定しました」
ウサ姫「うーん、なるなるほどほど」
コーン守「んふ、ついてるじゃないノ。野牛10号はニャンキーより一試合少なくて済むワ。んふふふフ。これはますます期待に胸が膨らんで、あーどうしましょウ。あラ」
徳川イエッイエッ「アア”ア」
コーン守「イヤン」
507 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 18:52
ワーン守「赤コーナー、ニャンキー1号殿、出ませい!」
ヤッ太郎「いざ!」
プルルン「しっかりー」
スカシー「ニャンキーの恥になるなよー」
ヤッ太郎「て、てやんでえ!任せろい!」
ワーン守「青コーナー、鎖ガマ太郎殿」
鎖ガマ太郎「ゲロゲーロ、ゲロゲーロ」
ワーン守「両者、中央へ!」
鎖ガマ太郎「勝ってカエル」
ヤッ太郎「にゃ、にゃんか気色悪いやっちゃな」
鎖ガマ太郎「ゲロゲーロ」
ワーン守「はじめ!」
ヤッ太郎「にゃん!」
鎖ガマ太郎「ゲロゲロー!」
ヤッ太郎「うわ!」
鎖ガマ太郎「ゲロゲロー!」
ヤッ太郎「てや!うわ!」
鎖ガマ太郎「ゲロゲロー!へへー、ゲロゲロ。もらったーゲロで」
(ビリビリビリビリ)
ヤッ太郎「うわー、しびれるー!」
スカシー「ありゃりゃ、こりゃヤッ太郎も危ないぜ」
プルルン「しっかりー」

<ナレーター>
だが、主役が一回戦で負ける訳がなかった。
508 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 18:58
ヤッ太郎「その通り。ニャンキー忍法、蓄電倍返し!」
鎖ガマ太郎「ゲロゲロー」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎は鎖ガマ太郎の電気を充電して、倍にしてお返ししたのだ。

ワーン守「それまで!ニャンキー1号殿の勝ち!」
スカシー・プルルン「やったー!」
ウサ姫「やっほー!いいぞよー。マヌケ忍者」
徳川イエッイエッ「パー」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
プルルン「まだ早いわよー」
ワーン守「次、ニャンキー3号殿対モミコシ穂次郎殿」
プルルン「よーし、やったるわ」
509 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 19:12
モミコシ穂次郎「モミモミしましょう」
プルルン「(ふふふふ、簡単そうね)」
モミコシ穂次郎「むふ、むふふふ」
プルルン「わぁ…ゾク」
ワーン守「はじめ!」
モミコシ穂次郎「しあっつ!」
プルルン「はあー!ニャンキー忍法、かきむしりー!」
モミコシ穂次郎「しあっつ!」
プルルン「あ!ああー!」
モミコシ穂次郎「僕の心は母心。押せば誰でもわっはっはっはっはっはっはっは」
プルルン「はははは。いや、いや、いや、いやだ。いやだ。ダメだったらダメ。いやーははははは。はははは、ははははは」
ワーン守「それまで!」
プルルン「?」
ワーン守「ルールにより、線から場外へ出た者は失格。よって、モミコシ穂次郎殿の勝ちー!」
プルルン「ええー、そんなー」
ヤッ太郎・スカシー「…」
おミツ「気になって見に来ちゃったけど、これは番狂わせね」
510 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 19:21
ワーン守「続いて、おミツ殿対丸干一昼夜殿」
おミツ「…」
ウサ姫「あれはいつぞやの町娘ではないか」
ワーン守「それでは、はじめ!」
丸干一昼夜「刺す!」
おミツ「いやー、来ないでー!」
(ドカーン!)
丸干一昼夜「とりゃあ!おわー!ああ!」
ワーン守「そ、それまで。ミサイル娘、いやもとい、おミツ殿の勝ち」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「やったー!」
観客たち「わー!」
ウサ姫「いいのう。青春をミサイルにかけて戦うおなごの姿。まっこと美しい者じゃ」
コーン守「ま、このミサイル娘、意外と強敵じゃないこト」
511 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 19:28
ワーン守「次の対戦は、謎の虚無僧殿対ケン玉作殿」
コーン守「(あの虚無僧姿…どっかで見たことあるんだけド)」
ヤッ太郎「んん、ひょっとしてカラ丸じゃねえか?」
スカシー「うん、だけどカラ丸だとしたら、ウサ姫さまに素顔は見せられないはずだ」
ヤッ太郎「そんなことしたら、姫と結婚しないと島流しにするぞよー!だもんな」
ワーン守「はじめ!」
ケン玉作「たまたまたまたまたま!」
ヤッ太郎「後がないぜ!」
ケン玉作「たまーたま!」
512 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 19:32
カラ丸「甘い!てやあ!」
(カキーン)
ケン作「ああ、たまたま!たまらん」
ワーン守「それまで!謎の虚無僧殿の勝ち!」
カラ丸「ふふふ。ざっとこんなもんよ」
プルルン「やるわね」
ヤッ太郎「やっぱあれカラ丸だぜ」
513 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 19:45
ワーン守「次は、ニャンキー2号殿対ウサギ飛佐助殿」
ウサギ飛佐助「ぴょぴょぴょーん」
ワーン守「はじめ!」
ウサギ飛佐助「ぼーくはぴよよよーん。いーつもぴよよよーん。ぴよ」
スカシー「おっと、やるな」
ウサギ飛佐助「ぴよぴよぴよぴよぴよーん。あー、疲れた」
スカシー「今だ!ニャンキー忍法、番傘衝撃波!」
ウサギ飛佐助「あーら、ぴよぴよーん」
ワーン守「ニャンキー2号殿の勝ち!」
プルルン「やったわね」
ヤッ太郎「これで、2勝1敗か」
プルルン「ん?」
ヤッ太郎「にひ」
514 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 19:59
ワーン守「1回戦最後の試合、野牛10号殿対千葉埼玉の介殿」
コーン守「キャー!野牛10号ちゃん、頑張っテ」
ヤッ太郎「千葉埼玉の介って言やあ、エドロポリス一の剣豪だろう?」
プルルン「ええ。野牛10号に勝ち目はあるのかしら」
ワーン守「はじめ!」
千葉埼玉の介「いざ」
野牛10号「ぎゅっふん!しゅわっち!ぎゅっふんだー!」
(ドーン!)
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「わあ…」
おミツ「ああ」
ウサ姫「ど、どっちが勝ったのじゃ」
コーン守「ま、まさか野牛ちゃんが負けたんじャ」
千葉埼玉の介「う」
観客たち「おー」
ワーン守「野牛10号殿の勝ち!」
コーン守「やった、やったワ!」
ヤッ太郎「こ、こいつはとんでもなく強敵だぜ」
プルルン「はー、早く負けといて良かったわ」
スカシー「冗談じゃないよ。次は僕があいつと戦うよ」
ヤッ太郎「ま、死んだらネジの一本も拾ってやっからさ」

<ナレーター>
そして、御前試合は2回戦に入り、
モミコシ穂次郎の指圧攻撃は、鈍感なヤッ太郎には全く通用しなくて、ヤッ太郎の勝ち。
カラ丸は、天敵おミツの前にあえなく屈した。
515 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 20:06
カラ丸「む、無念。ミサイル娘さえいなかったら、この俺の優勝だったのに。あ?」
ウサ姫「…」
カラ丸「あー!」
ウサ姫「んん、今のは姫の目の錯覚かや?」
カラ丸「危ねえ。危ねえ。う」
(ドン)
おタマ「ああ、おみっちゃんが出る時は見物も命がけね。あー疲れた」
カラ丸「う、情けない」

<ナレーター>
そして、次の対戦はスカシーと野牛10号。
勝った方が決勝進出なのだ。
516 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 20:10
ワーン守「はじめ!」
野牛10号「ぎゅっふん!」
スカシー「ニャンキー忍法、ネコだまし!」
野牛10号「もーう許せん!」
スカシー「うわ!」
(ドーン!)
ヤッ太郎・プルルン「スカシー!」
スカシー「うわあ!」
(ドーン!)
ヤッ太郎・プルルン「ああ!」

<ナレーター>
説明しよう。
なぜスカシーが負けたかというと、スカシーの傘の赤い色に、
野牛10号が興奮して、ニャンキー忍法が効かなかったからだね。
517 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 20:19
スカシー「そ、そんなあ」
ワーン守「勝負あった!決勝進出は野牛10号殿!」
コーン守「勝った勝っタ!お股勝っター!ゴーゴー、野牛ちゃん。ゴーゴー」
ウサ姫「あんなものを見せおって。いつか島流しにしてやるぞよ」

<ナレーター>
そして。
もう一人の決勝進出者を決める対決は、ヤッ太郎対おミツという、
とんでもない顔合わせで行われた。
518 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 20:25
おミツ「ニャンキー1号さま、お手柔らかにね」
ヤッ太郎「にゃは。にゃははははは。おみっちゃん相手にどう戦っていいか分かんなーい。えへへへー」
プルルン「ヤッ太郎、何考えてんのよ!」
スカシー「いいなあ」
おタマ「ああ、もう!すぐあれなんだから!ニャンキー1号さん、親の仇と思うのよ!」
おミツ「親の仇だなんて…おミツ、そんなのいやー!」
観客たち「わあああ!」
(プシュー)
おミツ「あれ?ミサイル無くなっちゃった」
ワーン守・ヤッ太郎「(ズコーッ)」
観客たち「(ズコーッ)」

<ナレーター>
ミサイル切れでおミツは棄権し、ヤッ太郎は決勝戦で、野牛10号と戦うことになった。
519 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 20:33
プルルン「こうなったら、断固優勝あるのみよ」
ヤッ太郎「そんなこと言ったって、相手はむちゃくちゃ強いんだぞ!」
スカシー「心配するな。死んだらネジの一本でも拾ってやるから」
ヤッ太郎「てやんでえ!さっきのオイラの台詞を真似すんな!」
プルルン「ダメよ、ヤッ太郎。どんなことがあっても、死んじゃダメ」
ヤッ太郎「プ、プルルン。おめえそんなにオイラのこと」
プルルン「死ぬんだったら、あいつを道連れにするのよ。そうすればニャンキーの名誉は守れるわ」
ヤッ太郎「あ、やっぱそんなことだと思ったよ」
スカシー「ま、いいじゃないか。優勝すれば何でも望みがひとつ叶えてもらえるんだから」
ヤッ太郎「んー、そうだな。望みといえば…でへ、でへへへへへへ。男の夢、ハーレム」
520 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 20:40
コーン守「オーッホッホッホッホ。いい?野牛ちゃん。ぜーったいニャンキーに勝つのヨ。いいわネ」
野牛10号「ぎゅっふんだ」
幻ナリ斎「大丈夫。血圧も鼻息も、うっしっしでございます」
コーン守「でも、でもヨ。万が一ってこともあるかラ」
幻ナリ斎「ほっほっほっほ。お任せください。野牛10号が危なくなったら、
このしびれ薬をニャンキー1号に、ぶーち込んでやります。ぶち込んで」
コーン守「あーら、幻ちゃんったら頭いいのネ」
幻ナリ斎「えへへ、それほどでもござりませんことよ。ぶはははは」
カラ丸「くそー、汚ねえ手使いやがる。せっかくの真剣勝負が台無しだぜ」
521 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 20:55
ワーン守「それではただいまより、決勝戦を行います。赤コーナー、ニャンキー1号殿」
おタマ「ニャンキー1号さん!応援に(チアガールになった)お助けメンバーを呼んだわよ!」
コーン守「何ヨ!こっちは一人だって負けないんだかラ!フレー、フレー、野牛ちゃん。フレー、フレー」
ワーン守「青コーナー、野牛10号殿」
ヤッ太郎「ハーレム」
ウサ姫「二人とも遠慮するでないぞ!徹底的にぶちかますのじゃー!」
ワーン守「それでは決勝戦、はじめ!」
スカシー・プルルン「ああ…」
野牛10号「ぎゅっふんだー」
ヤッ太郎「(この角の攻撃さえかわせば、オイラにも勝ち目はあるはずだ!)」
野牛10号「んーモー!」
ヤッ太郎「にゃ、にゃんだ!うわあー!」
スカシー・プルルン「ヤッ太郎!」
ヤッ太郎「うわあーああー!いてー」
スカシー「やられる」
プルルン「ああ…」
ヤッ太郎「にゃろー」
スカシー「やるー」
コーン守「野牛ちゃん、ひと思いに押し出しておやリ!」
おタマ「頑張ってー!ニャンキー1号さん」
ヤッ太郎「てやんでえ!オイラだってやるときゃ、やるんだ!なんてったってここで負けたら、男の夢、ハーレムが!」
プルルン「すごい、ハーレムパワーだわ」
コーン守「ああん、何よ、何ヨ」
幻ナリ斎「したらば、幻ちゃんにお任せあれ」
ヤッ太郎「ハーレム」
幻ナリ斎「行っきまーす!」
(カキンッ)
幻ナリ斎「あれ」
カラ丸「これでよし」
522 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 21:03
ヤッ太郎「てやんでえ!もう怒ったぜ。オイラのハーレムの夢を邪魔するやつは、許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎のエッチな怒りが限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。
とは言うものの、こんなことで解放されて、本当いいのかねえ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
スカシー「やったー!」
プルルン・おミツ「はは」
おタマ「天下一!」
ワーン守「それまで!優勝はニャンキー1号殿」
ウサ姫「マヌケ忍者もやるではないか」
コーン守「くやしー!」
(ドコーン!)
徳川イエッイエッ「パー、ダッフンダ」
523 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 21:10
ウサ姫「よくやった、ニャンキー1号。望みを叶えてやるぞよ。何なりと申してみよ」
ヤッ太郎「あ、あの、オイラ、ハ、ハ、ハ」
ウサ姫「何じゃ。申してみい」
ヤッ太郎「ハ、ハーレ…ハックシュン!」
ウサ姫「ぶ、無礼者!」
ヤッ太郎「ああ、ウサ姫さま!」
ウサ姫「ええい、こやつを島流しにせーい!」
ヤッ太郎「わあ、そ、それだけはどうかご勘弁を!」
ウサ姫「島流しを許せと申すか?」
ヤッ太郎「は、はい」
ウサ姫「よし、したらばその望み叶えてつかわす」
ヤッ太郎「え、えー!そんなぁ」
プルルン「戦う動機が不純なのよねー」
おタマ「まったくですよ」
スカシー「ほんとほんと」
524 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-02 21:14
<ナレーター>
哀れ、ヤッ太郎のハーレムの夢は、幻と消えた。
一日も早く、夢を実現させるために、戦え、秘密忍者隊ニャンキー。
くじけるな、ヤッ太郎。
明日があるさ。

ヤッ太郎「明日なんて無くっていいからハーレム」
スカシー・プルルン「ヤッ太郎」
ヤッ太郎「がっくり」
525 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 16:47
次回予告

ヤッ太郎「にゃ、にゃんだって!カラカラ一族がまたもや町で暴れてるって!?
へん、あんなやつらオイラがかるーくやっつけてやるぜ!
必殺!ネコ目スラッ…あれー、なんてこったい。
ネコ目スラッシュが、ネコ目スラッシュが使えねえ。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。ピンチ!盗まれたマサマサ。てやんでえ!」

『ピンチ!盗まれたマサマサ』
526 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 16:50
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
527 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 16:51
『ピンチ!盗まれたマサマサ』
528 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 16:55
(ドコーン!)
コーン守「ぷハー。もう一回いっテ」

ヤッ太郎『必殺!ネコ目スラッシュ!』
(ドカーン!)

(ドコーン!)

<ナレーター>
説明しよう。
コーン守は、先日行われた御前試合の試合を見ては、
朝から爆発し、これで通算17回目だった。
529 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 17:09
コーン守「何度見ても悔しいじゃなイ。
ニャンキーさえいなければ、野牛10号ちゃんの優勝で、今頃アタシは将軍に成り代わって、天下を取っていたの二」
幻ナリ斎「まあ、いいところまで行きながらニャンキーにあっけなくやられるというのが、
この番組のパターンでござりまして、怒ってみても仕方がないんでないでしょうか」
コーン守「やけに悟ったようなこと言うじゃなイ。パターンの裏をかくのが、悪役の生き甲斐じゃないノ」
幻ナリ斎「年とともにそのような欲も無くなりまして、平凡が一番かと」
コーン守「渋イ!渋イ!渋イ!(ゴクッ)渋イー!渋すぎるわヨ、このお茶!じゃない、その台詞。
このアタシの輝くような美貌も、やがて衰えていく定め。このままアタシは天下を取れずに、年老いていくのかしら、ヨヨ」
幻ナリ斎「人生とはまことに儚きもの。あ、茶柱」
コーン守「食い込みレオタードを履いても、人生は儚イ。ああ、だからこそ悔しいワ。あの時、ネコ目スラッシュさえくらわなかったら」
幻ナリ斎「ピーン!ひらめきましたぞ。ネコ目スラッシュを封じるグッドアイディアが」
コーン守「何ですっテ!?」
530 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 17:21
幻ナリ斎「シブタと申せば若者の町。我々もそれに合わせたファッションをせねば怪しまれますぞ」
コーン守「それにしても、コーンなところに、幻ちゃんのメカ工場があるとは知らなかったワ」
(ブー)
幻ナリ斎「この下が秘密工場になっております」
コーン守「秘密にしてる割には随分大胆な入り方をするのネ」
幻ナリ斎「ほっほっほ、まさか忠豚ブタ公の鼻を押してみるトンチキも居りますまい」

<ナレーター>
だが、そのトンチキがいたのだ。
531 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 17:23
伊津茂乃子「おっかあ、もう少しもう少し」
伊津茂乃母「うーん」
(ブー)
伊津茂乃母・伊津茂乃子「わー!」
伊津茂乃母「危うく地面に食われるところだったわ」
532 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 17:34
幻ナリ斎「カラ丸」
カラ丸「は。あっ!すんごい恰好」
幻ナリ斎「メカは完成したか」
カラ丸「はい、たった今完成しました。よーし、出て来い」
(サッ)
コーン守「ホ」
カラ丸「こそ泥メカ、ルパン三号でございます」
ルパン三号「ふーじこちゃーん」
コーン守「な、な、なにヨ」
カラ丸「単なる口癖にございます。お気になさらぬよう」
コーン守「一体、このメカを使って何をするつもリ?」
幻ナリ斎「ニャンキー1号の妖刀マサマサを、この偽物のナマクラと交換してしまうんです。
マサマサさえ奪えばネコ目スラッシュは使えず、勝利は必ずや我らの手に」
コーン守「なるほド。早速行動開始ヨ」
幻ナリ斎「ははあ」
カラ丸「は」
ルパン三号「ふーじこちゃーん」
533 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 17:46
ヤッ太郎「にゃんにゃかにゃんにゃんにゃんにゃーんっと。ただいまっと。あれ?」
おタマ「ヤッ太郎さん。ネコハラジュクのホコ天でカラス忍者たちが暴れてるの。直ちにニャンキー出動よ」
ヤッ太郎「えー!今ピザの配達から帰ったばっかなのに」
おタマ「だって、ヤッ太郎さんしかいないんですもの。プルルンさんもスカシーさんも配達行っちゃって。
いいじゃないですか。ネコ目スラッシュでちゃっちゃっと片付けてきちゃえば」
ヤッ太郎「んじゃ、ちゃっちゃっと片付けてくるか」
534 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 17:51
『毎度お騒がせしております。ただいまより、美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」

伊津茂乃子「おっかあ、ピザ屋さんが飛んでく」
伊津茂乃母「そんなことより私はね、重大な秘密に気が付いたのよ」
伊津茂乃子「重大な秘密って?」
伊津茂乃母「あの時計、毎回2時をさしてるわ」
伊津茂乃子「今まで気が付いてなかったの?」
535 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 18:00
オイデオイデ696号・カラス忍者たち「そーれそれそれ!ロックンロール!そーれそれそれ!ロックンロール!
そーれそれそれ!ロックンロール!そーれそれそれ!ロックンロール!」
カラ丸「わっはっはっはっは。このホコ天は我々が占拠した。蟻の子一匹通さん。ははは」
チョイナー7号「チョイナー!」
カラ丸「?」
チョイナー7号「チョイナチョイナチョイナチョイナー!」
(ドーン!)

<ナレーター>
なんと、オイデオイデ696号は、ただのハリボテだった。
536 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 18:15
カラ丸「く、くそー。何なんだあいつは」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっはっは」
カラ丸「!?」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたため…わあーわあー!」
(ドーン!)
カラ丸「着地くらいピタッと決めろよな。ったく、どうしてこんなやつが主役なんだよもう」
ヤッ太郎「にー…」
ルパン三号「スリ、スリ。にっひっひっひっひ」
ヤッ太郎「あ、抜けた。て、てやんでえ!許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
恐るべき力が解放されるはずなのだが…?

ヤッ太郎「面倒だからみんなまとめて…必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ボンッ)
ヤッ太郎「ありゃりゃ。どうなってんだこれ」
カラ丸「はは。どうした。マサマサの調子が悪いのか」
ヤッ太郎「むう、もう一度!ネコ目スラッシュ!」
(ボンッ)
ヤッ太郎「むう!ネコ目スラッシュ!」
(ボンッ)
ヤッ太郎「ネコ目スラッシュ!」
(ボンッ)
ヤッ太郎「ネコ目スラッシュ!」
(ボンッ)
ヤッ太郎「はぁ、ダメだ。ネコ目スラッシュが出ねえ」
カラ丸「ネコ目スラッシュの使えないニャンキー1号など、我らの敵ではない。たっぷりといたぶってやれい!」
カラス忍者たち「カァー!」
537 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 18:29
ヤッ太郎「わあー!あー!何する気でい」
カラ丸「はははは。山寺の和尚さんが♪」
カラス忍者たち「鞠はけりたし 鞠はなし♪」
カラス忍者A「あ、それ♪」
カラス忍者たち「ネコをかん袋に 押し込んで♪」
カラス忍者B「あ、そりゃどうした♪」
カラス丸「ポンとけりゃ♪」
ヤッ太郎「ニャン」
カラ丸「となく♪」
カラス忍者C「そんでもって♪」
カラス丸「ポンとけりゃ♪」
ヤッ太郎「ニャン」
カラ丸「となく♪」

<ナレーター>
哀れヤッ太郎は、カラス忍者たちのネコかん袋攻撃の前に、
ボロボロのヘロヘロになるまでやっつけられてしまった。
538 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 18:40
ヤッ太郎「ちくしょう、いてえ…」
伊津茂乃母「トドメを刺したほうがいいかしらね」
伊津茂乃子「おっかあったらまた出番増やそうと思って。行こう」
ゼッコー鳥「ゼッコーチョーッ!」
カラ丸「妖刀マサマサにございます」
コーン守「やったわね、幻ちゃん。早速これとそっくり同じものをつくるのヨ」
幻ナリ斎「ははあ」
コーン守「オーッホッホッホ。マサマサのコピー剣を沢山つくって、カラス忍者たちに持たせれば、
地上最大の忍者部隊が出来るのヨ。そうすれば、天下はアタシのもノ。オーッホッホッホッホッホッホ」

<ナレーター>
一方、ヤッ太郎は。
ネコ忍一族の自称天才科学者、猫股霊界之介に頼んで、
マサマサとすり替えられたナマクラを調べてもらっていた。
539 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 18:57
霊界之介「うーん、よく出来ているが、これは…マサマサではない。偽物じゃ」
(ドカッ)
霊界之介「あが…」
プルルン「真面目な顔してエッチなことしないでよね」
ヤッ太郎「やっぱりそうか。どうもおかしいと思ったんでい。オイラ何にでも名前書いとくのにそれにはないんだもん」
おタマ「小学生みたいですね」
プルルン「ということは、何者かがすり替えたって訳ね」
スカシー「覚えはないのか?ヤッ太郎」
ヤッ太郎「うーん…そういえば!」
スカシー「どこで!」
プルルン「誰に!」
ヤッ太郎「覚えてない」
スカシー・プルルン「(ズコーッ)」
霊界之介「うむ、見事。その間の外し方。修行を積んだな、ヤッ太郎」
ヤッ太郎「にゃはは。それほどでも」
おタマ「あの、変な褒め方しないでください。すぐに調子に乗る甘えん坊なんだから」
ヤッ太郎「あ?」
スカシー「いずれにしても、ヤッ太郎のマサマサを狙うとは、カラカラ一族の仕業としか考えられないな」
プルルン「早く取り戻さないと、マサマサを悪用されたら大変なことになるわ」
ヤッ太郎「うん、でも取り戻そうにも一体どこにあるんだろう」
霊界之介「それなら心配無用じゃ。マサマサには自分の場所を知らせる特殊電波発生装置が内蔵されておる。ポチッとな。現在地は、丑寅の方角」

<ナレーター>
説明しよう。
丑寅の方角とは、北と東の間。つまり、北東のことを言うのだ。
540 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 19:05
プルルン「説明してくれなければ、誰も分からなかったわね」
スカシー「説明されても分かんないやつがいるけどね」
ヤッ太郎「えーと、北があっちで、えーと、ひが、東はどっちだっけか。えー!分かんねえ」
おタマ「あー、こっからだと、シブタの方角じゃないですか?」
霊界之介「その通り!マサマサはシブタの地下にある!」
ヤッ太郎「よーし、地面の下ならお助けメンバーのゴットンにお任せでい!」
幻ナリ斎「試作品の完成じゃ」
カラ丸「まさに瓜二つ」
幻ナリ斎「ウリウリ。これぞ妖刀マサマサをコピーした、妖刀ムラムラ」
カラ丸「ふふふふふふ」
541 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 19:15
カラ丸「行くぞ!必殺!ネコ目スラッシュもどき!」
(ドカーン!)
カラ丸「うん、まさしくマサマサと同じ威力だ」
カラス忍者たち「キャー素敵ー」
幻ナリ斎「カラ丸ちゃんかっこいー」
ルパン三号「ふーじこちゃーん」
カラ丸「ふふふ。よーし、本物のマサマサは金庫の中にしまっておけ。そしてこのムラムラは俺のものだ。
にゃっはっはっはっはっはっは。にゃーっはっはっはっは」
ルパン三号「スリスリ」

<ナレーター>
ルパン三号は、人のものは何でも自分のものにしてしまう主義だった。

ルパン三号「ふーじこちゃーん。にひひひひひ」

<ナレーター>
その頃、ヤッ太郎たちは。
542 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 19:31
ゴットン「ゴトゴトゴットン。ゴトゴトゴットン。ファミレドシドレミファー」
ヤッ太郎「おいおい、ゴットン。こっちの方角で間違いねえんだろうな」
プルルン「地下だと目印がないから不安ね」
スカシー「でもここは、ゴットンを信用するしかないもんな」
ゴットン「着きましたぞ。いいですか?ここをちょっと押すと」
(ガッシャーン)
ヤッ太郎「さすがだぜ、ゴットン」
ゴットン「何のこれしき。照れるでござる」
プルルン「ねえ、ヤッ太郎。マサマサの反応は?」
ヤッ太郎「えーと、右だ!」
スカシー「よーし、行こう!」
ヤッ太郎「ここを左!ここも左!また左!ここも左だぜ!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎は、通路を出てすぐ左に行けば良かったものを、間違えて右に行ってしまったために、
ぐるーっと一周して来てしまったのだ。
543 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 19:34
ヤッ太郎「にゃはは。ここだぜ」
プルルン「すぐ隣だったんじゃないの?」
スカシー「わざわざ一回りして来たのか」
ヤッ太郎「てやんでえ!ちゃーんと着いたんだからいいじゃねえか!」
プルルン「ゴットン、ドアを破って」
ゴットン「ゴットンだ。もとい、がってんだ!」
(ドーン!)
544 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 19:47
ヤッ太郎「マサマサはこの中でい!」
ゴットン「任せるでござる。ゴトゴトゴットン、ゴトゴトゴットン。開けるでござ…ん?ダメでござる」
ヤッ太郎「えー!」
プルルン「それなら私に任せて」
(ガチャ)
プルルン「やったわ」
ヤッ太郎・スカシー「お見事!」
ヤッ太郎「忍者になるより、泥棒やった方が良かったんじゃねえか?」
プルルン「む。失礼ね。これも忍法のうちよ」
ゴットン「では、開けるでござる。ふっ、むう」
プルルン「あぁ…」
ヤッ太郎「にゃんだこりゃ」
(ビーッ ビーッ ビーッ ビーッ ビーッ ビーッ…)
スカシー「し、しまった!」
プルルン「早くマサマサを見つけるのよ!」
ヤッ太郎「よーし!」
カラ丸「金庫室に侵入者あり!ニャンキーたちに違いない。いいか!逃がすな!」
幻ナリ斎「うーん、おのれ。この秘密工場は絶対見つからないと思ってたのに」
ヤッ太郎「えーと、これでもねえし、これでもねえぞ。これでもねえ。ん?あった!にゃ!」
(カキンッ)
545 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 20:01
カラ丸「そこまでだ、ニャンキー」
プルルン「カラ丸!」
ルパン三号「ふーじこちゃーん」
プルルン「な、何よ!私は不二子なんかじゃないわ!」
カラ丸「いちいち目くじら立てるな。ルパン三号の口癖なんだ」
スカシー「ルパン三号?」
カラ丸「そう!盗みのプロフェッショナル!このルパン三号がマサマサとナマクラをすり替えたのよ」
ヤッ太郎「そ、そうだったのか!」
カラ丸「そしてこれが、マサマサからコピーした全く同じ力を持つ、妖刀ムラムラだ」
スカシー「こ、こんな狭いところでネコ目スラッシュをくらったら、避けるに避けられない」
プルルン「いやー、こんなところでうら若き美しい乙女が最期を迎えるなんて」
ヤッ太郎「せ、生命保険入っとくんだった」
ゴットン「オー、マイゴットン」
カラ丸「ふふふふ。この金庫がお前たちの棺桶になるんだ」
ヤッ太郎「むう…にゃーっはっはっは。残念だな、カラ丸。マサマサはもう取り返した!
そこに転がってんのは偽物さ!」
カラ丸「な、何だと!おのれ。やれ、ルパン三号!」
ルパン三号「ふーじこちゃーん。スリスリ」
カラ丸「ふふ、これでどうだ」
ヤッ太郎「くく…」
カラ丸「な、何がおかしい!」
ヤッ太郎「にゃーはーはははははー。ありがとうよ。わざわざほんもん返してくれて」
カラ丸「何!」
プルルン「ヤッ太郎ったらあったま良いー」
546 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 20:10
カラ丸「貴様、この俺さまを騙すとは、許せん!」
カラス忍者たち「(フー、フー、フー)」
カラ丸「自分で説明しよう。カラ丸の怒りが限界値を超えた時、
コピー剣ムラムラの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ」
ヤッ太郎・プルルン・ゴットン「…!」
カラ丸「必殺!ネコ目スラッシュもどき!」
(ボンッ)
ヤッ太郎・プルルン・ゴットン「(ズコーッ)」
カラ丸「な、な、な、なんでだ?」
ルパン三号「説明しよう。本物のムラムラは、このルパン三号が奪ったのだ」
カラ丸「ややこしいことすんな!」
547 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 20:25
ヤッ太郎「てやんでえ!よくもオイラのマサマサを偽物とすり替え、
ネコ目スラッシュを悪用するとは、本家本元のオイラが怒ったぜ。許せん!」

<ナレーター>
今度こそ、ちゃんと説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目」
ルパン三号「ふーじこちゃーん」
ヤッ太郎・ルパン三号「スラッシュ!」
スカシー・プルルン・ゴットン「わー!」
カラ丸・カラス忍者たち「ぎゃー!」
ヤッ太郎「む…」
プルルン「ヤッ太郎、頑張って!」
ヤッ太郎「て、てやんでえ!」
ルパン三号「う…う…おお」
カラ丸「やばい、逃げろー!」
ルパン三号「ウ、ウキー!」
(ドカーン!)
カラ丸「うわあー!」
幻ナリ斎「あー!」
カラ丸「ぎゃあー!」
コーン守「ホッホー。何かしらこの胸騒ギ。やな予感ガ」
(ドーン!)
コーン守「あら、また負けたのね、くやしー!」
(ドコーン!)
幻ナリ斎「もう体ボロボロー」
コーン守「アタシだってボロボロヨ」
548 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 20:37
プルルン「ふう、何とか無事だったわね」
スカシー「ヤッ太郎は?」
プルルン「ん?」
スカシー・プルルン「あー!」
プルルン「ヤッ太郎!
やだ、しっかりして!ヤッ太郎!」
スカシー「全てのパワーを使いきっちまったんだ」
プルルン「そ、そんな!ヤッ太郎、お願い。目を開けて」
スカシー「ヤッ太郎!」
ゴットン「ヤッ太郎殿!」
プルルン「ヤッ太郎…」

<ナレーター>
哀れ、ヤッ太郎、ここに死す。

ヤッ太郎「んなわきゃねえだろ!」
(ドカッ ドカッ ドカッ)
スカシー「生きてんだったら早く言えってんだよ!」
ヤッ太郎「にゃ…死んでりゃ良かった…」
549 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 20:46
『ネオ上野、ネオ上野。次は、ネオ御徒町』
幻ナリ斎「ぶへ。ぶへへ。ふん、秘密工場1号が潰れても幻ちゃんは挫けないもん。
秘密工場2号だ。ここを押してみるトンチキも居るまいて」
(ブー)
伊津茂乃母「ふんふんふんふーん♪楽しかったねー」
伊津茂乃子「おっかあ、次行こう」
幻ナリ斎「あらー」
カラ丸「これちっとも秘密になってないんじゃないの」
幻ナリ斎「あのトンチキ親子。うう…」
550 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-03 20:51
<ナレーター>
ヤッ太郎の捨て身の活躍で、エドロポリスの平和は守られた。
これからも、頑張れニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。

霊界之介「今日もおEDOは日本晴れじゃのう」
ヤッ太郎「にゃー!ずるい!オイラの台詞盗んだ!」
霊界之介「未熟者め。早いもの勝ちじゃわい」
ヤッ太郎「そんなー!返せ泥棒!」
霊界之介「10円くれなきゃやだもーん」
プルルン「あーん、泥棒はもう沢山よ!」
551 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 14:47
次回予告

ヤッ太郎「大判小判がざっくざくと来らい!へへーんだ。オイラ突然大金持ちになっちった。
え?コーン守は超貧乏に?お気の毒さま。
オイラなんかね、贅沢し放題だもんね。
あ…み、みんな。何でオイラをそんな目で見るんだよ!
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。ガクッ!みじめなコーン守。てやんでえ!」

『ガクッ!みじめなコーン守』
552 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 14:50
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
553 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 14:50
『ガクッ!みじめなコーン守』
554 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 14:54
コーン守「オーマイガッ。ついに、ついに恐れていたこの日がやってきたのネ。もーう、お終いだワ。
アタシ、今日からどうすればいいノ。ヨヨヨヨ」
幻ナリ斎「よっ!大根役者」

<ナレーター>
説明しよう。
コーン守は、相次ぐ作戦の失敗で、幕府転覆のためのお金がぜーんぜん無くなってしまったのである。
555 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 15:02
幻ナリ斎「コーン守さま、望みを捨ててはなりません。この幻ナリ斎こうした事態に備えまして、これを」
コーン守「まあ、幻ちゃんたら。憎いことしてくれるじゃなイ」
幻ナリ斎「これも幕府転覆のためでござりまするゆえ」
コーン守「うう、恩に来るワ。ピット。ン?ひいふうみイ。3、38円!?」
幻ナリ斎「私めが苦しい家計の中から、コツコツと貯めてきた汗と涙の集大成」
コーン守「あーた!これでメカがつくれると思ってんノ!」
幻ナリ斎「あ、ちょっと足んないか?」
コーン守「もう、いいワ。こうなったら最後の手段ヨ。カラス忍者の全勢力を結集して」
幻ナリ斎「ははあ、銀行を襲うのでござりまするな」
コーン守「違うわよ。みーんなでアルバイトすんノ」
幻ナリ斎「またですか?」

<ナレーター>
かくして、コーン守の命令を受けたカラス忍者たちは、幕府転覆のための資金稼ぎに奔走した。
556 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 15:18
コーン守「チューチュータコカイナ。んン、ダメー!一日の稼ぎがこんなもんじゃ、幕府転覆なんてとーっても無理だワ!
無理ヨ!無理なノ!無理じゃダメ!」
カラ丸「幻ナリ斎さま」
幻ナリ斎「ん?」
カラ丸「金を集めるのでしたら、うってつけのメカがあるのではございませんか?」
幻ナリ斎「うーん、あれのことか」
カラ丸「あのメカを使えば、資金稼ぎなど容易いもの」
幻ナリ斎「いや、いかん。あれを使っては」
カラ丸「いや、しかしこの際背に腹は代えられませんぞ」
コーン守「して、そのメカの名ハ?」
幻ナリ斎「モウカリマッカ3号っていうの。え、あ」
コーン守「早くおせーてよ、幻ちゃん。そのメカのこと」
幻ナリ斎「いやあ、そのモウカリマッカ3号というのは、とり憑いた者の金運を無限大にアップさせて、
お金をウハウハ儲けさせてしまうのです」
コーン守「まあ、素敵。早く持ってきてよ、そのメカ」
557 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 15:21
ワーン守「ネコ箱根の山中にカラス忍者が現れた。ニャンキー出動だ!」
558 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 15:46
『毎度お騒がせしております。ただいまより、美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」

伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空に飛んでく」
伊津茂乃母「だめだながつつないぴざやざぴいなつつがなだめだ」
伊津茂乃子「おっかあ、何か悪いもんでも食べたの?」
伊津茂乃母「今の言葉逆さまから呼んでごらん」
伊津茂乃子「だめだながつつないぴざやざぴいなつつがなだめだ。後ろから呼んでも同じだ」

ヤッ太郎「にゃんにゃかにゃーん」
プルルン「ちょっとヤッ太郎、何すんのよ」
スカシー「僕たちが映らないじゃないか!」
ヤッ太郎「てやんでえ!今日は今の今まで出番がなかったんでい!少しでも目立たなきゃ主役の名がすたるってもんだぜ!
おう、カメラさん。アップアップ。私が、主役のヤッ太郎でー…う!」
スカシー「やっぱり、アップは二枚目に限る」
プルルン「誰が、やっぱり美人が出なきゃ世間が許さないわよ」
ヤッ太郎「主役なめんなお!」
スカシー「だーれが主役だよ!」
プルルン「何すんの、二人とも」
(ボカスカボカスカ)
559 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 15:59
カラス忍者A「カラスの篭屋だ」
カラス忍者B「ホイサッサ」
(ドーン!)
カラス忍者A「な、なにやつ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ああ…」
カラス忍者A「ニャンキー!おのれ、またしても我々の行動を邪魔する魂胆だな」
カラス忍者A・B「覚えてろー!」
プルルン「ああ、いたたた」
スカシー「ヤッ太郎のおかげでひどい目にあったぜ」
ヤッ太郎「ちぇ、自分のこと棚に上げてよく言うぜ。およ」
モウカリマッカ3号「…」
ヤッ太郎「なんでえ、このおめでたい野郎は」
モウカリマッカ3号「金は天下の回りもの。金の光は七光り」
プルルン「あいつらが運んでいたメカよ。みんな注意して」
ヤッ太郎「てやんでえ!こんなお調子野郎オイラがパッパカパッパッパーと片付けてやるぜ!べらぼうめ!」
モウカリマッカ3号「金さえあれば、この世は天国〜」
ヤッ太郎「どりゃ!にゃ」
モウカリマッカ3号「金は浮きもの浮気もの。金と水とは世界の湧きものじゃ」
ヤッ太郎「にゃー!」
モウカリマッカ3号「犬も働きゃお金が儲かる!」
ヤッ太郎「うわあー!ああー!」
スカシー・プルルン「ヤッ太郎!」
560 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 16:05
スカシー・プルルン「ヤッ太郎ー!」
プルルン「返事してー」
スカシー「返事しろよー」
スカシー・プルルン「ヤッ太郎ー!ヤッ太郎!」
ヤッ太郎「ん、んん…ん?」
スカシー「大丈夫か?」
ヤッ太郎「財布拾っちゃった」
スカシー・プルルン「(ズコーッ)」
スカシー「あのなあ」
プルルン「あのねえ」
ヤッ太郎「こ、これは!100万円入ってる!」
スカシー「100」
プルルン「万」
スカシー・プルルン「円!」
561 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 16:22
おまわりさん「ほほう、なるほど。これが落とし物の財布ですな。ふむ、猫なのにネコババしなかったとは偉い、偉い」
ヤッ太郎「てやんでえ!こちとらエドポリっ子。人様のもんに手を出すほど落ちぶれちゃいねえぜ」
スカシー「よく言うよ。交番に届けるまでにあれほど迷ったくせに」
プルルン「私たちに口止め料まで払おうとしたのにねー」
町人A「大変だー!」
(ドーン!)
町人A「道で財布を落としてしまってー!ん、おお。この財布は!」
おまわりさん「こちらが届けてくれたんです」
ヤッ太郎「でへへ。正直もんのヤッ太郎でーす」
町人A「そうでしたか。それでは何かお礼をせねばなりませんなー」
ヤッ太郎「えー、わははーい」
モウカリマッカ3号「(ピカーッ)」
町人A「…。そうだ、財布を拾ってくれたお礼に、これをそのまま差し上げましょう」
ヤッ太郎「えー!」
おまわりさん「よーし、私も正直アニマロイドにご褒美をあげよう。ほら」
ヤッ太郎「え。て、てやんでえ!せっかくだがオイラも男でい!礼が欲しくて届けたんじゃねえや。べらぼうめ!
とは言え、どうしてもって言うんなら仕方がねえ。ほんとは欲しくはねえけどもらっといてやるぜい!チューチュータコカイナ」
プルルン「どうなってんの、これ」
スカシー「多分あいつの仕業だ」
モウカリマッカ3号「金の貸し借り不和の元。金さえあれば飛ぶ鳥落ちる」
562 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 16:34
ゼッコー鳥「ゼッコチョッ」
コーン守「うーん、これネ!これがお金がザックザク儲かるメカ、モウカリマッカ3号ネ!」

<ナレーター>
説明しよう。
このメカは、モウカリマッカ3号の余ったパーツでつくられた、ボチボチデンナ3号である。
このボチボチデンナ3号は、合体した相手をたちまちボンビーにしてしまう恐怖のメカであった。
ニャンキーにモウカリマッカ3号を奪われたカラス忍者たちは、代わりにこのボチボチデンナ3号を届けて、
任務の失敗を、何とかごまかそうとしたのである。
563 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 16:42
コーン守「これでアタシも、大金持ちになれるのネ」
幻ナリ斎「よいかカラ丸よ。コーン守さまが気付く前にモウカリマッカ3号を取り返すのだぞ」
カラ丸「は」
幻ナリ斎「それともう一つ。何があろうともモウカリマッカ3号と、ボチボチデンナ3号を近づけてはならん」
カラ丸「それはなにゆえ」
コーン守「オーッホッホッホッホッホ。カワユイカワユイ」
カラ丸「…承知しました」
(ピカーッ)
コーン守「ギャー!ああ、これでアタシは念願の大金持チ。大判小判がザックザック。グッバーイ、ボンビー」
564 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 16:42
コーン守「うウ…何でこうなるノ」
565 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 16:50
おタマ「うーん、なぜだか分かんないけど、ヤッ太郎さんにだけ特別ボーナスあげちゃうわ」
ヤッ太郎「ホントか、おタマ!ラッキー!」
モウカリマッカ3号「ひひ」
ヤッ太郎「ラッキー!」
566 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 16:53
司会「なんつったてもホントうっしっしてなもんで、全問正解のニャンキー1号さんに、せーの、どん!優勝賞金100万円」
ヤッ太郎「ひゃ、100万円!またまたラッキー!」
モウカリマッカ3号「ほーっほっほっほ」
567 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 16:57
ヤッ太郎「おお、こんな宝くじで一等の一億円が当たってしまったぞ。またまたラッキー!」
モウカリマッカ3号「ほーっほっほっほっほ」

<ナレーター>
説明しよう。
モウカリマッカ3号と合体したヤッ太郎は、もう儲かって儲かってウハハのハなのであった。
568 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 17:02
コーン守「ハァ…あ、10円」
(ドン!)
町人B「どいたどいたー!」
コーン守「ギャ!はーあ、ウサ姫につまみ食いがバレて城からは追い出されるし、
退職金は前借りしてたから一銭ももらえないし、こいつを背負ってから、ろくなことがないわ、もウ!
ほんとにコイツ、お金儲けのメカなのかしラ」
(ドン!)
町人C「どいたどいたー!」
コーン守「ギャ!」
569 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 17:08
おタマ「ヤッ太郎さん、どこ行っちゃったんでしょう」
スカシー「もうピザ屋で働く必要がないからって、荷物まとめて出てったっきり」
おタマ「連絡もよこさないなんて。もう戻ってこない気なんですかね」
プルルン「ほっとけばいいのよ。あんなバカ」
スカシー「何か外が騒がしいな」
町人D「おい、ニャンキーが町で金をばら撒いてるらしいぞ!」
スカシー・プルルン「えー!」
570 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 17:27
ヤッ太郎『えー、毎度お騒がせをいたしております。わたくし、正義と真実を守る秘密忍者隊ニャンキーでございます。
今日は、市民の皆さまに素敵なプレゼントを送りやす。どうーぞ受け取ってくんなまし。それー』
町人たち「わあああ」
町人E・町人F・町人G「(ドシンッ)」
ヤッ太郎「とりゃー」
町人たち「わあああ」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっはっはっは。にゃっはっはっはっはっは。にゃっはっはっはっはっはっは。にゃーっはっはっはっは」
スカシー・プルルン「ヤッ太郎!」
プルルン「何なのよ、この騒ぎは」
スカシー「お前一体何してんだよ!」
ヤッ太郎「へへ、見りゃ分かっだろ。町のみんなに喜んでもらおうと、金ばら撒いてんでい。いやー、いいことすると気持ちがいいやねー」
スカシー・プルルン「このバカ!」
プルルン「やってることがずれてんのよ!」
スカシー「こんなことがニャンキーの使命なのか!この単細胞!」
ヤッ太郎「へん、オイラが金持ちになったからって僻んでんだろう。心配しなくっても君たちにもちゃーんと分けてあげる」
プルルン「ヤッ太郎!」
スカシー「ほっとこう。こんな分からずや」
ヤッ太郎「どっちが分からずやだよ!オイラが何か悪いことしたってのかよ。自分で儲けた金どうしようとオイラの勝手だろう!
やい、何とか言ってみろい!」
571 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 17:34
ヤッ太郎「ちぇ、何でい」
おミツ「ニャンキーさん」
ヤッ太郎「おう、おみっちゃん」
おミツ「ニャンキーさん、どうしてこんなことするの?」
ヤッ太郎「にゃ?え、オ、オイラただ町の人たちに幸せな思いをしてもらおうと」
おミツ「お金があれば幸せになれるんですか?これが幸せそうに見えるんですか?
みんながお金欲しさに喧嘩して奪い合ってる、この姿が幸せそうですか?
私、こんなことするニャンキーさんなんか嫌いです!」
ヤッ太郎「お、おみっちゃん!おみっちゃん…」
572 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 17:47
ヤッ太郎「オイラ、バカだった。ニャンキーとしてやるべきことじゃなかったぜ」
モウカリマッカ3号「金さえあればこの世は幸せじゃ」
ヤッ太郎「元はといえばこいつがくっついたおかげで!このこのこのこの!」
(ピカーッ)
ヤッ太郎「ぎゃー!こいつめ、オイラから離れろ」
(ピカーッ)
ヤッ太郎「ぎゃー!てやんでえ!」
(ピカーッ)
ヤッ太郎「ぎゃー!このオタンコナース」
(ピカーッ)
ヤッ太郎「すっとどっこい!」
(ピカーッ)
ヤッ太郎「にゃははははーは。はあ、はあ。て、てやんでえ。はがれやしねえ」
(シュッ)
ヤッ太郎「カ、カラ丸!」
カラ丸「ヤッ太郎よ。その背中のメカ、返してもらおう!」
ヤッ太郎「なにー!このメカを…返す返す!」
カラ丸「へ?」
573 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 17:53
コーン守「アタイこれからどうなんノ?」
町人H「しかし今日のニャンキーはすごかったなあ」
町人I「町で金をばら撒くなんざ、豪気だねえ」
コーン守「何ですっテ!?こうしちゃいられないワ!」
574 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 18:05
ヤッ太郎・カラ丸「んぎー!」
ヤッ太郎「う、腕が抜ける」
カラ丸「我慢しろってんだ。このー!うわー!」
(ドン!)
ヤッ太郎「う、うわあー!」
(ドン!)
カラ丸「こら、手を離すなと言ったろうが!」
ヤッ太郎「はは、面目ねえ」
(ピカーッ)
カラ丸「…。仕方ねえ。残念賞として、俺がお小遣いをやろう」
ヤッ太郎「ひええー!もうお金いらねえよ!」
カラ丸「待て!俺のお小遣いを受け取れ!」
コーン守「どコ!?どこにいるノ!にっくきニャンキーちゃん。アタシにもお金ちょうだイ」
カラ丸「待てー!」
ヤッ太郎「わー!いらねえよー!」
(ドーン!)
カラ丸「お」
コーン守「あたったったっタ」
カラ丸「コーン守さま。なんちゅう情けない恰好を…は!」
(幻ナリ斎「何があろうともモウカリマッカ3号とボチボチデンナ3号を近づけてはならん」)
カラ丸「し、しまった!」
モウカリマッカ3号「儲かりまっか」
ボチボチデンナ3号「ぼちぼちでんな」
モウカリマッカ3号・ボチボチデンナ3号「ほな、行きまひょか」
ヤッ太郎「わーい、離れた」
カラ丸「いかん!みんな急いで逃げるんだ!」
575 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 18:21
ゼニ6号「金は天下の回りもの」
町人たち「何だありゃ」
ゼニ6号「金は天下の回りもの」
(ピカーッ)
ヤッ太郎「うわあ」
カラ丸「早く遠くへ逃げるんだ!」
町人たち「うわああ」
(チャリーン)

<ナレーター>
説明しよう。
モウカリマッカ3号と、ボチボチデンナ3号が合体したゼニ6号は、
アニマロイドをコインに変える能力を持っていた。
576 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 18:23
伊津茂乃子「おっかあ、あれ何だろう」
伊津茂乃母「ピザ屋さんじゃないみたいだね」
(チャリーン)

<ナレーター>
だが、恐るべきことにゼニ6号は、コントロール不能の欠陥メカだったのだ。
577 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 18:29
コーン守「待っテ!」
カラ丸「このままじゃ、町中のアニマロイドがコインにされてしまうぞ!」
コーン守「ギャ!」
カラ丸「コーン守さま!」
ヤッ太郎「カ、カラ丸!」
コーン守「キャ!」
ヤッ太郎「うわあー!オイラどうなんだよ!ひ、ひえー!」
幻ナリ斎「破滅じゃ。これでエドロポリスも破滅じゃ。さてと、逃げるが勝ちー!」
コーン守「ということは、エドロポリスはどうなるノ?」
カラ丸「生きるもの全てがコインとなって、死の町になってしまうのです」
コーン守「いやー、アタシ怖イ!」
カラ丸「ちょっと、ちょっと暴れないで!」
ヤッ太郎「にゃ、にゃ、にゃんにゃんかにゃん。うわー!」
578 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 18:39
ヤッ太郎「スカシー!プルルンも」
プルルン「危なかったわね、ヤッ太郎」
スカシー「ニャンキーのメンバーとしては、リーダーを見殺しには出来ないもんな」
ヤッ太郎「スカシー」
町人たち「うわああ」
(チャリーン)
町人たち「うわああ」
(チャリーン)
町人たち「うわああ」
(チャリーン)
ゼニ6号「金は天下の回りもの」
スカシー「このままじゃ、エドロポリスはお終いだぜ」
ヤッ太郎「あいつはオイラ一人で片を付ける」
スカシー「なんだって!」
プルルン「何か作戦があるの?」
ヤッ太郎「フルパワーで飛んで、オイラをあの光の中へ放りこんでくれ」
プルルン「そんなことしたら、あんたもヤッ太郎コインになっちゃうのよ!」
ヤッ太郎「四の五の言ってる暇はねえ!あれはオイラが撒いた種だ。オイラ自身で始末させてくれ!」
スカシー「よーし、分かった。行くぞ、プルルン」
プルルン「オッケー」
スカシー「ヤッ太郎、ぬかるなよ」
ヤッ太郎「おう、まかしとけ!」
579 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 18:53
ヤッ太郎「にゃー!む…てやんでえ!
人々の心を惑わし、エドロポリスの平和を乱す金の化け物め。許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
ゼニ6号「金は天下…の…ま、ま、ま、ま、回りも…の」
ヤッ太郎「にゃ!」
(ドカーン!)
コーン守「あー!アタシの、アタシの儲かりメカ!キー!くやしー!」
カラ丸「ちょちょちょちょ、あ、こんなところでちょっといや、いや、あら」
コーン守「何すんのヨー!」
(ドコーン!)
カラ丸「しまった。思わず落としちゃった」
580 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 19:06
町人たち「?」
伊津茂乃母・伊津茂乃子「?」
町人たち「なんだなんだ」
プルルン「ヤッ太郎」
ヤッ太郎「?」
スカシー「よくやったな」
ヤッ太郎「すまねえ、オイラのために迷惑かけちまって。合わす顔ねえや」
プルルン「全くよね。ま、リーダーがいなくちゃ困るから、許してあげるけど」
スカシー「僕たちが許してもさ。おタマちゃん許してくれるかなー」
プルルン「あ、そうね。何日もお仕事サボって、帰ってきたらお給料5割引きです!なんてね」
ヤッ太郎「ご、5割引き!?そ、そりゃないよー」
スカシー「おまけに1年間トイレ掃除付きとか」
ヤッ太郎「えー!」
スカシー・プルルン「あはははは、あはははは」

<ナレーター>
戦い終われば夕日の中に、いつもと変わらぬ友の顔。
繁盛全ての世の中で、金じゃ買えない心の絆。
ヤッ太郎は、今回の事件を通して一つお利口になったのであった。
そしてもう一人お利口になった者がいた。
581 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-04 19:14
アゲヤッコ「おこんばんわ。アゲヤッコでありんす」
客たち「うわああー!」
アゲヤッコ「オッホッホッホッホ。働かざるもの食うべからず。
アタシもこうして、芸者さんのアルバイトで、幕府転覆資金を稼ぐことにしたワ。
テレビの前のみんなも、地道に働くのヨ。いいわネ」

<ナレーター>
かくして、カラカラ一族の資金不足は、コーン守の趣味と実益を兼ねたアルバイトによって、
どうにか危機を脱したという。
気色悪いぞ、コーン守!
引っ込め、ヘンタイコーン守!
582 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 15:02
次回予告

ヤッ太郎「うっそー。カラカラ一族のメカのせいで、オイラたち15年前のエドロポリスにタイムスリップしちまったよー。
しかも、カラ丸にコーン守まで一緒に。
にゃ、にゃんだって!?今日はコーン守とカラカラ一族が出会った運命の日?
よーし、その運命、変えてやろうじゃねえか!
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。時をかけるニャンキー!てやんでえ!」

『時をかけるニャンキー!』
583 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 15:06
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
584 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 15:06
『時をかけるニャンキー!』
585 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 15:15
伊津茂乃子「おっかあ、ピザ屋さんがお空飛んでく」
伊津茂乃母「若さ爆発だね。私だって若いころは」
伊津茂乃子「おっかあ。おっかあの若いころって?」
伊津茂乃母「そりゃあお前とっても可愛くてエドポリ小町って言われたもんだよ」
伊津茂乃子「うーん、歳は取りたくないもんだね」
伊津茂乃母「む。何かを言いたい!」
伊津茂乃子「あー」
チョイナー7号「チョイナー!」
ヤッ太郎「んー、いきなりメカEDO城に来いだなんて何だろうな。ワーン守さま」
スカシー「うーん」
プルルン「忘れたの?今日はニャンキーの結成記念日じゃない」
スカシー「そうか。そうだった」
ヤッ太郎「てやんでえ!するってえと今日は記念パーティだな、きっと。
なんてったってオイラたちカラカラ一族のメカを数えきれないくらいやっつけたもんにゃ」
586 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 15:32
コーン守「くやしー!くやし!くやしー!」
幻ナリ斎「わー、今回はいきなりドカンですか?」
コーン守「くやしー!もう、数えきれないくらい爆発してきたワ」
幻ナリ斎「は、はあ。ああ、びっくりした」
コーン守「もーう、アタシは我慢が出来ないわヨ。どんなメカを出したって、いつもいつもニャンキーたちにやられてばっかリ」
幻ナリ斎「ははあ」
コーン守「そこでアタシは考えたノ。今だからダメだけど、もっともっと未来になったら、超ハイテク技術が完成して、
ニャンキーたちを倒せるメカが生まれるに違いないっテ」
幻ナリ斎「いやいやしかし、それまで待っていては、身共は老いさらばれてしまいますゆえ」
(バシッ)
幻ナリ斎「いたた。コンちゃん何すんのよ」
コーン守「おバカさんネー。未来へ行くのヨ。未来ヘ。未来へ行って必殺メカを連れてくるのヨ!今すぐ二!」
幻ナリ斎「おう、グッドタイミング。丁度うってつけのメカが完成してござりまする。トキオカケル4号でござります」
トキオカケル4号「時をかけるよーん」
コーン守「まあ、好みのタイプ。んフ」

<解説員>
説明しよう。
このトキオカケル4号は、どーんな時代でもタイムトラベルが出来るタイムマシーンなのじゃ。
587 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 15:46
幻ナリ斎「これならば未来へも過去へも自由自在」
コーン守「オッホッホッホッホ。コーンどこそ、今回こそ見てらっしゃい、ニャンキー。さ、トキオちゃん未来へ向かってレッツゴーゴーヨ!」
トキオカケル4号「イエーイ。TOKIOが未来へ飛ぶ〜♪」
(ドーン!)
幻ナリ斎「え、あ」
コーン守「今のハ」
幻ナリ斎「ニャ、ニャンキー?」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「わあ!」
おタマ「ああ、いっけない。また目標セット間違えちゃった」
588 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 15:58
ヤッ太郎「ったく」
スカシー「おタマのやつ」
プルルン「お給料2割引きよね」
カラ丸「よくぞ我々の作戦を嗅ぎつけてくれたな、ニャンキー」
ヤッ太郎「カラ丸!」
スカシー「そういえば、さっき何かにぶつかったような気がしたけど」
プルルン「また悪事を企んでたのね。あんたたち」
コーン守「お黙り!けだまり!塩だまり!このトキオカケル4号で、未来から最強メカを連れてきてあげるから、待ってなさイ!」
スカシー「最強メカを!?」
ヤッ太郎・プルルン「未来から!?」
コーン守「その時こそ、エドロポリスはアタシのものヨ。さ、トキオちゃん。今度こそ未来へ出発ヨ」
トキオカケル4号「イエーイ、レッツゴー!TOKIO TOKIOが未来へ飛ぶ♪」
スカシー「わあ、何だこりゃ」
ヤッ太郎「でっかい時計だ」
プルルン「そういう問題じゃないでしょ」
ワーン守「遅いな、ニャンキーたちは。一体何を。お?おお!」
幻ナリ斎「お、おお!」
ワーン守「ニャ、ニャンキー」
幻ナリ斎「行ったきりならしあわせにればいい〜♪勝手にしやがれ」
589 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 16:10
スカシー「い、一体何が起きたんだ」
ヤッ太郎「未来へ行くとか言ってたけど」
プルルン「どこが未来なのよ。元の場所じゃない。あー!」
コーン守「着いたの、着いたノ!?未来ヘ!」
カラ丸「うぅ…そのようで」
コーン守・カラ丸「あれー!」
カラ丸「こ、これは」
コーン守「メカEDO城!」
ヤッ太郎「これっきゃ出来てねえってことは」
スカシー・プルルン「もしかして!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・コーン守・カラ丸「過去!?」
コーン守「こ、こ、コーン!何よ、何ヨ!」
カラ丸「ん、ん?この新聞の日付は。俺たちは15年前のエドロポリスに来てしまったんだ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「えー!」

<ナレーター>
説明せねばなるまい。
トキオカケル4号は、ニャンキーと激突したショックで、過去と未来を間違えてしまったのだ。
590 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 16:12
コーン守「きーっ!何をやってんのよ、トキオちゃんったラ。未来へ行くのよ、未来!」
トキオカケル4号「ん、んん」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・コーン守・カラ丸「壁ぎわに寝返りうってる場合じゃない!」
591 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 16:17
幻ナリ斎「あ、トキオカケル4号は、一回タイムトラベルするごとにしばらく寝ちゃうってことコンちゃんに言うの忘れてた。ま、いっか」
カラス忍者たち「わーい、肉だ肉だ!」
592 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 16:30
ヤッ太郎「あー、一体どうしたらいいんだよ」
スカシー「んー。あ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ワーン守さま!」
若いころのワーン守「ん?」
ヤッ太郎「いやー、助かっちゃったなー」
プルルン「どうしたらいいか困ってたんです」
若いころのワーン守「お主たち、勘違いではないかな。拙者はお主たちなど、知らんぞ」
ヤッ太郎「えー!」
スカシー「そんなー。ニャンキー忍法、電柱変化!」
若いころのワーン守「アウ、アウ、アウ!(おしっこでマーキング)」
スカシー「ほら、やっぱり僕たちの知ってるワーン守さまじゃないですか」
若いころのワーン守「無礼者!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「わあ!」
若いころのワーン守「待てー!」
コーン守・カラ丸「…」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「助けてー!」
若いころのワーン守「待てー!待たんかー!」
ヤッ太郎「そっか、15年前だからまだワーン守さま。オイラたちのこと知る訳ねえんだ!」
スカシー・プルルン「そ、そうだった!」
若いころのワーン守「待て待てー!覚悟ー!」
プルルン「あー、私たちはワーン守さまの命令で、コーン守の陰謀を暴いてるのに」
スカシー「そのワーン守さまに切られるなんて、そんなのないぜ!」
若いころのワーン守「な、何と!」
ヤッ太郎「やりー!」
(ドーン!)
若いころのワーン守「おわ!」
ヤッ太郎「わー、すいません。ワーン守さま」
若いころのワーン守「オーン(この私が、コーン守の動きに目をつけていることを、知っているのか)」
593 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 16:37
カラ丸「ん」
コーン守「ン?」
若いころのコーン守「…」
カラ丸「あ、あ、あれは!」
コーン守「コーン!あれは15年前のアタシじゃなイ。今見ても何て美しいのかしラ。
15年前、んふフ。そうよ、そうよ、そうヨ。思い出したワ。
15年前の今日は、アタシにとって運命の旅立ちの日だったのヨ」
カラ丸「運命の旅立ち?」
コーン守「そうなのよ、そうなのヨ」
594 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 16:51
コーン守「15年前のある日、お手洗いで滑って転んで頭を打ったアタシは、幕府転覆を思いついタ。
そして運命の今日。必勝祈願の巡礼に出かけたノ。
ところが、道に迷って地図に載ってない不思議な村にたどり着いたノ。それがカラカラの里だったワ。
そして、再起不能のぎっくり腰で倒れていたカラカラ一族の総帥幻ちゃんを…」

(ドタッ)
若いころのコーン守「アー!」
カラス忍者たち「何者ー!」
若いころのコーン守「ひエー!」
(ブチュ)
総帥幻ナリ斎「ん?」
若いころのコーン守「い、いやア」
総帥幻ナリ斎「だあー!きもい!きもい!きもい!ペッ、ペッ、ペッ、ペッ、ペッ」
カラス忍者たち「おお!」
カラス忍者A「総帥さまのお腰が治った」
カラス忍者B「このお方のおかげじゃ」
カラス忍者C「この方が、キッスをされたおかげじゃ」

コーン守「それ以来、カラカラ一族はアタシの影となって働いてきてくれたワ」
595 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 17:01
ヤッ太郎「そういう訳だったのか!」
コーン守「ン?」
カラ丸「どこだ?ニャンキー」
ヤッ太郎「ここだ!」
カラ丸「!」
ヤッ太郎「今日がお前とカラカラ一族の出会った日だったとはな」
スカシー「逆に言えば、今日お前がカラカラの里に迷い込んで、幻ナリ斎と知り合わなけりゃ、
未来でカラカラ一族と組んで、エドロポリスの平和を乱すこともないって訳だ」
コーン守「な、何ですっテ!?」
プルルン「あんたをカラカラ一族のヒーローになんかさせないわ」
コーン守「思い出したワ!山道を歩いていた時、死ぬほどブスな女がアタシにあれこれ指図したけど、あんただったのネ!」
プルルン「な…むう。なんですって!」
ヤッ太郎「あ、プルルン」
プルルン「誰が、死ぬほどブスだってのよ!」
カラ丸「お、俺が言ったんじゃねえ。だあ」
コーン守「あレー」
(ドボーン)
スカシー「気が済んだかい?プルルン」
プルルン「うん」
ヤッ太郎「じゃ、じゃあコーン守止めに行こうぜ」
プルルン「おう!」
コーン守「くやしー!」
カラ丸「わあ!」
(ドコーン!)
596 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 17:16
コーン守「もう、ほんとのこと言っただけじゃなイ。きーっ!くやしー!覚えてらっしゃイ。
いいこト?カラ丸。ニャンキーはアタシが何とかするワ。あんたは万が一のためにカラカラの里へ先回りしてちょうだイ」
カラ丸「は」
597 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 17:21
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「(シュッ シュッ シュッ)」
若いころの伊津茂乃母「おっかあ、今の何だろう」
若いころの伊津茂乃母の母「そんなことより、私たちの出番はシリーズとしてこれっきりなんだから、何か芸をしなくちゃね」
若いころの伊津茂乃母「えー」
若いころの伊津茂乃母の母「あ、そうだ。将軍様の真似やります」
若いころの伊津茂乃母「えー」
若いころの伊津茂乃母の母「パフパフパフパー」
若いころの伊津茂乃母「私、おっかあみたいにだけはなりたくない」

<ナレーター>
この少女が、後のいつもの母親であった。
598 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 17:29
若いころのコーン守「…」
ヤッ太郎「よーし、オイラが」
プルルン「ダメよ」
(ドン!)
ヤッ太郎「な、何でだよ!」
プルルン「直接説得したって分かる相手?第一、私たちのことなんて説明するのよ」
ヤッ太郎「あ、そっか」
プルルン「私に、良い考えがあるわ」
599 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 17:46
変装したプルルン「た、た、た、助けてけれー」
若いころのコーン守「何?きゃーっ!」
変装したプルルン「ああ、ああ、ああ!」
オバケに変装したヤッ太郎とスカシー「オバケだぞー」
変装したプルルン「えーい!」
オバケに変装したヤッ太郎「にゃー!」
オバケに変装したスカシー「わー!」
オバケに変装したヤッ太郎とスカシー「わあ、オバケだー!」
若いころのコーン守「な、何ですか、何ですか、あレ」
変装したプルルン「この先さ、行っちゃなんねえ。まんだまんだいっぺえおっそろい怪物がいるだ」
若いころのコーン守「えー、だったらアタシ行くのやめようかしラ」
変装したプルルン「(やった。ニャンキー忍法オバケ道中大成功)」
コーン守「まずいワ。ちょっともったいないけド」
(チャリーン)
変装したプルルン「ん?」
若いころのコーン守「あ、お金!お金だワ!」
変装したプルルン「あー、もうせっかく上手く行きかけてたのに!」
若いころのコーン守「お金ー!お金ー!待ってちょうだイー!お金ー!」
コーン守「我ながら情けないわネ」
600 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 18:01
若いころのコーン守「…」
お婆さんに変装したプルルン「おお、願いが叶う土管を通ったら、腰が治ったぞい!あ、よいやよいや」
若いころのコーン守「願いが叶う土管?んふふふふふふフ」
ヤッ太郎・スカシー「今だ!」
(くるり)
若いころのコーン守「…」
ヤッ太郎・スカシー「やったー!ニャンキー忍法、土管返し!ああ!わあー!」
若いころのコーン守「な、何するノ!離しなさい、離しなさいってバ。どういうつもりなのヨ」
女装したコーン守「説明してる暇はないワ。あなたはとにかくカラカラの里へ行かなくちゃいけないノ」
若いころのコーン守「カラカラの里?あーた誰ヨ」
女装したコーン守「あーたの身内ヨ」
若いころのコーン守「お黙りけだまり!アタシの身内にはあんたみたいな死ぬほどブスな人はいないワ」
女装したコーン守「コーン!アタシが会ったブス女ってアタシだったのネ!なーんて、落ち込んでる訳には行かないのヨ。いらっしゃい」
ヤッ太郎「こうなったら、ちっとばかし強引でも仕方がねえ。とにかくコーン守を捕まえるんだ!」」

・・・

スカシー「それにしても来ないな」
プルルン「そうねー」
ヤッ太郎・スカシー「ああ!」
ヤッ太郎「あー!てやんでえ、やられた」
601 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 18:15
カラ丸「(カラカラの里。俺の故郷。何もかもみんな昔のままだ)」

若いころのカラ丸・若いころのおカラ「あははははは」
若いころのカラ丸「おカラちゃーん」
若いころのおカラ「カラ丸さー」

カラ丸「あれは!俺とおカラ!」

若いころのカラ丸・若いころのおカラ「あははははは」
若いころのおカラ「あたい、大きくなったらカラ丸さのお嫁さんになってあげるからね」
若いころのカラ丸「そしたら、おらもきっとおカラちゃんを幸せにしてあげっから」

カラ丸「(俺たちカラス忍者にとって、このままコーン守などにめぐり合わないほうがいいのか)」

若いころのカラ丸・若いころのおカラ「あははははは」
若いころのおカラ「カラ丸さー早くー」
若いころのカラ丸「おカラちゃーん待ってけろー」

カラ丸「ふ、バカなことを」
602 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 18:21
若いころのコーン守「じゃあ、じゃあ、未来のアタシがアタシのために来てくれたって訳?」
コーン守「まあ、そんなとこネ」
若いころのコーン守「ねエ」
コーン守「なあ二?」
若いころのコーン守「さっきの女装したアタシ、可愛かっタ?」
コーン守「当たり前でしょウ。アタシなんだかラ」
若いころのコーン守「んフ。女装っていいわネ。アタシ目覚めちゃっタ。あなたのせいヨ」

<ナレーター>
なんと、コーン守の女装趣味の元は、コーン守自身だった。

コーン守「とにかくいイ?あーたは幻ナリ斎に会って、キスをぶちかますのヨ」
603 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 18:44
プルルン「もうこうなったらあーだこーだ言ってられないわ。コーン守が幻ナリ斎の家に入る前に、
私のときめきポップン爆弾で、どこか遠くへぶっ飛ばしちゃいましょう!」
カラ丸「そうはさせん!」
スカシー「カラ丸!」
ヤッ太郎「プルルン、こっちは任せろい!」
プルルン「頼んだわよ!」
ヤッ太郎「とりゃー!」
カラ丸「なんの」
コーン守「いいわネ?上手くやるのヨ」
若いころのコーン守「任せてちょうだイ」
プルルン「ときめきポップン爆弾!」
若いころのコーン守「あーレー!」
プルルン「今度こそ、やったわね」
ヤッ太郎・スカシー「あは、はははは…」
若いころのコーン守「あーラー!ひエー!」
クマ「どすこい!ふっ、ふっ、とりゃあ!」
(ドカッ)
タカ「タカ。タカ!タカタカタカッ!」
(バシッ)
若いころのコーン守「痛イ!もうイヤ!もうイヤ!こんな役やめさせテー!」
(バキッ)
若いころのコーン守「ギャ」
(ブチュ)
総帥幻ナリ斎「?」
若いころのコーン守「うう、うウ…」
総帥幻ナリ斎「ん?あーばっちこい。きもい!ペッ、ペッ、ペッ、ペッ、ペッ」
カラス忍者たち「おー!」
カラス忍者A「総帥さまのお腰が治った」
カラス忍者B「このお方のおかげじゃ」
カラス忍者C「このお方がキスをされたおかげじゃ」
カラス忍者たち「わっしょい!わっしょい!わっしょい!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「そんなのあり!?ガーン」
604 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 18:51
コーン守「ま、とりあえずアタシとカラカラ一族の歴史は変わらずに済んだワ。
このままニャンキーたちを置いて帰るのヨ」
カラ丸「え」
コーン守「そうすれば、あいつらは歴史の中を彷徨う迷子の迷子の小猫ちゃん。オホホホホホ」
605 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 18:57
コーン守「確かこの辺に隠したわよネ。トキオちゃん、どこにいるノ?きーっ!まだ寝てるわ、こいツ。
さ、とっとと起きて。すぐ未来へ戻るのヨ」
トキオカケル4号「ふぁ〜あ…」
コーン守「トキオちゃんたら起きテ。起きるのヨ!」
トキオカケル4号「いやだい!いやだい!スーパースターって呼んでくれなきゃいやだい!」
コーン守「ス、スーパースター…?さあ、スーパースター。未来へ戻るのヨ!」
トキオカケル4号「イエイ!スーパースターが舞い上がる!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
スカシー「置いて行かれて」
プルルン「たまりますか!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「それ!」
606 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 19:05
ヤッ太郎「み、みんな大丈夫か」
スカシー「な、何とかな。あ、あれは!」
プルルン「メカEDO城がちゃんと出来てるわ!」
スカシー「元の時代に戻ったんだ」
コーン守「何ヨ!ニャンキーたちも来ちゃったじゃないノ!」
カラ丸「そのようですな」
607 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 19:14
ヤッ太郎「てやんでえ!時間を操って、ややこしいことをしやがって、許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
カラ丸「なにー!?」
コーン守「イヤー!」
ヤッ太郎「あれ?何かいつもとパターン違うけど、ま、いっか。
天下無敵の、あ、大勝利!」
おタマ「あー、忙しい!忙しい!もうこんなとこで何してんですか!早く着替えてピザの配達お願いしますよ!もう」

<ナレーター>
結局、ニャンキーたちの活躍にもかかわらず、歴史は変わらなかったが、
カラ丸とコーン守は、一体どこへ。
608 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-05 19:21
コーン守「一体何が起きたってえノ?あれ?ここは、どこなノ?」
カラ丸「さあ」
恐竜「ジュリー!」
コーン守「カ、カ、カラ丸!ここは過去なノ?未来なノ!?おいカラ丸ってバ!一体どっちなのヨ!」

<ナレーター>
さあ、どっちだろうね。

恐竜「私のジュリー!」
609 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 15:12
次回予告

ヤッ太郎「ぎゃはははっは。ま、オイラが言うのもなんだけど、やっぱりニャンキーは最高だね。
うん。いやー、人気者は辛いぜって思っていたら、な、何だって!オイラたちの偽もんが現れた!?
あ、ちょちょちょちょちょっと。こいつらどう見たってコーン守に幻ナリ斎にカラ丸じゃねえか。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。出た!にせニャンキー。てやんでえ!」

『出た!にせニャンキー』
610 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 15:14
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
611 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 15:16
『出た!にせニャンキー』
612 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 15:24
ゼッコー鳥「ゼッコーチョーッ!ゼッコー…チョーチョチョチョチョー。ゼッコーチョーッ?」
イシカリ2号「北海道でっかいどう!」

<ナレーター>
さて、のっけから説明しよう。
今日も今日とて、エドロポリスではニャンキーとカラカラ一族の激しい戦いが繰り広げられていた。
613 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 15:39
カラ丸「やれー!やれー!イシカリ2号!今日こそは、今日こそはニャンキーをやっつけるのだ!頼むからさ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「てやあ!」
イシカリ2号「!」
ヤッ太郎「うわあ、うわあー!」
カラ丸「見たか!イシカリ2号のジャガイモミサイル!続いて、札幌ラーメンアタックだ!」
イシカリ2号「札幌ー!」
ヤッ太郎「うわあ!」
スカシー「わあ!」
ヤッ太郎・スカシー「あちゃちゃちゃちゃ、あちー!」
プルルン「あーもったいない。もったいない。食べ物を粗末にしちゃいけないのよ」
カラ丸「勝てる。勝てるぞ、イシカリ2号。必殺技、伊達紋別の吹雪だ!」
イシカリ2号「伊達紋別ー!」
ヤッ太郎「うう、こう寒いと」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「猫はコタツで丸くなる〜♪」
614 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 15:43
コーン守「雪やコーンコンット。いいわよ、いいわよ、イシカリ2号。さすがは幻ちゃん。猫が寒さに弱いのを利用するなんテ」
幻ナリ斎「げ。あ、もちろんです。ニャンキーの弱点研究に抜かりはござりません」

<ナレーター>
実は、幻ナリ斎はそんなことはまるで研究していなかった。
615 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 15:50
幻ナリ斎「(そっかー。猫って寒さに弱かったんだ)」
コーン守「オッホッホッホッホ。今日こそは、ニャンキーを倒して一気に全国制覇ヨ。
そして次回からこの番組は、アイラブコンちゃんになるノ」
幻ナリ斎「ちょい待ち。それでしたらば。たたかえゲンナリマンのほうが」
カラ丸「はっはっはっは。しばれろ、しばれろ。はっはっはっは。次回からこの番組は、カラス忍伝カラ丸になるのだ」
ヤッ太郎「て、て、てやんでえ!そう簡単に主役の座を明け渡してたまるか!」
616 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 15:53
ニャゴフィンクス「ガオー」
イシカリ2号「とおー」
カラス忍者「ん?お邪魔ロボか」
ニャゴフィンクス「ガオー」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「メガアップニャンキー!」
617 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 15:59
コーン守「何よ、何ヨ!あのお邪魔ロボだってネコ型メカでしょ。何でこの寒さの中を自由に動けるのヨ」

<ナレーター>
説明しよう。
ニャゴキングは、夏でも雪が残っているネコ富士山の頂上にいるので、
寒さには強いのだ。
618 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 16:03
コーン守「んン、そんなのあリ!?」
ヤッ太郎「今日こそ、オイラもニャゴキングに乗ってやるんでい。にゃ。あーはは!100円めっけ。
あ、しまった!」

<ナレーター>
欲張りなヤッ太郎は今日もニャゴキングに乗れなかった。
619 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 16:20
プルルン「行くわよ!」
ニャゴキング「…」
(ドスッ)
イシカリ2号「室蘭ー!」
ニャゴキング「…」
(ドスッ)
イシカリ2号「長万部ー!」
ニャゴキング「…」
(ポイッ)
イシカリ2号「網走ー!」
ヤッ太郎「てやんでえ!必殺!ネコ目スラッシュ!」
イシカリ2号「!」
(ドカーン!)
カラ丸「あれー!」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
(バラバラ)
イシカリ2号「…」
ヤッ太郎「わあ」
スカシー・プルルン「おいしそう!」
コーン守「きーっ!くやしー!」
(ドコーン!)
幻ナリ斎「あーら。あら、最初からこれで」
コーン守「おだまりけだまり。あラー」
620 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 16:28
チョイナー7号「あ、チョイナー!」
伊津茂乃子「イエーイ。バリバリだぜー」
伊津茂乃母「イエーイ」
チョイナー7号「チョイナー!バリバリチョイナー!」
町人A「ニャンキーが、またエドロポリスの平和を守ってくれたってな」
町人B「何でも、敵は100体以上の大メカ軍団だとか」
町人C「いや、おらっちの聞いた話によると、1万はいたっていうじゃねえか」
町人A「とにかくニャンキーはかっこええ。最高だよな」
ヤッ太郎「え、ぐふふ。どこ行ってもニャンキーの噂で持ちきり。たまんないぜ、こりゃ。ルンルンっと」
621 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 16:41
コーン守「きーっ!くやしー!」
(ドコーン!)
幻ナリ斎「あーらま。何なの、何なの。今度は」
コーン守「何よ、何ヨ。エドロポリス中ニャンキーの大活躍の噂ばかり。アタシたちはあいつらの人気をあげてるだけじゃないノ!」
幻ナリ斎「いや、コンちゃん。そういうもんなのよ、悪役って」
コーン守「そんなのイヤイヤイヤ。やーよやーヨ!」
幻ナリ斎「じゃあ、どうでしょうな。我々がニャンキーに化けてあちこちで悪さをしては。
さすればニャンキーの人気はボロンボロンに」
コーン守「それよ、幻ちゃん。何でこんな簡単なことに今まで気付かなかったのかしラ」
幻ナリ斎「いやー、あのね。こういう手よくあるパターンでして。やーっぱ出た、なんて言われるのいやなんでね。
出来れば使いたくなかったんだな、これが。プライドが許さないんだよ、俺の場合さ」
コーン守「まあまあ、そう言わないで幻ちゃん。あーたにもニャンキーの役やらせてあげるかラ」
幻ナリ斎「え、わ、わ、わたくしもや、や、やるんですか?」
622 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 16:56
ヤッ太郎に変装したコーン守「オーッホッホッホッホッホッホッホ!」
町人たち「!?」
ヤッ太郎に変装したコーン守「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシーに変装したカラ丸「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルンに変装した幻ナリ斎「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎に変装したコーン守「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎に変装したコーン守・スカシーに変装したカラ丸・プルルンに変装した幻ナリ斎「ニャンキー!」
町人D「おい、ニャンキーだぜ」
町人E「何しに来たんだろう」

<ナレーター>
説明しよう。
何と人々は誰も、これがにせニャンキーだとは見抜けなかった。
623 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 17:05
ヤッ太郎に変装したコーン守・スカシーに変装したカラ丸・プルルンに変装した幻ナリ斎「とう!ふっ!」
町人たち「なんだ、なんだこりゃ。わあああ!」
(ドカーン!)(ドカーン!)
町人たち「わあああ!逃げろー!」
(ドカーン!)(ドカーン!)
ヤッ太郎に変装したコーン守「オーッホッホッホ。アタシたちはニャンキーヨ。正義の味方なのヨ」

<ナレーター>
かくして、にせニャンキーの三人は、悪事をしまくった。
624 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 17:19
町人たち「逃げろー!」
ヤッ太郎に変装したコーン守「オーッホッホッホ。お待ちになっテ。ニャンキー1号は、美少年が大好きなのヨ!」
町人たち「待てー!この野郎ー!」
プルルンに変装した幻ナリ斎「野郎じゃないわよ。私は女よ。ペチャパイのニャンキー3号ちゃんよ」
女の子A「いやー!」
スカシーに変装したカラ丸「待て待てー!スカートめくっちゃうぞー!パンツ見せろー!
ああ、いくら任務とはいえ、俺のハードなイメージが…ん、んん。いやー、俺は今カラ丸ではない。ニャンキー2号なのだ。
ニャンキー2号になりきるのだ!」
女性A「やめてー!」
スカシーに変装したカラ丸「待て待てー!はは、裸見せろー!」
女性B「いやー!」
スカシーに変装したカラ丸「待て待てー!」
町人たち「ワァ〜」
町人たち「きゃ〜」
町人たち「あ〜」
625 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 17:39
際物師「さあさあ、買った買った。またまたニャンキーが悪事を働いたよ。かつての正義の味方も今や天下の大悪人。
詳しいことはこの瓦版を見てくんな!さあ押さないで押さないで!はいはい、押さないで」
町人C「ニャンキーがまたまた悪事を働いたんだってな」
町人B「何でも、町中のゴミ箱蹴り散らかしたとか」
町人A「いや、おれっちの聞いた話じゃよ。そこら中に唾を吐きまくったっていうじゃねえか」
町人C「とにかく、ニャンキーって最低だよな」

<ナレーター>
こんな風に、ニャンキーの人気は下がる一方であった。
そしてついに、メカEDO城でも。
626 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 17:49
ウサ姫「ニャンキーを島流しにせーい!今やニャンキーはエドロポリス最大の敵じゃ!
エドロポリスの者たちが困っておるのも、姫の出番が少ないのも、ぜーんぶニャンキーのせいじゃ!」
コーン守「そうですとも、そうですとモ。悪いのはぜーんぶニャンキー」
ワーン守「お待ちください、ウサ姫さま。ニャンキーは、今までエドロポリスの平和を守ってくれた正義の味方。
今回のことはきっと、何者かの陰謀かと…」
ウサ姫「えーい、黙りゃ!黙りゃ!誰が何と言おうとニャンキーは島流しじゃー!
ただちにニャンキーを捕らえて島ながーし!にしてしまえ。はぁはぁはぁはぁはぁ…」

<ナレーター>
ウサ姫さまは、最近出番が少なかったので気が立っていた。
627 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 17:55
ウサ姫「うるさーい!ナレーターの堀内!お前はさらし首じゃー!」

堀内「わ、ウサ姫さま。お許しを。やめて島流しは。大嫌い!ダメ!」

ウサ姫「ざまみろじゃ」
628 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 18:13
ヤッ太郎「てやんでえ!何でこんなのとオイラの見分けがつかないんでい。誰が見たってコーン守じゃねえか!このやろ」
スカシー「これだってどう見てもカラ丸だぞ」
プルルン「私の偽者だってそうよ。これ幻ナリ斎よ。こんなのと私を間違えるなんて、もう失礼しちゃうわ」
ヤッ太郎「それは仕方がないと思う」
スカシー「そうそう。どっちも同じペチャパイだしさ」
ヤッ太郎・スカシー「にひひひ」
プルルン「あの世へ行ってまえー!」
(ドカッ)
ワーン守「これこれ。今はそんなことをしている場合ではないぞ」
おタマ「そうですよ。早くニャンキーの誤解を解かないと」
プルルン「そうよ。本物の私たちがみんなの前で真相を晴らせば」
スカシー「ダメダメ。今やニャンキーは悪の代名詞なんだぜ」
ヤッ太郎「誰も信じちゃくんねえよ」
プルルン「そんなあ」
ワーン守「おそらく、二人の言う通りだろう。しかも、ウサ姫さまからニャンキーを島流しにしろとのお触れが出ているのだ。
やたらと、出歩く訳にはいかん」
ヤッ太郎「じゃあ。どうすれば」
ワーン守「方法はただ一つ。大勢の人々の前で、偽者の正体を暴くしかない!」
おタマ「でも、にせニャンキーが今度どこに現れるのか」
スカシー「そんなの、簡単だよ」
ワーン守・おタマ「ん」
プルルン「ええ?」
ヤッ太郎「え?え?」
スカシー「当人たちから直接聞けばいいのさ」
629 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 18:20
『毎度お騒がせしております。ただいまより、美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」

伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空に飛んでく」
伊津茂乃母「風よ。私たちは風になるのよ」
チョイナー7号「チョイナー!」
伊津茂乃子「お、おっかあ」
630 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 18:28
コーン守「コーンなにスカッとしたのひっさしぶリ。コンちゃんもう感激」
スカシーに変装したカラ丸「もはやニャンキーの人気はどん底」
プルルンに変装した幻ナリ斎「いよいよダメ押しですな」
コーン守「そうよ、コーン度のエドポリ秋祭りこそ、ニャンキーが社会的に完全に抹殺される日ヨ。オーッホッホッホッホ」
ヤッ太郎「エドポリ秋祭り」

<ナレーター>
そして、エドポリ秋祭りの日が来た。
631 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 18:40
祭囃子の奏者「〜♪」
(ドカーン!)
町人たち「なんだなんだ」
ヤッ太郎に変装したコーン守「オーッホッホッホッホッホッホ。我ら、悪と下品の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎に変装したコーン守・スカシーに変装したカラ丸・プルルンに変装した幻ナリ斎「ニャンキー!」
ヤッ太郎に変装したコーン守「悪いことがだーい好きなニャンキーちゃんが参上したわヨ。さあ、みんな。覚悟しちゃいなさイ」
町人たち「わあああ!」
ヤッ太郎に変装したコーン守「行くわヨ!」
632 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 18:59
(シュッ ドカーン!)
ヤッ太郎に変装したコーン守「何なのヨ」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっはっはっはっはっは!」
スカシーに変装したカラ丸「この声は」
プルルンに変装した幻ナリ斎「あらら。やんべ」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!たあ!」
ヤッ太郎「やいやいやいやい、偽者どもめ!よくもオイラたちの名前を語ってくれたな!」
ヤッ太郎に変装したコーン守「あーら、アタシたちのどこが偽者だって言うのヨ。何か証拠がある訳?」
ヤッ太郎「え、証拠?」
プルルン「なーに言ってんのよ!そんなの一目瞭然じゃないの!」
スカシー「そうだよ」
ヤッ太郎に変装したコーン守「あら、分かんないわヨ。ねえ、皆さン。どっちの本物のニャンキーだか分かル?」
町人たち「どっちが本物なんだろう。全然分かんないよ」
スカシー・プルルン「そ、そんなあ」
ヤッ太郎に変装したコーン守・スカシーに変装したカラ丸・プルルンに変装した幻ナリ斎「にひひひひ。はははははは」
ヤッ太郎「くう…あ!あれは!」
633 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 19:09
ヤッ太郎「おみっちゃーん!おみっちゃんなら分かってくれるよね。どっちが本物か」
おミツ「もっちろんよ。私とニャンキーさまは、海よりも深く、空よりもひろーい愛で結ばれてるのよ。本物は」
ヤッ太郎・ヤッ太郎に変装したコーン守「本物は?」
町人たち「……」
おミツ「そっち」
ヤッ太郎に変装したコーン守「オーッホッホッホッホッホッホッホ」
ヤッ太郎「そんなバカなー」
おミツ「なんちゃって、冗談よ。おミツったらお茶目さん」
町人たち「(ズコーッ)」
ゼッコー鳥「ゼッコー」
チョイナー7号「チョイナー!」
おミツ「安心して。おミツ、顔と目はとってもいいの」

<ナレーター>
頭は悪いけどね。
634 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 19:24
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「はぁ…」
おミツ「本物は、あなたよ」
ヤッ太郎「ん、んへら」
町人たち「わいわいがやがや」
ヤッ太郎に変装したコーン守「くう…バレちゃしょうがないわねェ。カラ丸、あとは頼んだわヨ!」
スカシーに変装したカラ丸「は」
635 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 19:26
カラ丸「ワッショイ354号!」
ワッショイ354号「わっしょい!」
カラス忍者たち「わっしょい!」
ワッショイ354号「わっしょい!」
カラス忍者たち「わっしょい!」
ワッショイ354号「神輿だ!」
カラス忍者たち「わっしょい!」
ワッショイ354号「神輿だ!」
カラス忍者たち「わっしょい!」
ワッショイ354号「神輿だ!」
カラス忍者たち「わっしょい!」
ワッショイ354号「神輿だ!」
カラス忍者たち「わっしょい!」
ワッショイ354号「わっしょい!」
カラ丸「やれ!やってしまえ!」
636 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 19:36
ワッショイ354号「わっしょい!」
(ビビビビビビ)
ヤッ太郎「にゃ!」
スカシー・プルルン「ニャンキー忍法!足引っかけ!」
カラス忍者たち「あぁー!」
プルルン「とりゃー!」
カラス忍者たち「あぁー!」
(ドーン!)
カラス忍者たち「あぁー!重いよー」
ワッショイ354号「わっしょい!わっしょい!」
カラ丸「あちゃー」
ワッショイ354号「わっしょい!わっしょい!」
カラス忍者たち「重いよー」

<ナレーター>
説明しよう。
ワッショイ354号は、自分では動くことが出来なかった。
637 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 19:45
ヤッ太郎「てやんでえ!オイラたちの名を語り、あまつさえ、散々悪事を働き人々を苦しめた罪、許せん!」

<ナレーター>
またまた説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
ワッショイ354号「わっしょい!わっ…」
(ドカーン!)
カラス忍者たち「わー!」
カラス忍者たち「わあー!」
カラ丸「くそー、覚えてろよ。ニャンキー」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
638 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 19:51
町人A「今まで悪事を働いてたニャンキーってのは、偽者だったんだってな」
町人B「やっぱりニャンキーは正義の味方」
町人C「そうともさ。誰だ、ニャンキーのことを疑ったやつは」
町人A「おれっちは最初から信じてたぜ」

<ナレーター>
かくして、ニャンキーの疑いは完全に晴れたのだった。
639 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 20:01
コーン守「くやしー!くやしー!くやしー!」
プルルンに変装した幻ナリ斎「いや、まあまあ、コンちゃん。ね。お気をお静めになりましてですね。へへ」
コーン守「幻ちゃん!あーたいつまでそんな恰好してるのヨ!」
プルルンに変装した幻ナリ斎「いやー、これとっても気に入っちゃって。ねえ、あれやりましょうよ。せーの。
天下無敵の、あ、大失敗」
コーン守「何やらせんのヨ!」
プルルンに変装した幻ナリ斎「許してちょうだい。この愛で」
コーン守「許せン!」
プルルンに変装した幻ナリ斎「へ?」
(ドコーン!)
プルルンに変装した幻ナリ斎「あーあ」
640 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-06 20:10
<ナレーター>
ニャンキー偽者作戦は、本物のニャンキーの活躍によって失敗に終わった。
だが、コーン守がこのくらいのことで懲りるはずがない。
頑張れ、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。

ヤッ太郎「今日もおEDOは日本…にゃ?」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「わあー!」
(ドカーン!)
おミツ「へへ、ごめんなさいね。今日ミサイル撃つの忘れてたから。えへへ」
641 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 15:26
次回予告

ヤッ太郎「なんで?なんで?うっそー!誰か嘘だと言ってくれー!
オイラ、よく分からないうちに島流しにされちまったい。何故か将軍様も一緒に。
その上、嵐にあって無人島には漂着しちまうし。
うえーん、誰か助けてくれー!
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。ヤッ太郎 おつかれ島流し。てやんでえ!」

『ヤッ太郎 おつかれ島流し』
642 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 15:29
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
643 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 15:31
『ヤッ太郎 おつかれ島流し』
644 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 15:39
ウサ姫「ピ。ピーッ。ピザが食べたーい!」
おタマ「メカEDO城から特急便の注文よ。ヤッ太郎さん、配達お願いしまーす」
ヤッ太郎「ふわ〜あ、ふわあ…こんな朝っぱらから出動かよ。あらよっと。ふにゃ〜あ」
スカシー「ヤッ太郎のやつ珍しいな。こんな朝早く起きてるなんて」
おタマ「でもニャンキーの恰好なんかして寝ぼけてるみたいですよ。ピザの配達と事件で出動するの間違えてんですね」
スカシー「いや、あいつが起きてることが事件だよ。こりゃ雨でも降るんじゃないの?」
プルルン「雨だなんてそんな。きっと嵐だわ。大嵐になるわよ」
スカシー・プルルン「ははははは」

<ナレーター>
このプルルンの天気予報が、見事に当たるとは、その時は誰も予想していなかった。
645 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 15:48
『毎度お騒がせしております。ただいまより、美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりくださーい』

伊津茂乃子「おっかあ、ピザ屋さんが飛んでくって」
伊津茂乃母「うん」
伊津茂乃子「何してんの?おっかあ」
伊津茂乃母「だっていつもいつも白線まで下がれって言ってるのに、一度も白線らしきもの出てきたことないだろう?」
伊津茂乃子「アニメ会社の手抜きだよ、きっと」
おタマ「行っきまーす!」
ヤッ太郎「Zzzzzz…」
ウサ姫「もーう、おそーい!ピザはまだか!ピザはまだかや!」
(ドゴッ)
ヤッ太郎「ぐ…ぐ、ここどこだ?あ」
徳川イエッイエッ「パ、フッフー」
ヤッ太郎「あ?」
徳川イエッイエッ「◎$♪×△¥○&?#$!」
ヤッ太郎「あ?あ?」
646 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 15:53
徳川イエッイエッ「パッパパッパパーパー、パッパワヒャアヒャアヒャー」

<ナレーター>
説明しよう。
将軍イエッイエッは、ほんの気まぐれからウサ姫のピザに改造を加えようと思ったのだ。
647 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 15:57
ウサ姫「これが、ピザか?」
腰元「どうやら新作のようでございます」
ウサ姫「そういえば色といいツヤといい形といい、独特のものがあるのう。どれどれ?味の方は。ん」
(ボンッ)
ウサ姫「ん…ん、ん、ん、ん、むう、まずーい!このピザをつくったものを、島流しにせーい!」
648 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 16:08
ヤッ太郎「どうしてこうなんの」
徳川イエッイエッ「パーフ」

<ナレーター>
続いて説明しよう。
メカEDO城でウサ姫さまに逆らうと即。

ウサ姫「島流しにせーい!」

<ナレーター>
なのだ。
だから誰も反対できないまま、ヤッ太郎共々将軍のイエッイエッまで島流しにされてしまったのだ。

徳川イエッイエッ「パッパパヒャパパーパー、パッパパパー、ハー」
ワーン守「何ですと?イエッイエッ様を島流しに?」
ウサ姫「そうなのじゃ。父上と知っていたら島流しなどにはせんかったのに。なんたって父上は島よりも山のほうが好きだからのう」
ワーン守「(ズコッ)と、とにかく。すぐ船を引きかえさましょう」

<ナレーター>
だが、時すでに遅かった。
649 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 16:12
ヤッ太郎「わー!」
徳川イエッイエッ「アーワワワ」
ヤッ太郎「わー!」
徳川イエッイエッ「アーワワワ」
ヤッ太郎「ぎゃー!」
徳川イエッイエッ「パー!」
(ドボーン)

<ナレーター>
不幸にして、プルルンの天気予報が当たってしまい、船は海の底へ沈んでしまったのだった。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
650 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 16:18
スカシー・プルルン・おタマ「えー!」
プルルン「将軍様の乗った船が行方不明!?」
おタマ「ヤッ太郎さんも一緒なんですか?」
ワーン守『うむ。ウサ姫さまは自ら捜索隊を組織して、船で現場へ向かっておる。ニャンキーはトリツックンで二人を空から探すのだ』
スカシー「探すって言っても海は広いな大きいな。こいつは大変なことになったぜ」

<ナレーター>
そして、悪いことは重なった。
651 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 16:23
コーン守「やったりコーンのオッホッホ。ね、お股将軍!オーッホッホッホッホ」

<ナレーター>
メカEDO城ではイエッイエッがいない間の臨時の将軍に、なんと、コーン守が就いたのだった。
652 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 16:39
コーン守「オーッホッホッホッホッホ。天は、アタシのひたむきな努力を無駄にはしなかったワ。
ついに、アタシが将軍の座を手に入れたのヨ。早速命令ヨ。これ、ワーン守」
ワーン守「は、ははあ。コーン守さま」
コーン守「違うでしョ!コーン将軍様とお呼ビ」
ワーン守「ん、んん。ははあ。将軍様」
コーン守「オーッホッホッホッホ。それでいいのヨ。では、皆の者。ワーン守は本日ただ今よりお役御免。つまりクビ。
新しい大目付役は、彼ヨ」
重臣たち「おお!」
ワーン守「…!」
幻ナリ斎「おっほん。この度大目付のお役目を仰せつかったカラス幻ナリ斎でござる」
ワーン守「な、なんと」
コーン守「オッホッホッホッホッホ。愉快痛快ホラ貝赤貝ヨ。アタシは世界一の幸せお股だワ。オーッホッホッホ。オーッホッホッホ」

<ナレーター>
将軍の座に就いて、有頂天になったコーン守は、好き勝手な命令を出して、エドロポリス中をメチャメチャにしてしまった。
その頃、遭難したヤッ太郎とイエッイエッは、無人島に漂着していた。
653 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 16:47
ヤッ太郎「そ、そうなんですよ」
徳川イエッイエッ「パーフー」
ヤッ太郎「てなこと言ってる場合じゃねえや。これから先どうやって生きていこうか」
徳川イエッイエッ「パーフフフーニャー。パフフフフ」
ヤッ太郎「将軍様まるっきり頼りにならねえし、こりゃ助けが来るまでてえへんだ」
654 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 16:50
スカシー「何か、見つかったかい?」
プルルン「ダメ。板切れ一枚浮いてないわ」
スカシー「もう少し南の方を探してみるか」
プルルン「ええ、無事でいてくれればいいけど」
スカシー「なんたってヤッ太郎のやつ、25メートル以上泳げないからな」
プルルン「息継ぎが出来ないのよね」
655 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 16:53
ゼッコー鳥「ゼッコーチョーッ!ゼッコーチョーッ!」
ウサ姫「うーん、うーん。いないのう」
ゼッコー鳥「ゼッコーチョーッ!」
656 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 17:02
コーン守「オッホッホッホッホッホ。お肌を美しくする牛乳風呂って最高ネ。ね、幻ちゃん」
幻ナリ斎「はい、誠にもって。こんな贅沢一度やってみたかったんだ。
草津入れたら有馬も入れて〜♪どっこいしょ。登別まで入れましょね〜♪チョイナ」
カラ丸「しかし、もしイエッイエッが救出されたらいかがいたします」
幻ナリ斎「ドッキーン!心臓に悪いこと、言わないでちょうだい」
カラ丸「ニャンキー1号が一緒ということは、その可能性も充分にございます」
コーン守「そうなったら、もう一度海に沈めちゃうしかないでしョ」
幻ナリ斎「捜索隊にバレないようにやるんじゃぞ」
コーン守「頼むわよ、カラ丸」
カラ丸「はは」
657 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 17:13
徳川イエッイエッ「パッパッパパッパッパー。パワッワッパッパッパ」
ヤッ太郎「あーあ、雑魚でもいいから掛んねえかなー。
お、きたきた。うわ、大きい。負けてたまる…うわあー!ジョーズ!オイラ釣り上手」
サメ「サササ、サメー」
ヤッ太郎「わあ!助け」
(ドボーン)
ヤッ太郎「ブクブク。にゃは、うは、うは。ひえーこのままじゃ沖合におっ放り出されちまう。あー船だ!助かった!ブクブク(まてコラ!)」
658 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 17:25
ウサ姫「うーん、影も形もないのう」
ヤッ太郎「ぶは。くっそー、せっかくのチャンスを。よーし。よいしょ。何だ、こんな魚。このやろー!コチョ、コチョ、コチョコチョコチョッコ」
サメ「アハハハ、アハハハ」
ヤッ太郎「危ない!」
(バシッ)
ヤッ太郎「うわあー!わー!」
(ドーン!)
徳川イエッイエッ「パパパ、パフーフ」

<ナレーター>
哀れヤッ太郎は、アホの見本のようなイエッイエッにまでアホの見本にされてしまうのだった。

ヤッ太郎「てやんでえ。オイラの苦労も知らねえで。もういや」
659 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 17:36
徳川イエッイエッ「パフフ、パフ、パフフ」
ヤッ太郎「よく食うな。これじゃあっという間に無くなっちまうよ」
徳川イエッイエッ「パフフ、パフ、パフ。パフトー」
ヤッ太郎「もぐもぐ。ん?どうしたんですか?将軍様」
徳川イエッイエッ「パヒュー。パヒュー」
ヤッ太郎「何だ、眠っちまったのか」
徳川イエッイエッ「パヒュー」
ヤッ太郎「無邪気なもんだな。将軍様ってえのは。赤ん坊のように純粋だぜ。
今頃みんなどうしてっかなー。おみっちゃんもきっと心配してるんだろうな」
(おミツ「ヤッ太郎さん、お土産忘れないでね。忘れたらおミツ泣いちゃーう!)」
ヤッ太郎「にゃ、にゃんだにゃんだ。わー!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「こんなのあり?」

<ナレーター>
何でもありだよ。

徳川イエッイエッ「パフー」

<ナレーター>
こうして、何事もなく無人島での一日が過ぎていった。
そして翌日。
660 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 17:45
ヤッ太郎「それじゃあ、将軍様。オイラ朝飯になるような果物でも探してくっからね。おとなしく留守番しててよ」
徳川イエッイエッ「パフー」
カラ丸「ふふふ。やっと見つけたぞ。やはりイエッイエッもヤッ太郎も生きていたとはな」
カメハメ8号「カメー。もういっぺん沈めちゃったらええやんけ」
カラ丸「ヤッ太郎の出かけた今がチャンス。よし、カメハメ8号、浦島恩返し作戦でいくぞ」
カメハメ8号「おう。任しときー」
661 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 17:49
ヤッ太郎「あーあ、どこにも果物なんてありゃしねえな。あー腹減った。
それにしても不気味なところだな、っと。ヘビとかワニとかいなきゃいいけど。オイラどうもああいうの苦手なんだよねっと」
ヘビ「シャーッ」
ワニ「ゴォォー」
662 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 18:08
カラ丸「という訳だ。分かったな?ん、来たぞ」
徳川イエッイエッ「パフフッフッフッフー」
カラ丸「よし、リハーサル通り始めるぞ」
カラス忍者たち「おー!」
カラ丸「せーの」
カラ丸・カラス忍者たち「わーい、わーい、のろまなカメだ!いじめてやろうっと。わーい、わーい。わーい、わーい」
カメハメ8号「およしになって。そんな乱暴な。やめて。ねえ」
徳川イエッイエッ「パフ」
カメハメ8号「えーん、助けてください。あの子たちがいじめるんです」
徳川イエッイエッ「パフー」
カラ丸・カラス忍者たち「わーい、わーい、のろまなカメ!」
カメハメ8号「助けてくれたらお礼に竜宮城へご招待の特別サービス付きよん」
徳川イエッイエッ「パフパフパッフー」
(キャバレー竜宮城のホステス「あっは〜ん。うっふ〜ん」)
徳川イエッイエッ「パパパパッパフーフーパー」

<ナレーター>
イエッイエッはアホだけど、その分エッチだった。
663 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 18:15
徳川イエッイエッ「パパパヒャパパ」
カラ丸「そのセンスのない扇子と、このカメを交換するっていうんだね」
徳川イエッイエッ「パーフフー」
カラ丸「よーし、もらった」
カラス忍者たち「わーい、わーい」

<ナレーター>
イエッイエッはただ暑かったので、扇子を取り出しただけだった。
664 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 18:22
カメハメ8号「ありがとうございます。お礼に早速、竜宮城にご招待。さ、私の背中に乗ってくださーい」
徳川イエッイエッ「パーフ」
カメハメ8号「では、竜宮城へレッツゴー!乙姫さまの濃厚サービスが待ってますよ」
徳川イエッイエッ「パフパフパッフー」
カラ丸「ふふふふふ。上手く行った。これで誰にも怪しまれずにイエッイエッを海に沈めてしまえる」
徳川イエッイエッ「パファファーパファファーパッパパパパ♪」
(ガシッ)
徳川イエッイエッ「パッパパパパパパパパパパ…♪」
カラ丸「ははは。いいぞ、カメハメ8号」
665 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 18:32
ヤッ太郎「将軍様ー!将軍様ー!将軍様ー!将軍様ー!あれー、どこ行っちまったんだ」
カメハメ8号「竜宮城は楽しいことがいっぱい」
徳川イエッイエッ「パパパパパーパ」
カメハメ8号「ははは。あんじょうじょうせんや」
徳川イエッイエッ「パーパー」
666 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 18:43
ヤッ太郎「将軍様ー!将軍様ー!あ!将軍様!しょ、将軍様ー!」
カラ丸「ははははははは」
ヤッ太郎「カラ丸!」
カラ丸「どうだ、ヤッ太郎」
ヤッ太郎「うわー、ありがとう。オイラ助けに来てくれたんだね」
カラ丸「うん。ちがーう!この猫のくせにお人よしめ!俺たちはこのチャンスに、
将軍イエッイエッを事故死に見せかけるためにやってきたのだ」
ヤッ太郎「そんじゃおめえ。まるっきり悪役じゃねえか」
カラ丸「前からそうだろが!」
ヤッ太郎「うーん、そうだったのか。そうだ、将軍様をお助けしなければ。
う、うわあ。ど、どうしよう。オイラ25メートルしか泳げねえんでい」
カラ丸「はははははは。カメハメ8号、ゆっくりとイエッイエッを沈めてやれい」
徳川イエッイエッ「アババババ」
ヤッ太郎「しょ、将軍様ー!」
カラ丸「諦めろ。今回こそ俺の勝ちだ」
ヤッ太郎「むう…怒ったぜ。赤ん坊のように疑うことを知らない将軍様を騙すとは」
カラ丸「ただのアホじゃねえか」
ヤッ太郎「てやんでえ!将軍様を騙したとぅみ…」
カラ丸「ムダだ、ムダだ。誰に向かってネコ目スラッシュを放とうというのだ?海に向かってか?はははははは」
ヤッ太郎「そうだ!その手があったぜ」
カラ丸「なに!?」
667 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 18:47
ヤッ太郎「とにかく、許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)
徳川イエッイエッ「パフー。パフー」
ヤッ太郎「今だ!てやんでえ!」
カラ丸「しまった!ネコ目スラッシュにこんなパワーがあったとは」
668 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 18:49
ウサ姫「ストーップ。ストーップ。滝じゃ。ここは世界の果てじゃ。バーック。バーック」
『バックします。バックします』
669 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 18:58
ヤッ太郎「将軍様。ん?いっけね。よっと。おっと」
カラ丸「むう」
ヤッ太郎「にゃんにゃかにゃんにゃん。にゃんにゃかにゃんにゃんにゃんにゃんにゃん」
徳川イエッイエッ「パー、パー、パフー、パフー」
ヤッ太郎「げほげほ。はあ」
徳川イエッイエッ「パフー」
カラ丸「おのれ、こうなったら俺たちの手で片付けてやる」
ヤッ太郎「(将軍様をおぶったままじゃ、やられる)」
670 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 19:11
プルルン「センサーに反応、島よ」
スカシー「いた!ヤッ太郎だ!」
プルルン「急ぎましょう!」
カラス忍者A「覚悟ー!」
ヤッ太郎「おっと」
カラス忍者たち「カァー!」
ヤッ太郎「うわー!はあ、はあ、はあ。スタミナが…」
カラ丸「ふふ、いよいよ最期だな。ヤッ太郎。覚悟ー!」
ヤッ太郎「うわあー!」
カラ丸「!」
ヤッ太郎「あ!」
カラス忍者たち「あー!」
プルルン「残念でした」
カラ丸「ニャンキー!」
スカシー「たあー!」
カラス忍者たち「カァー!」
(スパッ スパッ スパッ スパッ スパッ スパッ)
スカシー「決まったな」
カラ丸「くそー、もう少しだったのに。覚えてろ」
ヤッ太郎「はぁ、助かった」
(ドコーン!)
コーン守「ぎー、ぐやじイ」

<ナレーター>
説明するまでもないが、イエッイエッが無事エドロポリスから帰ってきたため、
コーン守は将軍の座から滑り落ち、幻ナリ斎も元に戻されたのだ。
671 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 19:18
コーン守「悔しくないの?幻ちゃん。たあ、思えば儚い夢だったワ」
幻ナリ斎「でえ、くやしい!今回は幻ちゃんもくやしー!」
(ドカーン!)
幻ナリ斎「まさか、爆発するとは思いませんでした」
コーン守「お見事」

<ナレーター>
そして。
672 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-08 19:24
ウサ姫「バカもーん!こやつを島流しにせーい!」
重臣A「お許しをー」
ウサ姫「地球が丸いなんて大嘘じゃ!姫は、世界の果てが滝になっているのをこの目で見たぞよ。
島流しじゃ!島流しじゃ!みーんな島流しじゃ!」
メカEDO城内御一行「お許しをー。お許しをー」

<ナレーター>
懲りずに、相変わらずワガママなウサ姫であった。

ウサ姫「なんぞ申したかや」

<ナレーター>
え、いやいや。何にも。

メカEDO城内御一行「お許しをー」
673 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 17:14
次回予告

ヤッ太郎「え、にゃんだって?世の中でオイラの怖いもの。へへーん、そんなもんある訳ねえだろ。
ま、強いて言うならおみっちゃんのミサイルぐらい…おいおいおい。
ともかく、オイラは天下無敵のヤッ太郎。
怖いものなんかありゃしな…あ、地震!?ぎええええええええ!
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。幻ナリ斎のワハハ大作戦!てやんでえ!」

『幻ナリ斎のワハハ大作戦!』
674 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 17:17
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
675 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 17:18
『幻ナリ斎のワハハ大作戦!』
676 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 17:39
エドポリの母「んー、見える。見えるぞよ。エドロポリスを不吉な影が覆っておる。
今日のエドロポリスは地震でグラグラ揺れまくるぞよ。皆の者、注意するがよ…」
スカシー・プルルン・おタマ「わー!」
(ドン!)
プルルン「はぁー、びっくりした」
スカシー「いつもながらエドポリの母の飛び出す占いは心臓に悪いな」
おタマ「でも嫌なこと言ってましたね。エドロポリスが地震に襲われるって」
スカシー「ああ、エドポリの母の占いは、外れたことがないからな」
ヤッ太郎「けっ、情けねえなあ、皆。占いごときでおたおたしてちゃ、エドポリっ子の名がすたるってなもんだぜ」
プルルン「何よ、偉そうに。じゃあヤッ太郎は、地震が怖くないの?」
ヤッ太郎「へっ、オイラ男だぜ。オイラがこの世で怖いのはおみっちゃんのミサイルだけでい」
おミツ「やっだー。ヤッ太郎さんたら、そんなに褒められるとおミツ照れちゃう」
ヤッ太郎「あ?ととと、とにかく。このヤッ太郎さまに怖いものなんざありゃしねえ。地震でも雷でもどーんっと来やがれってんだ。てやんでえ!?」
(ドーン!)
(ガタガタグラグラガタガタグラグラ)
スカシー「かなりでかいぞ」
プルルン・おミツ「…」
おタマ「ああ…」
スカシー「…」
ヤッ太郎「あの、その…。うわあー!」
おミツ「あー、怖かった」
おタマ「どうやらおさまったみたいですね」
ヤッ太郎「うわあーん。怖いよー。地震嫌い!うわあーん」
スカシー「何なんだよあいつは」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎は、何と地震がものすごく苦手だったのだ。
そして、ここにもう一人。
677 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 17:47
コーン守「あーあ、あーあ、うーア。あーア」
幻ナリ斎「あーあってコンちゃん、あんたひょっとして地震お嫌いなの?」
コーン守「嫌いって訳じゃないんだけド、この振動がネ、アタシのナイーブなお尻ちゃんにビリビリット」
幻ナリ斎「要するに苦手なんだな。ねえ、苦手なの?ねえ、ねえ、ねえ」
コーン守「何よ、幻ちゃん!あなた妙に嬉しそうじゃなイ!?」
幻ナリ斎「あ、いえいえいえ。そんなこたあなかですよ。いや、同情ばしとります」
コーン守「ほんとにほんとネ」
幻ナリ斎「も、もちろんです」
678 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 17:53
カラ丸「えー!今回のメカを地底用に改造しろと?しかし、もう完成間近ですが」
幻ナリ斎「そーんな固いこと言わないでね、カラ丸くん」
カラ丸「はあ、幻ナリ斎さま随分とご機嫌ですね。何かいいことあったんすか?」
幻ナリ斎「うん、ちょっとねー。よっこいしょ。あー気分が良い。体が軽い。若返っちゃったのかな!僕ちゃん」

<ナレーター>
幻ナリ斎のこの笑顔は果たして何を意味するのだろうか。
笑顔の裏に隠された陰謀とは一体。

幻ナリ斎「でへへへへー。この笑顔だよー」

<ナレーター>
しつこいんだよ、このカラスジジイ。
679 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 18:06
ゼッコー鳥「ゼッコーチョーッ!ゼッコー…チョーッ?コーチョーッ?オー、ゼッコーチョーッ!」
(ガタガタグラグラガタガタグラグラ)
町人たち「わあああ!助けてくれー」
伊津茂乃子「おっかあ、また地震だ」
伊津茂乃母「うん、どすこい!どすこい!地震が怖くていつもの親子がやってられっか」
伊津茂乃子「いつもの親子」
コーン守「うぎャー!」
幻ナリ斎「ぎゃーはっはっはっはっは」
コーン守「怖い、怖い、怖い、怖い、怖いワ。怖イー!」
幻ナリ斎「面白い、面白い、面白いわ」
コーン守「怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖イ。怖いったら怖イ。怖い、怖い、怖イー!怖い、怖イ」
680 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 18:12
カラ丸「やれ!8時ちょうどのあずさ2号よ!もっともっと地震を起こし、エドロポリスを破壊するのだー!」
8時ちょうどのあずさ2号「私は丸虫 旅に出ます♪」
(ドン!)
(ガタガタグラグラガタガタグラグラ)
681 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 18:20
コーン守「ぬわんですっテ!?じゃあこの地震は幻ちゃんの仕業だって言うノ!?」
幻ナリ斎「いかにも。たこにも、えびにも、とろにもでございます。へい、らっしゃい」
コーン守「コーン!」
(バシッ)
幻ナリ斎「いて」
コーン守「あーた、アタシがいなり寿司のほうが好きだって知ってるでしょウ!」
幻ナリ斎「ああ、ご、ごめんなさい」
コーン守「そんなことより地震よ、地震。幻ちゃんあーたまさか、アタシが地震が苦手なの知って、それでわざト」
幻ナリ斎「いやいや、と、とんでもございません。私が何ゆえそのような真似を。
私はただコーン守さまを愛すればこそ、エドロポリス征服のために。なのに、なのに、あんまりでござりまするー!」
コーン守「げ、幻ちゃん」
幻ナリ斎「コ、コンちゃん」
コーン守「そうよね、そんな訳ないわネ。少しでもあなたを疑ったアタシを許しテ」

<ナレーター>
だが、コーン守はもう少し疑うべきだった。
682 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 18:21
コーン守「イヤー!」

<ナレーター>
コーン守をおちょくると同時に、エドロポリスを破壊する。
これぞ、幻ナリ斎の一石二鳥作戦だったのだ。
683 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 18:24
コーン守「あア、アタシ。このままじゃ死んじゃうわヨー」

<ナレーター>
その頃、我らのヤッ太郎は。
684 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 18:32
ヤッ太郎「地震…怖い…」
おタマ「これじゃ当分使いものになりませんね」
プルルン「甘えん坊の他にこんな弱点があったとはねー」
おミツ「ヤッ太郎さんの、弱虫!」
スカシー「おみっちゃん」
おミツ「そ、そんな。そんな弱虫のヤッ太郎さんなんか、おミツ、見たくなーい!」
スカシー・プルルン・おタマ「わー!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「ボロボ…ロ」
(ドーン!)
プルルン「地震とミサイルの挟み撃ち」
スカシー「こりゃ再起不能だな」
おミツ「強くなって、ヤッ太郎さん。おミツのためにも、雄々しく立ち上がって!」
ヤッ太郎「…おみっちゃんのため?そうだ!オイラおみっちゃんのためならいくらでも強くなれる!もう地震なんざ」
(グラグラ)
ヤッ太郎「!」
おタマ「ちょい」
(ツン)
ヤッ太郎「ガラガラガッシャン」
おタマ「ありゃ」
スカシー「ダメだ、こりゃ」
685 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 18:40
コーン守「幻ちゃん、ごめんなさイ。アタシ、もうこれ以上耐えられないノ。さよなら、幻ちゃん」
ヤッ太郎「みんな、旅立つオイラを許してくんな。ふ、夜風が身に染みるぜ」

<ナレーター>
哀れヤッ太郎は家出をしたのだった。

ヤッ太郎「訳は聞かねえでくんな」

<ナレーター>
地震が怖くて逃げだすんでしょう?

ヤッ太郎「ハッキリ言うな!」

<ナレーター>
だが、ヤッ太郎はただ逃げ出したのではなかった。
自称天才科学者、猫股霊界之介を訪れ、相談に乗ってもらうつもりなのだ。

ヤッ太郎「大先生なら、きっとオイラの地震恐怖症を治してくれるぜ」
コーン守「(まさか、ニャンキー1号も地震恐怖症だったなんテ。でもいいこと聞いちゃったワ。んふふふフ」
686 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 18:48
プルルン「なーにー!ヤッ太郎が行方不明!?」
町人たち「わいわいがやがや」
おタマ「申し訳ございません。もう少々お待ちください」
スカシー「あいつ、地震が怖くてどっかで震えてるんだぜ」
プルルン「お店が忙しいってのに、あのバカたれが」
スカシー「あー、ちょっ…。?」
(ガタガタグラグラガタガタグラグラ)
町人たち「わあああ!」
スカシー「まただ。おかしいぜ。こう立て続けに地震が起こるなんて」
プルルン「ええ、何かあるわね」
687 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 18:55
ヤッ太郎「えへ。えへ。えへへへへへ、えへ」
霊界之介「ったくもう。お前というやつはどうしてこう面倒ばかり持ち込むんじゃ?
いくら天才のわしだって出来ることと出来ないことが」
ヤッ太郎「お願いします!大先生!オイラの地震恐怖症を治してください!」
霊界之介「そ、それは…」

<ナレーター>
実は、ただのスケベオヤジの霊界之介にそんなことはもちろん出来るはずがなかった。

霊界之介「いや、出来る!」

<ナレーター>
嘘でい。

霊界之介「今回ばかりはわし自信あるもんねー」
688 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 18:59
霊界之介「ずかーん!これじゃ。この花はジシン草と言ってな。食べると地震が怖くなくなるのじゃよ」
ヤッ太郎「そいつはどこにあるんですか!」
霊界之介「ネコ富士山の反対側じゃ」
ヤッ太郎「よーし、オイラ行っちゃうぜ!ネコ富士山の反対側へ!」
コーン守「オホホホ。聞いたわヨ。ネコ富士山の反対側に咲くジシン草ネ」
689 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 19:11
ヤッ太郎「行くぜ!ネコ富士山の反対側へ!失礼しまーす。
やったー!ついにネコ富士山の反対側に着いたぜ。にゃ、にゃんだ?にゃははは。
あの、忙しいとこすいませんけど、あのネコ富士山の反対側の背景お願いします」
霊界之介「拝啓、皆さん。わし前から言おうと思っとんたやけど、このアニメいい加減すぎやせんかね」
視聴者「そうだそうだ」
ヤッ太郎「はは。気にしない気にしない。考えすぎるとハゲますよ」
霊界之介「もうめいっぱいハゲとるわい!」
コーン守「お先いただいてまーす」
霊界之介「?」
ヤッ太郎「にゃ?」
コーン守「もぐもぐもぐもぐ」
ヤッ太郎「コーン守!」
霊界之介「な、なんでおのれが!」
コーン守「オッホッホッホッホ。気にしない、気にしない。考えすぎるとハゲますわヨ」
霊界之介「もうハゲとるって言うとろうが!」
ヤッ太郎「くそー!オイラだって!もぐもぐもぐもぐ」
ヤッ太郎・コーン守「ん?」
コーン守「もぐもぐもぐもぐ」
ヤッ太郎「こんなもの。もぐもぐもぐもぐ。だあ…わー!」
コーン守「あーレー」
霊界之介「おお」
690 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 19:17
霊界之介「ど、どうじゃ。ヤッ太郎。地震恐怖症治ったじゃろうか」
ヤッ太郎「何かオイラ、地震恐怖症治す自信無くなっちゃった」
霊界之介「え」
コーン守「アタシも、自信ないワ」
霊界之介「そんな…しまったー!」

<解説員>
大先生に代わって説明しよう。
ヤッ太郎たちが食べたのは、このジシン草ではなく、こちらのジシンナサ草。
つまり、食べると自信が無くなってしまう草だったのじゃ。
691 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 19:21
ヤッ太郎「オイラ、ヒーローやってく自信も無いなあ」
コーン守「アタシも、世界征服する自信なイ」
ヤッ太郎「歩く自信もないから寝ちゃおう」
霊界之介「こりゃあ、えらいことになったぞ」
692 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 19:29
8時ちょうどのあずさ2号「底ふかーくドッドドー!」
(ドン!)
8時ちょうどのあずさ2号「8時ちょうどの♪」
(ドン!)
幻ナリ斎「いやー、はっはっはっはっは。気分爽快」
カラ丸「何か、乗ってますね。今日の幻ナリ斎さま」
幻ナリ斎「へへ、分かる?分かる?」
(バシバシ)
カラ丸「痛い痛い」
幻ナリ斎「丸虫 丸虫 あなたから♪」
(ドン!)
(ガタガタグラグラガタガタグラグラ)
町人たち「わあああ!」
プルルン「もう、ヤッ太郎なんか待ってられないわ。地震調査に出動よ」
スカシー「おう!」
693 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 19:34
『毎度お騒がせしております。ただいまより、美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」

<ナレーター>
おや、いつもの親子がいないぞ。
おーい、出番だよ。

伊津茂乃母「やーだよ。私たちにだってプライベートっつーもんがあるんだからね」

プルルン「頼むわよ、ゴットン」
ゴットン「ゴットンだ。もとい、がってんだ!ゴトゴトゴットン、ゴトゴトゴットン!」
694 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 19:43
スカシー「やっぱり地震の原因はカラカラメカだったのか」
幻ナリ斎「バレては仕方がない。カラ丸よ、一気にニャンキーどもを倒すのじゃ」
カラ丸「はは。あずさ2号。地上に出てお前の真の姿を見せてやれ」
8時ちょうどのあずさ2号「白線の内側までお下がりくださーい!」
(ドーン!)
スカシー・プルルン「あずさ2号!」
スカシー・プルルン・ゴットン「わあ」
幻ナリ斎「わーっはっはっはっはっはっは。行くぞ、ニャンキー。あ、出発進行!」
カラ丸「ほんと乗ってますねえ、おっさん」
695 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 19:48
8時ちょうどのあずさ2号「(ポーッ)」
スカシー「わー!」
スカシー・プルルン・ゴットン「ぎゃあー!」
(ドカッ)
スカシー「ぎゃー!」
プルルン「あー!」
ゴットン「わあー!」
スカシー・プルルン・ゴットン「うう…」
プルルン「苦しい…」
ゴットン「潰されるでござる」
幻ナリ斎「どうだ。カラカラ忍法通勤ラッシュじゃ」
696 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 20:00
スカシー「二人とも、隣の車両に移るぞ。はあ、助かったぜ」
プルルン「はあ」
ゴットン「ふう」
カラス忍者A「駿河名物わさび漬けはいらにゃあか。駿河名物わさび漬けはいらにゃあか。はは」
プルルン「いらないわ」
カラス忍者B「駿河名物安倍川もちはいかがっすか」
ゴットン「結構でござる」
カラス忍者C「名古屋名物とりかま飯はいかがっすか」
スカシー「いらないって言ってるだろ。あ!」
カラス忍者たち「いかがっすか!」「いかがっすか!」「いかがっすか!」
スカシー「こ、断り切れない」
ゴットン「気疲れするでござる」
プルルン「頭が痛い」
カラ丸「カラカラ忍法しつこい車内販売。やつらの精神はズタズタじゃて。へへへへへへ」
カラス忍者たち「いかがっすか!」「いかがっすか!」「いかがっすか!」
スカシー・プルルン・ゴットン「わあー!」
697 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 20:15
(バシッ)
ヤッ太郎「な、何すんだよ。大先生」
霊界之介「シャキッとせんかい、ヤッ太郎。今ラジオでニャンキーがピンチじゃと言っとった。早く行くのじゃ」
ヤッ太郎「でもオイラ自信ない」
霊界之介「このボンクラもんが!正義のヒーローがそんなことで何とする。今のお前はあのカバたれコーン守と変わらんぞ」
コーン守「はぁ…自信ないワ」
ヤッ太郎「やだやだやだ!オイラは正義のヒーローだ。コーン守みたいなドジでマヌケで不細工でアホ100パーセントと一緒にされて、たまるかいなー!」
霊界之介「おお、蘇ったか?」
ヤッ太郎「ありがとう、大先生。オイラ目が覚めたぜ」
霊界之介「うむ。さあ行け、ヤッ太郎。エドロポリスの救世主よ」
ヤッ太郎「はい。にゃほー!」
コーン守「随分無茶苦茶言ってくれたわネー。でも、怒る自信もないの、アタシ」
霊界之介「今日のわし超かっこいい」
698 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 20:24
カラ丸「いいぞ、あずさ2号。このまま一気にエドロポリスを破壊してしまえ」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっは!」
幻ナリ斎「ん、あの声は」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で。秘密忍者隊ニャンキー1号!」
幻ナリ斎『へっ、今頃のこのこ出てきおって。愚か者めが。仲間を助けたくば、このあずさ2号を止めてみよ』
ヤッ太郎「とう!ニャンキー忍法、ポイント返し!」
8時ちょうどのあずさ2号「あー!」
幻ナリ斎「あーってお前、あずさ2号どこ行っちゃうのよ。おい」
8時ちょうどのあずさ2号「だ、だって」
カラ丸「あ、あれは!」
8時ちょうどのあずさ2号「あ、もうすぐ駅だ」
699 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 20:33
スカシー・プルルン・ゴットン「はぁ…」
幻ナリ斎「バカバカバカ!何でとまっちゃうんだ。おいおい」
カラ丸「えー、あずさ2号は、駅を見て思わず電車の習性が出てしまったんでしょうね」
ヤッ太郎「その通り!これぞニャンキー忍法、駅!」
幻ナリ斎「お前なあ、何でも忍法付けりゃあいいってもんじゃねえだろうが!」
カラ丸「うーん、その通りですね」
700 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 20:38
ヤッ太郎「てやんでえ!地震を起こしてオイラを脅かし、あまつさえ、エドロポリスを破壊するたあ、その罪、許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
8時ちょうどのあずさ2号「旅立ちー」
(ドカーン!)
幻ナリ斎・カラ丸「ぎょえー!」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
ゴットン「あ、ゴットンだー」
701 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-09 20:45
コーン守「幻ちゃん、許さないわヨ。全部ナレーターに聞いたんだかラ」
幻ナリ斎「え」

<ナレーター>
そうだよーん。

幻ナリ斎「あの、でもコンちゃん、爆発する自信もうないでしょ、ね。ないでしょ」
コーン守「んなもん、とっくに治ってるわヨ」
幻ナリ斎「嘘!」
コーン守「自信爆発ヨー!」
幻ナリ斎「いや、ちょっと」
(ドコーン!)
幻ナリ斎「あーあ」

<ナレーター>
こうして、幻ナリ斎の一石二鳥作戦は失敗に終わった。
だが、最終回の時は刻々と近づいている。
頑張れ、定年間近だ幻ナリ斎。

幻ナリ斎「あ?」

<ナレーター>
今日の疲れを、明日に残すな幻ナリ斎。

ヤッ太郎「でも、考えたらオイラの地震恐怖症治ってないんだよね」
702 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 15:42
次回予告

ヤッ太郎「さーて、次のてやんでえは、オイラの大活躍をおっ届けでい…あれ?
ちょっと。ちょーっと!何でコーン守と幻ナリ斎がこんなところにいるんだよ。
あ、ナレーターのおじさんも追い出されちゃった。
げーっ!番組を乗っ取られた!
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。きーっ!コーン守の大研究。てやんでえ!」

『きーっ!コーン守の大研究』
703 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 15:45
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
704 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 15:46
『きーっ!コーン守の大研究』
705 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 15:52
<ナレーター>
さてさて。のっけから説明…

コーン守「邪魔よ、ナレーターちゃん」
(バシッ)

<ナレーター>
おお、なんばしよっとですか、一体。

コーン守「オッホッホッホッホッホ。いいこと?今日はアタシがナレーションやるノ。ねえ、幻ちゃん」
幻ナリ斎「そうそう」

<ナレーター>
あのじゃあ、私は?

コーン守「クビよ、クビ」

<ナレーター>
あー、ひでえ。くそ。覚えてろ。

コーン守「オーッホッホ。さあ、それじゃあ始めましょうか」
706 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 16:06
ワーン守「待てー。イエッイエッ様はこのワーン守が命に代えてもお守りいたす!」

<ナレーター/幻ナリ斎>
あ、わしが映った。かっこいい。

<ナレーター/コーン守>
ちょっと幻ちゃん。始めるわヨ。

<ナレーター/幻ナリ斎>
え。何を?

<ナレーター/コーン守>
幻ちゃん。アタシは気づいたの。

<ナレーター/幻ナリ斎>
あ、自分がバカだってこと?

<ナレーター/コーン守>
そう、アタシバカ。じゃなくテ!アタシたちの人気を上げる方法に気付いたのヨ。

<ナレーター/幻ナリ斎>
あ?

<ナレーター/コーン守>
アタシたちのやったかっこいい作戦の全てを見せちゃえば、ファンは一気に急増って寸法。ネ。

<ナレーター/幻ナリ斎>
そう上手くいきますかどうか。
707 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 16:07
<ナレーター/コーン守>
おだまりけだまり。さあ、それじゃあ、アタシたちの頭の良いとこをバンバン映してちょうだイ。
お、何だっケ?コレ。

<ナレーター/幻ナリ斎>
あ、これはオトコオンナ作戦。男を女に、女を男にしようとした作戦でございますが、
これ幕府転覆とどういう関係があるんだろう。単なる趣味じゃないの?

<ナレーター/コーン守>
ギクッ。
708 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 16:11
ヘイ吉「あ、蝶々」
(ピタ)
女になったヘイ吉「あら〜やだ、あたしったら。何で女の子なんかと一緒に食事してるんでしょう」
おタマ「ヘイ吉さん!」
女になったヘイ吉「んふ。素敵な男の子でも探しに行こうっと。それじゃあ失礼」
おタマ「あ、ヘイ吉さん!」
オトコオンナ作戦にかかった町人たち「わいわいがやがや」
おタマ「どうなってるのよ、これ。あ、きゃ!」
(バシッ)
おタマ「ああ!カラカラ一族の紋章!」

<ナレーター/幻ナリ斎>
もうバレた。
709 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 16:21
カラ丸「よーし、ではメカ戦だ」

ヤッ太郎・スカシー・プルルン「てーい!
うわあ!」
カラ丸「はっはっはっは。無駄だ、ニャンキー」

<ナレーター/コーン守>
いいわよ、いいわヨ。カラ丸。ニャンキーをボロボロにしちゃいなさい。

カラ丸「この繭は特殊なシールドで出来ている。お前たちの攻撃など全然効かんわ。行くぞ、ニャンキー」
ヤッ太郎「やべえ!な、何とかしろよ、スカシー」
スカシー「プルルン、君に任せよう」
ヤッ太郎「ヤッ太郎、あんた何とかしなさいよ」
ヤッ太郎「ぎえー!潰される!」

<ナレーター/コーン守>
出たわ、お邪魔ロボよ。

<ナレーター/幻ナリ斎>
はいはい。
710 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 16:24
カラ丸「この繭を破壊できるものならやってみろ」
ニャゴキング「…」
(ドスッ)
カラ丸「あら、出来ちゃった。ならば!」

<ナレーター/コーン守>
きゃー、出たわ。かっこいイ。

<ナレーター/幻ナリ斎>
へいへい。あーお茶が美味しい。

<ナレーター/コーン守>
あらそウ?
711 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 16:27
コーン守「いいこト?幻ちゃん。人気が上がれば、武道館でコンサートだって開けるのヨ」
幻ナリ斎「アイドル歌手があーるまいし」
コーン守「そうすれば、CDやビデオも売れて印税がっぽシ。これで幕府転覆資金には困らないワ。
もっとかっこいいシーンを流すのヨ」
幻ナリ斎「ははあ」
712 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 16:35
<ナレーター/コーン守>
これはいつの話よ、幻ちゃん。

<ナレーター/幻ナリ斎>
あの愛のキューピッド作戦でござります。

コーン守「どウ?」
幻ナリ斎・カラ丸「うわあー」
幻ナリ斎「カラカラ忍法、あ、見て見ぬふり。ぷん」
コーン守「オホホホホホ。あまりの美しさに声もないようネ。見てらっしゃイ。
このアタシの美貌にもの言わせて今日の園遊会でウサ姫を恋の虜にしてあげル」
カラ丸「しかしコーン守さま、何事も念には念を入れませんと」
コーン守「と、いうト?」
幻ナリ斎「はあ、こんなこともあろうかとこの作戦にぴったんこのメカを用意してござりまするゆえ」
コーン守「あら、そウ?どんなカメ?いや、メカなの?」
幻ナリ斎「は。カラ丸。ピッド9号をくれ」
カラ丸「は。一目会ったその日から、恋の花咲くこともある」
ピッド9号「愛の魔法使い、ピッド9号です」
コーン守「このピッド9号の天使の矢に、コーン守さまの写真をつけてウサ姫のハートをぶっすりとやれば、
たちまちやコーン守さまの恋の虜になるという寸法でございます」
幻ナリ斎「よいか、カラ丸。まもなく園遊会が始まる。ピッド9号をその中に紛れ込ませてウサ姫のハートを狙うのじゃ」
カラ丸「はは」
713 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 16:50
ウサ姫「おお、いるいる。今年もたくさんの者たちがこの姫の美貌を一目拝まんとやってきておるわ」
徳川イエッイエッ「パフパフパフパフッ」
カラ丸「いいか、ピッド9号。ここからウサ姫を狙い撃ちにするんだ。頼むぞ」
ピッド9号「任せてちょーらい」
コーン守「ところでウサ姫さま。このマットは我が家の家宝でして、このマットの上に立つと、憧れのお人に会えますのよ」
ウサ姫「これでいいのかや」
コーン守「結構でス。オッホッホ」
714 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 16:50
ピッド9号「(シュッ)」
ワーン守「!!!」
カラ丸「(ズコーッ)」
ピッド9号「あー、ごめん。外れちゃった」
カラ丸「あぁ…」
ワーン守「うわーん、何だろう。この胸の切ないときめきは。ああ」
コーン守「ギク。何!そのアタシを見つめる熱い眼差しは。ま、まさカ」
(ベロン)
ワーン守「ワオーン。好きー好きー。好き好き好き好き」
コーン守「キャー。やめて、ダメヨ。みんな見てるワ」
(ベロンベロン)
ワーン守「好きー。好きー。好き好きー。大好きー」
コーン守「やめてったラ。こんなはずじゃないの二。誰か助けテー」
ワーン守「大好きー。愛しの君」

<ナレーター/幻ナリ斎>
いやー、上手くいきましたですな。

<ナレーター/コーン守>
あーたね、あんなシーン見せてどうするつもりなのヨ!

<ナレーター/幻ナリ斎>
いてっ!

<ナレーター/コーン守>
いいこト?今度はもっとかっこいいの見せなさいヨ。
715 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 17:00
村人A・B「ぎゃああ」
恐竜「待てー」

<ナレーター/コーン守>
あら、今度はなあニ?

<ナレーター/幻ナリ斎>
オオタマ湖で、金山を掘った作戦でござりまする。

村人A「ぐあー!」
村人B「うわあ、来るな来るな!あ」
一つ目巨人「キンモチイイ」
(バタン)
コーン守「オーッホッホッホッホッホッホッホ。今回はなかなか渋く決まったみたいじゃなイ?幻ちゃん」
幻ナリ斎「ははあ」
コーン守「んふふフ。
一つ目巨人に」
恐竜「ジュリー」
コーン守「恐竜もいいけド、やっぱりアタシは」
幽霊「うう…うふふ」
コーン守「これが一番好みネ。オッホッホッホッホッホッホッホッホ」
幻ナリ斎「まあ、そうでしょうね」
コーン守「でも、我ながらグッドアイデアよネ。アタシたちの秘密を知られないため二、化け物で村人を追い払イ、」
幻ナリ斎「逃げ遅れた者は捕らえてコキ使う。一石二鳥というやつでございまする」
コーン守「オッホッホッホッホ。じゃあ幻ちゃん。早いとこその転がってる者たちを金山に運び込んじゃってネ」
幻ナリ斎「はい、え、え、わたくしがですか?」
コーン守「カラ丸がいないんだから、他に誰がやるってのヨ」
幻ナリ斎「あんぐり」
716 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 17:05
<ナレーター>
説明しよう。
湖の底には、カラカラ一族の隠し金山があり、

<ナレーター/コーン守>
ちょっト!

<ナレーター>
あらー!

<ナレーター/コーン守>
ほら、ナレーター邪魔ヨ。今日はあーたの出番ないって言ったでしょ。

<ナレーター>
くそー。覚えてろ。

<ナレーター/コーン守>
オッホッホッホッホッホ。
717 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 17:09
コーン守「金の掘り出しのほウ、順調みたいじゃなイ?」
幻ナリ斎「ははあ。今のところ予定通りに。しかしまさかこんな湖の底に隠し金山があるとは誰も気付きますまいて」
コーン守「こうやって各地の大名に純金の塊を賄賂に送っておけば、いざ幕府転覆って時にハ、大名はみーんなアタシの味方!」
幻ナリ斎「さすがはコーン守さま。読みが浅はかでいらっしゃる」
コーン守「オッホッホッホッホッホ」
幻ナリ斎「はっはっはっはっはっは」
コーン守「何ですっテ!?」
幻ナリ斎「冗談だよ」
コーン守「ところデ、みんなに送る金の像だけド、一体どれがいいかしらネ。
ん〜金の輝きがアタシの品性にぴったりマッチしテ。これもいいけド、あれも捨てがたいシ」
幻ナリ斎「どれだっても大して変わんないんじゃねえの?」
コーン守「え、なあ二?」
幻ナリ斎「あ、ああ!これなんかもう最高だ」
コーン守「あらそウ?じゃあ幻ちゃん。早速だけド、これ宅配便で出しといてちょうだいネ」
幻ナリ斎「いや、え、わたくしがですか」
コーン守「オッホッホッホッホッホ。他に誰がいるってえノ」
幻ナリ斎「あ、そうでした。ゲンナリ」
718 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 17:13
カラス忍者たち「行ってきまーす」
幻ナリ斎「行けー」
カラス忍者たち「カラスの水兵さん♪ならんだ水兵さん♪黒い帽子♪黒いシャツ♪黒い服…」
(ブクブクブクブクブクブク…)
幻ナリ斎「あー、やっぱ沈んだ」

<ナレーター/コーン守>
何が、やっぱ沈んだヨ。こういうとこ見せなくていいノ!

<ナレーター/幻ナリ斎>
いやいやいや、こういうとここそギャグのおいしいとこですから。
719 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 17:25
<ナレーター/コーン守>
次は何なのヨ。

<ナレーター/幻ナリ斎>
あー、はいはい。かの有名な最強メカササニシキ4号でござります。

<ナレーター/コーン守>
まあ、じゃあニャンキーのボロボロになる姿が見られるのネ。
720 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 17:33
コーン守「オッホッホッホ。赤ん坊にやられちゃうなんて、ニャンキーも結構情けないわネ」
幻ナリ斎「いや、おかしいな」
コーン守「どうしたノ?」
幻ナリ斎「いや確かササニシキ四号の操縦系統はまだ完成していないはずなんです」
コーン守「操縦系統ガ?」
幻ナリ斎「ええ」
コーン守「じゃああれってあの子が操縦してるんじゃなくテ」
幻ナリ斎「はあ、あの、ただメカが暴走してるだけのようで」
コーン守「暴走!?」
ササニシキ四号「…」
コーン守「ギクッ。ギャー!」
ササニシキ四号「プッシュ!プッシュ!プッシュ!」
カラ丸「うわー」
幻ナリ斎「あれあれ」
ササニシキ四号「プッシュ!プッシュ!プッシュ!」
コーン守「あーレー。やめテー」
ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)

<ナレーター/コーン守>
ねえねえねえねえ幻ちゃん。あーたわざとこういうシーンばっか集めてんじゃないノ?

<ナレーター/幻ナリ斎>
いやいや。そのようなことはござりませんってば。ほんとだってば。

伊津茂乃子「おっかあ、ようやくおいらたち映ったよ」
伊津茂乃母「あーあ、今日は一日家で寝てようと思ったのに」
伊津茂乃子「おっかあ、そんなこと言うと出番無くなるよ」
721 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 17:41
<ナレーター/コーン守>
もう、幻ちゃんなんかに任せておけなイ。アタシが仕切っちゃうからネ。

<ナレーター/幻ナリ斎>
勝手にすれば?

コーン守「ほら、美しいアタシ。どうかしラ?」
幻ナリ斎「ん、幻ちゃん見たくない」
コーン守「そんなこと言わずに見テ」
幻ナリ斎「いやだったらいやだ」
コーン守「見てったら見テ」
幻ナリ斎「やだったら」
コーン守「見てくんなくちゃイヤ!お願い、見テ。見テー」
幻ナリ斎「ギャー!」
722 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 17:44
コーン守「続いて、ヒーローのアタシ」

<ナレーター/コーン守>
んふふふフ。きゃーっ、アタシってかっこいイ。
723 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 17:48
<ナレーター/コーン守>
今度はね、ちょっとシリアスなアタシ。

コーン守「あーたたち分かっているんですノ?こないだからのメカ龍の襲撃は、既に10回を超えたんですのヨ。
それなのに、いまだに退治できないとは、一体どういう訳なノ!?」
重臣A「ははあ、恐れながらコーン守さま。なにせあやつは神出鬼没。どこに出るか予測がつかないのです」
重臣B「魔法のように暗闇をつくって一瞬で凄まじい破壊を行ったのちに、まるで煙のごとく消え失せるんです」
コーン守「おだまりけだまり!言い訳は良い訳ヨ。何とかなさイ!誰かメカ龍をやっつけられないノ?」

<ナレーター/コーン守>
ねえねえねえねえ、幻ちゃん。これだけ頑張ったんだから、庶民の人気も抜群でしョ。
724 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 17:58
幻ナリ斎「はい、えーと。人気投票によりますと、えーと」
コーン守「どウ?早く早く読んデ」
幻ナリ斎「えー、粗大ゴミベスト1コーン守さま。あらら、あら。
えー、早く消えてなくなって欲しい人物第一位コーン守…あらららららら」
コーン守「くくク…クー!」
幻ナリ斎「えーとえーとね、えーとね、とにかく嫌いな男第一位。コーン守…あらららら」
コーン守「いいワ、もういいわヨ!ぐやじイ!まだまだアタシの魅力に気付いてないのネ!」
幻ナリ斎「(サッ)」
コーン守「こうなったら何としても人気を取るのヨ!人気取り作戦開始ヨ!」
725 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 18:03
コーン守「えーと、人気の元。人気の元はどこかしラ」
小さい女の子「あんたがたどこさ。あ」
リアカー「(ブーン)」
小さい女の子「待て待てー」
コーン守「あの娘を助けて新聞の一面ニ」
(ドテッ)
コーン守「ギエエエェエエ!」
リアカーの運転手「バカヤロー!前見て歩きやがれ!」
コーン守「な、何デ」
726 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 18:13
クレーンの積み荷の鉄「(ギギギギギギ…)」
コーン守「チャンス!おばあちゃん、い、今のうちに早ク」
おばあさん「ひい」
コーン守「グ…」
おばあさん「おお、怖。年寄りをいじめる顔しちょる」
コーン守「そんナ」

<ナレーター>
やーい、私にナレーションやらせないから罰が当たったんでい。

コーン守「悔しイ。あーたは引っ込んでなさいヨ」
727 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 18:20
<ナレーター/コーン守>
こうなったら歌よ、歌。大ヒット出せばいいのよ。

<ナレーター/幻ナリ斎>
あー、お茶が美味しい。

アカシア3万号「でんがなまんがなでんがなまんがな」
幻ナリ斎「じゃあカラ丸、どうぞ」
カラ丸「お任せください。歌は流れるあなたの胸に。
今歌謡界に燦然と光輝く国民的歌手チャールズ・コーンさん。
それでは歌っていただきましょう。歌は、コーンな女の恨み節」
コーン守『♪コーンなキツネに誰がした』
町人たち「ぎゃああ」
コーン守『♪好きよ 好きよ 好きよ 好きなのよ だけどね』
カラ丸・幻ナリ斎「ぎゃあああ」
(ドカーン!)(ドカーン!)
コーン守「何よ、何ヨ」
幻ナリ斎「気持ちは分かるわ」
カラ丸「よく言った」
728 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 18:33
コーン守「歌がダメなら」
幻ナリ斎「今度何やるの?コンちゃん、もう」
コーン守「あ、あのね、幻ちゃん。映画のオーディションで何が何でもこのアタシがいっちばん大切な役に選ばれるようにしてちょうだイ」
幻ナリ斎「はあ?」
コーン守「映画に出れバ、このコーン守の人気は一気にうなぎ登リ。今度こそ、間違いなく大スターになれるワ」
幻ナリ斎「まーだやんの?そうやって自分ばーっか目立とうとしちゃってさ」
コーン守「ギャッ。幻ちゃん。いじけちゃったノ?」
幻ナリ斎「そりゃそうだよ。僕ちゃんだって人気が欲しいのにさ」
コーン守「幻ちゃん幻ちゃん、聞いてよ、聞いテ」
幻ナリ斎「はい」
コーン守「アタシがオーディションに選ばれた暁にハ、ウサ姫さまに頼んであーたも映画に出してあげるわヨ」
幻ナリ斎「あ、あたくしもですか?」
コーン守「そうヨ。二人でエドロポリスの。いえ、全世界のスターを目指すのヨ!」
729 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 18:44
コーン守「あ、これがオーディションネ。あ、体力測定とは渋いワ。キツネお股ジャーンプ!
見てみテ。このアタシのカレーライスなジャンプ。ン?ああ、何!ぎゃアー!」
カラ丸「んん、たあ!」
(ササッ)
コーン守「ご苦労さーン」
(バシャーン)
カラ丸「所詮俺はスターへの踏み台か」
コーン守「はあ、はア。やっとついたワ。ン?まさかこれっテ」
(ドカーン!)
コーン守「黒焦げコーン。ギャー!」
(ドーン!)
コーン守「こ、ここハ?」
ウサ姫「おー、よくぞ参った。コーン守。そちは体力測定合格じゃ」
コーン守「アタシ合格?アタシは、映画スターになれるのネ」
ウサ姫「もっちろん映画に出てもらうぞヨ」
コーン守「キャー。やったワ、やったワ。これでアタシも大スターヨ」
ウサ姫「うーん、コーン守をどういう役で使おうかのう」
730 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 18:57
コーン守「ガオー。ワオー」
幻ナリ斎「ははは。ゲンナリマーンキーック!」
コーン守「ンギャー!」

<ナレーター>
やーい、ざまあみろ。コーン守の役はズタボロにやられる怪獣でやんの。
これが正義の味方、ゲンナリマン!

コーン守「お黙り、ナレーター!あーたはどっかに、行ってなさイ!」
幻ナリ斎「ゲンナリマンダブルキーック」
コーン守「あーたたたター。ちょっと幻ちゃン、痛いじゃないのヨ!」
幻ナリ斎「いや、これも演技ですから。ゲンナリマンパーンチ!パンチパンチ!」
コーン守「あーた本気でやってなーイ?」
幻ナリ斎「いやいやいや、これも演技ですから」
コーン守「もう下剋上ね、許さン」
幻ナリ斎「演技です。演技です」
ウサ姫「そこでミサイル攻撃じゃ」
幻ナリ斎「はいはい。えー!ウサ姫さま。私は正義の味方…」
(ドカーン!)
ウサ姫「そこじゃー!もっとやれー!」
コーン守「何でいつもこうなんのヨ!」
(ドコーン!)
幻ナリ斎「あーあ」
731 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 19:07
<ナレーター/コーン守>
こうなったら、アタシのスターへの道を阻むライバルを始末するの。

カラ丸「そういう訳で、可哀そうだが覚悟」
乙女たち「あ…ああ!」
コーン守「カラ丸、さっさと異国にでも売っ払っておしまい」
カラ丸「は。ふふふふふ。
くそー!ニャンキーか。行けー!ニイヅマ2号!」
ニイヅマ2号「私は新妻ー!」
ニャゴキング「…」
(ドスッ)
ニイヅマ2号「いったーい」
ヤッ太郎「お、おい。ちょっと待て、おい。オイラひょっとして永遠に乗れないのかな」
732 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 19:25
ニイヅマ2号「ほんじゃまっか」
コーン守「ええい、ニイヅマ2号。こうなったらお色直しヨ!」
ニイヅマ2号「必殺!」
プルルン「なにあれ」
ニイヅマ2号「ちょっとだけよー」
(ドカーン!)
スカシー・プルルン「うう」
プルルン「おのれー!このくらいでことでやられるプルルンさまじゃないわよ!」
ニイヅマ2号「たあー!」
プルルン「とにかく行くわよ!ふっ!それ!ふっ!たあ!」
ニイヅマ2号「あいや、あいや、あいや、あいや、あいや、あいや。ああ…」
プルルン「もらった!」
ニイヅマ2号「…」
ヤッ太郎「やった、オイラの出番だぜ!てやんでえ!後は任せとけって。
自分の人気を上げようと、美しい乙女たちを異国に売り飛ばそうたあ、その罪」
プルルン「許せん!」
ヤッ太郎「へ?」

<ナレータ―>
やった!ようやく説明できる。
では、説明しよう。
プルルンの正義の怒りが限界値を超えた時、恐るべき力が発揮されてしまったのだ。

プルルン「必殺!乙女の怒りブラック!」
(ドカーン!)

<ナレーター>
コーン守の番組の括りと、人気取りの陰謀は、私正義のナレーターと、ニャンキーの活躍で阻止された。
負けるな、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのナレーター。
733 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-10 19:30
コーン守「悔しい、悔しいワ。何で今日もまた失敗しちゃったのヨ」
カラ丸「やっぱりちょっと構成に無理があったのではないでしょうか」
コーン守「お黙りけだまり水たまり!幕府転覆と人気アップ。絶対に諦めないわヨ!
ともかく、命ある限りやってくわよ、いいわネ!?」
幻ナリ斎・カラ丸「へいへい」
コーン守「絶対大スターになるわヨー」
734 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 16:05
次回予告

ヤッ太郎「75年に一度接近する大彗星。
恋を叶えるはずのその彗星が、コーン守の野望に利用された。
今、エドロポリスに最大の危機が迫る。
正義の戦士たちは、果たして愛する人々を救えるか、なーんちって。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。コーン守 史上最大の作戦!てやんでえ!」

『コーン守 史上最大の作戦!』
735 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 16:09
<ナレーター>
無限に広がる大宇宙。
死んでいく星もあれば、生まれ出る星もある。
そして、この銀河系の片隅で今。
736 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 16:09
『コーン守 史上最大の作戦!』
737 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 16:17
チョイナー7号「チョイナー!チョイナチョイナチョイナー!」
町人A「いよいよハラホロヒレハレー彗星が近づいてきたな」
町人B「今夜だぜ。今夜」
町人C「はははは。おれっちなんかもう願掛ける相手決めてあるもんね」
チョイナー7号「ドイテチョイナー!」
町人A・B・C「うわあ!」
チョイナー7号「チョイナチョイナー!」

<ナレーター>
さて、のっけから気合いを入れて説明しよう。
町人たちが噂しているこのハラホロヒレハレー彗星とは、75年に一度大接近する彗星で、
その彗星に向かって、好きな人の名前を唱えれば、その人と結ばれると言われているのだ。
738 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 16:21
女子A「ねえねえ、お祈りする相手決めた?私勝平ちゃん」
女子B「私、国敏さん」
伊津茂乃母「私いつものナレーターのお兄さん」

<ナレーター>
それはちょっと遠慮しときます。

伊津茂乃母「何でよ」
チョイナー7号「チョイナー!」
739 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 16:37
スカシー「あー、いよいよ今夜。僕とおみっちゃんが結ばれるのか。
プロポーズの言葉は、いつも君のミサイルを浴びていたいんだ、かな。
ああ、早く来い来い。ハラホロヒレハレー彗星」
プルルン「おめでたい男」
おタマ「私もヘイ吉さんと早く結婚出来るように願っちゃおうっと」
プルルン「おタマちゃんってヘイ吉さん一筋ね」
おタマ「だって彼お金持ちなんだもん。にひひひひ」
プルルン「あっそう」
おタマ「プルルンさんも、誰かさんとの仲を願うんじゃないんですか?ヤの付く人とか」
プルルン「え…あ、あ!何で私がヤッ太郎なんか」
おタマ「別にヤッ太郎さんだなんて言ってませんよ」
プルルン「あ、あ、あ。おタマちゃん!もうずるいわ、もう」
ヤッ太郎「…」
プルルン・おタマ「?」
740 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 16:42
プルルン「ヤッ太郎」
ヤッ太郎「ん」
プルルン「どうしたのよ。珍しく真剣な顔しちゃって」
ヤッ太郎「プルルン」
プルルン「ん?」
ヤッ太郎「今晩時間あるか?」
プルルン「え」
スカシー・おタマ「(ピクピク)」
ヤッ太郎「実は、おめえにどうしても聞いてもらいたいことがあるんだ」
プルルン「ええ」
ヤッ太郎「大事なことなんだ。オイラ、オイラ真剣なんだ!」
プルルン「ヤッ太郎」
ヤッ太郎「ともかく今晩空けといてくんな。オイラちょっくら散歩に行ってくらあ」
おタマ「ヤッ太郎さんが真剣だなんて」
スカシー「よっぽどのことだな、こりゃ」
プルルン「はぁ…」

<ナレーター>
などと、ピザキャットで小さな異変が起こっている時、
ここメカEDO城では、大異変が起こっていた。
741 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 16:58
ゼッコー鳥「ゼッコーチョーッ!」
ウサ姫「だあ、コーン守!お主は今日限り老中をクビじゃー!」
徳川イエッイエッ「パフー」
コーン守「ひえー、ウサ姫さま。突然このか弱き乙女に何ゆえそのようなむごい仕打ちヲ」
ウサ姫「誰がか弱き乙女じゃ。理由は自分の胸にでもよーく聞いてみるのじゃな」
コーン守「自分の胸…あーん、あーん、うふーン」
徳川イエッイエッ「パフパフパフー」
ウサ姫「あー、やめんか。このヘンタイ!分からぬのなら、これを見るのじゃ」
コーン守「これハ?」
ウサ姫「幕府の財政状況じゃ。コーン守、お前が老中になって以来、幕府は赤字続き。しかも増える一方じゃ!」
コーン守「アタクシ、実は算数苦手でしテ。1+1はえーと、えーと、ン―」
徳川イエッイエッ「パフー」
ウサ姫「黙れ黙れ黙れーい!もはや我慢の限界じゃ。コーン守!たった今お前を老中より解任する!後任はワーン守じゃ!」
ワーン守「ははあ」
コーン守「そ、そんナ。ウサ姫さま」
ウサ姫「問答無用!逆らえばお主は島流しじゃー!」
コーン守「(ガーン)」
742 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 17:19
コーン守「コーンなことって、コーンなことって、コーンなことっテ。これは夢よ、夢なのヨ。誰か夢だと言っテー!」
幻ナリ斎「夢だ。溺れる者は藁をもつか…いやいやいや、溺れる者も久しからず。ただ春の世の夢の如し。この世は全て夢でございます」
コーン守「うウ…」
幻ナリ斎「あー、お茶が美味しい」
コーン守「何よ、何ヨ。呑気なこと言っテ。うウ…」
幻ナリ斎「いや、コンちゃんさあ。クビになっちゃったんでしょ。もうしょうがないじゃないよ。
綺麗さっぱり諦めてさ。田舎帰って畑でも耕して余生を送れば、芋だの人参だのつくっ…」
コーン守「何言ってんのよ、幻ちゃん!まだ!まだ諦めないワ!」
幻ナリ斎「ええ!ま、まだやんの?」
コーン守「やるワ」
幻ナリ斎「懲りねえおっさんだなあ」
コーン守「いいから幻ちゃん耳貸しなさイ」
幻ナリ斎「耳を?イヤー」
コーン守「実はネ。何コレ」
幻ナリ斎「耳。イヤーです」
コーン守「まあ、いいワ。実はね、こしょこしょこしョ」
幻ナリ斎「えー!そ、それはちょっと凶悪すぎるのでは」
コーン守「お黙りけだまり水たまり!もひとつおまけに吹きだまり!悪役が凶悪なことやって何が悪いのヨ!
これがアタシにとって最後の賭けなのヨ。この作戦にアタシの青春と美貌と愛の全てを賭けるワ」
幻ナリ斎「おお、いきりきってコンちゃん燃えちゃったよ」
コーン守「でもね、幻ちゃん」
幻ナリ斎「はい?」
コーン守「もし、この作戦に失敗したら、幻ちゃんと一緒に田舎に帰るワ。そしテ」
幻ナリ斎「え、え、そして?」
コーン守「そして、小さなお家で二人で暮らしましョ」
幻ナリ斎「うえ、気持ちわり。やだよ、そんな」
コーン守「何ですっテ!?」
幻ナリ斎「やだよ、そんな」
カラ丸「(サッ)」
743 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 17:40
カラ丸「最後の作戦か…ん?誰だ!」
おカラ「カラ丸さ」
カラ丸「お、おカラ」
おカラ「カラ丸さー!」
カラ丸「あ、お、おカラ。なしておめえ、こんなとこさ」
おカラ「カラ丸さが、ここで待ってろって言ったから」
カラ丸「おらが?あ!」

おカラ「カラ丸さー!」
カラ丸「おカラー!」
おカラ「カラ丸さー!」
カラ丸「待っててけろー!」

おカラ「カラ丸さ、おら置いてどこさ行ったからに」
カラ丸「すまねえ、おカラ。やっぱり忍者に恋は無用なのだ。おカラ、あばよ」

カラ丸「お、おめえ。おめえ、おらのこと信じて、あれからずっとここで待ってたんか」
おカラ「んだ。カラ丸さ、きっどいつか来てくれると思ってたー。カラ丸さ、嘘ついたこと無かったからすて」
カラ丸「ん…」
おカラ「カラ丸さ、もう忍者なんかやめて、おらと一緒に。カラ丸さ」
カラ丸「分かった、おカラ」
おカラ「カラ丸さ!」
カラ丸「だきとも、今度の作戦が終了すてからだ。おらには、まだなんじょしてもやんなきゃいけねえことがあるんだ。
(ヤッ太郎、今度の戦いで、必ずお前と決着をつけてやる。必ず!)」
744 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 17:50
スカシー・プルルン・おタマ「コーン守が老中をクビ!?」
ワーン守『そうなのだ。今日までお前たち本当によくやってくれた。めでたく、秘密忍者隊もお役御免という訳だ』
スカシー「やったー!これでナンパし放題」
プルルン「お茶に、お花に、テニスに、スキューバダイビング。他に何習おうかしら」
おタマ「これで皆さんピザキャットの仕事に打ち込めますね。んふふふふふ。またまた儲かっちゃう」
ワーン守『ん?ヤッ太郎はどうしたのだ』
おタマ「それが、ヤッ太郎さん今日は変なんです」
ワーン守『いつも変だが』
おタマ「あは。そりゃそうですね」
プルルン・おタマ「あはははは」
プルルン「(ヤッ太郎…)」
745 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 17:57
おミツ「ミサイル、ミサイル、ランラン♪ん?ヤッ太郎さん」
(コツン)
おミツ「ヤッ太郎さん」
ヤッ太郎「お、おお。おみっちゃん、はぁ…」
おミツ「どうしたんですか?真面目な顔して。便秘?」
ヤッ太郎「(ズコッ)いや、実はちょいと悩み事があってね。なーに、心配いらねえさ」
おミツ「ね、ね。おミツに話してみて。おミツ、ヤッ太郎さんの悩み事すごく聞きたい」

<ナレーター>
とは言っても、おミツはただ単に好奇心で聞きたいだけだった。
746 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 18:04
おミツ「えへへ」
ヤッ太郎「おみっちゃん、勘弁してくんな。こればっかりはおみっちゃんにも言えねえんだ。じゃあな、おみっちゃん」
おミツ「ヤッ太郎さん。悩み事聞かせてくれたら、おミツ何でもしてあげる!」
ヤッ太郎「ん、ん、何でも?にゃは。あのね、あのね。実はね」
(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…)
おミツ「!」
町人たち「なんだ」
おミツ「きゃー!」
ヤッ太郎「にゃんだ、にゃんだ」
ワーン守『おおおおおお!』
スカシー「地震か?」
プルルン・おタマ「あ…」
ヤッ太郎「あれは…風雲コーン城!?」
おミツ「…!」
ヤッ太郎「…!」
747 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 18:10
幻ナリ斎『毎度お騒がせしておりまーす。ただいまより風雲コーン城名物、
誘導光線が発射されまーす。危ないです。風力。風向き。角度。これでよーしっと。行っきまーす!』
町人たち「うわあ、彗星が!」
748 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 18:19
コーン守『テステス、コンコーン。本日は晴天なリ。
エドロポリスの皆さーん。アタシは今日、老中をクビになっちゃったコンちゃんでース。
たった今、この風雲コーン城から、誘導光線が飛び出して、ハラホロヒレハレー彗星を直撃したワ。
これがどういうことかと言うト。先生、説明お願イ』

<解説員>
説明しよう。
風雲コーン城から発射された誘導光線によって、ハラホロヒレハレー彗星の軌道は変わり、
このエドロポリスを直撃するコースを取ってしまったのじゃ。
そして彗星の軌道は、風雲コーン城内にある誘導装置を破壊しない限り元には戻らないのじゃ!

コーン守『と、言う訳なノ。いいこト?ハラホロヒレハレー彗星をエドロポリスにぶっつけられたくなかったら、
このアタシを将軍にしなさーイ。このままだと、エドロポリスが滅亡しちゃうわよーン』
749 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 18:32
ワーン守『これがおそらく、最後の戦いになるだろう。風雲コーン城に潜入し、彗星の誘導装置を破壊するのだ。
ニャンキー、そしてお助けメンバー。全員出動だ!』
スカシー・プルルン「はい!」
ヤッ太郎「ちょっと待った!」
プルルン「ヤッ太郎!」
ヤッ太郎「ワーン守さま。今まで聞こう聞こうと思ってたんですが」
ワーン守『何じゃ』
ヤッ太郎「おタマは普通の女の子なのに、何で忍者のオイラたちと一緒に仕事をしてるんですか?」
プルルン「あ、私もそれ疑問に思ってた」
おタマ「あれ。知らなかったんですか?私ネコ忍一族の元締めなんですよ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「えー!」
スカシー「元締めってネコ忍一族で一番偉い?」
ワーン守『その通り。おタマこそ、お前たちニャンキーのボスなのだ』
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「全然知らなかった…」
おタマ「うふふ。では、ネコ忍一族の元締めとして命令する。ニャンキー及びお助けメンバー、出動せよ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「はい!」
おタマ「なんちゃって。恥ずかしい」
750 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 18:42
おタマ「風力。風向き。角度。ふふ、これでよーしっと」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」

伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空に飛んでく」
伊津茂乃母「そうね、ピザ屋さんも大変ね、って言うのが最初の台詞だったわよね」
伊津茂乃子「時が経つの早いね」
伊津茂乃母「この番組終わったら、テキトー忍伝いつもの親子らしいよ」
伊津茂乃子「え、マジ?」
伊津茂乃母「嘘だよーん」
伊津茂乃子「おっかあ」

ヤッ太郎「プルルン、さっきの話は戦いの後にするぜ」
プルルン「わ、分かったわ」
スカシー「お、見えてきたぜ」
ヤッ太郎「な、何か」
プルルン「イヤな予感」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわあー!」
(ドーン!)
ヤッ太郎「お、おタマのやつ最後まで照準間違えやがって。ち、ちきちょう…」
(ドーン!)
リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー「わあー!」
751 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 18:58
(ビーッ ビーッ ビーッ…)
カラス忍者たち「なんだなんだ」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー「プラス、お助けメンバー!」
カラス忍者A「えーい、やっちゃえ!」
カラス忍者たち「カァー!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「たあ!」
ヤッ太郎「ええい!」
スカシー「むう!」
リキノシン「どすこい!」
(ドカーン!)
カラス忍者たち「わあー!」
ネッキー「ちょっとね」
(ザバアー)
カラス忍者たち「うわあー!」
ミエトル「(ブーン)」
カラス忍者たち「うわあー!」
カラス忍者たち「てやあ!」
ゴットン「とりゃあ!」
リキノシン「ヤッ太郎殿。ここはおいどんたちが引き受け申す。先に行ってくだされ」
ミエトル「大将!頑張ってくださいよ」
ヤッ太郎「よーし、あとは任したぜ。プルルン、スカシー、行くぞ!」
スカシー・プルルン「オッケー。とう!」
ヤッ太郎「誘導装置は奥だ!急ぐぜ!」
スカシー・プルルン「おう!」
752 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 19:03
コーン守「ちょっと幻ちゃん!ニャンキーが来ちゃったわよ。ニャンキーが」
幻ナリ斎「それがこの番組のパターンですもの」
コーン守「きーっ!悟ったようなこと言ってないで、何とかしなさイ!」
幻ナリ斎「ははあ、それでは、やります」
753 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 19:12
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわあ!」
スカシー「危ない、危ない」
ヤッ太郎「ん?」
ヤッ太郎・スカシー「ひえー!」
プルルン「たあ!」
(ドンッ ボロボロ…)
プルルン「あー、いったーい」
ヤッ太郎「どういうゲンコツしてんだろうね」
スカシー「あれで殴られたらイチコロだな」
754 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 19:19
闇のザンカァ「わっはっはっはっは」
ヤッ太郎「ん?」
闇のザンカァ「ニャンキー。ここから先へは行かせぬぞ」
闇のザンカァ・風のレッカァ・水のウォッカァ・炎のボンカァ「ヤミの四人衆見参!」
闇のザンカァ「今日こそ覚悟してもらおう」
プルルン「何よ!こんなところであんたたちと関わってる暇はないわ!ヤッ太郎」
ヤッ太郎「にゃ」
プルルン「行きなさーい!」
ヤッ太郎「ひいー!」
闇のザンカァ・風のレッカァ・水のウォッカァ・炎のボンカァ「おお!」
ヤッ太郎「ひえー!」
闇のザンカァ・風のレッカァ・水のウォッカァ・炎のボンカァ「なに!?」
スカシー「てやあ!」
プルルン「ふっ」
水のウォッカァ・炎のボンカァ「(バタッ)」
闇のザンカァ「おのれ!」
スカシー「ヤッ太郎、ここは俺たちが引き受けた!」
プルルン「先に行きなさい!」
ヤッ太郎「え!」
スカシー「後は頼んだぜ、リーダー」
プルルン「誘導装置を必ず壊すのよ」
ヤッ太郎「う…」
スカシー「行け!ヤッ太郎!」
闇のザンカァ「待てー!」
スカシー「おっと、お前たちの相手は」
プルルン「私たちよ」
755 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 19:23
徳川イエッイエッ「パフパフパフパフパー」
ウサ姫「一体何が起こっておるのじゃ」
ワーン守「は。おそらく彗星が接近し過ぎた影響で、重力が乱れてあのように竜巻が起こっているのでは」
ウサ姫「その彗星とやらを島流しにせーい!」
徳川イエッイエッ「ワァー!」
ワーン守「(ニャンキー、頼むぞ。急いでくれ)」
756 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 19:29
ヤッ太郎「にゃー。あれか!?にゃ?これだな」
カラ丸「ふっはっはっは。待っていたぞ、ヤッ太郎」
ヤッ太郎「にゃ!」
カラ丸「てやあ!」
ヤッ太郎「にゃ!とりゃあ!」
カラ丸「ふっ、ヤッ太郎。今こそ最後の決着をつけようぞ」
ヤッ太郎「カラ丸」

<ナレーター>
コーン守は、ついに最後の暴挙に出た。
ハラホロヒレハレー彗星は、刻一刻とエドロポリスに迫る。
757 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 19:33
コーン守「オーッホッホッホ。コーン度こそ、コーン度こそ、将軍の座はアタシのものヨ!」

<ナレーター>
今、エドロポリスは最大の危機に直面した。
果たして、エドロポリスの運命は。
そして、ヤッ太郎とカラ丸の宿命の対決の行方は。

ヤッ太郎「「とりゃあ!」
カラ丸「てやあ!」
758 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-11 19:33
つづく
759 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 14:31
次回予告

ヤッ太郎「カラ丸、お前とは戦いたくないんだ!それに今は戦ってる場合じゃないだろう。
エドロポリス最後の時は刻々と迫ってるんだ。
プルルン、スカシー、みんなオイラに力を貸してくれ!
男ヤッ太郎、この一撃に命を懸けるぜ!
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。明日もぜったい日本晴れ!てやんでえ!」

『明日もぜったい日本晴れ!』
760 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 14:38
<ナレーター>
老中をクビになり、やけくそになったコーン守は、ついに最後の作戦を開始した。
ハラホロヒレハレー彗星の進路を変え、将軍の座を明け渡さなければ、
彗星をエドロポリスにぶつけると脅迫してきたのだ。
ニャンキーは、彗星の誘導装置を破壊するため、風雲コーン城へ突入した。
だが、カラカラ一族が総力を結集して、行く手に立ち塞がった。
そして。
761 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 14:39
『明日もぜったい日本晴れ!』
762 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 14:47
ヤッ太郎「とりゃあ!」
カラ丸「てやあ!」
ヤッ太郎「ニャンキー忍法水車手裏剣!」
カラ丸「何のこれしき!ん、何!?うわあ!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「どうだ!」
カラ丸「はっはっはっはっはっはっは。愚か者め!あれしきの事で、この俺さまがやられるとでも思ってか。
今度は俺の番だ。カラカラ忍法魔人真空斬り!てやあ!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「うわあ!う…こ、これじゃギャグをやる暇もないぜ…く…」
カラ丸「どうだ、魔人真空斬りの味は。これでトドメだ、ヤッ太郎!てやあ!」
ヤッ太郎「うわあ、うわああー!」
763 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 14:54
コーン守『オーッホッホッホッホッホ。さあ、どうするノ?イエッイエッ。
いい加減に将軍の座を明け渡さないと、エドロポリスはぐっちょんぐっちょんのボロボロヨ』
ウサ姫「おのれおのれコーン守め、調子に乗りおって。とっとと島流しにしておけばよかったぞよ。
父上、何とかしてくりゃれ」
徳川イエッイエッ「パー!」
ウサ姫・ワーン守「!?」
徳川イエッイエッ「パーパフパーパフ」
ウサ姫「誰がそんなことせいちゅうたあ!」
ワーン守「(ニャンキー)」
764 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 15:05
スカシー「…」
プルルン「…」
闇のザンカァ・風のレッカァ「!」
スカシー「一文字ファイアー!」
プルルン「ハートブレイカー!とう!」
闇のザンカァ「何!?」
闇のザンカァ・風のレッカァ「うわああああ!」
闇のザンカァ「タダでやられる俺さまとは思うなよ…」
スカシー・プルルン「はあ、はあ、はあ、う…(バタッ)」
スカシー「ヤ、ヤッ太郎」
プルルン「あとは、頼んだわよ…」
765 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 15:16
コーン守「オッホッホッホ。気持ちイー。運命の女神は、最後にアタシに微笑んでくれたワ。
アタシはもう、天にも昇る気持ちヨ。人生って、たのシー!」
幻ナリ斎「いや、コンちゃんコンちゃん。そんなとこでしっぽコプターで浮かれてる場合じゃないっすよ。これ見てちょうだい」
コーン守「何よ、何よ、何なのヨ」
幻ナリ斎「これなのよ」
『闇のザンカァ・風のレッカァ・水のウォッカァ・炎のボンカァ「…」』
コーン守「かきくけコーン!」
幻ナリ斎「ね」
コーン守「ね、じゃないわヨ!一体どうしたってえノ」
幻ナリ斎「いやそれがさっぱり」
コーン守「あーりゃりゃ、こーりゃりャ」
『リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー・カラス忍者「…」』
幻ナリ斎「あーあ」
コーン守「こ、これってまずいんじゃなイ!?」
幻ナリ斎「ま、まさかカラ丸まで」
766 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 15:25
カラ丸「…」
ヤッ太郎「…」
カラ丸「ふん、貴様もこれで終わりだな、ヤッ太郎」
ヤッ太郎「カラ丸、これ以上無益な戦いはやめろ!」
カラ丸「ふっ、この期に及んで命乞いか」
ヤッ太郎「そうじゃねえ!オイラ、オイラ、おめえを殺したくねえんだ!」
カラ丸「よく言うぜ!おめえはよ。人のことより自分のことを心配する状況だろうが」
ヤッ太郎「にゃははははーはは。やっぱそう?」
カラ丸「俺は貴様を倒し、貴様との長い戦いに、ここで終止符を打つ」
ヤッ太郎「…」
カラ丸「な、なんだその目は!」
ヤッ太郎「オイラの知ってるカラ丸は、こんなやつじゃねえ!」
カラ丸「何!?」
ヤッ太郎「おめえ、ピザキャットの烏山支店を開くのが夢じゃなかったのか」
カラ丸「ど、どうして貴様がそれを!」
ヤッ太郎「オイラの正体は、ピザキャットの店員。プー太郎だ!」
カラ丸「何だと。!」

<ナレーター>
説明しよう。
カラ丸は以前、ピザキャットでアルバイトをしたことがある。
それは、カラ丸にとって幸せな思い出であった。
767 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 15:31
カラ丸「バカな。貴様が、あの優しいプー太郎さんだと!?そんな」
ヤッ太郎「オイラが知ってる本当のおめえは、真面目で優しい男なんだ。おカラちゃんのためにも、これ以上悪事を重ねるな!」
カラ丸「ヤッ太郎」
(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…)
ヤッ太郎・カラ丸「!」
ヤッ太郎「うわあー!」
カラ丸「あ!ヤッ太郎!」
ヤッ太郎「ぎゃあー!」
(ドン!)
768 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 15:49
カラ丸「…ま、負けだよ、俺の」
ヤッ太郎「…」
カラ丸「ピザキャットでバイトしていた時、あの時お前は殺そうと思えばいつでも俺を殺せた。でも、お前はやらなかった。
俺は、お前の心に負けたんだ」
ヤッ太郎「カラ丸」
カラ丸「さあ、早く誘導装置を壊せ。俺だって本音を言やあ、あのオカマギツネやカラスジジイを将軍なんざにしたかねえ」
ヤッ太郎「ああ」
幻ナリ斎「コ、コンちゃん!カラ丸のやつオカマギツネだなんて言ってますよ!オカマギツネーだなんて!
オカマ…あ、ありゃ。どしたの、コンちゃん」
コーン守「いいのよ、カラスジジイちゃん。もう終わりにしましョ。負けたのよ、アタシハ」
幻ナリ斎「いや、そんなー。コーン守さま、元気を出されて」
コーン守「アタシったら、とんだピ・エ・ロ」
幻ナリ斎「あー、本当だ!」
コーン守「でもアタシは精一杯頑張っタ。アタシなりに一生懸命生きてきたのヨ。うウ…」
幻ナリ斎「泣かないで、カマギツ。カマギツが泣いたらカラジジまで悲しくなったうもんねー」
(ゴゴゴゴゴ…)
コーン守・幻ナリ斎「!」
ヤッ太郎「やったぜ、カラ丸」
コーン守「終わったワ。これでハラホロヒレハレー彗星も遠ざかり、アタシの夢も消え去ル」
幻ナリ斎「ははあ。あれ?え?いや、こ、これは。お、おっさん。これ遠ざかってませんがな」

<ナレーター>
説明しよう。
誘導装置が破壊のショックで暴走し、ハラホロヒレハレー彗星は、
進路を変えるどころか、加速がついてしまったのだ。
769 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 15:53
コーン守「ということは、ハラホロヒレハレー彗星ハ」
幻ナリ斎「エドロポリスに!」
770 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 15:55
ワーン守「何じゃとー!」
スカシー「ハラホロヒレハレー彗星が!」
プルルン「止まらない!?」
771 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 16:13
ワーン守「そ、それはまことか」
幻ナリ斎「そうなんすよ、ダンナ。でもってね。この人ショックでこんなになっちゃったのもう。ちょっと見てちょうだい」
コーン守「アブラアゲアブラアゲコーンコロリン!コーンコロリン!ヒョーロヒョロ!ヒョーロヒョロのチンチロリン!」
おタマ「そんなあ!」
リキノシン「では、ハラホロヒレハレー彗星は、 このエドロポリスに激突して」
ミエトル「ア、アッシらみんな死んでしまうんでゲスか?」
ウサ姫「姫も死んでしまうのかや」
徳川イエッイエッ「パフー」
伊津茂乃母・伊津茂乃子「ピース!」
徳川イエッイエッ「アワワワアワアワ」
伊津茂乃母・伊津茂乃子「ピース!ピース!ピース!」
ワーン守「こらー!お前ら上様に向かって何たる無礼を!」
伊津茂乃母「うるさいわね。そんなこと構ってられるかっつーの」
伊津茂乃子「おっかあと僕、少しでも多く映っとかなきゃ、今日は最終回なんだもん」
おタマ・リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー「えー!」
おタマ「最終回だったんですか?今日」
徳川イエッイエッ「パパー」
ウサ姫「あ、父上のちょんまげライトが初めてついたぞよー」
伊津茂乃母・伊津茂乃子「(バタッ)」
ウサ姫「こりゃめでたいのう」

<ナレーター>
そう、最終回では色々なことが起こるのだ。

ウサ姫「うん、うんうん」
徳川イエッイエッ「ワー、ワー、ワー」
コーン守「アブラアゲコーン!キツネお股ビューチフルー!」
ヤッ太郎「…!」
772 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 16:21
ヤッ太郎「ニャゴキーング!」

(ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」)
(スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」)
(プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」)
(ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」)
(ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」 )

ニャゴフィンクス「ガオー」
霊界之介「んふふふふ。ん?ニャゴキングが?またエドロポリスで何かが起こったんじゃろかいのう。
まあいいか。わしには関係ないもんね。ああ、疼く…いいなあ。寝る前にゃエッチな本が一番。
これが若さを保つ秘訣じゃて。ぐふふふふふ」
773 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 16:27
やるぜパワー全開 胸いっぱいに桜吹雪
悪いやつらはてやんでえ(てやんでえ!)
キミの涙 放っちゃおけねえ

お天道様が許しても このオイラが許さねえ
白く光るボディーに 燃える怒りのネコオーラ

スラッシュ!スラッシュ!必殺!ネコ目スラッシュ!
闇を裂くぜ 正義の剣
スラッシュ!スラッシュ!必殺!ネコ目スラッシュ!
天下無敵 大勝利さ

スラッシュ!スラッシュ!必殺!ネコ目スラッシュ!
闇を裂くぜ 正義の剣
スラッシュ!スラッシュ!
天下無敵 大勝利だ
774 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 16:40
プルルン「ヤッ太郎、行っちゃダメー!」
スカシー「ヤッ太郎!ヤッ太郎、無茶だ!」
ゴットン「ヤッ太郎殿」
ネッキー「ヤッ太郎さん」
ニャゴキング「…」
プルルン「あ、ああ。いや、いや…」
(ヤッ太郎「プルルン、オイラおめえにどうしても聞いてもらいてえことがあるんだよ。オイラ真剣なんだよ」)
プルルン「ヤッ太郎ー!」
775 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 16:44
ヤッ太郎「へっ、生まれて初めてニャゴキングに乗ったけど、これが最期になるかもな。ん?カラ丸!」
カラ丸「一人で良い格好はさせねえぜ。俺にだって、この手で守ってやりてえ子がいるんだ」
ヤッ太郎「へへ、言ってくれるじゃんかよ」
カラ丸「ふっ」
776 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 16:50
プルルン「ニャンキー1号の正体は、私たちのヤッ太郎だったのよ」
おミツ「えー!ヤッ太郎さんが、ニャンキー1号さまだったの?」
スカシー「うん」
プルルン「私たちを守るために、ニャゴキングで彗星を破壊するつもりなんだわ。ヤッ太郎は命を捨てる覚悟なのよ。
もう二度と、帰ってこないかも知れない…ヤッ太郎…」
おミツ「知らなかった。ヤッ太郎さんがニャンキー1号さまだったなんて…」
ヤッ太郎「行くぜ、カラ丸」
カラ丸「おう、こっちは任せろ」
777 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 17:08
ニャゴキング「…」
カラ丸「くそー、ものすごい重力の嵐だ」
ヤッ太郎『ピラニガン!行っけー!』
(バキュ―ン!)
ヤッ太郎『サカランサー!でえい!』
(シューッ!)
カラ丸「ダメだ!ニャゴキングの武器が通じないぞ!」
ヤッ太郎「くそう」
カラ丸「(すまんな、おカラ。どうやらお前の元へは戻れそうもない)」
ヤッ太郎「くそー、オイラ、みんなを助けるためなら死ぬのなんてちっとも怖かねえ。でも、どうしたらいいんだ!」
(バンッ!)
ヤッ太郎「ど、どうなってんだ。こりゃ」
778 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 17:13
ヤッ太郎「あ、あなたは。ネコ明神様の化身、黒い武将!」
黒い武将『ヤッ太郎よ。死をも恐れず仲間を思いやるその愛。そなたこそネコ忍一族の真の勇者だ』
ヤッ太郎「ええ!」
黒い武将『ニャゴキングと妖刀マサマサは、この世から争いを無くすために私がつくったもの。
さあ、そなたは今こそニャゴキングと一つになるのだ』
ヤッ太郎「うおおおおおお!」
779 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 17:19
ヤッ太郎「てやんでえ!エドロポリスを押し潰そうとし、あまつさえ、人々から輝く未来を奪おうとは、許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。
そして、ヤッ太郎と一体化したニャゴキングは、究極の必殺技を放つことが出来るのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)
カラ丸「うわあー!」
ヤッ太郎「うわあー!」
780 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 17:27
プルルン「ヤッ太郎…」
(ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっはっはっは。にゃっはっはっはっは。にゃっは」)

<ナレーター>
ニャンキー1号、ヤッ太郎、宇宙に死す。
ありがとう、ヤッ太郎。
僕たちは、君のことを忘れない。永遠に。うう…。
781 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 17:44
スカシー「もう、泣くな。プルルン。ヤッ太郎は、僕たちの心の中に生きてるじゃないか」
プルルン「ええ」
おタマ「あ、流れ星!」
スカシー「うわあ、お、落ちてくる!」
プルルン「ああ!」
一同「わー!」
おカラ「あ」
ヤッ太郎「た、たっだいま」
おカラ「カラ丸さ!」
プルルン「ヤ、ヤッ太郎!」
スカシー「ヤッ太郎!無事だったのか」
ヤッ太郎「てやんでえ!キャッ党忍伝てやんでえで死人が出るわきゃねえだろ。この通りピンピンしてらあ」
一同「わーい、やったー!やったー!」
782 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 17:50
ヤッ太郎「にゃっははははは」
プルルン「ヤッ太郎!」
おカラ「カラ丸さ」
カラ丸「苦労かけたな。おカラ」
プルルン「良かった、ヤッ太郎」
ヤッ太郎「プルルン、オイラおめえに話があるって言ったろ?」
プルルン「ええ」
ヤッ太郎「大事な話なんだ。聞いてくれるかい?」
プルルン「はい」
おタマ・スカシー・リキノシン・ゴットン・ミエトル・ネッキー「…」
ヤッ太郎「言いづれえんだが、1000円貸して」
プルルン「え!」
ヤッ太郎「にゃはははーははは。オイラ小遣い使っちゃってさ。ね、いいでしょ。にゃはは」
(ドガッ)
ヤッ太郎「にゃんっ」
スカシー「ヤッ太郎!期待持たせんなよな!」
プルルン「最後までこれなんだから」
ヤッ太郎「ねえねえねえ、スカシーでもいいから貸して!ね」
おミツ「ヤッ太郎さん」
ヤッ太郎「ん?おみっちゃん」
おミツ「無事だったのね。ヤッ太郎さん。おミツうれしー!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわあー!」
ヤッ太郎「あががが…」
(ドカ――――――ン!)

<ナレーター>
メカ歴1991年。エドロポリスは地上から姿を消した。
木枯らしが吹く、寒い日であった。
783 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:02
≪焼け野原になったエドロポリス≫

チョイナー7号「チョイナー!」
おミツ「はい、お待ちどうさま。はい、アイスですね。少々お待ちください」
伊津茂乃子「おっかあ、アイス買って」
伊津茂乃母「最後までそれかい?」
ウサ姫「天下泰平じゃのう」
ワーン守「まっこと」
徳川イエッイエッ「パフー」
ゼッコー鳥「ゼッコーチョーッ!」
プルルン「はい。バラックピザに、サバイバルピザで、650円になりまーす」
おタマ「えーと、こちら闇市セットですね。ありがとうございまーす」
スカシー「はい、お待ち。はいはい、どうぞ」
ヤッ太郎「出前行ってくっぜ」
カラ丸「おカラ、出前行ってくっからな」
おカラ「カラ丸さ、気をつけてな」
(ドカッ)
ヤッ太郎「やいやいやい、カラ丸!」
カラ丸「何か用か。プー太郎さん」
ヤッ太郎「うっせーうっせー!てめえよりによってオイラたちの目の前で烏山支店なんざつくりやがって!」
カラ丸「どこにつくろうと勝手だろう!お前と俺の新しい闘いが始まるって訳だ。あばよ」
ヤッ太郎「おい、待てよ!カラ丸!おーい、待てったら!」
カラ丸「うるせえ!俺忙しいんだよ!」
ヤッ太郎「え〜そんなこと言わないでよね〜」
カラ丸「甘えんじゃねえよ!」
784 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:08
コーン守「さあ、錨を巻け!帆をあげろ!アタシたちの新しい出発ヨ。
エドロポリスなんか飛び出して、世界征服に旅立つのヨ!」
幻ナリ斎「えー、はいはい。頑張ってね」
コーン守「ちょっと幻ちゃん!もっと気合いを入れなさいヨ!」
幻ナリ斎「いやー、私はもう歳ですから引退しますわ」
785 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:11
狐塚コーン守「アタシは決して諦めないわヨ。いつか必ズ…」
786 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:12
カラス幻ナリ斎「さあ、田舎帰ろう」
787 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:13
カラ丸「今度は俺が主役だ」
788 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:15
おタマ「世の中お金よ」
789 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:16
おミツ「私って、いけない子」
790 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:17
犬山ワンコー守「平和が何より」
791 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:19
徳川イエッイエッ「ホントは喋れるんだよーん」
ウサ姫「じゃあ」
792 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:21
ザッカア・レッカア「歯磨けよ」
793 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:23
ウォッカア・ボンカア「宿題やれよ」
794 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:25
猫股霊界之介「ぐふふふふ」
おカラ「そうさ」
795 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:25
いつもの親子「ピース!ピース!」
796 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:30
ゴットン「あ、ゴットンだあ!」
ミエトル「ネコ跡を濁さずでゲス」
ネッキー「ちよっ、ちよっ、ちよっ」
リキノシン「いやー、ごっつぁんでごわした」
スカシー「じゃあ皆、元気でね!」
プルルン「皆、愛してるわ」
ヤッ太郎「またいつか、会おうにゃ!」
797 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:31
ヤッ太郎「明日もぜったい」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「日本晴れだぜ!」
798 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:35
「よっ、メカネコ屋!」

ヤッ太郎「てやんでえ!」

「ヤッ太郎!」
799 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:35
800 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-12 18:40
次回予告

ヤッ太郎「くう、燃えた燃えた燃えた。感動的だった。今日のてやんでえ。
愛と涙と浪漫の一大巨編。
ちょっとないよ、こんなギャグアニメは。
あーあ、これで皆ともお別れ。にゃに!もう一本ある!?このー、太っ腹。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。ニャンキーは不滅です!てやんでえ!」

『ニャンキーは不滅です!』
801 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 12:42
成熟した大人にも未熟で多感な年頃がある
目の前の現実と自分の欲求や思惑とのギャップ
思い、想い、重い混沌の中で希望も見えたり見失ったり

それを乗り越えられた人には懐かしさと理解を得られ

今、この世界はなんでこうなってるんだ!
僕は!私は!なんでアイツはワカラナイんだ!
ムカつく、嫌いだ!好きだ!一緒にいたい!と戦う若い人には
共感を得られるのだと思う

エヴァの良さは
各々の感性と人間の完成度で面白さが変わる点
ただのロボットアニメや学園モノと見るライト層から
宗教観や更にそのインチキな部分まで見破る人には、更にディープな楽しさ

悪い言い方をすれば
馬鹿でもアホでも凡人でも天才でも坊さんでも牧師でも死期が近い人でも楽しめる

愛と母性愛、信頼と愛情、依存と甘え、甘えと愛情
共感と欲求、欲求と要求、人情と認証
カヲルへの気持ちはLIKEかLOVEなのか
そんなのも含めて、性別を超えた思念、魂のささやきと叫び
様々な違いと類似性と拒絶の限界ラインの境界線がある
人の心のATフィールド

人によっては無料ラノベ以下
人によっては聖書よりも暖かく大切だろう
庵野という不完全な人間から産み落とされた完全に不完全な完璧の存在だと思う
誰とでも何かしらの反応や融合を果たす、特殊な存在
802 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 14:45
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
803 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 14:46
『ニャンキーは不滅です!』
804 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 14:55
<ナレーター>
いやー、てやんでえも先週で終わったし、くつろぐくつろぐ。あら?
あれれ?今週もひょっとして放送あったの?

ヤッ太郎『てやんでえ!あったりめえよ。なあ、皆」
一同『そうそう』
プルルン『ところでさっきから映ってんのは何よこれ』
ヤッ太郎『オイラの特訓風景に決まってんだろ。ファンの皆はこういう名場面を待ってるんでい』
スカシー『どこが名場面だ、どこが』
プルルン『そうよ、そう。やっぱり名場面って言ったら私が』
スカシー『いやいや僕だよ』
ヤッ太郎『てやんでえ!オイラに決まってんだろうが』
ヤッ太郎・スカシー・プルルン『わいわいがやがや』
カラ丸『えーい、静まれ静まれ。名場面とはこういうのを言うのだ。カラ丸!見参!』
805 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 15:09
ヤッ太郎「(ついにこのときが来たか、カラ丸)」
カラ丸「(容赦はせぬぞ。ヤッ太郎)いざ、行くぞ!」
ヤッ太郎「望むところだ!どりゃあー!」
カラ丸「こしゃくな!」
ヤッ太郎「うわあ!」
カラ丸「てやあ!でーい!」
ヤッ太郎「うわ!にゃ!」
カラ丸「うお」
ヤッ太郎「にゃにゃにゃんにゃんにゃんにゃん」
カラ丸「けっ」
ヤッ太郎「おりゃあ!」
カラ丸「なんの!尺八マシンガンモード!」
(バババババババッ)
ヤッ太郎「うわあ、ああ!ダメだ!危ない!」
カラ丸「ふっ」
観客たち「わー」
ヤッ太郎「ぐおっ」
カラ丸「これぞ珍空飛び膝蹴り!」
観客たち「わー」
カラ丸「32門人間魚雷ー!」
ヤッ太郎「うえー」
カラ丸「カラカラ空手チョップー!」
ヤッ太郎「うー」
カラ丸「連続技カエル飛びアンド幻の左ー!」
ヤッ太郎「うえー!ぐは」
806 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 15:14
カラ丸「ふはは、どうした。手も足も出んじゃないか」
ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
カラ丸「こざかしい!」
ヤッ太郎「な、なんだ!?」
カラ丸「ふふふふふ、ははははは。ネコ目スラッシュ破れたり!」
ヤッ太郎「な、何!」
カラ丸「今度は俺の番だ。必殺!伝説のカラカラ忍法火の鳥!」

カラ丸『うわー、かっこいい。俺さま何てかっこいいんだ』
ヤッ太郎・スカシー・プルルン『いい加減にしろ!』
ヤッ太郎『何だよ、カラ丸。自分のかっこいいとこばっか映して。今度はオイラだ!』
プルルン『私』
スカシー『僕だよ』
カラ丸『あー、もっと俺だ。俺』
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・カラ丸『わいわいがやがや』
ワーン守『バッカもーん!次はわしじゃ』
807 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 15:23
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ワーン守さま!」
若いころのワーン守「ん?」
ヤッ太郎「うわあー、助かっちゃったなー」
プルルン「どうしたらいいか困ってたんです」
若いころのワーン守「お主たち、勘違いではないかな。拙者はお主たちなど、知らんぞ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「えー!」
スカシー「そんなー。ニャンキー忍法、電柱変化!」
若いころのワーン守「アウ、アウ、アウ、アウ、アウ…(おしっこでマーキング)」
スカシー「ほら、やっぱり僕たちの知ってるワーン守さまじゃないすか」
若いころのワーン守「むう…無礼者!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「わあ!」
若いころのワーン守「待てー!」
コーン守「あラ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「助けてー!」
若いころのワーン守「待てー!待たんかー!」
ヤッ太郎「そっか、15年前だからまだワーン守さま。オイラたちのこと知らねえんだ!」
スカシー・プルルン「そ、そうだった!」

ワーン守『うーん、若いころのわしは、りりしいなあ』
ヤッ太郎・スカシー・プルルン『ずるい。自分ばっかり』
ワーン守『こうして考えてみるとこの番組も、わんわん犬伝ワーン守の方が良かったかなー』
プルルン『あーあ、勝手なこと言ってる』
ヤッ太郎『ワーン守さま、交代交代。次、オイラ』
スカシー『あ、僕だよ!』
ワーン守『こら!お前たち!』
ウサ姫『えーい、次は姫じゃ!逆らうと島流しじゃー!』
ヤッ太郎・スカシー・プルルン『しーん』
808 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 15:32
ウサ姫「母上ー」
ウサ局「まあ、マイプリティベイビープリンセスウサ。元気してたー?」
ウサ姫「元気元気。超元気ぞよ」
ウサ局「どのくらい元気かな?フランスボディアタック。局スぺシャール」
ウサ姫「あ…ああ…」
ヤッ太郎「にゃ、にゃんだ!?」
(ドガッ)
ウサ姫「ああーああー!なんのー!ウサ姫ローリング島ながーし!」
(ドガッ)
ウサ局「あーれー」
町人たち「ざわざわ」
ウサ局「なかなかやるわね。でもこれは避けられるかな」
ウサ姫「なんのー!」
(ドカーン!)
ウサ局「あらまあ。じゃ、乱れ撃ち。あはは。あははー」
ウサ姫「あはは、あはは、あはは」
町人たち「ぎゃああ」
(ドカーン!)(ドカーン!)
ヤッ太郎「にゃ、にゃ、にゃんだにゃんだ!?どどどうしちっまんったんだい、おいおい!」
ウサ局「これが最後よ。それ!」
ウサ姫「あ、ああ、ああー!」
ヤッ太郎「くるなー!」
(ドカーン!)

ウサ姫『どうじゃどうじゃ。わらわと母上の活躍。堪能したであろう』
ヤッ太郎・スカシー・プルルン『はいはい』
伊津茂乃母『はいはい、どいてどいて』
ヤッ太郎『にゃにゃにゃ、何だよ。いつものおばさん』
伊津茂乃母『次私たちの番なんだよ』
伊津茂乃子『そうそう』
809 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 15:34
『毎度お騒がせしております。ただいまより、美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」

伊津茂乃子「おっかあ、今日はいつもより一人多いよ」
伊津茂乃母「そんなことより今日の出番はこれっきりなんだよ。何か芸してとにかく目立たなくっちゃ」
伊津茂乃子「ええ?」
伊津茂乃母「おみっちゃんの真似やりまーす」
伊津茂乃子「ええ!」
伊津茂乃母「いやーん、おみつこわーい」
伊津茂乃子「…お、おっかあ」

<ナレーター>
おっかあの捨て身のギャグに、息子は絶句するしかなかった。
810 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 15:37
伊津茂乃子「空を見ろ」
町人A「鳥だ」
町人B「飛行機よ」
伊津茂乃母「なんだかピザ屋さんみたいだけど」
伊津茂乃子「違うわい。ニャンキーのお助けメンバーだい」
811 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 15:40
伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空に飛んでく」
伊津茂乃母「風よ。私たちは風になるのよ」
チョイナー7号「チョイナー!」
伊津茂乃子「お、おっかあ」
812 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 15:45
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空に飛んでく。おっかあ?」
伊津茂乃母「あたしだってアイドルになりたい〜♪」

ヤッ太郎『あの親子にゃ負ける』
スカシー『えーと、次は』
813 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 15:52
ハニー『私よー』
スカシー「おみっちゃん!」
ハニー「私、ニューヨークシティのハニー。よろしくね」
プルルン「おみっちゃんそっくり」
ヤッ太郎・スカシー「可愛い」
ハニー「オー、マイゴッド!可愛いだなんて」
ヤッ太郎・スカシー「?」
ハニー「ハニー嬉しい」
(バババババババッ)
ヤッ太郎・スカシー「うわあ!」
ヤッ太郎「や、やっぱりニューヨークのおみっちゃんも怖い」
814 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 15:56
おミツ『という訳で、次は私の出番ね』
ヤッ太郎『はははー、おみっちゃん。ばんばん出ちゃってね』
プルルン『調子良いんだから』

おミツ「本物は…」
ヤッ太郎・ヤッ太郎に変装したコーン守「本物は?」
町人たち「……」
おミツ「そっち」
ヤッ太郎に変装したコーン守「オーッホッホッホッホッホッホッホ」
ヤッ太郎「そんなバカなー」
おミツ「なんちゃって、冗談よ。おミツったらお茶目さん」
町人たち「(ズコーッ)」
ゼッコー鳥「ゼッコー」
チョイナー7号「チョイナー!」
おミツ「安心して。おミツ、顔と目はとってもいいの」

<ナレーター>
頭は悪いけどね。
815 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 16:01
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「はぁ…」
おミツ「本物は、あなたよ。チュッ」
ヤッ太郎「にゃ。ん、んへら」

おミツ『ねえねえ、次はもっと私の可愛いシーンね』
816 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 16:06
おミツ「ま、待って!二人とも」
ヤッ太郎「止めてくれるな、おみっちゃん。こいつはカラ丸とオイラの宿命の戦いなんでい!」
おミツ「違うの」
ヤッ太郎・カラ丸「え」
おミツ「違うの違うのよ。お願い、戦うならほかの場所でやって」

<ナレーター>
おミツは、自分の店が壊されるのではないかと心配なだけだった。

おミツ「えへ」
817 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 16:09
ヤッ太郎「今日もおEDOは日本ば…え?」
(ドカーン!)

おミツ『やっぱり私って可愛いし、おしとやかだし、もう最高!』
カラ丸『単なるバカじゃねえか』
おミツ『何か言った?』
カラ丸『いえ、とんでもありません』
おミツ『私って、す・て・き。えへへ』
818 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 16:15
スカシー「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ。悪を倒せと俺を呼ぶ」
カラ丸「あそこだ!」
スカシー「秘密忍者隊ニャンキー2号、推参!」

ヤッ太郎『あー、スカシーおめえ自分のかっこいいとこばっか映してずるいよ』
スカシー『そろそろ僕が出ないと、全国の女の子たちが納得しないんでね』
ヤッ太郎・プルルン『よく言う』
819 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 16:23
スカシー「ニャンキー忍法、風車!」
カラス忍者たち「ギャア」
ヤッ太郎「助かったぜスカシー。あとはオイラが。うげ」
スカシー「ヤッ太郎」
コーン守「な、何なノ」
スカシー「人々を音痴な歌声で苦しめ、あまつさえ、町を破壊した罪、許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
スカシーの正義の怒りが限界値を超えた時、
スカシーの光刀ピカピカはパワーを増し、恐るべき必殺技を生み出すのだ。

スカシー「必殺!一文字ファイアー!でやあ!」
(ドカーン!)
カラ丸「ぎゃー!」
コーン守「きーっ!」
幻ナリ斎「やめよう、やめよう、あーあ」
(ドコーン!)
スカシー「ふっ、つまらぬものを斬ってしまった」
プルルン「かっこいい」
おミツ「ニャンキー2号さま、素敵」
ヤッ太郎「くそー、今度こそはオイラが」
820 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 16:35
おタマ『ほいじゃ次は私ですね』
ヤッ太郎『何でだよ、おい。こら、おタマ!』
おタマ『ネコ忍一族の元締めのこの私に逆らうおつもりですか』
ヤッ太郎『あ、いえ。どうもすいません』

おタマ「ああ、もう何やってんのよ!何で私が。えーい!えーい!」
おミツ「あら、おタマちゃん。今日お店やってるの?」
おタマ「これも使えるかしら。えーい!」
おミツ「何?」
おタマ「それ!」
おミツ「わーん!おミツ、おミツ、こわーい!」
カラ丸「ん?げっ!ミサイル娘だ!」
おミツ「いやー」
(ドカーン!)
おタマ「ヘイ吉さーん。あははははは、あははは」
ヘイ吉「やあ、おタマちゃん」
おタマ「ふふ、ふふふ。良かった」

おタマ『こうして見ると私って健気。愛する人のためにこんなに一生懸命で』
プルルン『でも、ホントにおタマちゃんが好きなものは』
ヤッ太郎・スカシー『金』
おタマ『ぐへへへ』

ヤッ太郎「明日もおEDOは」
おタマ「日本晴れだぜ!」
821 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 16:43
ヤッ太郎『さーてと、今度こそオイラの活躍を』
プルルン『ちょっとどきなさいよ。ヤッ太郎』
ヤッ太郎『ぐえ』
プルルン『さあ、私の大活躍をいよいよ見てもらうわね』

コーン守「はぁ、ちかれタ。ン?」
プルルン「あー!あれは私の!」
(バシッ)
コーン守「コーンッ」
プルルン「あんたなんかに吹かれてたまるもんですか。ババっちい。ああ、でもよかった。戻ってきて」
ヤッ太郎「いやあ、よかった。よかったね」
プルルン「ん!」
ヤッ太郎「そ、そりゃあオイラ何もしなかったけどよ。でも」
プルルン「ふふ、許してあげるわよ」
ヤッ太郎「あは、あははははは。あーよかった」
822 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 16:47
カラ丸『オサワガセ9号、何がなんでも宝を出させるのだ!』
オサワガセ9号「まいどーまいどー」
カラ丸「へっ、おとなしく宝を出せばいいものを」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっは!」
カラ丸「まさか」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「(♪〜)やだ。間違えちゃった。例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
823 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 16:55
プルルン「よくも私の大切な笛をチャルメラなんかと交換してくれたわね」
カラ丸「え、え、いやいや」
プルルン「恨みの手裏剣、受けてみよ!たあ!たあ!」
カラ丸「お、だ、だ、俺のせいじゃねえったら、あらー」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
プルルン「どいてよ」
ヤッ太郎「あら」
プルルン「静かな森を破壊して、ミニマロイドたちを脅かし、宝を奪い取ろうとは、許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
プルルンの正義の怒りが限界値を超えたとき、
魅刀キラキラの威力は、最大となり、恐るべき力が解放されるのだ。

プルルン「必殺!ハートブレイカー!」
(ドカーン!)
カラ丸「覚えてろー!」
プルルン「天下無敵の、あ、大勝利!」
ヤッ太郎「ここでもオイラってなんか影薄い」
824 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 16:59
プルルン『どう?かっこよかった?』
ヤッ太郎『てやんでえ!今度という今度はオイラの出番でい』

アゲヤッコ「お股。おこんばんわ。アゲヤッコでありんす」
客たち「うわああー!」
アゲヤッコ「オッホッホッホッホ。そろそろ本編のヒロインの登場よネ」

女子たち『誰がヒロインだ!誰が!』
ヤッ太郎『オイラの出番〜』

アゲヤッコ「テレビの前の皆、アタシのかっこいい姿を見てネ」
825 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 17:11
コーン守『じゃあ、アタシと幻ちゃんの出会いかラ』
幻ナリ斎『え、わしも出るんでございますか』
コーン守『当たり前じゃなイ。この番組の主役コンビが出なくてどうすんのヨ』
一同『誰が主役だ!誰が!』
コーン守『お黙りけだまり!
アタシと幻ちゃんの運命の出会いは、アタシが山の中で道に迷ったところから始まったのよネ』
幻ナリ斎『ああ、あの思い出したくない嫌な事件ですか?』
コーン守『何ですっテ。再起不能のぎっくり腰で倒れていたカラカラ一族の総帥幻ちゃんを…」

(ドタッ)
若いころのコーン守「アー!」
カラス忍者たち「カァー!」
若いころのコーン守「ひエー!」
(ブチュ)
総帥幻ナリ斎「ん?白塗りギツネ。え?」
若いころのコーン守「ぐウ…」
総帥幻ナリ斎「ぶわー、たまらん!ぶえ!ぶえ!ぶえ!」
カラス忍者A「総帥さまのお腰が治った」
カラス忍者B「このお方のおかげじゃ」
カラス忍者C「この方が、キッスをされたおかげじゃ」

コーン守『それ以来、カラカラ一族はアタシの影となって働いてきてくれたワ』
幻ナリ斎『だあ、悪夢だ、悪夢ですわ』
コーン守『えーと、次のハ』
幻ナリ斎『あ、わしこのシーン大好き』
826 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 17:15
コーン守「くやしー!くやしー!」
プルルンに変装した幻ナリ斎「まあまあまあ、コーン守さま。気をお静めになって。その、ねえ」
コーン守「幻ちゃん!あーたいつまでそんな恰好してるのヨ!」
プルルンに変装した幻ナリ斎「癖になっちゃってさ。それよりも、あれやりましょう。あれ。せーの。
天下無敵の、あ、大失敗」
コーン守「何やらせんのヨ!」
プルルンに変装した幻ナリ斎「許してちょうだい。この愛で」
コーン守「許せン!」
プルルンに変装した幻ナリ斎「あーあ」
(ドコーン!)
827 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 17:21
ヤッ太郎『にゃー、くやしー!今度こそオイラのかっこいいシーン見るの、見るのー』
プルルン『あーあ、甘えん坊の癖が出た』
スカシー『分かった、分かった、はいどうぞ』
ヤッ太郎「うん」
ニャゴフィンクス「ガオー」
ヤッ太郎「ニャゴフィンクス!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「メガアップニャンキー!」
828 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 17:25
スカシー「ヤッ太郎、ぬかるなよ」
ヤッ太郎「おう、まかしとけ!」
ヤッ太郎「にゃー!む…てやんでえ!
人々の心を惑わし、エドロポリスの平和を乱すやつらは、許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)

ヤッ太郎『やったー!かっこいい』
829 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 17:30
コーン守『じゃあ、最後は例のパターンいくわヨ』

コーン守「これでこの番組が終わっちゃうなんて、コンちゃんくやしー!くやしー!くやしー!」
幻ナリ斎「ああ、悔しいね」
?「オー、クヤシイネ」
幻ナリ斎「え?」
?「クヤシイ」
?「クヤシイクヤシイ」
幻ナリ斎「ちょ、ちょっと君たち。や、や、やめなさい」
コーンファミリー「くやしー!」
幻ナリ斎「あ、団体できちゃったよ」
(ドコーン)
830 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-04-13 17:33
<ナレーター>
かくして、キャッ党忍伝てやんでえは終わりを迎えた。
だが、この世からアニメが消えることはない。

一同『必ずまた復活してやっかんな』
ヤッ太郎『てやんでえ!』
831 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 14:29
ゆるせない仕打ちでもないが
癒せる傷でもあるまい
泣けそうな夜には女抱いて
このちんけな娑婆から高飛びさ

Hey Hey くたばって おさらばするまで
Hey Hey 誰の手にもかからない
遠い夜をうろついてる
知らないだろう 永遠のならず者達を
832 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 14:33
何の罪も無いはずなのに
何らかの罰を受けてる
自由を高く買わされた気もするが
心まで安く売り飛ばす腹はない……
833 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 14:39
大切なものにいつか もしも気づいた時に
誰でもない自分に人は 出会えるのだろうか
まだ見ぬ明日に君は
打ち続ける孤独のシグナル

Ah 何を求めて 君はそこに居るのだろうか
Ah 何を恐れて 君はそこに居るのだろうか
Ah どんな未来を僕等は引き受けるのだろうか
834 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 14:40
会いたい 愛する人に
会いたいのさ 愛すべき人に
会いたいのさ 人は誰でも 早く いつでも

会いたい 愛する人に
会いたいのさ 愛すべき人に
会いたいのさ 人は誰でも 早く いつでも
きっと...... 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)
835 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 14:48
おっとどっこい 嘘
おっとどっこい ほんと
エドロポリスのミステリー

ちょっと 迷惑 パワー
ザッツ 忍法 ファイアー
ジェットホバーが風を切ってゆく
836 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 14:54
トロロのピザには 青のりトッピング
もすこしお待ち下さい (べらんめえ)
悪魔がはびこる お城へ急ぐんだ
戦え メカ・キャット

でも あの娘が投げた流し目の
ああ 手裏剣だけは かわせない
ニャンと恋が 猫の泣きどころ

Don't mind パラレル八百八町
お江戸は よぉ! 日本晴れ

おっとどっこい 過去
おっとどっこい 未来
エドロポリスはヒステリー

きっと待ってた ハロー
ザッツ 必殺 ヒーロー
しっぽの生えたメタル忍者だよ
837 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 15:00
月夜のベランダ パジャマで眺める Moonlight
1000年前なら ウサギとダンスの Midnight

モンロー・ウォークして ためいきの ストライド
逢いたい 逢えない 逢うなら 今夜!

あなたと 三日月コネクション
天窓から 抜け出して
三日月コネクション
抜き足 さし足 スリルに恋したい
838 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 15:03
瞳のレーダー あなたを探して Searching
たくらむしぐさで シャム猫みたいに Shooting

夜空に 撃ち放つ くちづけの マシンガン
夢なら 夢見る 夢より 夢中!

二人は 三日月コネクション
期待できる 関係ね
三日月コネクション
満月満ちれば あふれる恋心
839 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 15:04
モンロー・ウォークして ためいきの ストライド
逢いたい 逢えない 逢うなら 今夜!

あなたと 三日月コネクション
天窓から 抜け出して
三日月コネクション
抜き足 さし足 スリルに恋したい

三日月コネクション
期待できる 関係ね
三日月コネクション
満月満ちれば あふれる恋心
840 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 15:10
遥か正義を 目指せば
炎のルート 時を駆けるよ
エドロポリスの 夕暮れ
秘密指令を 胸にいだいて

君の笑顔 守りたくて 戦いのスロープ 越えて
今日も行くよ 燃え上がる
ボルテージは スタンバイ OK!

Hold on hold on てやんでえ Special express time
お騒がせニャンキー
お・で・ま・し
いざ Hold on hold on てやんでえ Special express time
おまかせ 風まかせ 出陣!
841 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 15:25
風に平和をたくして
溢れるパワー雲を蹴散らす
エドロポリスを 揺るがす
悪の黒幕 倒してみせる

勇気集め 平和のため 戦いのスタートキメて
我ら行くよ 真心のカウントなら
3・2・1・0

Hold on hold on てやんでえ Special express time
空の果てニャンキー
お・み・ご・と!
それHold on hold on てやんでえ Special express time
あっぱれ 日本晴れ 飛び立て!
842 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 15:26
Hold on hold on てやんでえ Special express time
お騒がせニャンキー
お・で・ま・し
いざ Hold on hold on てやんでえ Special express time
おまかせ 風まかせ いざゆけ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)
843 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 15:32
満月を横切る 謀反の黒い影
戦いの戦慄 高鳴る胸騒ぎ

闇に託した Just gonna be
災いの Secret game 轟く罠に 揺れて

Black fight! 暗闇のSuper star 邪悪を 仕掛けて
Black fight! 暗闇のSuper star 怪しく 輝く
844 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 15:41
たくらみの翼 果てなく舞い上がれ
夢なんていらない 平和は幻さ

憎しみだけが Just breakin'heart
永遠の Lucky sign 孤独が潜む 夜へ

Black fight! 暗闇のSuper star 謎めく 支配者
Black fight! 暗闇のSuper star 悪へと さすらう

Black fight! 暗闇のSuper star 邪悪を 仕掛けて
Black fight! 暗闇のSuper star 怪しく 輝く
845 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 15:47
Black fight! 暗闇のSuper star 謎めく 支配者
Black fight! 暗闇のSuper star 悪へと さすらう

Black fight! 暗闇のSuper star 邪悪を 仕掛けて
Black fight! 暗闇のSuper star 怪しく 輝く

Black fight! 暗闇のSuper star 謎めく 支配者
Black fight!… 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)
846 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 15:51
巡りメクった時代の
瓦屋根で 風に吹かれ
もちつモテ過ぎたのか
罪な奴と ウワサのBlue Cat

あいやしばし 恋しても
涙こらえ 悪を斬る!
キザにきめた ポーズで
エドロポリスは 顔でもつ

くるくる回れ 「ネコダマシ」
さいみん音波 今日もゆくよ
艶姿メカCat!
かわいあの娘 胸に抱いて
847 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 16:07
思い思われ夜も
眠れないと 星を見上げ
破れかぶれに 唄う
後ろ姿 いなせなBlue Cat

いざや夢を 追いかけて
情けの果て 悪を消す!
シブいセリフ 決めれば
エドロポリスは 花盛り

ワクワクさせて 「ネコダマシ」
さいみん音波 敵を倒す!
艶姿メカCat!
熱いキッス 咲かせるのさ

くるくる回れ「ネコダマシ」
さいみん音波 今日もゆくよ
艶姿メカCat!
かわいあの娘 胸に抱いて
848 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 16:15
悲しみを追い越す 魂の群れ 
正義を守る力で 輝くよ
生命の温もりを その手に託し
勇気の刃 振り降ろせ

瞳の向こうに 新しい風が吹き
希望の明日 はこぶよ

Battle in flash! 時代を超え
燃え上がるよ Energy
Let me be your star 戦いに
叫べ! You are the hero of mine
849 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 16:18
運命を揺るがす 憎しみの罠 
勝利の剣で 打ち砕く

淋しい時には 息を大きく吸って 
心の翼 広げて

Battle in flash! 忍び寄る 
闇に放つ Burnin' fire
Let me be your star この胸に
響け! You are the hero of mine
850 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 16:21
瞳の向こうに 新しい風が吹き
希望の明日 はこぶよ

Battle in flash! 時代を超え
燃え上がるよ Energy
Let me be your star 戦いに
叫べ! You are the hero of mine

Battle in flash! 忍び寄る
闇に放つ Burnin' fire
Let me be your star この胸に
響け! You are the hero of mine
851 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 16:26
ゆくぜ悪のメカ忍
奥にひそむ不気味な影
笑わせてくれちゃうぜ (てやんでえ!)
弱い奴は闇が好きさ

忍者だけど オイラ HAPPY
明日の夢 かなえよう
キミとオイラ みんなの
エドロポリスを 守りぬく

スラッシュ! スラッシュ! 必殺! ネコ目スラッシュ!
闇を裂くぜ 正義の剣
スラッシュ! スラッシュ! 必殺! ネコ目スラッシュ!
天下無敵 大勝利だ

スラッシュ! スラッシュ! 必殺! ネコ目スラッシュ!
闇を裂くぜ 正義の剣
スラッシュ! スラッシュ! 必殺! ネコ目スラッシュ!
天下無敵 大勝利だ
852 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 16:30
弱い自分は嫌いだと
風を右手で ギュッとつかんだね
とても無口なきみだから
よけいハートを感じるよ

どんな遠くにいても 同じサインを見つめてる
2人 ともだちだと 誰にも教えたいよ

もっと To Be Myself 今を抱きしめ
赤く染まりそうなほど
Upon Myself いつでも きみは
かけがえのないシンパシー
この世界が終わる その時まで
853 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-04 16:35
だから To Be Yourself
夢を信じて 息が止まりそうなほど
Upon Yourself 悩んだことも
微笑むための エナジー
時代が今 きみを待っているよ
854 1人目 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2018-05-05 11:17
Abemaで今日と明日にエヴァ劇場版を放送!

EVANGELION:DEATH(TRUE)²
https://abema.tv/channels/abema-anime/slots/EoLUMXznkeYTCK

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
https://abema.tv/channels/abema-anime/slots/EoLUQZJ8vrFTtj
引用元:http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1513848184/
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